JP3148388B2 - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JP3148388B2
JP3148388B2 JP22158792A JP22158792A JP3148388B2 JP 3148388 B2 JP3148388 B2 JP 3148388B2 JP 22158792 A JP22158792 A JP 22158792A JP 22158792 A JP22158792 A JP 22158792A JP 3148388 B2 JP3148388 B2 JP 3148388B2
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fan
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和雄 田井野
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子レンジに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電子レンジは、特公昭5
9−8723号公報に示されている。このものは、キャ
ビティーの排気開口部に排気ダクトを設け、該ダクトか
らファンにより庫内空気を排気するとき、排気ダクト内
にサーミスタ等のセンサーを配置して、排気ダクト内の
気流の物理的な変化を検知し、その検知結果により加熱
制御を行うものである。また、前記ファンを駆動するモ
ータの回転数は外部から制御でき、ファンの回転数を変
えることで気流の流量を変えて仕上がり状態を変えるこ
とができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、例えば電源周
波数が高くなればモータの回転数も高くなり、また低く
なればモータの回転数も低くなるように、電源周波数が
変化すればそれに伴ってモータの回転数も変化すること
が知られている。
【0004】そこで、前記従来例において、ファンを駆
動するモータは電源周波数により回転数制御していない
ので、電源周波数が異なればファンの回転数が変わる。
ファンの回転数が変われば、センサーへの気流の送風
量、特に湿度センサーへの湿度の送風量が変わるので、
同じ湿度を検知しても、湿度センサーの検知レベルが変
わり、その分湿度センサーが調理を終了する仕上がり検
知レベルに達するまでの時間が長くなったり、短くなっ
たりして調理の仕上がり状態が変わり、調理終了時に調
理が出来上がり過ぎたり、また出来上がっていなかった
りする恐れがあった。
【0005】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電子レンジは
調理物を収納するキャビティーと、前記調理物を加熱す
るヒーターと、前記キャビティーの一方の側壁の通気孔
と連通するセンサーボックスと、該センサーボックス内
に設けられ、前記キャビティー内の湿度を検知する湿度
センサーと、前記キャビティー内に導かれるマイクロ波
を発生するマグネトロンと、該マグネトロンを冷却する
冷却風を発生するとともに、該冷却風を前記キャビティ
ーの他方の側壁の通気孔からキャビティー内へ送り、そ
の後冷却風を前記センサーボックス内へ送るファンと、
該ファンを回転するファンモータと、電源周波数を検知
する周波数検知部と、前記ファンモータを電源周波数に
関係なく同じ回転数で駆動できるように、前記周波数検
知部の検知結果に基づいて前記ファンモータを駆動制御
するファン駆動部から構成される。
【0007】さらに、前記ファン駆動部は、位相制御に
より前記ファンの回転数を制御する共に、運転開始時か
ら一定時間全位相角をオンするよう構成される。
【0008】
【作用】即ち、電源周波数が、周波数検知部で50Hz
か60Hzかを判断して、その結果に基づいてファン駆
動部がファンの回転数を増減して電源周波数が異なって
も同じ回転数となるように制御することにより、湿度セ
ンサーへの湿度の送風量を同じにして、湿度検知状態を
同じにしようとするものである。
【0009】
【実施例】図1において、1は電子レンジのフレーム、
2は該フレーム1に内設するキャビティー、3は該キャ
ビティー2内の上部に設けた上ヒータ、4は同じく下部
に設けた下ヒータ、5は該下ヒータ4の真上に配置した
調理物を載置するターンテーブル、6は該ターンテーブ
ル5を回転駆動する回転モータ、7はキャビティー2内
の湿度を検知する湿度センサー、8はマイクロ波を発生
するマグネトロン、9は該マグネトロン8を冷却する冷
却ファン、10はファン9を回転するファンモータ、1
1は前記マグネトロン8に供給する高電圧を得るための
高圧トランス、12は前記マグネトロン8で発生したマ
イクロ波をキャビティー2内に導く導波管である。
【0010】前記湿度センサー7は、キャビティー2の
一方の側壁2aの上部に設けた通気穴2cと連通するセ
ンサーボックス13内に設けられている。
【0011】また、前記冷却ファン9からの冷却風は、
キャビティー2の他方の側壁2bの通気孔2dからキャ
ビティー2内にも吹き込むようになっている。
【0012】図2において、14a、14bはドア(図
示せず)を閉じたときにオンするドアスイッチ、15は
ドアを閉じたときにオフするモニタースイッチであり、
ドアスイッチ14aは電源ラインに、ドアスイッチ14
bはアースラインに、モニタースイッチ15は電源ライ
ンとアースライン間に夫々接続している。
【0013】16はキャビティー2内を照明するランプ
であり、回転モータ6と並列接続している。17はター
ンテーブルリレーであり、前記ランプ16と回転モータ
6との並列回路に直列接続している。
【0014】18はファンモータ10に直列接続したト
ライアックであり、該トライアック18の導通角を制御
することによりファンモータ10の回転数を制御するも
のである。
【0015】19は上ヒータ3に直列接続した上ヒータ
