JP3147477B2 - フィールドコイル端末固定構造 - Google Patents

フィールドコイル端末固定構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの始動に使用
されるスタータモータ等の回転電機の、詳しくはヨーク
内部におけるフィールドコイルの端末部であるコイル端
末引き出し部の固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスタータヨーク内部には、ヨーク
3の開口端部であるヨーク縁部31と、フィールドコイ
ル2の端末部であるコイル端末引き出し部2aとを電気
的に絶縁するために熱可塑性樹脂により成形されるブッ
シングインシュレーション1が挿着されていた。この従
来の実施例を図5に示す。
【0003】図5において、熱可塑性樹脂(例えば、ナ
イロン66)により成形されるブッシングインシュレー
ション1へ、コイル端末引き出し部2aを支持するコイ
ル受け部12bを形成する。そして、このコイル受け部
12bに前記コイル端末引き出し部2aを挿通する。そ
の後、前記コイル受け部12bによってコイル端末引き
出し部2aを包み込む(コイル受け部12bを熱によっ
てつぶしてコイル端末引き出し部2aを把持する)よう
に熱圧着固定する。従って、前記ヨーク縁部31と、コ
イル端末引き出し部2aとを電気的に絶縁することがで
きる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来構造のフィールドコイル端末固定構造では、コ
イル受け部が一体形成されるブッシングインシュレーシ
ョンを熱圧着の必要性により熱可塑性樹脂によって成形
しているので、近年社会的ニーズの高いスタータの小型
軽量化によるヨーク部品への耐熱要求に、熱可塑性樹脂
では対応困難な欠点(スタータ本体の温度上昇度合は、
〔発熱量/体積〕に比例する為、小型化すると温度が上
がりやすくなる。よって小型化した場合、熱可塑性樹脂
では熱によりブッシングインシュレーションが変形して
しまう)がある。
【0005】また従来は、コイル受け部の熱圧着により
コイル端末引き出し部を固定していたので、この熱圧着
によってつぶした部分にバリがでてしまうという問題が
あった。
【0006】そこで本発明は、耐熱的に高い絶縁樹脂を
ブッシングインシュレーションに採用すると共に、組付
け性を容易にすることを可能とするフィールドコイル端
末固定構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を解決
するために、円筒状に形成され両端に開口部を備えるヨ
ークと、このヨークの内周面に周方向へ所定間隔を隔て
て固定される複数のポールコアと、このポールコアに各
々所定の巻数で積層巻回されるフィールドコイルと、こ
のフィールドコイルの端末部分であり前記ヨークの開口
部より延出されるコイル端末引き出し部と、絶縁樹脂に
より形成され前記コイル端末引き出し部を固定する円環
状のブッシングインシュレーションとを備えるフィール
ドコイル端末固定構造において、前記ブッシングインシ
ュレーションは耐熱的に高い樹脂により成形されるとと
もに、外径方向へ略U字状に形成されるコイル受け部
と、このコイル受け部の上面を覆うように、前記ブッシ
ングインシュレーションの外径側を支点として円周方向
へ略アーム状に延びる弾性押圧板とを具備し、この弾性
押圧板の外径側部位に、前記開口部方向へ傾斜する傾斜
面を有する凸部を構成することを特徴としている。
【0008】
【作用】略U字状のコイル受け部と、付け根部を支点と
して略アーム状に延びる弾性押圧板との間にコイル端末
引き出し部が挿通されるブッシングインシュレーション
は、ヨークの一開口部に挿着されることによって前記コ
イル端末引き出し部を押圧固定する。よって、前記ヨー
クとコイル端末引き出し部は絶縁保持される。また、前
記弾性押圧板の外径側には傾斜面が形成されているの
で、ブッシングインシュレーションのヨークへの挿着が
容易となる。
【0009】また請求項2では、ブッシングインシュレ
ーションをヨークの開口部へ圧入する前に、予め弾性押
圧板に形成される係合部と、ストッパーに形成される係
