JP3148672B2 - カセットホルダーの回転支持機構 - Google Patents

カセットホルダーの回転支持機構

Info

Publication number
JP3148672B2
JP3148672B2 JP07121497A JP7121497A JP3148672B2 JP 3148672 B2 JP3148672 B2 JP 3148672B2 JP 07121497 A JP07121497 A JP 07121497A JP 7121497 A JP7121497 A JP 7121497A JP 3148672 B2 JP3148672 B2 JP 3148672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cassette holder
support
holder
rotation
cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07121497A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10269658A (ja
Inventor
泰生 柳瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP07121497A priority Critical patent/JP3148672B2/ja
Publication of JPH10269658A publication Critical patent/JPH10269658A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3148672B2 publication Critical patent/JP3148672B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、磁気記録再生装置の回
転開閉式カセットホルダー回転支持機構に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図4、
図5は、回転開閉式のカセットホルダー(3)にテープカ
セット(図示せず)を投入し、カセットホルダーを閉じ
て、スライドシャーシ(2)上に受け渡し、スライドシャ
ーシ(2)を前進させ、メインシャーシ(1)上のヘッドシ
リンダ(13)の一部を、テープカセット内に侵入させた状
態で記録再生を行なう8ミリビデオを示している。
【0003】上記磁気記録再生装置は、装置全体の小
型、軽量化のために、凡ゆるメカニズムに小型、軽量化
が追求されており、例えば、カセットホルダー(3)の支
持機構にも次の課題が残されていた。従来は、メインシ
ャーシ(1)の奥端両側に支持壁(11)(11)を突設し、該支
持壁(11)(11)間にカセットホルダー(3)の基端を嵌め、
支持軸(10)によってカセットホルダー(3)を回転可能に
支持している。即ち、カセットホルダー(3)の回転中心
Pに支持軸(10)が位置している。
【0004】ところが、上記タイプの磁気記録再生装置
では、殆どの場合、メインシャーシ(1)の奥端の左右の
何れか一方にメカニズム駆動モータ(6)が配置されてお
り、カセットホルダー(3)の前記支持軸(10)の取付けに
モータ(6)が邪魔になる。
【0005】従来は、図4、図5に示す如く、メインシ
ャーシ(1)の支持壁(11)及びカセットホルダー(3)の基
端をモータ(6)の側方にずらせてモータ(6)との緩衝を
避ける、或いは高さの低いモータを採用することで問題
を解決している。
【0006】しかし、前者の場合、支持壁(11)及びカセ
ットホルダー(3)の基端をモータ(6)の側方にずらせた
分だけ装置が嵩ばり、小型、軽量に反することになる。
後者の場合、モータのマグネット材料に希土類等の高価
な材料を用いなければならず、モータのコストが嵩む。
【0007】本発明は、カセットホルダーの回転支持軸
をカセットホルダーの回転中心から外れた位置に設ける
ことにより、モータとの緩衝の問題を解決し、且つ装置
の大型化を来すことのないカセットホルダーの回転支持
機構を明らかにするものである。
【0008】
【課題を解決する手段】本発明のカセットホルダーの回
転支持機構は、カセットホルダーの回転中心を半径中心
とする円弧状の案内溝に複数の支持軸をスライド可能に
嵌めてカセットホルダーを回転可能に支持するカセット
ホルダーの回転支持機構であって、メインシャーシの奥
端両側に突設した支持壁の夫々に2本づつ突設した支持
軸を、カセットホルダーの基端に開設した円弧状案内溝
に嵌めており、一方の支持軸(51)は、メインシャーシの
底に接近してカセットホルダーの回転中心Pとメインシ
ャーシとの間に潜り込む様に位置し、他方の支持軸(5)
は、前記支持軸(51)よりもメインシャーシのカセット挿
脱側先端に近い位置にあり、両支持軸(5)(51)は70〜
110゜の間隔を存しており、カセットホルダーの回転
中心にメカニズム駆動用モータが位置している。
【0009】
【作用及び効果】カセットホルダー(3)は、円弧状の案
内溝(4)にスライド可能に嵌まった複数の支持軸(5)(5
1)に回転案内されるため、従来の回転中心Pに支持軸を
設けた場合と同様にして、ホルダー(3)を円滑に開閉で
きる。ホルダー(3)の回転中心Pに支持軸が存在しない
ため、回転中心Pに従来であれば障害物となるメカニズ
ム駆動用モータを支障なく配備できる。
【0010】2つの支持軸(5)(51)は70〜110゜の
間隔を存しているため、略直交する2方向の動きに対し
ても、ホルダー(3)を安定して開閉できる。
【0011】カセットホルダー(3)の回転中心Pにモー
タ(6)等の構成部品が存在しても支障はないため、磁気
記録再生装置の大型化を避けることができ、又、コスト
の高い特殊モータを採用する必要もない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、図1、図2、図3に示す
8ミリビデオのカセットホルダーの開閉機構における実
施例に基づき、本発明を具体的に説明する。以下の説明
で、図面の左側を前、右側を後とする。
【0013】メインシャーシ(1)上に、後方へ引出し可
能にスライドシャーシ(2)が配備され、メインシャーシ
(1)の前部に、カセットホルダー(3)の基端が回動可能
に支持されている。メインシャーシ(1)の前端中央にヘ
ッドシリンダ(7)が搭載され、前端の一方の隅部にメカ
ニズム駆動モータ(6)が位置している。スライドシャー
シ(2)には一対のリール台(図示せず)が配備されてい
る。
【0014】カセットホルダー(3)は、後記の如くメイ
ンシャーシ(1)に枢支された第1ホルダー(31)に第2ホ
ルダー(32)をスライド可能に取付けて構成されている。
第2ホルダー(32)にテープカセット(図示せず)を投入
し、カセットホルダー(3)を下向きに閉じると、第2ホ
ルダー(32)とスライドシャーシ(2)がヘッドシリンダ
(7)側に前進し、テープカセットの前部開口にヘッドシ
リンダ(7)の一部が嵌まり込んだ状態で記録再生が行な
われる。
【0015】メインシャーシ(1)の前端両側縁に上向き
に支持壁(11)(11)が突設され、支持壁(11)(11)間に、前
記カセットホルダー(3)の第1ホルダー(31)の基端が回
転可能に嵌まっている。第1ホルダー(31)の回転中心P
は、メインシャーシ(1)上のモータ(6)の上部と緩衝す
る位置にあるが、該回転中心Pに第1ホルダー(31)の支
持軸は存在していない。
【0016】第1ホルダー(31)は、両側面(30)の前部
に、下方から前方へ延びる円弧状脚部(33)を突設してお
り、該側面(30)の前部と、円弧状脚部(33)との間は、モ
ータ(6)との緩衝を避けための逃し開口(34)となってい
る。
【0017】該第1ホルダー(31)の側面(30)の前部及び
円弧状脚部(33)の前部に第1ホルダー(31)の回転中心P
を半径中心とする夫々円弧状の第1溝(41)及び第2溝(4
2)を開設し、第1溝(41)と第2溝(42)によってカセット
ホルダー(3)の回転開閉のための案内溝(4)を構成して
いる。
【0018】前記メインシャーシ(1)上の支持壁(11)(1
1)には、上記案内溝(4)にスライド可能に嵌まる、第
1、第2の2本の支持軸(5)(51)を内向きに短く突設し
ている。第1支持軸(5)は、第1ホルダー(31)の回転中
心Pと略同じ高さ位置でモータ(6)よりも後方に位置し
ており、前記第1溝(41)に嵌まっている。
【0019】第2支持軸(51)は、メインシャーシ(1)に
接近し、且つ第1ホルダー(31)の回転中心Pとメインシ
ャーシ(1)との間に潜り込む様に位置し、前記第2溝(4
2)に嵌まっている。即ち、第1支持軸(5)は、第2支持
軸(51)よりもメインシャーシ(1)から離れており、且つ
第2支持軸(51)よりもメインシャーシ(1)のカセット挿
脱側先端に近い位置にある。第1支持軸(5)と第2支持
軸(51)は、第1ホルダー(31)の回転中心Pを中心に70
〜110゜の間隔を存して位置している。
【0020】然して、カセットホルダー(3)は、円弧状
の案内溝(4)にスライド可能に嵌まった複数の支持軸
(5)(51)によって、円滑に回転案内される。カセットホ
ルダー(3)の回転中心Pに支持軸が存在しないため、回
転中心Pにモータ(6)が位置していても、カセットホル
ダー(3)の回転開閉に支障はない。
【0021】カセットホルダー(3)の回転中心Pの後方
と、下方に70〜110゜の間隔を存して支持軸(5)(5
1)を突設しているため、カセットホルダー(3)の後方と
下方の略直交する2方向の動きに対しても、カセットホ
ルダー(3)をガタなく安定して開閉できる。
【0022】本発明の実施に際し、案内溝(4)は、実施
例の様に第1溝(41)、第2溝(42)に分けずとも、1本に
繋がった円弧溝とすることができる。
【0023】本発明は、上記実施例の構成に限定される
ことはなく、例えば、扉の回転支持機構に実施する等、
特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カセットホルダーを閉じた状態のカセットホル
ダー回転支持機構の側面図である。
【図2】カセットホルダーを開いた状態のカセットホル
ダー回転支持機構の側面図である。
【図3】磁気記録再生装置のメカニズムの平面図であ
る。
【図4】従来例のカセットホルダーを開いた状態のカセ
ットホルダー回転支持機構の側面図である。
【図5】従来例の磁気記録再生装置のメカニズムの平面
図である。
【符号の説明】
(1) メインシャーシ (11) 支持壁 (2) スライドシャーシ (3) カセットホルダー (31) 第1ホルダー (32) 第2ホルダー (4) 案内溝 (41) 第1溝 (42) 第2溝 (5) 第1支持軸 (51) 第2支持軸 (6) モータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットホルダーの回転中心を半径中心
    とする円弧状の案内溝に複数の支持軸をスライド可能に
    嵌めてカセットホルダーを回転可能に支持するカセット
    ホルダーの回転支持機構であって、メインシャーシの奥
    端両側に突設した支持壁の夫々に2本づつ突設した支持
    軸を、カセットホルダーの基端に開設した円弧状案内溝
    に嵌めており、一方の支持軸(51)は、メインシャーシの
    底に接近してカセットホルダーの回転中心Pとメインシ
    ャーシとの間に潜り込む様に位置し、他方の支持軸(5)
    は、前記支持軸(51)よりもメインシャーシのカセット挿
    脱側先端に近い位置にあり、両支持軸(5)(51)は70〜
    110゜の間隔を存しており、カセットホルダーの回転
    中心にメカニズム駆動用モータが位置しているカセット
    ホルダーの回転支持機構。
JP07121497A 1997-03-25 1997-03-25 カセットホルダーの回転支持機構 Expired - Fee Related JP3148672B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07121497A JP3148672B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 カセットホルダーの回転支持機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07121497A JP3148672B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 カセットホルダーの回転支持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10269658A JPH10269658A (ja) 1998-10-09
JP3148672B2 true JP3148672B2 (ja) 2001-03-19

