JP3147146U - 干支置物 - Google Patents

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Abstract

【課題】 干支替わりで本来の役目を終えた後に有効利用できるうえに環境のうえからも好ましい干支置物を提供することを目的とするものである。
【解決手段】 粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる中空の干支置物本体の内腔部に植物種子と培養土とを包蔵させてある。なお、干支置物本体は、主材である粘土と故紙に水を加えた鋳込材料により鋳込成形して乾燥させた鋳込成形品としたり、干支置物本体における粘土と故紙との割合が、重量比で70〜90:30〜10としておいたり、干支置物本体の表面に水溶性塗料や水溶性彩色片の貼付けによる彩飾を施しておくことがより好ましい。
【選択図】 図1

Description

本考案は干支置物、特に、干支替わりで本来の役目を終えた後に有効利用できるうえに環境のうえからも好ましい干支置物に関するものである。
干支置物は一年の初めにその年の幸せと繁栄を願い、厄除けや縁起物として毎年飾られるものであるが、干支替わりで本来の役目を終えたものは、祟りをおそれて廃棄することもできず、そのまま押入れや物置で保管されているのを普通とし、本来の役目を終えた後の処理は各家庭において頭痛の種である。そこで、最近では日本記念協会が2月11日を干支供養の日に制定したのを機会に、干支置物の主流をなしている陶磁器製のもののメーカーが、役目を終えた干支置物を年明けに回収して干支供養の日に供養を行なったうえ、そのまま埋め立てたり破砕して再生原料として利用することも行なわれているが、回収に手間どるうえに埋め立て場所が必要であったり再生原料化するのに手数を要するため、殆ど普及されていない現状にあり、各家庭でも簡単に本来の役目を終えた干支置物を各人が供養したうえ簡単に有効利用できる干支置物の開発が要望されているところであるが、今のところこのような要望に応えた干支置物は全く見られず、また、陶磁器製の干支置物は製造時に大量のエネルギーを必要とするため環境および省エネルギーの観点からも問題があるものであって、本来の役目を終えた後に有効利用できるうえに環境のうえからも好ましい干支置物はなかった。
なし
本考案は前記のような要望に応えて、外観上や取扱上は従来の陶磁器製のものと殆どかわることがないにもかかわらず、本来の役目を終えた後には各家庭において簡単な供養を施したうえ有効利用できる環境および省エネルギーの観点からも好ましい干支置物を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決した本考案の干支置物は、粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる中空の干支置物本体の内腔部に植物種子と培養土とを包蔵させてあることを特徴とする。なお、このような干支置物の干支置物本体は、主材である粘土と故紙に水を加えた鋳込材料により鋳込成形して乾燥させた鋳込成形品が製造上便利なうえに、外観も陶磁器製のものと殆んど変わらないものとなり、また、このような干支置物の干支置物本体における粘土と故紙との割合は、重量比で粘土70〜90:故紙30〜10とするのが強度上も卓上に飾ったときの安定性のうえからも最も好ましく、さらに、干支置物本体の表面に水溶性塗料による彩飾を施したり、水溶性彩色片の貼付けによる彩飾を施してあるものは装飾性に優れているうえに後処理上にも優れたものとなるので好ましい態様である。
このような本考案の干支置物は、干支置物本体が粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる中空のものであって、外観上は従来の陶磁器製の干支置物と殆ど変わることがないが、主材の1つが故紙であることにより陶磁器製のものに比べて軽くて取扱上便利であるうえに、主材の1つが粘土で、しかも、干支置物本体の内腔部に植物種子と培養土とが包蔵してあるために適度な重量があって、卓上に飾ったときに従来の軽いペーパーマッシュ製置物ではしばしば見られた転落のおそれがなく安定性に富むものとなり、さらに、陶磁器製のもののように製造時に焼成工程を必要としないので、環境および省エネルギーの観点からも好ましいものである。
また、年が開けて干支が替わり、干支置物本来の役目を終えた後には、各家庭において簡単な供養を施したうえ、そのまま、庭や植木鉢などの土中に埋めて水やりを行なえば、粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる中空の干支置物本体は土中において水分を吸収して崩壊して土に還ることとなり、また、この崩壊した干支置物本体の内腔部に包蔵されていた培養土中の植物種子は発芽してその成長を楽しむことができる。
次に、本考案を実施するための最良の態様を記す。 図において、1は粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる中空の干支置物本体、2はこの干支置物本体1の内腔部に包蔵させてある乾燥した培養土、3は培養土2の中に散在させてある植物種子、4は干支置物本体1の底に形成してある開口部5を塞ぐ蓋材である。
前記した干支置物本体1は、主材である粘土と故紙に水を加えた鋳込材料により石膏型などの多孔型を用いて鋳込成形して乾燥させた鋳込成形品が成形容易性、均質性、陶磁器製品と同様の表面仕上がりなどの点から特に好ましいが、少量多品種の場合には他の陶磁器成形手段によるものであってもよい。また、粘土と故紙との配合割合は、製品とされた状態において、重量比で粘土70〜90と故紙30〜10の範囲が強度的にも取扱性や卓上に飾ったときの安定性からも特に好ましいが、必ずしも前記のような割合とすることはない。また、強度、取扱性、卓上に飾ったときの安定性などから前記した範囲を外す場合など必要があればつなぎ性を良くするための繊維として少量の和紙を配合したりデンプン糊料などの水溶性糊料などを加えてもよく、この場合にも土中で粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる干支置物本体が崩壊して土に還ることができるように環境を配慮したものとする必要がある。さらに、干支置物本体1の表面には大豆を原料とする植物性塗料その他の水溶性塗料による彩飾を施してより装飾性に優れたものとしておくことが好ましい。
なお、培養土2の中に散在させてある植物種子3としては草花、野菜、ハーブ類など任意であることは勿論であり、また、この植物種子3と培養土2とはそのまま干支置物本体1の内腔部に包蔵させても、水溶性の小袋に包蔵させたティーバック状としたり、ネットに入れた状態で干支置物本体1の内腔部に包蔵させてもよいし、植物種子3を予め発芽をよくするために水溶性ポリピニルアルコールその他発芽促進作用のあるコーティング材でコーティングしたものとしてもよい。また、開口部5を塞ぐ蓋材4はシール状でも栓状であってもよい。
しかして、このような干支置物は、例えば、主材として白雲粘土45重量部と古新聞の破砕片10重量部と水45重量部とを混捏して泥漿状とした鋳込材料を作成しておき、これを石膏型により鋳込成形して脱型後乾燥たうえ、その表面に水溶性塗料による彩飾や色付き和紙の裁断片などの水溶性彩色片の貼付けによるを施して干支置物本体1を量産し、この干支置物本体1の内腔部に底部の開口部5より培養土2と植物種子3とを入れて開口部5を蓋4をして密封することにより簡単に得ることができる。
本考案の好ましい実施例を示す一部切欠斜視図である。
符号の説明
1 干支置物本体 2 培養土
3 植物種子
4 蓋
5 開口部

Claims (5)

  1. 粘土と故紙とを主材とする成形材料よりなる中空の干支置物本体の内腔部に植物種子と培養土とを包蔵させてあることを特徴とする干支置物。
  2. 干支置物本体が、主材である粘土と故紙に水を加えた鋳込材料により鋳込成形して乾燥させた鋳込成形品である請求項1に記載の干支置物。
  3. 干支置物本体における粘土と故紙との割合が、重量比で70〜90:30〜10である請求項1または2に記載の干支置物。
  4. 干支置物本体の表面に水溶性塗料による彩飾が施されている請求項1〜3のいずれかに記載の干支置物。
  5. 干支置物本体の表面に水溶性彩色片の貼付けによる彩飾が施されている請求項1〜4のいずれかに記載の干支置物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011162923A (ja) * 2010-02-12 2011-08-25 Eiki Sanko 紙製表面立体造形物の製作方法

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