合部とを噛み合わせておくことにより、コイル端末引き
出し部を仮止めすることができる。
【0010】請求項3では、弾性押圧板の外径側の部位
に形成される凸部によってヨークへの挿着時にコイル端
末引き出し部を強固に押圧固定する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面によって説明
する。図1は本発明の一実施例を示すフィールドコイル
端末固定構造を示す正面図であり、図2は図1に示され
るブッシングインシュレーションにコイル端末引き出し
部を挿通させたところを示す要部斜視拡大図であり、図
3は図2に示されるブッシングインシュレーションがヨ
ークへ挿着されるところを示す要部横断面拡大図であ
り、図4は図1に示されるブッシングインシュレーショ
ンを具備するスタータの断面図である。図5は従来フィ
ールドコイル端末固定構造を示す正面図であり、図6は
他の実施例を示すブッシングインシュレーションの正面
図である。
【0012】本実施例のフィールドコイル端末固定構造
は、車両等に搭載されるスタータに関するもので、バッ
テリを電源とする直流モータによってエンジンの始動を
行を行うものである。
【0013】まず、本実施例のスタータの全体構成及び
作動について図4により説明する。このスタータは減速
型スタータであって、ピニオンギヤ側(フロント側)に
配設されるフロントケース61と、このフロントケース
61のリヤ側に配設されるセンターケース62とからな
り、両ケース61、62間の内部空間は後述する減速ギ
ヤ機構及び一方向クラッチを収容するためのギヤ空間と
なっている。
【0014】センターケース62は、それぞれリヤ側に
開口するモータ収容用孔部62a及びマグネットスイッ
チ7収容用の孔部62bを有し、孔部62bにはマグネ
ットスイッチ7が収容され、孔部62aにはスタータ1
00のモータが収容されている。スタータ100のモー
タはセンターケース62のモータ収容用の孔部62aの
底部の段差に前端部が嵌入される円筒状のヨーク3を備
え、ヨーク3の内周面には4個のポールコアが周方向に
90度間隔で固定され、この各ポールコアに所定の巻数
で一極分のフィールドコイル2が積層巻回されている。
【0015】ヨーク3の後端部には、ヨーク3の後端開
口を閉鎖するように略椀状のエンドフレーム81が嵌合
されており、ヨーク3及びエンドフレーム81はセンタ
ーケース62を貫通する長ボルト(図示しない)により
フロントケース61に締結されている。センターケース
62及びエンドフレーム81は軸受を介してアーマチャ
軸82を支持しており、アーマチャ軸82のスプライン
嵌着されたアーマチャコア83にはアーマチャコイルが
84が巻回されている。
【0016】アーマチャ軸82の後端部には、電気絶縁
筒85の外周に埋め込まれたコンミテータ86が装備さ
れており、各コンミテータ86にはアーマチャコイル8
4の端部が接続されている。コンミテータ86の外周に
はエンドフレーム81に支持され2個のブラシ9(1個
だけ図示)が互いに押しつけられている。各ブラシ9は
ブラシホルダに挿着され、ブラシホルダはエンドフレー
ム81に固定されている。
【0017】センターケース62を貫通して上記ギヤ空
間の上部に突出するアーマチャ軸82の前端部は、アイ
ドルギヤ91を介して一方向クラッチ92の外筒部に噛
合しており、この外筒部が嵌着される一方向クラッチ9
2の内筒部93は軸受けによりフロントケース61及び
センターケース62に支持されている。
【0018】この内筒部93内には、ドライブシャフト
96が回転自在かつ軸方向進退自在に収容されている。
上記一方向クラッチ92の内筒部93から突出するドラ
イブシャフト96の前端部の外周面にはピニオンギヤ筒
94が軸方向進退自在にスプラインに嵌着されており、
ピニオンギヤ筒94の外周面にはリングギヤと噛合する
ためのピニオンギヤ95が形成されている。ドライブシ
ャフト96の後端部の外周面にはヘリカルスプライン溝
が形成されており、このヘリカルスプライン溝はドライ
ブシャフト96の前進時に、一方向クラッチ92の内筒
部93の内周面のヘリカルスプライン溝に噛合可能とな
っている。
【0019】一方、マグネットスイッチ7はグランドプ
