JP3148955U - 合成樹脂製袋 - Google Patents

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智久 内田
智久 内田
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Abstract

【課題】粘着剤層全体に開閉フラップを均一に折返し貼り付けて袋体の開口部を封止することができ、しかも、摘み易く、粘着剤層から開閉フラップを簡単にめくり剥がすことができるように改良された開閉フラップ付きの合成樹脂製袋を提供する。【解決手段】合成樹脂フィルムにより形成される袋体1と、この袋体1の開口部2から延設されて該開口部2を開閉する開閉フラップ3と、この開閉フラップ3を折り返して開口部2を封止したときに、開閉フラップ3を剥離可能に貼着する粘着剤層4とを備えている合成樹脂製袋Aの開閉フラップ3に、その延設突端側を折返し重ね合わせて溶着させた二重フィルム層からなる摘み部6を備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、合成樹脂フィルムにより形成される合成樹脂製袋に係り、特に、透明または半透明その他の透視性を有する1枚の合成樹フィルムを折返し重ね合わせて溶着することにより袋状に形成される薬袋やその他の包装袋として供される合成樹脂製袋に関する。
1枚の合成樹脂フィルムを折返し重ね合わせて熱切断により両側の合せ縁部を溶着することにより袋状に形成される袋体と、この袋体の開口部から延設されて、該開口部を開閉する開閉フラップ(封緘フラップ)とを備えて構成されている合成樹脂製袋は数多く知られている(例えば、特許文献1などを参照)。
実開平6−22253号公報
ところで、近年においては、合成樹脂製袋を作るフィルム原料の高騰などにより、コスト削減が必要となり、各製造・販売メーカなどではその対応策として、フィルムの厚さ(μm)を薄くするなどによって材料費を削減することが行われている。
しかし、フィルムの厚さを薄くすることでコスト削減を図ることができる反面、物品の出し入れ口となる袋体の開口部を開閉する開閉フラップが、カールし易く、皺などになり易い。つまり、袋体の開口部を開封するときには帯状の粘着剤層に貼り付けられている開閉フラップの端を摘んで、粘着剤層からめくり返すように剥がすことが繰り返されるため、カールし易く、皺などになり易い。
そのために、開閉フラップを折り返して粘着剤層に貼着するときに、粘着剤層全体に均一に貼り付けることができない、または、開閉フラップを粘着剤層からめくり剥がすときに、開閉フラップが摘み難くなるなどの取扱い性の面における問題が発生し、その改善が望まれていた。
特に、医師の処方箋にしたがって調剤された医薬や指定された薬剤などを入れる薬袋などでは、朝食後、昼食後、夜食後のように日常的に開閉フラップの開閉が行われために、摘み難く、粘着剤層からめくり剥がし難いなどの問題が顕著に現れ、改善が望まれていた。
そこで、本考案は、前記課題を解消するために創案されたものであり、粘着剤層全体に開閉フラップを均一に折返し貼り付けて袋体の開口部を封止することができ、しかも、摘み易く、粘着剤層から開閉フラップを簡単にめくり剥がすことができるように改良された開閉フラップ付きの合成樹脂製袋を提供することにある。
前記課題を解決するために、本考案では、合成樹脂フィルムを重ね合わせて溶着することにより形成される袋体の開口部に、該開口部から延設させた開閉フラップと、この開閉フラップを折り返して前記開口部を封止したときに、前記開閉フラップを剥離可能に貼着する粘着剤層と、を備えている合成樹脂製袋であって、
前記開閉フラップに、その延設突端側を折返し重ね合わせて溶着させた二重フィルム層からなる摘み部を備えたことを特徴とする。
ここで、前記摘み部の全体が、梨地模様に溶着されていることが好適なものとなる。また、前記袋体内に仕切りフィルムが備えられていることが好適なものとなる。
このような構成によれば、開閉フラップに備えられた摘み部は、折返し二重フィルム層によって、カールや皺になり難くなり、しかも、摘み易くなる。これにより、開閉フラップを折り返して袋体の開口部を封止するときに、開閉フラップを粘着剤層全体に均一に貼り付けることができる。
そして、粘着剤層から開閉フラップを剥離する(袋体の開口部を開封する)ときには、摘み易く形成されている摘み部を摘んで、粘着剤層から速やかに、簡単にめくり剥がすことができる。このとき、摘み部の全体が梨地模様によって溶着処理されている場合、梨地模様が滑り止めとなって、摘み部が滑ることなく、粘着剤層からの剥離を遂行させることができる。
