JP3148136U - 溝内床面仮設装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】道路の側溝等の溝内に仮設する仮設床面の仮設作業を容易かつ迅速に効率よく行える溝内床面仮設装置を提供する。【解決手段】溝内床面仮設装置は、溝の上部開放側の幅方向を塞ぐよう当該溝内に嵌め込まれる平板状の床面部と、前記床面部の左右両縁の各々の縁の少なくとも一部から溝の両側壁に沿って下方に延在する側面部とを備えた(断面略伏せコ字状の)床面部材と、前記左右の両側面部の各々に設けられた圧接用ナット部に、前記溝の側壁に対して垂直に当接するようねじ込まれる圧接用ボルトとを有することを特徴とする。又、床面部材を溝底から所望の高さ位置に支える複数の支柱部材を装着脱自在に備えたことを特徴とする。【選択図】図5

Description

本考案は、道路の側溝等、溝の内部に、溝の底面から所望の高さ位置に仮の床面を設置する溝内床面仮設装置に関する。
既設の溝(以下、既設溝ともいう)、例えば、道路の側溝等においては、路肩に当たる溝の側壁上縁部(以下、上縁部ともいう)側は損傷を受け易く、これが破損すると、溝の蓋板(コンクリート板や金属製板或いは金属製網板等)の収まりが悪くなって、蓋板が一層ガタついて損傷が急速に拡大したり、騒音を発したりするため、破損具合に応じて、溝の一方又は両側壁の上縁部側を除去したり、除去した当該部分の側壁を新たに構築するという改修工ことが適宜行われる。
又、近時においては、側溝を挟んで路面と続く地面との段差を無くす所謂バリヤーフリーの観点から、既設溝の上縁部を切断して除去し、溝の側壁の高さを低くしたり、低くしてから改めて側溝の蓋板を被せるという改修工ことが急増している。
他方、このような従来の工法では、比較的幅が狭くて作業空間が小さい溝の中での、作業となる上、溝の流水を止めたり、流水の迂回路を設ける等の付帯工ことが必要となり、多大な作業日時と手間とを要し、工ことの作業効率の向上を望むことができなかった。
本考案は、上記課題を解消し、流水を止めたり迂回路を設ける等の付帯工ことを無用とするため、溝内に仮設する仮設床面の仮設作業を容易且つ迅速に効率よく行える溝内床面仮設装置の提供を目的とする。
請求項1の溝内床面仮設装置の考案は、溝の上部開放側の幅方向を塞ぐよう当該溝内に嵌め込まれる平板状の床面部と前記床面部の左右両縁の各々の縁の少なくとも一部から溝の両側壁に沿って下方に延在する側面部とを備えた(断面略伏せコ字状の)床面部材と、前記左右の両側面部の各々に設けられた圧接用ナット部に、前記溝の側壁に対して垂直に当接するようねじ込まれる圧接用ボルトとを有することを特徴とする。
請求項2の考案は、請求項1に記載の溝内床面仮設装置において、各圧接用ボルトの先端は、当接する側壁と面接触する当接面部を備えたことを特徴とする。
請求項3の考案は、請求項2に記載の溝内床面仮設装置において、当接面部は、側壁と面接触する面が前記側壁の面との摩擦抵抗を高める凹凸面であることを特徴とする。
請求項4の考案は、請求項2又は請求項3に記載の溝内床面仮設装置において、当接面部は圧接用ボルトの先端にユニバーサルジョイントされたことを特徴とする。
請求項5の考案は、請求項1乃至請求項4の何れかに記載の溝内床面仮設装置において、両側面部間に設けられる雌ネジ穴は、雌ネジ穴の中心軸が一致した対を成すよう相対に設けられたことを特徴とする。
請求項6の考案は、請求項5に記載の溝内床面仮設装置において、対を成す雌ネジ穴は複数対設けられたことを特徴とする。
請求項7の考案は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の溝内床面仮設装置において、床面部には圧接用ボルトを回すねじ回し工具が操作可能に貫通する圧接用ボルト挿通穴が各圧接用ボルト毎に設けられたことを特徴とする。
請求項8の考案は、請求項1乃至請求項7の何れかに記載の溝内床面仮設装置において、床面部材を溝底から所望の高さ位置に支える複数の支柱部材を装着脱自在に備えたことを特徴とする。
