JP3149891U - Milling machine - Google Patents
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Abstract
【課題】切削刃に対して、ワークの側面を常に正確に位置させる構成のフライス盤を提供する。【解決手段】往復動自在に設けられる移動フレーム25と、移動フレーム25の下部に回転自在に設けられるテーブル35と、テーブル35の中央部に固設される下治具40と、該下治具40に載置されるワークWの側面に対して、切削刃48,…が接離するように配置される加工手段45,45と、移動フレーム25の上部に設けられる上治具55と、下治具40に載置されるワークWを上治具55とで挟圧できるように構成される挟圧機構部60と、テーブル35を回転させる回転機構部70と、ワークWに対して所要の加工を行うことができるように構成される制御手段とを備えたフライス盤において、上治具55を回転自在に設けると共に、上治具55にテーブル35の回転を伝達させる回転伝達手段10を設ける。【選択図】図1A milling machine having a configuration in which a side surface of a workpiece is always accurately positioned with respect to a cutting blade. A moving frame 25 that is reciprocally movable, a table 35 that is rotatably provided below the moving frame 25, a lower jig 40 that is fixed to the center of the table 35, and the lower jig , Machining means 45, 45 arranged so that the cutting blades 48 are in contact with and away from the side surface of the workpiece W placed on the upper side 40, an upper jig 55 provided on the upper part of the moving frame 25, A clamping mechanism unit 60 configured to clamp the workpiece W placed on the jig 40 with the upper jig 55, a rotating mechanism unit 70 that rotates the table 35, and a required workpiece W In a milling machine provided with a control means configured to be able to perform machining, an upper jig 55 is provided rotatably, and a rotation transmission means 10 for transmitting the rotation of the table 35 to the upper jig 55 is provided. [Selection] Figure 1
Description
本考案は、ワークを上下方向から挟圧した状態で、加工しようとするワークの側面を、切削刃に対して正確に位置させるように構成されるフライス盤に関する。 The present invention relates to a milling machine configured to accurately position a side surface of a workpiece to be machined with respect to a cutting blade in a state where the workpiece is clamped from above and below.
従来のこの種のフライス盤について、図8及び図9を参照して説明する。なお、図8を正面から見て、その上下左右を、フライス盤の上側、下側、左側及び右側とし、図9を正面から見て、その上下左右を、フライス盤の後側、前側、左側及び右側とする。 A conventional milling machine of this type will be described with reference to FIGS. 8 is the upper, lower, left, and right sides of the milling machine, and FIG. 9 is the rear, front, left, and right sides of the milling machine when viewed from the front. And
該フライス盤は、基台20と、該基台20の上面に往復動自在に設けられる移動フレーム25と、該移動フレーム25を移動させるための移動手段30と、移動フレーム25の下部に回転自在に設けられるテーブル35と、該テーブル35の上面中央(回転中心部)に固設される下治具40と、該下治具40の両側方に配置される一対の加工手段45,45と、移動フレーム25の上部に支持固定される上治具55と、下治具40に載置されるワークWの上面に上治具55を押圧してワークWを挟圧する挟圧機構部60と、テーブル35を回転させる回転機構部70と、ワークWに対して所要の加工を行うべく構成される制御手段とを備えたものが知られている。
The milling machine includes a
基台20は、平面視十字形状を呈しており、移動フレーム25及び移動手段30が配置される前後方向の第一支持部21と、該第一支持部21を挟むようにして、加工手段45,45が配置される左右方向の第二支持部22,22とを有している。
The
移動フレーム25は、側面視略コ字形状を呈しており、前後方向に細長い移動台26と、該移動台26の後部に立設された直立支持部27と、該直立支持部27の上端部に基部が固着された前後方向の水平支持部28とを備えている。
The moving
移動手段30は、基台20の第一支持部21に前後方向に沿って配置される一対のレール31,31と、移動台26の底部の前後左右に配置された摺動体32,32と、第一支持部21の後部に設置された、移動台26をレール31,31に沿って往復移動させる移動機構部とで構成されている。そして、摺動体32,32は、凸条のレール31,31に嵌合する凹溝が形成されている。また、移動機構部は、移動台26の後部に設けられており、図示しないモータと、該モータの駆動力がベルト33を介して伝達されて回動するねじ棒34とを備えている。このねじ棒34の正逆回転により、移動台26がレール31,31に沿って前後動するようになっている。
The moving
テーブル35は、背の低い円柱体からなり、下面の回転中心部に、後述する回転軸36が固着されている。 The table 35 is formed of a short cylindrical body, and a rotation shaft 36 to be described later is fixed to the rotation center portion of the lower surface.