また、梨地模様を構成するように無数に点在する溶着凸部群が、摘み部における粘着剤層との貼着面側に存在している場合には、粘着剤層に対する摘み部の貼着が、面によるベタ貼り付けとならず、無数の点接触による点貼り付けとなることで、ベタ貼り付けに比べて剥離を容易にすることができる。
また、袋体内に2種類の物品を収納するとき、仕切りフィルムにより分けた状態で収納することができる。例えば、医師の処方箋にしたがって調剤された医薬や指定された薬剤と、この医薬や薬剤の種類、量、服用時間などの必要事項が記載されている指示書などの用紙とを分けて収納させることができる。
これにより、日常的に行われる医薬や薬剤の出し入れのときに、指示書などの用紙が邪魔にならず、しかも、医薬や薬剤の出し入れによって用紙が皺にならないために、用紙に記載されている種類、量、服用時間などの必要事項が皺などによって見難くなることがない。
本考案の合成樹脂製袋は、以上のように構成されていることで、2重フィルム層から溶着形成されている開閉フラップの摘み部を粘着剤層全体に均一に貼り付けて袋体の開口部を封止することができる。そして、袋体の開口部を開封するときには、摘み部を容易に摘むことができ、しかも、梨地模様が滑り止めとなって滑ることなく、摘み部によって開閉フラップを粘着剤層から速やかに、簡単にめくり剥がすことができる。
以下、本考案の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る本考案の合成樹脂製袋を示す背面図および縦断側面図である。
合成樹脂製袋Aは、袋体1と、この袋体1の開口部2から延設されて、該開口部2を開閉するための開閉フラップ(封緘フラップ)3と、この開閉フラップ3を折り返して、開口部2を封止したときに貼り付ける粘着剤層4とを備えて構成されている。
また、合成樹脂製袋Aは、袋体1内を、表膜フィルム1a側と裏側フィルム1b側に仕切るための仕切りフィルム5を備えている。
袋体1は、1枚の合成樹脂フィルムを折返し重ね合わせた状態で両側の合わせ縁が熱切断処理によって溶着されることで、物品の出し入れ口となる開口部2と折返し底部1cを有する袋状に形成される。
ちなみに、この袋体1に用いられる合成樹脂フィルムは、周知の高密度または低密度のポリエチレンフイルム、延伸または無延伸のポリプロピレンフイルムなどの共押出し、もしくは、ラミネートしたポリオレフィン系樹脂やポリスチレン系樹脂、ポリエステル、ナイロン、ビニロンなどの透明または半透明その他の透視性を有する合成樹脂材料である。
開閉フラップ3は、袋体1が熱切断処理によって1枚の合成樹脂フィルムから袋状に形成されるときに、袋体1を構成する表膜フィルム1aおよび裏側フィルム1bのいずれか一方側、図示例では表膜フィルム1a側から上方に延設(連設)されて同時に形成されるものである。
そして、この開閉フラップ2の延設突端側には、図1に示すように、二重フィルム層からなる摘み部6が備えられている。
摘み部6は、開閉フラップ3による袋体1の開口部の開閉、特に、粘着剤層4からめくり剥がして開口部3を開封するときに、親指と人差し指で摘み易く、しかも、その摘み操作が容易で、確実を行うことができるようにする役目を果たすものである。
この摘み部6は、開閉フラップ3の延設突端側を所定の幅で折返し重ね合わせて、その折返し縁が溶着処理されることで、二重フィルム層にて形成されるとともに、図1に示すように、摘み部6の折返し縁に沿って溶着部7が形成される。
なお、この摘み部6の溶着部7は、超音波による溶着処理によって行われるものである。また、摘み部6の両側の合わせ縁は、袋体1と同じく熱切断処理のとき、または、袋体1の形成された後に溶着されているものである。
そして、摘み部6が貼着される粘着剤層4は、袋体1の裏膜フィルム1bにおける開口部2の開口縁近傍において、該開口縁に沿って適宜の塗布・付着手段などによって細幅の帯状に設けられる。この粘着剤層4は、何回でも摘み部6の貼着と剥離を繰り返す返すことできる永久性を備え、図1の(a)に示すように、離型紙8が貼り付けられて覆われている。
つぎに、以上のように構成されている第1の実施形態に係る合成樹脂製袋Aの作用について簡単に説明する。
図2は、開閉フラップを折り返して袋体の開口部を封止した状態を示す縦断側面図である。
まず、袋体1の開口部2を封止するときには、周知のように、粘着剤層4から離型紙8を剥がし、開閉フラップ3を裏膜フィルム1b側に折り返して摘み部6を粘着剤層4に貼り付ける。
そして、袋体1内に収容した品物を取り出すときには、摘み部6を親指と人差し指で摘み、めくり剥がすように摘み部6を粘着剤層4からめくり剥がして開口部2を開封する。このとき、摘み部6は、二重フィルム層によって厚みがあるので、確実に摘むことができる。
それにより、粘着剤層4から開閉フラップ3をめくり剥がすことを摘み部6によって速やかに遂行させて、袋体1の開口部2を開封することができるものである。
図3は、第2の実施形態に係る本考案の合成樹脂製袋を示す背面図および縦断側面図である
この第2の実施形態では、図3に示すように、摘み部6の全体を梨地模様にて溶着したものである。それ以外の構成要素においては前記の第1の実施形態と基本的に同じことから、同じ構成要素に同じ符号を付することで重複説明は省略する。
すなわち、二重フィルム層からなる摘み部6の全体が梨地模様に溶着されている。これにより、摘み部6全体における二重フィルム層の一体化が図られて、摘み部6に適宜の硬度が付与されるとともに、梨地模様の無数に点在する溶着凸部9群によって摘み部6に滑り止め作用が付与される。
なお、摘み部6の梨地模様の溶着、つまり、無数に点在する溶着凸部9群は、超音波による溶着処理によって行われるものである。
このように構成されている第2の実施形態に係る合成樹脂製袋A−1は、袋体1の開口部2を開封するときに、摘み部6を摘むと、梨地模様の溶着凸部9群による滑り止めが図られて摘み部6が滑ることなく、粘着剤層4からめくり剥がすことが速やかに遂行させることができる。
また、梨地模様の無数に点在する溶着凸部9群が、摘み部6における粘着剤層4との貼着面側に存在している場合には、摘み部6の剥離操作をより一層容易にすることができる。つまり、粘着剤層4に対する貼着が、面によるベタ貼り付けとならず、無数の溶着凸部9群の点接触による点貼り付けとなることで、剥離操作を容易にすることができるなどの効果を期待することができる。
なお、本考案の実施形態の具体的な構成は、前記した実施形態に限られるものではなく、請求項1から請求項3に記載の本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などがあっても本考案に含まれるものである。
例えば、袋体1は、2枚の合成樹脂フィルムを重ね合わせた熱切断により、上部に開口部2を有し、開口部2から延設させた開閉フラップ3を有する袋状に形成することができる。この場合、仕切りフィルム5の下辺縁を袋体1の溶着底部に溶着することができる。
第1の実施形態に係る本考案の合成樹脂製袋を示し、(a)は、背面図であり、(b)は、縦断側面図である。 同合成樹脂製袋を構成する袋体の開口部を、開閉フラップによって封止した状態を示す縦断側面図である。 第2の実施形態に係る本考案の合成樹脂製袋を示し、(a)は、背面図であり、(b)は、縦断側面図である。
符号の説明
A,A−1 合成樹脂製袋
1 袋体
2 開口部
3 開閉フラップ
4 粘着剤層
5 仕切りフィルム
6 摘み部
7 溶着部
9 梨地模様の溶着凸部

Claims (3)

  1. 合成樹脂フィルムを重ね合わせて溶着することにより形成される袋体の開口部に、該開口部から延設させた開閉フラップと、
    この開閉フラップを折り返して前記開口部を封止したときに、前記開閉フラップを剥離可能に貼着する粘着剤層と、を備えている合成樹脂製袋であって、
    前記開閉フラップは、延設突端側を折返し重ね合わせて溶着させた二重フィルム層からなる摘み部を備えていることを特徴とする合成樹脂性袋。
  2. 前記摘み部の全体が、梨地模様にて溶着されていることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂製袋。
  3. 前記袋体内に仕切りフィルムが備えられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の合成樹脂製袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017047955A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 押尾産業株式会社 包装袋
JP2017047956A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 押尾産業株式会社 包装袋

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