リレー、20は下ヒータ4に直列接続した下ヒータリレ
ーである。
【0016】21はマグネトロンリレーであり、オンオ
フすることによりマグネトロン8をオンオフするもので
ある。
【0017】22はマグネトロン8に高圧電力を供給す
る高圧回路であり、高圧トランス11、高圧コンデンサ
23、高圧ダイオード24から構成されている。
【0018】25はドアの開閉を検知するドアセンシン
グスイッチ、26はスタートスイッチ、温度設定キーな
どを備えるキーボード、28は電子レンジの加熱制御を
司る制御回路、29は終了などの報知を行うブザーであ
る。前記制御回路28は、ファンモータ10の回転数を
制御するファン駆動部30、電源周波数が50Hzであ
るか60Hzであるか検知する周波数検知部31を備え
ている。
【0019】斯る構成における動作を図3及び図4に基
づいて説明する。ステップS1でキー入力があるまで待
機し、キー入力があればステップS2でグリル自動コー
スが選択されたかどうか判断する。もし、グリル自動コ
ース以外が選択されればステップS3で次工程に処理を
移行する。その後の動作は、本発明の実施例では省略す
る。
【0020】ステップS2でグリル自動コースが選択さ
れると、ステップS4でスタートキーを操作するまで待
機する。スタートキーを操作すると、ステップS5で仕
上がり設定レベルVを設定し、ステップS6でターンテ
ーブルリレー17をオンしターンテーブル5の回転を開
始する。
【0021】前記ステップS5で設定する仕上がり設定
レベルVは、湿度センサー7で検知した検知レベルがこ
の設定レベルVに達すれば調理を終了するために設定さ
れるものである。
【0022】ステップS7で制御回路28の周波数検知
部31で電源周波数が50Hzか60Hzかを判断す
る。ステップS7で50Hzであると判断すると、ステ
ップS8でトライアック18を0.5秒間オンした後、
ステップS9でファン駆動部30にトライアック18を
電源がゼロクロスしてから5.2m秒後にオンするよう
位相制御を設定する。
【0023】即ち、50Hzの半周期は10m秒である
ので、ファンモータ10には半周期のうち4.8m秒間
通電することになる。従って、ファン9は約800rp
mの回転数で加熱中回転することになる。
【0024】また、ステップS7で60Hzと判断する
と、ステップS10で0.5秒間トライアック18をオ
ンした後、ステップS11でファン駆動部30にトライ
アック18を電源がゼロクロスしてから3.1m秒後に
オンするよう位相制御を設定する。
【0025】即ち、60Hzの半周期は8.3m秒であ
るので、ファンモータ10には半周期のうち5.2m秒
間通電することになる。この通電時間は、周波数が50
Hzのときとファン9の回転数が同じ800rpmとす
るために設定された時間である。
【0026】その後、ステップS12で上ヒータリレー
19をオンして上ヒータ3をオンする。その後は、ステ
ップS13で湿度センサー7の検知レベルVSを検知し
てステップS14で検知レベルVSがステップS5で設
定した設定レベルVに達したかどうか検知し、達するま
でこの動作を継続する。
【0027】ステップS14で検知レベルVSが設定レ
ベルVに達したと判断すると、ステップS15で上ヒー
タリレー19をオフして上ヒータ3への通電を切り、ス
テップS16でトライアック18へのオン信号の送信を
停止してファンモータ10を停止し、ステップS17で
ターンテーブルリレー17をオフしてターンテーブルの
回転を停止した後、ステップS18でブザーを鳴らして
終了したことを報知する。
【0028】該ファン駆動部30は、本実施例では、ト
ライアック18の導通角を制御してファンモータ10の
位相を制御し、回転数を制御するものであるが、インバ
ータ回路を用いてファンモータ10の回転数を制御して
もよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、電源周波数が変わって
も、調理の仕上がりに影響はなく、常に一定の仕上がり
が得られる調理を実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子レンジの断面図である。
【図2】本発明の電子レンジの制御回路図である。
【図3】本発明の電子レンジのグリル自動調理の動作フ
ローチャート図である。
【図4】図3の続きの動作フローチャート図である。
【符号の説明】
2 キャビティー 3 上ヒータ 7 湿度センサー 9 ファン 30 ファン駆動部 31 周波数検知部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24C 7/02 350 F24C 7/02 325 H05B 6/68 310 H05B 6/68 320

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を収納するキャビティーと、前記
    調理物を加熱するヒーターと、前記キャビティーの一方
    の側壁の通気孔と連通するセンサーボックスと、該セン
    サーボックス内に設けられ、前記キャビティー内の湿度
    を検知する湿度センサーと、前記キャビティー内に導か
    れるマイクロ波を発生するマグネトロンと、該マグネト
    ロンを冷却する冷却風を発生するとともに、該冷却風を
    前記キャビティーの他方の側壁の通気孔からキャビティ
    ー内へ送り、その後冷却風を前記センサーボックス内へ
    送るファンと、該ファンを回転するファンモータと、
    源周波数を検知する周波数検知部と、前記ファンモータ
    を電源周波数に関係なく同じ回転数で駆動できるよう
    に、前記周波数検知部の検知結果に基づいて前記ファン
    モータを駆動制御するファン駆動部を備えたことを特徴
    とする電子レンジ。
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