JP3149171U - 果物類の切断調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】果物類をその芯を中心として切断する果物類の切断調理器において、比較的小さな力で切断できるようにする。【解決手段】カッター本体2は保持壁6を外嵌合する平面が環状の環状体10と、この環状体10の内側に該環状体10の中心線12を中心として放射方向に設けられると共に刃部16を下向きに設けた刃体8とを有する。刃部16は上下方向に傾斜して、中心線12側に下向きの凸部17を有する。果物類の切断にあっては刃部16における凸部17が先行して切断作用をなすため、カッター本体2に加える下向きの力を凸部17側に集中して切断できる。【選択図】図1

Description

本考案は、レモン等柑橘類などの果物類の切断調理器に関するものである。
従来、果実調理器として、容器と芯抜き筒を備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。このようなものにおいては、例えばレモン等柑橘類を芯に沿って刃物を進めて半割りや、複数に等分に切り分けるようなことができない。
このような問題を解決する解決するものとして、台部の周辺より果物類を抱持可能に設けた上向きで上部開口を有する保持壁と、この保持壁の台中心線を中心として放射方向に前記保持壁に下向きに形成された凹部と、前記保持壁を外嵌合する平面が環状の環状体と、この環状体の内側に該環状体の中心線を中心として放射方向に設けられると共に刃部を下向きに設けた刃体とを備え、果物類を保持壁内に挿入して台部に果物の類芯を上下方向に向けて収納し、そして、刃体を果物類の上方に配置して環状体を保持壁に外嵌合した後に、環状体を下方に押込むことで刃体の中心が果物類の芯に沿って落ち込み、この結果、芯を中心として果物類を複数に切り分けることができるようになる。
実開昭63−189118号公報
しかし、従来技術では、刃体の形状において、刃部が台部を基準としたときすべて同じ高さに配置されるものであった。このため果物類を切るときに、果物類に対して刃部は果物の芯に対して直角方向に配置されることとなり切削抵抗が大きくなって比較的大きな力でないと果物類を切ることができない。
解決しようとする問題点は、芯を上下方向に向けて果物類を保持した状態で、上方から刃体を下向きに移動して果物類をその芯を中心として切断する果物類の切断調理器において、比較的小さな力で切断できるようにする点である。
請求項1の考案は、果物類を収容する保持台と、この保持台の上方から下方に向けて下ろすカッター本体を備え、前記保持台は台部の周辺より果物類を抱持可能に設けた上向きで上部開口を有する保持壁と、この保持壁の台中心線を中心として放射方向に前記保持壁に下向きに形成された凹部とを有し、前記カッター本体は前記保持壁を外嵌合する平面が環状の環状体と、この環状体の内側に該環状体の中心線を中心として放射方向に設けられると共に刃部を下向きに設けた刃体とを有し、前記刃体は前記凹部に挿入可能であって、前記刃部には前記中心線側と前記環状体側との間で下向きの凸部を有することを特徴とする果物類の切断調理器である。
請求項2の考案は、前記刃体は上、下端面を上、下方向に向けた板状であって、前記刃部は前記中心線側において下方へ突設していることを特徴とする請求項1記載の果物類の切断調理器である。
請求項3の考案は、前記凸部は上下方向の傾斜によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の果物類の切断調理器である。
請求項4の考案は、前記傾斜の角度が前記中心線に直交する直交方向に対して仰角5度ないし45度であることを特徴とする請求項3記載の果物類の切断調理器である。
請求項1の考案によれば、果物類を台部上において、環状体を保持壁の外側に配置してカッター本体を下降することで刃体によって切断できる。この際、カッター本体に加える下向きの力を刃部の凸部側に集中して切断できる。
請求項2の考案によれば、凸部が中心線側に集中することで、果物類の芯に凸部を対向することができる。
請求項3の考案によれば、傾斜によって凸部側より果物類を順次切断し続けることができる。
請求項4の考案によれば、良好な切れ味を奏することができると共に、切断調理器自体を比較的小型にできる。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
図1〜3は実施例1を示しており、レモンなどの果物類Aの切断調理器は、果物類Aをその芯Bを上下方向にして収容する保持台1と、この保持台1の上方から下方に向けて下ろすカッター本体2を有するものである。
果物類Aを支持する保持台1は、中心に上下方向の台中心線3が設けられる平面が略円形な台部4の上面部4Aの周辺より上向きで上部開口5を有する保持壁6が設けられる。この保持壁6は果物類Aを抱持可能に設けるため、上面部4A側より上部開口5にかけて台中心線3を中心とした直径Cが次第に大きくように形成されている。保持壁6には台中心線3を中心として放射方向に保持壁6に下向きに凹部7が形成される。実施例では4方向に凹部7が形成されている。また、保持壁6の台部4の上面部4A側に後述する刃体8が挿入可能な溝9を、台中心線3を中心として放射方向に設けると共に、この溝9は凹部7に連通している。
前記刃体8を設けた環状体10は、保持壁6を外嵌合する内側周面11を備えており、この内側周面11は上下方向の中心線12を中心に有する平面が円形であって、外側周面の左右には摘み部13が外側に突設している。尚、保持壁6を外嵌合する内側周面11はきつく嵌合する場合や緩やかに嵌合する場合を含むものである。環状体10の内側周面11に設けられる刃体8は、幅狭箇所の一方である上端面14を上向きに、他方である下端面15を下向きに設けた金属板状であって、この刃体8は中心線12を中心として放射方向に設けられると共に先鋭な刃部16を下端面15に下向きに設けている。実施例では刃体8は中心線12を中心として等角度に8方向に設けられている。これら刃体8は凹部7に挿入可能に設けられる。実施例では隣接する一対の刃体8がそれぞれの4箇所の凹部7に挿入できるようになっている。また、隣接する一対の刃体8が凹部7を介してそれぞれの溝9に挿入できるようになっている。
前記刃部16は中心線12側と環状体10側との間で下向きの凸部17を有する。この凸部17は実施例では環状体10側より中心線12側に向かって下方へ一様な傾斜によって突設している。尚、実施例とは逆に、凸部を環状体側より中心線に向かって上方へ傾斜によって後退するようにしてもよい。そして、この傾斜の角度Dは、中心線12に直交する直交方向12Aに対して仰角5度ないし45度に形成されている。
さらに、前記台部4の上面部4Aには上向きの小突起18が形成されている。
次に前記構成についてその作用を説明する。レモン等果物類Aをその芯Bを上下方向に向けて上部開口5を通して台部4上に置くと、保持壁6によって芯Bが上下方向を向いて果物類Aが立つように抱持される。この際、小突起18が果物類Aに浅く刺さって果物類Aを固定する。次に台中心線3に中心線12を一致させるようにして環状体10を保持壁6の外側に配置し刃体8を果物類Aの上方に配置する。そして、摘み部13を手で摘んで環状体10を下方に押込むと、環状体10の内側周面11が保持壁6の外側を摺動して下降する。この下降によって刃体8が果物類Aに切り込みして果物類Aは平面が8等分されるように切断される。さらに刃体8の下降によって刃体8が溝9に挿入することで果物類Aの下部まで切れ目が入って果物類Aは完全に切り分けられる。
このような刃体8による果物類Aの切断において、刃体8の下降のときには刃体8における刃部16の凸部17が他の箇所より先行して果物類Aを切断することができるので、下降させるための手の力を刃部16全体ではなく先行する凸部17側に集中して切断することで、比較的小さな力であっても切断を行うことができる。
このようにして、切断が終了すると、台部4にカッター本体2を残したまま切断された果物類Aを上部開口5より抜き出す。その後、カッター本体2を引き上げて台部4より抜き出すものである。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、果物類Aを収容する保持台1と、この保持台1の上方から下方に向けて下ろすカッター本体2を備え、保持台1は台部4の周辺より果物類Aを抱持可能に設けた上向きで上部開口5を有する保持壁6と、この保持壁6の台中心線3を中心として放射方向に保持壁6に下向きに形成された凹部7とを有し、カッター本体2は保持壁6を外嵌合する平面が環状の環状体10と、この環状体10の内側に該環状体10の中心線12を中心として放射方向に設けられると共に刃部16を下向きに設けた刃体8とを有し、刃体8は凹部7に挿入可能であって、刃部16には中心線12側と環状体10側との間で下向きの凸部17を有することで、果物類Aの切断にあっては刃部16における凸部17が先行して切断作用をなすため、カッター本体2に加える下向きの力を凸部17側に集中して切断できるので、果物類Aの切り口を鋭利な状態で切断できると共に、比較的小さい力で切断を行うことができる。
前記実施例では請求項2に対応して、刃体8は上、下端面14,15を上、下方向に向けた板状であって、刃部16は中心線12側において下方へ突設し、凸部17が中心線12側に集中することで、果物類Aの芯Bに凸部17が対向することで、芯Bが堅いような場合であっても、容易に果物類Aを切断することができる。
前記実施例では請求項3に対応して、凸部17は上下方向の傾斜によって形成されていることにより、凸部17側より果物類Aを順次切断し続けることが可能となる。
前記実施例では請求項4に対応して、凸部17を形成する傾斜の角度Dが中心線12に直交する直交方向12Aに対して仰角(角度D)5度ないし45度であることで良好な切れ味を奏することができると共に、切断調理器自体を比較的小型にでき、扱いや収納を簡単に行うことができる。尚、仰角が5度より小さいと凸部17への力の集中に乏しくなり、一方仰角が45度を越えると中心軸線を中心とした切断調理器の直径Cが大きくなってしまい、手で扱いにくくなったり、或いは収納に大きなスペースが必要になってしまうおそれがある。
以上のように本考案にかかる切断調理器は、各種の用途に適用できる。
本考案の第1実施例を示す上方から見た斜視図である。 同上方から見た分解斜視図である。 同下方から見た分解斜視図である。
符号の説明
1 保持台
2 カッター本体
3 台中心線
4 台部
5 上部開口
6 保持壁
7 凹部
8 刃体
10 環状体
12 中心線
12A 直交方向
14 上端面
15 下端面
16 刃部
17 凸部
A 果物類
D 角度

Claims (4)

  1. 果物類を収容する保持台と、この保持台の上方から下方に向けて下ろすカッター本体を備え、前記保持台は台部の周辺より果物類を抱持可能に設けた上向きで上部開口を有する保持壁と、この保持壁の台中心線を中心として放射方向に前記保持壁に下向きに形成された凹部とを有し、前記カッター本体は前記保持壁を外嵌合する平面が環状の環状体と、この環状体の内側に該環状体の中心線を中心として放射方向に設けられると共に刃部を下向きに設けた刃体とを有し、前記刃体は前記凹部に挿入可能であって、前記刃部には前記中心線側と前記環状体側との間で下向きの凸部を有することを特徴とする果物類の切断調理器。
  2. 前記刃体は上、下端面を上、下方向に向けた板状であって、前記刃部は前記中心線側において下方へ突設していることを特徴とする請求項1記載の果物類の切断調理器。
  3. 前記凸部は上下方向の傾斜によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の果物類の切断調理器。
  4. 前記傾斜の角度が前記中心線に直交する直交方向に対して仰角5度ないし45度であることを特徴とする請求項3記載の果物類の切断調理器。
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