レート71、72からなる静磁路を有し、グランドプレ
ート71の前端がセンターケース62にかしめられてい
る。グランドプレート71、72は保持コイル73及び
吸引コイル74が巻回されるコイルボビン75を挟持す
ると共に、コイルボビン75を通じてグランドプレート
72をセンターケース62に押し付けている。コイルボ
ビン75内には可動磁路を成すプランジャ77が軸方向
進退自在に保持され、プランジャ27内にはプッシュロ
ッド76が軸方向進退自在に保持されている。プッシュ
ロッド76の前端はセンターケース62を貫通して一方
向クラッチ92の内筒部93内に突出し、ドライブシャ
フト96の後端凹部に嵌入している。この後端凹部の奥
底部材には、スチールボール(図示しない)が回転自在
に収容されており、プッシュロッド76は前進してこの
スチールボールを介してドライブシャフト96を前進さ
せる。
【0020】更に、プランジャ77の後端部外周には可
動接点リング78がプランジャ77に電気絶縁されつつ
進退自在に嵌着されている。一方、プランジャ77の前
進時に可動接点リング78と接触可能な位置にて、固定
接点片79がセンターケース62の後端部に電気絶縁さ
れつつ支持され、固定接点片79はターミナル80に接
続されている。
【0021】87はドライブスプリングであって、プラ
ンジャ77に対してプッシュロッド76を前方に付勢し
ている。88はリターンスプリングであってプランジャ
77に対して前記スチールボール(図示しない)を介し
てドライブシャフト96を前方に付勢している。89は
接点スプリングであってプランジャ77に対して可動接
点リング78を前方に付勢している。98はドライブシ
ャフトスプリングであって一方向クラッチ92の内筒部
93に対してドライブシャフト96を後方に付勢してい
る。99はピニオンギヤスプリングであってドライブシ
ャフト96に対してピニオンギヤ筒94を前方に付勢し
ている。
【0022】この装置では、キースイッチオンにより吸
引コイル74及び保持コイル73に通電されてプランジ
ャ77が前進し、それによりピニオンギヤスプリング9
9に押されてピニオンギヤ95が前進し、リングギヤ
(図示しない)に噛み合うとともに、ドライブシャフト
96が一方向クラッチ92の内筒部93にヘリカルスプ
ライン嵌合する。
【0023】接点78、79が短絡すると吸引コイル7
4が短絡されると共に直流直巻電動機であるスタータの
モータに通電され、このモータの始動によりアイドルギ
ヤ91、一方向クラッチ92を通じてドライブシャフト
96、ピニオンギヤ95が回転され、リングギヤ(図示
しない)を通じてエンジンが始動される。
【0024】次に、本発明の要部をなす部分を図1〜図
3を参照して説明する。図1〜図3において、バッテリ
を電源とする直流モータによってエンジンの始動を行う
スタータには、冷鍛により円筒状に形成され、両端に開
口部32を備えるヨーク3と、このヨーク3の内径側周
面に沿ってフィールドコイル2(磁気コイル)が積層巻
回されるポールコア4が4ヶ所配設されている。
【0025】前記ヨーク3の開口部32には、この開口
部32より延出される2本のコイル端末引き出し部2a
を押圧固定する、円環状のブッシングインシュレーショ
ン1(例えば、メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂によって
成形される)が挿着されている。
【0026】前記ブッシングインシュレーション1に
は、外形方向へ略U字状に開口され前記コイル端末引き
出し部2aを保持するコイル受け部12bと、この更に
外径側には、付け根部17を中心に円弧を書くように形
成され弾性変形することができる略アーム状の弾性押圧
板11が形成されている。なお、この弾性押圧板11の
ヨーク挿着側には、前記ヨーク3の内径より小さくなる
ように周面端部が傾斜されている傾斜面19が形成され
る。また、前記弾性押圧板11の先端には、下方向へ向
かってコイル端末引き出し部2aを把持する略椀形状の
上部コイル押圧部12aが一体形成されている。
【0027】更に、前記コイル受け部12bと上部コイ
ル押圧部12aは、コイル端末引き出し部2aが開口部
32で、エンジン始動時に受ける振動による交番荷重に
よって疲労断線することを防止するため、前記ブッシン
グインシュレーションの幅(L)より大きい寸法として
いる。(図2に示す)前記上部コイル押圧部12aの弾
性押圧板11を挟んだ外径部対象側には、傾斜面13a
(ここでは、半円錐形状)を備える凸部13が形成され
ている。前記ブッシングインシュレーション1の外径側
には前記ブッシングインシュレーション1の円周面より
突出するストッパー16と、前記ブッシングインシュレ
ーション1より内径方向へくぼんでいるヨークかしめ部
18が形成されている。
【0028】また、略アーム状に形成される弾性押圧板
11の先端には、テーパ状に形成される爪部14が周方
向へ突出している。そして、この爪部14と対向するス
トッパー16には、前記爪部14と係合する係合部15
が設けられている。なお、前記爪部14の軸方向への幅
は、前記ストッパー16と係合するようにブッシングイ
ンシュレーション1の幅(L)より大きくなっている。
【0029】以下、上記構成による組付け工程について
説明する。まず、ポールコア4をヨーク3の内周面に沿
って溶接等により固定した後、フィールドコイル2を積
層巻回する。その後、前記ポールコアの開口部32から
延出されるフィールドコイル2の端末部であるコイル端
末引き出し部2aを、コイル受け部12bと上部コイル
押圧部12aとで囲まれるスペースへ挿通する。
【0030】そして、このスペースから前記コイル端末
引き出し部2aを引き出した後に、弾性押圧板11の先
端部に形成される爪部14をストッパー16部に形成さ
れる係合部15に前記弾性押圧板11を弾性変形させる
ことにより係合(噛み合わせる)させ前記弾性押圧板1
1を仮止めする。
【0031】次に、上述のように弾性押圧板11が仮止
めされるブッシングインシュレーション1をヨーク3の
開口部32へ挿着する。なお、その挿着位置は、前記ブ
ッシングインシュレーション1に形成される位置決め用
突起5によって自動的に決められる。
【0032】そして前記ブッシングインシュレーション
1は、ヨーク3の内側方向への移動につれて前記コイル
端末引き出し部2aを押圧固定していくが、これは前記
弾性押圧板11の凸部13に形成されるテーパ状の傾斜
面13aによって容易に挿着することができるととも
に、強固にコイル端末引き出し2aを押圧固定すること
ができる。
【0033】なお、前記ブッシングインシュレーション
1をヨーク3の開口部32へ圧入する前に、予め弾性押
圧板11に形成される係合部15とストッパー16に形
成される係合部15とを噛合させることによって、コイ
ル端末引き出し部2aを仮止めすることができるので、
コイル端末引き出し部2aの位置決めが不要となる。ま
た、仮止めすることによって弾性押圧板11を外径方向
から内径方向へ押圧しながら挿入することなく、ブッシ
ングインシュレーション1をヨーク3へただ挿入するだ
けで、コイル端末引き出し部2aを容易に押圧固定する
ことができる。
【0034】そして、前記コイル端末引き出し部2aを
押圧固定するブッシングインシュレーション1は、スト
ッパー16に規制される分だけ移動可能とし、それ以上
進まないように形成されているので、その位置で止ま
る。
【0035】次に、前記ヨーク3をヨークかしめ部18
の位置でかしめることによって前記ブッシングインシュ
レーション1は前記ヨーク3から外れなくなるととも
に、前記ヨーク縁部31とコイル端末引き出し部2aは
電気的に絶縁される。以上の組付け工程によって本発明
の要部を示すヨーク部の組付けは終わる。
【0036】(他の実施例)なお、上記実施例では、弾
性押圧板11をブッシングインシュレーション1の片側
より略アーム状に伸ばしていたが、これは図6に示すよ
うに両側から略アーム状にのばしてもよい。また、この
場合のヨーク3への挿着は、両側からのびる各弾性押圧
板11を内径側へ押さえながら、コイル端末引き出し部
2aを押圧固定するものである。
【0037】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、弾性
押圧板の弾性変形を利用しコイル端末引き出し部を押圧
固定する構成としたことによって、耐熱的に高い絶縁樹
脂によりブッシングインシュレーションを成形すること
ができるので、小型軽量化による耐熱要求に対応可能と
なる。
【0038】また、前記弾性押圧板の外径側には、傾斜
面が形成されているので、ブッシングインシュレーショ
ンのヨークへの挿着が前記傾斜面により容易となる。請
求項2では、弾性押圧板の周方向先端部に突出する爪部
と、この爪部の周方向側に対向する部位に前記爪部と係
合する係合部とが構成されることによってコイル端末引
き出し部を仮止めすることができるので、のちに前記ブ
ッシングインシュレーションをヨークへ挿入するだけで
コイル端末引き出し部を固定するこができる。このよう
に請求項2では、組立性が容易となるといった効果を奏
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフィールドコイル端末固定構造を示す
正面図である。
【図2】図1の要部斜視拡大図である。
【図3】ヨークの一開口部にブッシングインシュレーシ
ョンが挿入されるところを示す要部横断面図である。
【図4】本発明のブッシングインシュレーションを具備
するスタータの断面図である。
【図5】従来のフィールドコイル端末固定構造を示す正
面図である。
【図6】他の実施例を示すフィールドコイルの末端固定
構造の要部正面図である。
【符号の説明】
1 ブッシングインシュレーション 11 弾性押圧板 12a 上部コイル押圧部 12b コイル受け部 13 凸部 13a 傾斜面 14 爪部 15 係合部 17 付け根部 2 フィールドコイル 2a コイル端末引き出し部 3 ヨーク 32 開口部 4 ポールコア
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−101940(JP,A) 特開 平4−355638(JP,A) 実開 昭56−169752(JP,U) 実開 昭55−106446(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 3/30 - 3/52

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状に形成され両端に開口部(32)
    を備えるヨーク(3)と、このヨーク(3)の内周面に
    周方向へ所定間隔を隔てて固定される複数のポールコア
    (4)と、このポールコア(4)に各々所定の巻数で積
    層巻回されるフィールドコイル(2)と、このフィール
    ドコイル(2)の端末部分であり前記ヨーク(3)の開
    口部(32)より延出されるコイル端末引き出し部(2
    a)と、絶縁樹脂により形成され前記コイル端末引き出
    し部(2a)を固定する円環状のブッシングインシュレ
    ーション(1)とを備えるフィールドコイル端末固定構
    造において、 前記ブッシングインシュレーション(1)は耐熱的に高
    い樹脂により成形されるとともに、外径方向へ略U字状
    に形成されるコイル受け部(12b)と、 このコイル受け部(12b)の上面を覆うように、前記
    ブッシングインシュレーション(1)の外径側を支点と
    して円周方向へ略アーム状に延びる弾性押圧板(11)
    とを具備し、 この弾性押圧板(11)の外径側部位に、前記開口部
    (32)方向へ傾斜する傾斜面(13a)を形成してい
    ることを特徴とするフィールドコイル端末固定構造。
  2. 【請求項2】 前記ブッシングインシュレーション
    (1)には、弾性押圧板(11)の周方向先端部に突出
    する爪部(14)と、この爪部(14)の周方向側に対
    向する部位に前記爪部(14)と係合する係合部(1
    5)が備えられていることを特徴とする請求項1記載の
    フィールドコイル端末固定構造。
  3. 【請求項3】 前記弾性押圧板(11)に形成されるコ
    イル受け部(12b)と対向する外径側の部位には、前
    記傾斜面(13a)を有する凸部(13)が備えられて
    いることを特徴とする請求項1記載のフィールドコイル
    末端固定構造。
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