請求項9の考案は、請求項8に記載の溝内床面仮設装置において、支柱部材は高さ調節自在に構成されたことを特徴とする。
請求項10の考案は、請求項8又は請求項9に記載の溝内床面仮設装置において、支柱部材は床面部材側に設けられた支柱用ナット部と、当該支柱用ナット部にねじ込まれた支柱用ボルトとで構成されたことを特徴とする。
請求項11の考案は、請求項10に記載の溝内床面仮設装置において、支柱用ナット部は床面部から下方に延在する側面部の内面側に設けられたことを特徴とする。
請求項12の考案は、請求項10又は請求項11に記載の溝内床面仮設装置において、支柱用ボルトは床面部に穿たれた支柱用ボルト挿通穴を介して床面上から支柱用ナット部にねじ込まれたことを特徴とする。
請求項13の考案は、請求項1乃至請求項12の何れかに記載の溝内床面仮設装置において、床面部は当該床面部が幅方向に二分割された一対の片側床面部で構成されることを特徴とする。
請求項14の考案は、請求項13の溝内床面仮設装置において、床面は一対の片側床面部が複数の連結部材を介して二分割間隔を調整自在に連結されたことを特徴とする。
請求項15の考案は、請求項13又は請求項14の溝内床面仮設装置において、連結部材は、一対の片側床面部の両裏面側に亘って宛がわれる当接部材と、二分割間隔の拡大縮小方向に向けて延在するよう前記当接部材に設けられたスリットと、前記スリットを貫通するよう前記一対の片側床面部の各々裏面側に植設されたネジ棒部と、前記ネジ棒部に螺合されて当接部材を片側床面部の裏面側に圧接固定する締め付けナット部とを有することを特徴とする。
請求項16の考案は、請求項15の溝内床面仮設装置において、当接部材に設けられるスリットは一対の片側床面部の各裏面側毎に各々独立して設けられたことを特徴とする。
請求項17の考案は、請求項15又は請求項16に記載の溝内床面仮設装置において、一対の片側床面部の各裏面側に植設されるネジ棒部は複数並設されたことを特徴とする。
請求項1乃至請求項17の各考案によれば、何れも、溝内に、溝底から任意の高さ位置で、仮設床面を容易且つ迅速に効率よく仮設することができ、溝の流水を止めたり迂回路を設ける等の付帯工ことが無用となる。
又、請求項1乃至請求項17の各考案によれば、何れも、溝底が平でなく、凹凸があっても、圧接用ボルトと圧接用ナット部とを用いることで、或いは、支柱用ボルトの高さを調整することによって、溝底の構造や環境に影響されること無く、溝内に容易に仮設床面を仮設することができる。
請求項2、至請求項3の各考案によれば、何れも、対の当接面部により、両側壁との摩擦抵抗を高めることができ、より一層、圧接用ボルトによる圧接力(突っ張り力)を確保することができ、仮設床面の脱落阻止効果を高めることができる。
請求項4の考案によれば、側壁の傾斜に応じて当接面部が圧接されるので、側壁が垂直面か傾斜面かに拘らず、溝の側壁の状況に応じて、更に一層、傾斜摩擦抵抗を高めることができる。
請求項5の考案によれば、軸が一致する一対の圧接用ボルトによる圧接力(突っ張り力)を効果的に発揮させることができ、仮設床面の脱落阻止効果を高めることができる。
請求項7や請求項12の各考案によれば、何れも挿通穴を介して、床面上から工具を挿入できるので、圧接用或いは支柱用のボルト締め或いは緩め作業を容易に行うことができる。
請求項8や請求項17の各考案によれば、何れも、溝の側壁や溝底の状況に応じて、
圧接用ボルトや支柱用ボルトの双方或いは何れか一方を用いることで、溝底の構造や環境に影響されること無く、溝内に容易に仮設床面を仮設することができる。
又、圧接用ボルト及び支柱用ボルトの双方を用いることによって、仮設床面の脱落防止効果をより一層高めることができる。
請求項9の考案によれば、各支柱ボルトが位置する溝底の凹凸に応じて適宜高さを調整できるので、溝底の凹凸にかかわらず仮設床面の高さや水平維持調整を容易且つ迅速に行うことができる。
請求項10の考案によれば、支柱部材を比較的容易且つ安価に構成することができる。
請求項7の考案によれば、
請求項13乃至請求項17の各考案によれば、何れも、溝幅の寸法が多少異なる溝に対しても、床部を適宜拡幅できるので、二分轄間隙を塞ぐ適当な床材を床面部に載せることで、溝幅が多少異なる程度の溝に対して比較的自在に対応させることができる。
請求項15乃至請求項17に記載の各考案によれば、何れも、溝の幅に応じて拡開された二分割間隔を容易且つ確実に維持させることができ、安定的な仮設床面を設定することができる。
本考案の最良の実施の形態を示す道路側溝用の溝内床面仮設装置を実施例1及び実施例2に示す図面に基づいて説明する。
実施例1の溝内床面仮設装置は、溝内に仮設される床面部材を溝底から所望の高さ位置に支えるに、溝の両側壁に対して水平方向に突っ張らせる複数の水平維持掛止手段14を装着脱自在に備えた装置である。
図1は実施例1の溝内床面仮設装置の仮設状態を示す斜視図、図2は図1の断面図、図3は実施例1の溝内床面仮設装置の水平維持掛止手段の拡大断面図、図4は実施例1の溝内床面仮設装置の水平維持掛止手段の操作説明図である。
図1及び図2において、図示の溝内床面仮設装置10は、溝1の上部開放側2の幅方向を塞ぐように溝内に嵌め込まれる平板状の床面部11と、この床面部11の左右両縁から当該溝1の両側壁即ち左右の側壁3、3に沿って下方に延在する側面部12、12とを備えた床面部材13と、この床面部材13を溝底4から適当な高さ位置で、溝1の左右の側壁3、3に掛止させて、床面部11即ち仮設床面を水平に維持させる水平維持掛止手段14とを供えた装置である。
実施例1の側面部12、12は床面部11の左右両縁の各縁の全長に渡って下方に折り曲げた状態で延在させているが、この例に限らず、水平維持掛止手段14、少なくともその圧接用ナット部15を設けるに必要な部分のみ、例えば、左右両縁の各々の縁の少なくとも一部を下方に延在して形成してもよい(図示せず)。
実施例1の水平維持掛止手段14は、左右の両側面部12、12の各々に回動不動に固定的に設けられた圧接用ナット部15と、この各々の圧接用ナット部15に溝1の中央空間側から各々ねじ込まれて、ねじ込まれたボルト先端が溝1の側壁3、3に対して垂直に当接する圧接用ボルト16とで構成されている。
尚、圧接用ナット部15は、必ずしもナットを用いる必要は無く、例えば、側面部12を水平方向に貫く雌ねじを穿って構成してもよい。本明細書における圧接用ナット部15の用語はこのような雌ネジ構成を含む意味である。
この実施例1の各圧接用ボルト16の先端には、当該先端が当接する側壁3、3と面接触するように平板状に形成された当接面部17が設けられており、この平板状の当接面部17は、半球状に形成されたボルト先端に対して、当該半球面上の任意の角度に回動自在となるよう半球回転自在にユニバーサルジョイントされている。
又、この当接面部17の側壁3と面接触する側の面は、当該側壁3の面との摩擦抵抗を高め得るように凹凸面とし(図示せず)、これにより、側壁3との摩擦抵抗を高めることができ、より一層、圧接用ボルト16のねじ込みによる側壁3に対する圧接力を確保することができ、仮設床面の脱落阻止効果を高めることができる。
圧接用ボルト16の圧接力を更に高めるためには、両側面部12、12間に設けられる圧接用ナット部15としての雌ネジ穴は、当該雌ネジ穴の中心軸が一致した対を成すよう相対に設けるとよい。この一対の雌ネジ穴(15、15)に背抗してねじ込まれる一対の圧接用ボルト16、16によって効率よく高い突っ張り力が得られるからである。
従って、このような対を成す圧接ナット部15としての雌ネジ穴は多数(複数対)設けるほど効果的である。
床面部11には、圧接ナット部15としての雌ネジ穴にねじ込まれる圧接用ボルト16のボルト頭を回すねじ回し工具18(図2)が操作可能に貫通する圧接用ボルト挿通穴19が各圧接用ボルト16毎に対応して設けられている。
これにより、この挿通穴19を介して、床面11上から工具18を挿入できるので、圧接用ボルト16の操作、即ち、ボルト締め或いは緩め作業を容易に行うことができる。
実施例2の溝内床面仮設装置20は、溝内に仮設される床面部材13を溝底4から所望の高さ位置に支える立脚手段としての、溝底4に立脚させる複数の支柱部材21を、前記床面部材13に装着脱自在に備えた装置である。
図5は溝内床面仮設装置の仮設状態を示す斜視図、図6は図1の断面図、図7は要部分解図である。
図5及び図6において、図示の溝内床面仮設装置20は、上記実施例1の溝内床面仮設装置10の床面部材13を溝底から所望の高さ位置に支えるに当り、溝1の両側壁3、3に対して水平方向に突っ張らせる複数の水平維持掛止手段14に加えて、更に、当該床面部材13に溝底4に立脚させる複数の立脚手段としての複数の支柱部材21を装着脱自在に設けてある。
従って、この実施例2においては、上記実施例1と同一若しくは実質的に同じ部材には、例えば実施例1の床面部材13と実施例2に示す分割されて2部材が連結されて構成される床面部材13や実施例1のボルト頭を頭上から回す工具18と実施例2のボルト頭を頭の側面から回す工具18のように、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図5及び図6において、図示の支柱部材21は、床面部材13の床面部11から下方に延在する側面部12の内面側に固定された複数の支柱用ナット部22と、これらの各支柱用ナット部22にねじ込まれる支柱用ボルト部23とで構成されており、この支柱用ボルト部23が溝底4に立脚して支柱用ナット部22を介して、床面部材13の高さ即ち床面部11の高さが調節自在に支持され、且つネジ込み量の調整により床面部材13即ち床面部11の水平維持が図られる。
支柱用ボルト部23は、床面部11に穿たれた各支柱用ボルト挿通穴24を介して支柱用ナット部22に鉛直方向からねじ込まれており、この支柱用ボルト挿通穴24は、支柱用ナット部22にねじ込まれた支柱用ボルト部23のボルト頭を回すねじ回し工具18(図2)が操作可能に貫通するサイズ(径)とされている。
従って、この実施例2の溝内床面仮設装置20は、上記実施例1と同様に、溝1内に落とし込むようにして床面部材13を溝1に嵌め込むように落とし込み、溝1の上部開放側2から鉛直方向に、適宜なボルト回し具18を床面部11の支柱用ボルト挿通穴24に差し込んで、床面部11の下に在る支柱用ボルト部23を自在に操作することによって、床面部材13即ち床面部11を溝底4から所望の高さ位置に支える高さ維持や水平維持の調整作業を容易且つ迅速に行うことができる。
又、上記実施例1の水平維持手段14と同様に、ボルトとナットとで立脚手段としての支持部材21を構成とすることにより、当該支柱部材21を単純且つ容易にして、床面部材13に対して装着脱自在に構成することができる。
又、各支柱部材21の脚の長さを適宜調節することによって溝底4の凹凸の有無に拘らず仮設床面としての床面部11の水平維持作業、即ち床面仮設作業を容易且つ迅速に行うことできる。
又、当然のことながら、溝1の流水を遮断したり迂回させたりすることなく、流水をそのままで、流水の深さに応じて床面部材(仮設床面)13の高さを従来に較べて容易且つ自在に設定することができる。
更に又、この実施例2の溝内仮設床面装置20によれば、溝1の側壁3や溝底4の状況に応じて、水平維持掛止手段14の圧接用ボルト16や立脚手段としての支柱用ボルト21の双方或いは何れか一方を用いることで、溝底4の構造や環境に影響されること無く、溝内に容易に仮設床面を仮設することができる。
又、水平維持掛止手段14としての圧接用ボルト16及び立脚手段としての支柱用ボルト21の双方を用いることによって、仮設床面をより強固に仮設することができ、脱落防止効果をより一層高めることができる。
尚、水平維持掛止手段14の圧接用ボルト16や立脚手段としての支柱用ボルト21の双方或いは何れか一方を用いる場合には他方を相応するナット部(圧接用ナット部15又は支柱用ナット部22)から外して用いればよく、水平維持掛止手段及び立脚手段の両方の手段を併せ持ちながらも、必要に応じて何れの手段の装着脱も容易に行うことができる。
図7において、実施例2の床面部材13の床面部11(F)は、その床面部11の幅方向に二分割されて一対の片側床面部11A、11Bで構成されており、この一対の片側床面部11A、11Bが一体化手段としての連結部材25を介して、二分割された二分割間隔L(幅)を溝1の幅に応じて、適宜、拡大させたり縮小させたりできるよう調整自在、即ち拡大縮小調整自在に連結されている。