下治具40は、ワークWに応じて取替可能になっており、例えば、比較的小さいワークWの場合、略台錐形状の下治具40を使用する。そして、この下治具40は、先端部(上端部)に向かうにしたがって細径になっており、大径の基部がテーブル35の上面の中央に固着されると共に、小径の先端部が上方に向かって突出している。該先端部の端面は、ワークWが載置できるように平坦に形成されている。また、先端部に向かうにしたがって細径になるように形成される理由としては、後述する加工手段45,45の切削刃48,…が下治具40に干渉することなく、ワークWの側面のみを切削できるようにするためである。
The
加工手段45,45は、左右に配置された一対の移動体46,46と、該両移動体46,46において、水平方向に回動支持される回動軸47、及び、外部に導出された回動軸47の端縁部に配設された複数の切削刃48,…を有するフライス49と、回動軸47を回転させるモータ50とを備えている。移動体46,46は図示しない手段によって、互いが近接離間するように移動自在に設けられている。また、モータ50の駆動軸の回転力は、ベルト51を介して回動軸47に伝達されるように構成されている。そして、両移動体46,46が近接方向に移動することで、ワークWの側面に、切削刃48,…が回転しながら当接し、ワークWの側面を切削加工できるようになる。
The processing means 45, 45 are led to a pair of moving
上治具55は、正面視T字状を呈しており、頭部56と、該頭部56の中央から下方に向かって延出された軸部57とを有している。該頭部56は、後述するホルダ64によって水平支持されると共に、軸部57は下向きになっている。そして、テーブル35、下治具40、及び上治具55は、テーブル35の回転中心を通る直線上に、下治具40及び上治具55の軸線が一致するように配置されている。また、この軸線(Y軸)と、後述する加工手段45,45の両回動軸47を結ぶ左右方向の軸線(X軸)と、後述する移動手段30の両レール31,31の間を通る前後方向の軸線(Z軸)との交点が、ワークWの切削加工位置となっている。
The
挟圧機構部60は、昇降自在のロッド62が下向きになるように、移動フレーム25の水平支持部28の前部に上下方向に貫設された挟圧用シリンダ61と、該ロッド62と同様に、水平支持部28に貫設された、ロッド62の移動をガイドする一対のガイド棒63と、ロッド62の先端部に固着された上治具55のホルダ64とを具備している。該ホルダ64は、円板状の連結部65と、該連結部65の下面中央に固着された支持部66とを有している。この支持部66は、上治具55の頭部56が嵌入される凹溝が形成されている。そして、上述したように、ホルダ64によって、軸部57が下向きの状態で上治具55が支持固定される。
In the same manner as the
回転機構部70は、移動台26の前部に回転自在に設けられると共に、テーブル35の下面に連結される上下方向の回転軸71と、移動台26の前部に取り付けられたサーボモータ72とを有している。そして、図示しない手段によって、サーボモータ72の駆動軸の回転力が回転軸71に伝達するように構成されている。したがって、サーボモータ72を制御することによって、テーブル35を所定角度回転することができるように構成されている。
The
制御手段は、挟圧用シリンダ61のロッド62を下方に進出させて、上治具55をワークWの上面中央に押圧し、該上治具55と下治具40とでワークWを挟圧する。この状態で、テーブル35を所定角度回転させて、ワークWの側面を切削刃48,…に対して所定角度に位置させると共に、ワークWを切削方向にゆっくりと移動させて、切削加工を行うようにしている。
The control means advances the
しかしながら、従来の上記フライス盤は、所望するワークWの側面を切削刃48,…に対して所定角度に位置させようと、図8に示すように、ワークWを上治具55と下治具40とで挟圧した状態で、テーブル35を回転させた際、ワークWは、テーブル35の回転に伴って回転することになるが、上治具55は、挟圧用シリンダのロッドに連結固定された状態で、ワークWの上面を押圧するので、例えば、ワークWの上下面に保護シールが貼着している場合は、両治具とワークWとの間で滑りが生じる。また、複数枚のワークWが積載されている場合は、各ワークW間で滑りが生じる。このため、切削刃48,…に対して、加工しようとするワークWの側面の位置がずれてしまい、正確な端面加工ができなくなるという問題がある。
However, in the conventional milling machine, as shown in FIG. 8, the
本願考案は、上記問題に鑑み、ワークの上下面に保護シールが貼着している場合、及び、複数枚のワークが積載されている場合のいずれにおいても、テーブルを回転させた際に、切削刃に対して、ワークの側面の位置ずれが生じることなく、ワークの側面の端面加工を正確に行うことができるフライス盤を提供することを目的とする。 In view of the above-mentioned problems, the present invention devises cutting when rotating a table in both cases where protective seals are attached to the upper and lower surfaces of the workpiece and when a plurality of workpieces are loaded. An object of the present invention is to provide a milling machine capable of accurately performing end surface processing of a side surface of a workpiece without causing a positional shift of the side surface of the workpiece with respect to the blade.
上記課題を解決するために、本考案のフライス盤は、往復動自在に設けられる移動フレーム25と、該移動フレーム25の下部に回転自在に設けられるテーブル35と、該テーブル35の中央部に固設される、ワークWを載置するための下治具40と、該下治具40に載置されるワークWの側面に対して、切削刃48,…が接離するように配置される加工手段45,45と、下治具40の軸線の延長線上に位置するように、移動フレーム25の上部に設けられる上治具55と、下治具40に載置されるワークWを上治具55とで挟圧できるように構成される挟圧機構部60と、テーブル35を回転させる回転機構部70と、上治具55及び下治具40でワークWを挟圧した状態で、該ワークWの側面を切削刃48,…に対して所定角度に位置させて、切削加工を行うように構成される制御手段とを備えたフライス盤において、上治具55を回転自在に設けると共に、該上治具55にテーブル35の回転を伝達させる回転伝達手段10を設けることを特徴とする。
In order to solve the above problems, a milling machine according to the present invention is provided with a moving
この場合、回転自在に設けられた上治具55に、テーブル35の回転を伝達するようにしたので、テーブル35が回転すると、下治具40、ワークWを介して上治具55も回転するようになる。即ち、ワークWの上下面に保護シールが貼着している場合、及び、複数枚のワークWが積載されている場合のいずれにおいても、テーブル35の回転力によって、切削刃48,…に対してワークWの側面の位置がずれることがない。つまり、ワークWの側面を切削刃48,…に対して常に正確に位置させることができる。
In this case, since the rotation of the table 35 is transmitted to the
また、本考案によれば、前記回転伝達手段10を、前記上治具55を回転軸とするように、該上治具55に取り付けられる回転板11と、進退可能なロッド14が下向きになるように、該回転板11に配置される補助シリンダ13と、該ロッド14の進退に応じて前記テーブル35に接離するように、ロッド14に設けられる当接部材16とで構成するようなこともできる。
Further, according to the present invention, the rotation transmitting
この場合、上治具55を回転軸として回転する回転板11に、進退可能なロッド14が下向きになるように、補助シリンダ13を配置すると共に、該ロッド14に設けた当接部材16を、ロッド14の進退に応じてテーブル35に接離させるようにしたので、テーブル35の回転が、当接部材16、ロッド14、回転板11を介して、上治具55に伝達されるようになる。
In this case, the
本考案のフライス盤は、ワークを下治具とで挟圧する上治具を回転自在に設けると共に、テーブルの回転に伴うワークの回転を、回転自在に設けた上治具に伝達するようにしたので、ワークの上下面に保護シールが貼着している場合、及び、複数枚のワークが積載されている場合のいずれにおいても、切削刃に対して、ワークの側面の位置ずれが生じることなく、正確に端面加工を行うことができる。 In the milling machine of the present invention, the upper jig for clamping the work with the lower jig is provided rotatably, and the rotation of the work accompanying the rotation of the table is transmitted to the upper jig provided for rotation. In either case where a protective seal is attached to the upper and lower surfaces of the workpiece and when a plurality of workpieces are stacked, the position of the side surface of the workpiece does not shift with respect to the cutting blade. End face processing can be performed accurately.
以下に、本考案の実施の形態に係るフライス盤について図1〜図7を参照しつつ説明する。これらの図において、図8及び図9と同一符号は同一もしくは相当するものを示す。異なる点は、テーブル35の上面に補助テーブル350が固着されている点と、上治具55の基部と挟圧用シリンダ61のロッド62の先端部とが回転自在に連結されている点と、該上治具55にテーブル35の回転を伝達させる回転伝達手段10とを設けた点である。
Below, the milling machine which concerns on embodiment of this invention is demonstrated, referring FIGS. In these drawings, the same reference numerals as those in FIGS. 8 and 9 denote the same or corresponding components. The difference is that the auxiliary table 350 is fixed to the upper surface of the table 35, the base of the
補助テーブル350は、図1及び図3に示すように、テーブル35の直径よりも大径で、且つ両フライス49,49間の距離よりも小さい直径に設定され、図2に示すように、平面視円板状を呈している。この理由としては、挟圧用シリンダ61のロッド62が先行して昇降するようになるので、この昇降動作において、後述する回転伝達手段10の補助シリンダ13が挟圧用シリンダ61に対して邪魔にならない位置に取り付ける必要があるためと、両フライス49,49の切削刃48,…に対しても邪魔にならない位置に取り付ける必要があるためである。なお、テーブル35と補助テーブル350とが一体化されたテーブル35を適用できることは言うまでもない。
As shown in FIGS. 1 and 3, the auxiliary table 350 is set to have a diameter larger than the diameter of the table 35 and smaller than the distance between the
上治具55の連結構造は、図3及び図4に示すように、基端部が挟圧用シリンダ61の先端部に螺着される第一雌ねじ部2、先端部に内設された軸受け部3、先端部の開口端部に形成された第二雌ねじ部4を備えた連結筒1と、該連結筒1の軸受け部3に基端部が回転自在に支持される回転軸5と、連結筒1の第二雌ねじ部4に螺合すると共に、回転軸5の先端部が外部へ導出される支持筒6とで構成されている。そして、テーブル35の回転中心を通る軸線の延長線上に、上治具55、回転軸5、挟圧用シリンダ61のロッド62の各軸線が位置することになる。
As shown in FIGS. 3 and 4, the connecting structure of the
回転伝達手段10は、回転軸5に対して水平方向に取り付けられた回転板11(ホルダ64の連結部65と同一)と、該回転板11の両側部に基端部が固着された取付板12と、進退自在に設けられたロッド14が下向きになるように、該両取付板12に取り付けられた一対の補助シリンダ13,13とを備えている。
The rotation transmitting means 10 includes a rotating plate 11 (same as the connecting
そして、回転板11の下面中央(ホルダ64の支持部66)に、上治具55の軸部57と回転軸5の軸線が一致するように、上治具55の頭部56が水平支持されている。さらに、補助シリンダ13,13のロッド14は、前後に並列配置された一対のロッドユニット15からなり、該両ロッドユニット15の先端部を跨るように直方体状の当接部材16が設けられている。しかも、該当接部材16の下面の中央には、半球形状の突起17が下向きに突出するように設けられている。この突起17の位置は、上昇位置においては、固定板の下面と面一に位置し、下降位置においては、突起17が補助テーブル350の上面の両側部を押圧可能な位置まで下降するように制御される。即ち、突起17が補助テーブル350の周縁部を押圧すると、テーブル35の回転が、補助シリンダ13,13のロッド14、回転板11を介して上治具55に伝達され、テーブル35と上治具55が同期して回転することになる。
The
このように、本実施形態におけるフライス盤は、複雑な構成、例えば、アクチュエータを用いてテーブル35の回転と上治具55の回転とを同期させるような制御構成はないので、簡単且つ安価に提供できる。
As described above, the milling machine according to the present embodiment does not have a complicated configuration, for example, a control configuration that synchronizes the rotation of the table 35 and the rotation of the
つぎに制御方法について説明する。図1、図3及び図5の右側の図は、移動フレーム25がスタンバイの位置に停止し、下治具40に、例えば角柱状のワークWが載置された状態を示している。そして、挟圧用シリンダ61のロッド62が上昇位置にあって、上治具55がワークWから離間した状態にある一方、補助シリンダ13,13のロッド14も上昇位置にあって、テーブル35から離間した状態にあり、両フライス49,49の切削刃48,…もワークWの側面から離間している。即ち、待機状態になっている。
Next, the control method will be described. 1, 3, and 5 show a state in which the moving
この状態から、切削加工開始の信号が入力されると、挟圧用シリンダ61のロッド62が下降して、ワークWの上面を上治具55が圧接し、ワークWを下治具40と上治具55とで挟圧する。この挟圧によって、ワークWは位置固定される。
When a cutting start signal is input from this state, the
そして、両フライス49,49が回転しながら、加工寸法に応じて近接方向に移動する。つぎに、移動機構部のモータ([0006]で説明)の駆動によって、移動フレーム25がスタンバイの位置から後方(図5を正面から見て上側)へ移動し、ワークWが加工位置に移動することになる。即ち、両フライス49,49の回動軸47を結ぶ左右方向の軸線(X軸)と、挟圧用シリンダ61、上治具55、下治具40を結ぶ上下方向の軸線(テーブル35の回転中心を通る直線(Y軸))と、両レール31,31の間を通る前後方向の軸線(Z軸)との交点にワークWが位置することになる。
And while both
つぎに、加工位置に移動されたワークWの両側面に、両フライス49,49の切削刃48,…が近接するように、両フライス49,49を移動させる。そして、切削刃48,…を回転させながらワークWの両側面に当接させ、該両側面を切削すべく移動フレーム25を、例えば後方にゆっくりと移動させ、該両側面の端面加工を行う。
Next, both the
その後、両フライス49,49の切削刃48,…を、ワークWの両側面から離脱させる一方、移動フレーム25を、加工位置とスタンバイ位置との中間位置に移動(前進)させて停止させる。そして、図5の左側の図、図6及び図7に示すように、ワークWが上治具55と下治具40とで挟圧されたままの状態で、補助シリンダ13,13のロッド14を下降させて、テーブル35の周縁部の上面に当接部材16の突起17を圧接する。即ちテーブル35の回転が、下治具40、ワークW、上治具55に伝達されるようになり、テーブル35、ワークW、上治具55が一体的に回転するようになる。
Thereafter, the
例えば、テーブル35は90度回転するように制御されており、テーブル35と同時にワークWも90度回転することで、切削加工されていないワークWの残りの両側面が、両フライス49,49の回動軸47を結ぶ軸線(X軸)に対して直角に位置するようになる。
For example, the table 35 is controlled to rotate 90 degrees, and the workpiece W is also rotated 90 degrees simultaneously with the table 35, so that the remaining both side surfaces of the workpiece W that has not been processed are It comes to be positioned at right angles to the axis line (X axis) connecting the
続いて、補助シリンダ13,13のロッド14をテーブル35の周縁部から離脱させた後、前記と同様、即ち、ワークWを加工位置に戻して、両フライス49,49が近接するように移動し、ワークWの残りの側面を切削加工する。そして、該両フライス49,49の切削刃48,…をワークWの両側面から離間させると共に、移動フレーム25をスタンバイ位置に戻す。その後、挟圧用シリンダ61のロッド62を上昇させて、ワークWの上面から上治具55を離間させる。この状態において、作業者またはロボットアームによって、加工されたワークWを下治具40から取り出す。
Subsequently, after the
なお、本考案は、上記実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。 In addition, this invention is not limited to the said embodiment, A various change is possible in the range which does not deviate from the summary of this invention.
例えば、テーブル35を当接部材16の突起17によって、点接触させて押圧するようにしたが、面接触するようにしてもよく、凹凸嵌合するようにしてもよい。また、当接部材16に対してテーブル35が圧接するように、テーブル35を昇降自在に設けるようにしてもよい。要は、ワークWがテーブル35の回転に同期して回転するように構成されてあればよい。
For example, although the table 35 is point-contacted and pressed by the
また、上記実施形態では、制御手段において、テーブル35にワークWが載置されるスタンバイ位置と、ワークWが切削加工される加工位置と、テーブル35を回転させてワークWの加工する側面を切り換える切換位置とに、移動フレーム25を移動させていたが、補助シリンダ13,13がテーブル35の外側に取り付けられているために、切換位置におけるテーブル35の回転によって、補助シリンダ13,13も回転するため、切換位置が、周辺の部材や機器に邪魔にならない位置、即ち加工位置とスタンバイ位置との間の位置に設定している。したがって、切換位置の設定は、周辺部材や周辺機器に邪魔にならないのであれば、適宜変更可能であり、加工位置又はスタンバイ位置と同じ位置に設定することも可能である。
In the above embodiment, the control means switches the standby position where the workpiece W is placed on the table 35, the machining position where the workpiece W is cut, and the side where the workpiece W is machined by rotating the table 35. Although the moving
また、前記実施形態の場合、一対の補助シリンダ13,13を左右に設けるようにしたが、単体で設けるようにして、単体の補助シリンダ13に、点接触又は面接触するように構成された、或いは、凹凸嵌合するように構成された当接部材16を取り付けるようにしてもよい。
In the case of the above embodiment, the pair of
10…回転伝達手段、11…回転板、13…補助シリンダ、14…ロッド、16…当接部材、25…移動フレーム、35…テーブル、40…下治具、48…切削刃、45…加工手段、55…上治具、W…ワーク
DESCRIPTION OF
Claims (2)
上治具(55)を回転自在に設けると共に、該上治具(55)にテーブル(35)の回転を伝達させる回転伝達手段(10)を設けることを特徴とするフライス盤。 A movable frame (25) that is reciprocally movable, a table (35) that is rotatably provided at a lower portion of the movable frame (25), and a work (W) that is fixed to the center of the table (35). ) And the side surface of the workpiece (W) placed on the lower jig (40) so that the cutting blades (48,...) Are in contact with and separated from each other. The upper jig (55) provided on the upper part of the moving frame (25) so as to be positioned on the extended line of the axis of the processing means (45, 45) and the lower jig (40), and the lower jig A clamping mechanism (60) configured to clamp the workpiece (W) placed on (40) with the upper jig (55), and a rotating mechanism (70) for rotating the table (35). ), And the workpiece (W) with the workpiece (W) clamped between the upper jig (55) and the lower jig (40). Side cutting edge (48, ...) and is positioned a predetermined angle with respect to, the milling machine and a configured control means to perform the cutting,
A milling machine characterized in that an upper jig (55) is rotatably provided and a rotation transmitting means (10) for transmitting the rotation of the table (35) to the upper jig (55).
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120325 Year of fee payment: 3 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |