JP3148807U - X線透視撮影装置 - Google Patents

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【課題】周辺機器をレールに沿って移動させたり固定させる際の操作が容易で構造が簡単な固定具を備えたX線透視撮影装置を提供する。【解決手段】固定具10は固定ベース31と、該固定ベース31に一端が固定された板バネ33と、該板バネ33の開放側に固定されたゴム板34及び半円筒状の突起35と、該突起35の凸面に接する凹面が形成されたボタン32からなる構造を有し、レール9aに滑動可能に保持され、天板9の反対側に周辺機器11が支持されている。一方、ボタン32の上端が固定ベース31に押し込まれると、突起35がボタン32の凹面から外れ平面に乗り上げ板バネ33を介してゴム板34をレール9aに圧接し、固定具10はレール9aに固定される。【選択図】図3

Description

この考案は、X線透視撮影装置に係り、特に天板に配設されたレールへの周辺機器の固定法に関する。
X線透視撮影装置の検診台上部に位置する天板には、装置の操作をする操作部をはじめとして心電計や点滴台等の周辺機器を固定具を介して保持する棒状のレールが天板の両サイド長手方向に配設されている。検診の種類によって使用する周辺機器の種類や使用に適した固定位置が異なるため、前記レールは術者が周辺機器を望む位置に固定可能な構造を有する。
被検者を載置した天板は、昇降動作や水平方向のスライド移動や、チルト等の傾斜動作をするものなどあり、レールに固定具を介して保持される周辺機器は滑動し又は落下しないように確実に固定される必要がある。
従来の固定具の例を図5に示す。図5において、固定具50は、固定ベース51と、先端にシュー53を備えたハンドル付ネジ52からなる構造を有し、天板9にスペーサを介して支持されるレール9aに滑動可能に保持され、周辺機器11が支持されている。ハンドル付ネジ52をねじ込むことでシュー53がレール9aに圧着しレール9aに固定具50は固定される。
一方、天板を長手方向、短手方向、鉛直方向のそれぞれの方向へ術者の操作によって移動可能に設けられる持ち手を常に操作しやすい位置に配置できる検診台が提供されている。該検診台ではスイッチを併設した持ち手をレールの上を自由に移動できる構造にし、天板移動可能状態にするスイッチが押された時だけレールに持ち手を固定させることにより、術者は必要な時に必要な場所に持ち手を移動して、天板を移動する時はレールに固定されて、持ち手としての機能を充分発揮させることが可能となる(例えば特許文献1参照)。
特開平11−290311号公報
図5に示す固定具50は構造が単純で安価であるが、被検者を天板9に載せたり降ろしたりする際等、頻繁に周辺機器11を移動させる必要がある場合はその作業が煩雑である。また、検査中は検診台全体が滅菌カバーで覆われており、該滅菌カバーの上からハンドル付ネジ52を回すという作業は困難である。一方、スイッチを併設した持ち手はスイッチが押された時作動するソレノイドコイルを介してブレーキが働く構造であり、構成が複雑である。
上述の課題を解決し、周辺機器をレールに沿って移動させたり固定させる際の操作が容易で構造が簡単な固定具を備えたX線透視撮影装置を提供する。
本考案は被検者を載置し周辺機器を固定具を介して支持するレールを有する天板と、前記天板を水平方向にスライド可能及び/又は昇降可能に基台部に支持してなる検診台を備えたX線透視撮影装置において、前記固定具は前記レールに対して押圧・離反可能に対置される固定ベースと、この固定ベースを前記レールに対して押圧・離反させる当接体と、この当接体を前記固定ベースに押圧又は離反させるカム機構からなる構造である。
さらに本考案が提供するX線透視撮影装置の固定具は、固定具ベースと、前記固定具ベースに一端が固定される板バネと、前記板バネの開放側で前記レールに近接して固定される当接体と、前記板バネの開放側で前記当接体の反対側に固定される半円筒状の凸部又は凹部と、前記凸部又は凹部に接する凹部又は凸部が形成され前記固定具ベースに摺動可能に保持されるボタンからなる構造である。
さらに前記当接体は弾性体からなる構造である。したがって、ボタンの移動で当接体がレールに圧接されたり開放されたりする。周辺機器をレールに沿って移動させたり固定させる際の固定具の操作は簡単である。
被検者を天板に載せたり降ろしたりする際等、頻繁に周辺機器を移動させる必要がある場合でもその作業が容易であり、検診台全体が滅菌カバーで覆われていても該滅菌カバーの上から操作できる構造が簡単で安価な固定具を備えたX線透視撮影装置を供給可能である。
本考案はC型アームを備えたX線透視撮影装置に適用される。
本考案の実施例について図1〜図4を参照して説明する。図1は、本考案の実施例によるX線透視撮影装置の概略構成を示す図である。図2は、本考案の実施例による周辺機器11とレール9aとの固定あるいは開放状態を示す図である。図3は、本考案の実施例による固定具10の構造を示す図である。図4は、本考案の実施例による固定具10の他の応用例を示す図である。
本考案の実施例によるX線透視撮影装置は、図1に示すとおり、撮像装置本体1と検診台2で構成される。撮像装置本体1はCアーム基台6に回動可能に支持されたCアーム5の両端にX線管3と例えばFPDなどで構成されるX線像検出器4を配設して構成されている。検診台2は、床面に設置され鉛直方向に伸縮可能な基台7と、その上方で天板基台8を介して水平方向にスライド可能に取り付けられた天板9で構成され、天板9の術者D側に配設されたレール9aに周辺機器11を支持する2個の固定具10が滑動可能に跨架されている。固定具10に備えられたボタン32の上端を押し込むと固定具10はレール9aに固定される。X線管3とX線像検出器4を天板9に載置された被検者を挟んで対向配置させ、X線管3からX線を照射しX線像検出器4でX線透過像を得、該X線透過像は図示しないモニタに表示される。
固定具10は、図2(1)に示すとおりボタン32が上方に突き出している状態では、レール9a上を滑動可能であり、図2(2)に示すとおりボタン32の上端が押し込まれている状態ではレール9aに固定されている。ボタン32は固定具10を鉛直方向に貫通し図2(2)の状態では固定具10の下側に突き出している。なお、図2において図1と同じ符号で示す部品は図1と同じものなので説明は省略する。
本考案の実施例による固定具10の構造を図3に示す。図3(1)において、固定具10は固定ベース31と、該固定ベース31に一端が固定された板バネ33と、該板バネ33の開放側に固定された当接体(ゴム板34)及び半円筒状の突起35と、該突起35の凸面に接する凹面とネジ36が挿入される長穴状のガイド穴32aが形成されたボタン32からなるカム機構の構造を有し、天板9にスペーサを介して支持されるレール9aに滑動可能に保持され、天板9の反対側に周辺機器11が支持されている。
図3(2)に示すとおり、ボタン32の上端が固定ベース31に押し込まれると、突起35がボタン32の凹面から外れ平面に乗り上げ板バネ33を介してゴム板34をレール9aに圧接し、固定具10はレール9aに固定される。なお、ボタン32の移動範囲の下端はネジ36がガイド穴32aの上端に接する位置、ボタン32の移動範囲の上端はネジ36がガイド穴32aの下端に接する位置である。また、図3(2)において図3(1)と同じ符号で示す部品は図3(1)と同じものなので説明は省略する。
図3に示す実施例では、板バネ33には端面に半円筒状の凸部を有する突起35が配設されボタン32に該凸部に接する凹部が形成されているが、板バネ33には端面に半円筒状の凹部を有する突起が配設されボタンに該凹部に接する凸部が形成される構造でも同じ機能を有する。
本考案の実施例による固定具10は、レール9aに取り付けるそれぞれの機器に使用されるだけでなく、図4に示すとおり、複数の機器をまとめて移動できるような構造としてもよい。図4において、周辺機器11、12、13は従来の固定具50を介して第二レール40に保持され、該第二レール40は固定具10を介してレール9aに保持されている。したがって、周辺機器11、12、13はボタン32の簡単な操作でまとめてレール9a上を移動させたり固定させることが可能である。
本考案の実施例は以上の構造であるから、被検者を天板9に載せたり降ろしたりする際等、頻繁に周辺機器11を移動させる必要がある場合でもその作業が容易であり、検診台2全体が滅菌カバーで覆われていても該滅菌カバーの上から操作できる構造が簡単で安価な固定具10を備えたX線透視撮影装置を供給可能である。
図に示す実施例では、C型アームを備えたX線透視撮影装置の例について述べたが、天井走行式のX線透視撮影装置あるいはCアームテーブルを備えたX線透視撮影装置においても本考案は適用可能である。また、ボタン32の移動範囲はネジ36とガイド穴32aにより制限されるが、代わりにボタン32の上下端にストップ用板を配設した構造でも本考案は適用可能であり、本考案はこれら変形例を包含する。また上記実施例では半円筒状の突起等を使用するカム機構の構造を例に挙げたが、クサビや円形カム等一般的なカム機構をも適用でき、本考案は上記実施例ならびに図示例には限定されない。
この考案は、X線透視撮影装置に係り、特に天板に配設されたレールへの周辺機器の固定法に関して利用の可能性がある。
本考案の実施例によるX線透視撮影装置の概略構成を示す図である。 本考案の実施例による周辺機器とレールとの固定あるいは開放状態を示す図である。 本考案の実施例による固定具の構造を示す図である。 本考案の実施例による固定具の他の応用例を示す図である。 従来の固定具の構造を示す図である。
符号の説明
1 撮像装置本体
2 検診台
3 X線管
4 X線像検出器
5 Cアーム
6 Cアーム基台
7 基台
8 天板基台
9 天板
9a レール
10 固定具
11 周辺機器
12 周辺機器
13 周辺機器
31 固定ベース
32 ボタン
32a ガイド穴
33 板バネ
34 ゴム板
35 突起
36 ネジ
40 第二レール
50 固定具
51 固定ベース
52 ハンドル付ネジ
53 シュー
D 術者

Claims (3)

  1. 被検者を載置し周辺機器を固定具を介して支持するレールを有する天板と、前記天板を水平方向にスライド可能及び/又は昇降可能に基台部に支持してなる検診台を備えたX線透視撮影装置において、前記固定具は前記レールに対して押圧・離反可能に対置される固定ベースと、この固定ベースを前記レールに対して押圧・離反させる当接体と、この当接体を前記固定ベースに押圧または離反させるカム機構からなる構造を特徴とするX線透視撮影装置。
  2. 被検者を載置し周辺機器を固定具を介して支持するレールを有する天板と、前記天板を水平方向にスライド可能及び/又は昇降可能に基台部に支持してなる検診台を備えたX線透視撮影装置において、前記固定具は、固定具ベースと、前記固定具ベースに一端が固定される板バネと、前記板バネの開放側で前記レールに近接して固定される当接体と、前記板バネの開放側で前記当接体の反対側に固定される半円筒状の凸部又は凹部と、前記凸部又は凹部に接する凹部又は凸部が形成され前記固定具ベースに摺動可能に保持されるボタンからなる構造を有していることを特徴とするX線透視撮影装置。
  3. 前記当接体は弾性体からなる構造であることを特徴とする請求項1及び請求項2記載のX線透視撮影装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018191976A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 株式会社島津製作所 放射線撮影装置

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