図示の連結部材25は、一対の片側床面部11A、11Bの両裏面側に亘って、分轄間隔L即ち縦割りライン(L)と交差するように宛がわれた当接部材26と、この当接部材26に設けられたスリット27(27A、27B)と、このスリット27を貫通して前記一対の片側床面部11A、11Bの各々の裏面側に植設された複数のネジ棒部28(28A、28A、28B、28B)と、これらのネジ棒部28(28A、28A、28B、28B)に螺合されて当接部材26を片側床面部11A、11Bの裏面側に圧接固定させる締め付け連結用ナット部29(29A、29A、29B、29B)とを有している。
尚、分轄間隔L即ち縦割りライン(L)と交差するように宛がわれる上記の連結部材25は、縦割りライン(L)の延在方向に適宜間隔をおいて配設すればよい(図示せず)。
更に、図示の当接部材26に設けられるスリット27は、一対の片側床面部11A、11Bの各裏面側毎に植設されたネジ棒部28A、28Bに各々対応するよう独立して、図中の符号27A、27Bで示すように2つのスリットとして形成されている。
この場合、両スリット27A、22Bの長さを所定長さに形成することによって、分轄間隔Lの幅、即ち拡大縮小可能な分轄幅を予め規制しておくことができる。
各片側床面部11A、11Bの裏面側に植設されるネジ棒部28A、28Bは前記の縦割りライン(L)と交差する方向に複数本、例えば図示のように少なくとも2本並設させて、スリット27(27A、27B)の幅をネジ棒部28A、28Bの径にほぼ等しく形成しておくことにより、分轄された一対の片側床面部11A、11Bの相対位置を適正に、例えば溝1の延在方向において一対の片側床面部11A、11Bにズレを生じさせないように規制することができる。
実施例2の溝内床面仮設装置20によれば、溝1の床面部11の幅(図7において、幅=11A+L+11B)に応じて適宜な分轄幅(L=拡大縮小自在)を調整できるので、溝1の幅に適応した仮説床面を仮設することができる。
又、溝1の幅に応じて一義的(分轄幅調整不能)に構成される上記実施例1の溝内床面仮設装置10の床面部材13に較べて、実施例2の図7に示す溝内床面仮設装置では、溝幅に応じて予め用意(製造)しておく溝内床面仮設装置の種類が少なくて済み、経済的となる。
尚、上記実施例1及び2において、溝内床面仮設装置10、20の長さは取り扱い可能な適宜の長さであればよく、図示の長さは単に作図上の都合での長さである。
又、床面部材の材質は金属製や樹脂製やその他の材質の何れでもよく、限定されない。
本考案は、道路の側溝限らず、その他の溝についても広くて利用することができる。
溝内床面仮設装置の仮設状態を示す斜視図である(実施例1)。 図1の横断面図である(実施例1)。 溝内床面仮設装置の水平維持掛止手段の拡大断面図である(実施例1)。 溝内床面仮設装置の水平維持掛止手段の操作説明図である(実施例1)。 溝内床面仮設装置の仮設状態を示す斜視図である(実施例2)。 図5の断面図である(実施例2)。 要部分解説明図である(実施例2)。
符号の説明
1 溝
2 上部開放側
3 側壁(溝の側面)
4 溝底(溝の底面)
10 溝内床面仮設装置(実施例1)
11 床面部(仮設床面)
11A 片側床面部(床面部材)
11B 片側床面部(床面部材)
12 側面部(床面部材)
13 床面部材
14 水平維持掛止手段
15 圧接用ナット部(水平維持掛止手段)
16 圧接用ボルト部(水平維持掛止手段)
17 当接面部
19 圧接用ボルト挿通穴
21 支持部材(立脚手段)
22 支柱用ナット部(立脚手段)
23 支柱用ボルト部(立脚手段)
24 支柱用ボルト挿通孔
20 溝内床面仮設装置(実施例2)
21 支持部材(立脚手段)
22 支柱用ナット部(立脚手段)
23 支柱用ボルト部(立脚手段)
25 連結部材
26 当接部材
27 スリット
27A、22B スリット
24 支柱用ボルト挿通孔
28 ネジ棒部
28A、28B ネジ棒部

Claims (17)

  1. 溝の上部開放側の幅方向を塞ぐよう当該溝内に嵌め込まれる平板状の床面部と
    前記床面部の左右両縁の各々の縁の少なくとも一部から溝の両側壁に沿って下方に延在する側面部とを備えた(断面略伏せコ字状の)床面部材と、
    前記左右の両側面部の各々に設けられた圧接用ナット部に、前記溝の側壁に対して垂直に当接するようねじ込まれる圧接用ボルトと、
    を有することを特徴とする溝内床面仮設装置。
  2. 各圧接用ボルトの先端は、当接する側壁と面接触する当接面部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の溝内床面仮設装置。
  3. 当接面部は、側壁と面接触する面が前記側壁の面との摩擦抵抗を高める凹凸面であることを特徴とする請求項2に記載の溝内床面仮設装置。
  4. 当接面部は圧接用ボルトの先端にユニバーサルジョイントされたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の溝内床面仮設装置。
  5. 両側面部間に設けられる雌ネジ穴は、雌ネジ穴の中心軸が一致した対を成すよう相対に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の溝内床面仮設装置。
  6. 対を成す雌ネジ穴は複数対設けられたことを特徴とする請求項5に記載の溝内床面仮設装置。
  7. 床面部には圧接用ボルトを回すねじ回し工具が操作可能に貫通する圧接用ボルト挿通穴が各圧接用ボルト毎に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れかに記載の溝内床面仮設装置。
  8. 床面部材を溝底から所望の高さ位置に支える複数の支柱部材を装着脱自在に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れかに記載の溝内床面仮設装置。
  9. 支柱部材は高さ調節自在に構成されたことを特徴とする請求項8に記載の溝内床面仮設装置。
  10. 支柱部材は床面部材側に設けられた支柱用ナット部と、当該支柱用ナット部にねじ込まれた支柱用ボルトとで構成されたことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の溝内床面仮設装置。
  11. 支柱用ナット部は床面部から下方に延在する側面部の内面側に設けられたことを特徴とする請求項10に記載の溝内床面仮設装置。
  12. 支柱用ボルトは床面部に穿たれた支柱用ボルト挿通穴を介して床面上から支柱用ナット部にねじ込まれたことを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の溝内床面仮設装置。
  13. 床面部は、当該床面部が幅方向に二分割された一対の片側床面部で構成されることを特徴とする請求項1乃至請求項12の何れかに記載の溝内床面仮設装置。
  14. 床面は、一対の片側床面部が複数の連結部材を介して二分割間隔を調整自在に連結されたことを特徴とする請求項13の溝内床面仮設装置。
  15. 連結部材は、一対の片側床面部の両裏面側に亘って宛がわれる当接部材と、二分割間隔の拡大縮小方向に向けて延在するよう前記当接部材に設けられたスリットと、前記スリットを貫通するよう前記一対の片側床面部の各々裏面側に植設されたネジ棒部と、前記ネジ棒部に螺合されて当接部材を片側床面部の裏面側に圧接固定する締め付けナット部とを有することを特徴とする請求項13又は請求項14の溝内床面仮設装置。
  16. 当接部材に設けられるスリットは、一対の片側床面部の各裏面側毎に各々独立して設けられたことを特徴とする請求項15の溝内床面仮設装置。
  17. 一対の片側床面部の各裏面側に植設されるネジ棒部は複数並設されたことを特徴とする請求項15又は請求項16に記載の溝内床面仮設装置。
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