Family

ID=13454214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07121497A Expired - Fee Related JP3148672B2 (ja) 1997-03-25 1997-03-25 カセットホルダーの回転支持機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3148672B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10269658A (ja) 1998-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5161079A (en) Tape cassette with slidable shutter
EP0435267A2 (en) Cassette loading apparatus
JP3148672B2 (ja) カセットホルダーの回転支持機構
US5724217A (en) Magnetic disk cartridge with shutter spring engaging portion and guide projection
JPH03178066A (ja) 回転ヘッド式テーププレーヤ
JP3194025B2 (ja) テープカートリッジ
JPH0449564A (ja) 磁気記録再生装置
US5442501A (en) Device for holding a cassette having a slider and a cassette having no slider
CA1323694C (en) Cassette holding apparatus for a cassette tape player
JP2768179B2 (ja) カセット装着装置
JPH064953A (ja) フロントローディング装置
JP4156865B2 (ja) 記録テープカートリッジ
EP0989551A1 (en) Cartridge transporting mechanism for disc player
JP2568617Y2 (ja) カートリッジ式磁気ディスク装置
JP2797580B2 (ja) 磁気記録再生機のカセット装着装置
JP5110274B2 (ja) ディスク装置付きディスプレイ装置
JP2939113B2 (ja) カセットテーププレーヤ
JP3536721B2 (ja) カートリッジ移送装置
JPH06162610A (ja) 記録再生装置
JP3421390B2 (ja) ディスク搬送装置
JP3155958B2 (ja) ディスクチェンジャー
JP2550993Y2 (ja) キャビネット
JP3097446B2 (ja) カセット装着装置
JPS62270051A (ja) 磁気記録再生装置のカセツト装着機構
JPS626456A (ja) カセツト装着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20001212

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees