JP3147055B2 - 図形の検索方法、図形検索装置及び記録媒体 - Google Patents

図形の検索方法、図形検索装置及び記録媒体

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JP3147055B2 JP30065797A JP30065797A JP3147055B2 JP 3147055 B2 JP3147055 B2 JP 3147055B2 JP 30065797 A JP30065797 A JP 30065797A JP 30065797 A JP30065797 A JP 30065797A JP 3147055 B2 JP3147055 B2 JP 3147055B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CAD/CAMな
どの装置で使用される図形の検索方法、図形検索装置及
び記録媒体に関し、特に検索図形の図形要素に方向性が
ある場合であっても、あるいは各図形要素の配置に誤差
がある場合であっても図形を検索することができるよう
にした図形の検索方法、図形検索装置及び記録媒体に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスプレイ画面上に任意の図形や文字
などの表示要素を配置して画像を作成する画像作成装置
が様々な分野において利用されている。例えば、プリン
ト配線作成データなどの図形データを作成する機能を備
えたCAD/CAMやそれに類する装置では、様々な図
形が画面上に配置される。各図形は直線や円などの図形
要素から構成され、図形要素は線幅、長さ、半径、傾
き、さらに色などの属性をもっている。
【0003】具体的に図11を参照しながら説明する。
図形301から図形304がディスプレイ装置や印刷装
置などの出力装置に表示されているとする。図形301
と図形302は図形要素311,312,313から構
成され、図形303は図形要素312,313,314
から構成され、図形304は図形要素312,313,
315から構成されている。ここで例えば、図形要素3
11は、線幅0.2mm、長さ2mm、傾き0、左から右向
き、黒色の属性をもつ直線であるとする。図形要素31
2は、半径0.2mmの黒色の属性をもつ円であるとする。
図形要素313は、半径0.4mmの黒色の属性をもつ円で
あるとする。図形要素314は、線幅0.2mm、長さ2m
m、傾き0、右から左向き、黒色の属性をもつ直線であ
るとする。図形要素315は、線幅0.2mm、長さ2.1mm、
傾き0、左から右向き、黒色の属性をもつ直線であると
する。
【0004】ここで、図形要素312を配置誤差の基準
として、図形301と一致する図形を検索する場合につ
いて説明する。配置誤差の基準とは、図形の一致を確認
する際に、各図形要素の配置が一致していることを確認
するための基準座標のことである。図形要素312を配
置誤差の基準とする場合は、図形要素312の円中心を
配置誤差の基準とする。この基準点から各直線である図
形要素311の始点と終点までの配置と、円である図形
要素313の中心点までの配置が調べられる。
【0005】すると図形302はその図形要素311,
312,313が、図形301の全ての図形要素31
1,312,313と一致するため、図形301と一致
する図形として検索される。しかし、図形303は図形
301と同一図形として検索されない。これは図形30
3の図形要素314の向きが図形301の図形要素31
1の向きと異なるからである。また図形304も図形3
01と同一図形として検索されない。これは図形304
の図形要素315の長さが図形301の図形要素311
の長さと異なること、さらに図形304の図形要素31
2を基準とした図形要素315の配置と図形301の図
形要素312を基準とした図形要素311の配置が異な
ることの2点の理由からである。
【0006】要するに、図形303及び図形304が図
形301と一致する図形として検索されないのは、図形
の各属性である図形要素を比較し、全ての属性と配置が
一致した図形のみを、一致する図形としているためであ
る。ここでいう配置が一致した図形とは、直線があるこ
と及び直線の始点と終点とが配置誤差の基準点から指定
された誤差範囲内にあることの二つの条件を満たしてい
ることである。したがって、図形304の図形要素31
5の長さが図形301の図形要素311の長さと異なる
ことは、配置が異なるということになる。
【0007】つぎに、検索した図形を置き換える場合に
ついて説明する。図形の置き換えは図形によって一意に
決まる基準点同士を重畳させることによって行われる。
例えば、円の場合は、基準点が円の中心点であるから、
円の中心点同士を重畳させるようにして置き換えられ
る。直線の場合は、基準点が心線であるから、心線を重
畳させるようにようにして置き換えられる。矩形の場合
は、基準点が中心点であるから、円と同様に中心点同士
を重畳させることにより置き換えられる。
【0008】具体的に図12を参照しながら説明する。
図形401は基準点63の図形要素411から構成さ
れ、図形402は基準点63の図形要素412から構成
されているとする。そして図形401を図形402に置
き換えると、図形401は基準点63の図形要素412
から構成される図形403になる。
【0009】また、図13に示す図形404は基準点6
3の図形要素413から構成され、図形405は基準点
63の図形要素414から構成されているとする。そし
て図形404を図形405に置き換えると、図形404
は基準点63の図形要素414から構成される図形40
6になる。
【0010】なお、図形の検索や並び替えを自動的に行
えるようにしたCAD/CAM装置が特開平2−267
674号公報に開示され、同じ属性をもった表示要素を
容易に認識することのできる画像作成装置が特開平6−
176123号公報に開示されている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の図形の検索方法
では、データに重きを置いた検索のため、直線や円弧な
どのように始点と終点をもつ方向性をもつ図形について
は、図形要素の始点から終点への方向が異なっていて
も、傾きが同一の図形であれば、一致する図形とされて
しまう。しかし、外観上に重きを置き、図形要素の始点
から終点への方向が異なっていても同一の図形として検
索したい場合がある。また、従来の図形の検索方法は、
配置の誤差がない図形を一致するものとしており、配置
の誤差を含む図形の一致については考慮されていない。
しかし、図形要素の配置に誤差をもつ図形の検索をした
い場合がある。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、検索図形の図形要素に方向性がある場合
であっても、あるいは各図形要素の配置に誤差がある場
合であっても図形を検索することができるようにした図
形の検索方法、図形検索装置及び記録媒体を提供するこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の図形の検索方法
は、(1)入力装置によって指定された検索元図形と配
置誤差とを記憶部に記憶する工程と、(2)記憶された
検索元図形を図形要素ごとに分解し、検索順序を決める
工程と、(3)前記図形要素と同じ種類の図形要素を、
前記記憶部に記憶されている全配置図形から前記検索順
序に従って検索する工程と、(4)図形要素が許容され
る図形配置の誤差内にあるかどうかを比較手段によって
比較する工程と、(5)検索元図形の全図形要素にそれ
ぞれ一致する図形要素があるかをどうかを前記比較手段
によって比較する工程と、(6)一致した図形の占有領
域の中心に、一致を示す印となる図形を追加して出力装
置に出力する工程と、を有し、(1)から(6)の順序
で行うことを特徴とするものである。
【0014】前記本発明の検索方法によれば、検索元図
形の図形要素ごとに、図形要素と同じ種類の図形が検索
され、検索元図形の全図形要素にそれぞれ一致する図形
要素があるかどうかが比較されるため、方向性をもつ図
形であっても、データ上の始点から終点への方向が逆で
あっても同一の図形とされる。また図形要素が共用され
る図形配置の誤差内にあるかどうかが比較されるため、
図形要素の配置に誤差をもつ図形の検索をすることがで
きる。
【0015】本発明の詳細な図形の検索方法は、(1)
入力装置によって指定された検索元図形と配置誤差とを
記憶部に記憶する工程と、(2)記憶された検索元図形
の図形要素を、全配置図形の中で同じ図形の種類の少な
い順位に並べ替える工程と、(3)並べ替えの先頭にな
った図形要素をキー図形要素とし、そのキー図形要素と
同じ種類の図形要素を、前記記憶部に記憶されている全
配置図形から検索する工程と、(4)検索された図形要
素をキー図形要素と一致するかどうかを比較手段によっ
て比較する工程と、(5)一致した図形要素の配置をも
とに検索対象図形が配置されるべき占有領域を算出する
工程と、(6)占有領域内に含まれる図形要素を記憶部
に記憶されている全配置図形から探索し、取得する工程
と、(7)取得した図形要素を検索元図形の図形要素と
各属性ごとに比較し、さらにキー図形要素を基準にした
図形要素の配置と図形要素を基準にした図形要素の配置
との誤差と、前記記憶部に記憶されている配置誤差とを
比較手段によって比較する工程と、(8)前記工程で、
誤差範囲内であれば、取得図形要素を一致図形要素とし
て記憶部に記憶する工程と、(9)検索図形の図形要素
の全てが一致するかどうかを判定する工程と、(10)
前記(9)の工程で、検索図形の図形要素の全てが一致
すれば、前記記憶部に記憶している一致図形要素を一致
図形とし、一致図形の占有領域の中心に一致を示す印と
なる形状を追加し、記憶部に記憶する工程と、(11)
検索元図形の並べ替え順序に図形要素がある場合は、全
ての取得図形要素が比較されているかどうかを判定する
工程と、(12)前記(3)の工程で、同じ種類の図形
要素が検索されなければ、記憶部に一致図形が記憶され
ているかどうかを判定する工程と、(13)記憶部に一
致図形が一時記憶されていれば、その一致図形を出力装
置に強調表示する工程と、を有し、(1)から(13)
の順序で行うことを特徴とするものである。
【0016】前記本発明の詳細な図形の検索方法によれ
ば、(4)工程において、検索された図形要素をキー図
形要素と一致するかどうかが比較され、一致しなけれ
ば、(3)工程に戻り、キー図形要素と同じ種類の図形
要素の有無が判定される。また(7)工程において、取
得した図形要素を検索元図形の図形要素と各属性ごとに
比較し、図形要素の配置が誤差外であれば、検索したい
図形ではないため、(11)工程へ移行する。さらに
(9)工程において、検索図形の図形要素の全てが一致
しないときも、検索したい図形ではないため、(11)
工程へ移行する。
【0017】本発明の図形検索装置は、プログラム制御
により動作し、第1比較手段と第2比較手段とを備えた
データ処理装置を有する図形検索装置であって、前記第
1比較手段は、使用者によって出力装置で確認され、入
力装置から指示された検索元図形と、配置誤差の値が与
えられ、検索元図形記憶部から図形要素を取出し、図形
種類が一致する図形を全配置図形記憶部に記憶された図
形から検索し、図形種類が一致した図形要素の属性を検
索元図形の図形要素と比較し、配置誤差記憶部に記憶さ
れた配置誤差の値を参照し、検索された図形が配置誤差
の範囲内であるか否かの判定を行うものであり、前記第
2比較手段は、全ての検索元図形要素に一致する図形要
素を検索できた場合に、一致図形要素記憶部に記憶され
た一致図形要素を読み出し、一致を示す印となる図形を
追加配置し、一致図形として一致図形記憶部に記憶する
とともに、一致図形記憶部に記憶された一致図形を読み
出し、一致図形を出力装置に強調表示するものであるこ
とを特徴とするものである。
【0018】本発明の記録媒体は、(1)入力装置によ
って指定された検索元図形と配置誤差とを記憶部に記憶
する処理と、(2)記憶された検索元図形を図形要素ご
とに分解し、検索順序を決める処理と、(3)前記図形
要素と同じ種類の図形要素を、前記記憶部に記憶されて
いる全配置図形から前記検索順序に従って検索する処理
と、(4)図形要素が許容される図形配置の誤差内にあ
るかどうかを比較手段によって比較する処理と、(5)
検索元図形の全図形要素にそれぞれ一致する図形要素が
あるかをどうかを前記比較手段によって比較する処理
と、(6)一致した図形の占有領域の中心に、一致を示
す印となる図形を追加して出力装置に出力する処理と、
をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
たことを特徴とするものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図10を参照しながら説明する。本発明を実施する
ための装置は、図1に示すように、キーボードやマウス
などの入力装置1と、プログラム制御により動作するデ
ータ処理装置2と、情報を記憶する記憶装置3と、ディ
スプレイ装置や印刷装置などの出力装置4を含むもので
ある。記憶装置3は、全配置図形記憶部21、配置誤差
記憶部22、検査元図形記憶部23、一致図形要素記憶
部24、一致図形記憶部25さらに置換図形記憶部26
を備えている。
【0020】全配置図形記憶部21には、配置されてい
る直線、円、曲線などの図形の全てが予め記憶されてい
る。配置誤差記憶部22は、使用者が入力装置1から入
力した図形配置の誤差の値を記憶するものである。検査
元図形記憶部23は、使用者が出力装置4で確認し、入
力装置1で指示した図形を図形要素別に記憶するもので
ある。一致図形要素記憶部24には、検査元の図形要素
と一致した図形要素が記憶される。一致図形記憶部25
には、検索元図形と一致した図形が記憶される。置換図
形記憶部26には、基準点から任意のオフセットを施し
てある置き換え図形が予め記憶されている。
【0021】データ処理装置2は、図形を検索する場合
に動作する第1比較手段11及び第2比較手段12と、
図形を置換する場合に動作する置換手段13を備えてい
る。第1比較手段11には、使用者が出力装置4で確認
し、入力装置1から指示した検索元図形と、配置誤差の
値が与えられる。第1比較手段11は、検索元図形を図
形要素別に検索元図形記憶部23に記憶させ、また配置
誤差の値を配置誤差記憶部22に記憶させる。第1比較
手段11はさらに検索元図形記憶部23から図形要素を
取出し、図形種類が一致する図形を全配置図形記憶部2
1に記憶された図形から検索する。第1比較手段11は
つぎに図形種類が一致した図形要素の属性を検索元図形
の図形要素と比較し、配置誤差記憶部22に記憶した配
置誤差の値を参照し、検索された図形が配置誤差範囲内
であるか否かの判定を行う。図形要素が一致する場合
は、一致した図形要素が一致図形要素記憶部24に記憶
される。
【0022】第2比較手段12は、全ての検索元図形要
素に一致する図形要素を検索できた場合、一致図形要素
記憶部24に記憶された一致図形要素を読み出し、一致
を示す印となる図形を追加配置し、一致図形として一致
図形記憶部25に記憶するとともに、一致図形記憶部2
5に記憶された一致図形を読み出し、その一致図形を出
力装置4に強調表示するようにするものである。
【0023】置換手段13は、使用者が出力装置4で確
認し、入力装置1から指示した基準点から任意にオフセ
ットしてある置換元図形を置換図形記憶部26に記憶す
るものである。さらに置換手段13は、一致図形記憶部
25に記憶してある一致した図形と一致を示す印となる
図形とを、置換図形記憶部26に記憶してある置換図形
の基準点とを重畳させ、置き換え配置する。
【0024】画像作成装置は以上のように構成し、つぎ
に図形の検索方法について、図2、図3及び図5から図
7を参照しながら説明する。
【0025】まず、使用者が出力装置4で確認し、入力
装置1から指示した検索元図形301と配置誤差とが、
データ処理装置2の第1比較手段11に与えられる(ス
テップS1)。検索元図形301は図5に示すように図
形要素311,312,313からなるものとする。
【0026】例えば、図形要素311は、線幅が0.2m
m、長さが2mm、傾きが0、左から右向き、黒色の属性
をもつ直線とする。図形要素312は、半径が0.2mmの
黒色の属性をもつ円とする。図形要素313は、半径が
0.4mmで黒色の属性をもつ円とする。また、全配置図形
の中には、図形要素311が102個存在し、図形要素3
12が5個存在し、図形要素313が72個存在している
ものとする。
【0027】このような検索元図形301と配置誤差が
与えられた第1比較手段11は、配置誤差を配置誤差記
憶部22に記憶させ、検索元図形301の図形要素31
2を全配置図形の中で同じ図形種類の少ない順に並べ替
える(ステップS2)。検索元図形301の各図形要素
312はこの並べ替え順序に従い、他の図形要素と比較
される。この並べ替えにより、並べ替えの先頭になった
図形要素をキー図形要素312とする。
【0028】キー図形要素312は全配置図形記憶部2
1に記憶されているキー図形要素312と同じ種類の図
形要素312Aが記憶されているかどうかが検索される
(ステップS3)。図形要素312Aが検索された場合
は、キー図形要素312が一致するかどうかが比較され
る(ステップS4)。ステップS4でキー図形要素31
2が一致しなければ、再度ステップS3に戻る。
【0029】ステップS4で図形要素312Aがキー図
形要素312と一致すれば、一致した図形要素312A
の配置を元に、検索対象図形が配置されるべき占有領域
が算出される(ステップS5)。図形要素の占有してい
る領域のうち、個々の図形要素の領域の最大の領域を求
め、これを図5に示すように検索元図形301の占有領
域61とし、キー図形要素312を基準とした占有領域
61の配置が求められる。ここでは図5に示すように、
図形要素312の中心点を基準として、占有領域61は
Xプラス方向に0.7mm、Xマイナス方向に1.8mm、Yプラ
ス方向に0.4mm、Yマイナス方向に0.4mmに配置される矩
形領域となる。
【0030】その後、図形要素312Aを基準とし、占
有領域61A内に含まれる図形要素311A,313A
を全配置図形記憶部21から探索し、取得する(ステッ
プS6)。そして図6に示すように、キー図形要素31
2と同じ種類の図形要素を検索した結果、同一種類の図
形を二つ検索できたときは、図形要素312A,312
Bは、キー図形要素312と同一図形である。図形要素
312Aを基準とした占有領域61Aに含まれる図形要
素を全配置図形記憶部21から探索し、取得すると、図
形要素311A,313Aから構成される図形601が
得られる。図形要素312Bの場合、図形要素312B
を基準とした占有領域61Bから図形要素611,61
2から構成される図形602が得られる。
【0031】そして、取得した図形要素313Aを検索
元図形301の図形要素313と各属性ごとに比較し、
さらにキー図形要素312を基準にした図形要素313
の配置と図形要素312Aを基準にした図形要素313
Aの配置との配置誤差と、配置誤差記憶部22に記憶さ
れている配置誤差とを比較する(ステップS7)。キー
図形要素312を基準とした検査元図形要素313の配
置と図形要素312Aを基準とした取得図形313Aの
配置との配置誤差が、配置誤差記憶部22に記憶されて
いる配置誤差より小さければ誤差範囲内とし、大きけれ
ば誤差範囲外とする。誤差範囲外であれば、取得した図
形要素は検索対象外であるため、次の取得した図形要素
の比較を行う(ステップS11)。誤差範囲内であれ
ば、取得図形要素313Aを一致図形要素として一致図
形要素記憶部24に記憶される(ステップS8)。
【0032】このようにして、検索図形の図形要素の全
てが一致するかどうか判定される(ステップS9)。ス
テップS9において、検索図形の図形要素の全てが一致
すれば、検査元図形301の並べ替え順序のつぎの図形
要素311が、つぎの一致比較の検査元図形の図形要素
とされる。
【0033】検査元図形301の並べ替え順序のつぎの
図形要素がない場合は、検査元図形301と取得図形6
01が一致したとし、一致図形要素記憶部22に記憶し
てある一致図形要素を一致図形とし、さらに一致図形の
占有領域の中心に一致を示す印となる形状を追加し、一
致図形記憶部23に記憶する(ステップS10)。
【0034】検索元図形301の並べ替え順序につぎの
図形要素がある場合は、全ての取得図形要素が比較され
ているかどうかが判定される(ステップS11)。ステ
ップS9において、検索図形の図形要素の全てが一致し
ないときもステップS11へ移行する。全ての取得図形
要素の比較がされれば終了し、ステップS3へ戻り、終
了していなければステップS6へ戻り、終了するまで、
取得図形要素と検索元図形の比較を行う。
【0035】ここで図7に示すように、キー図形要素3
12と、キー図形要素312と同じ図形種類の図形要素
312Aとの中心を重畳させるように検索元図形要素3
11,312,313と、取得図形要素311A,31
2A,313Aとを配置した場合について説明する。
【0036】配置誤差記憶部22に記憶されている許容
値である配置誤差をT1とし、キー図形要素312を基
準とした図形要素311の開始点の相対座標と図形要素
312Aを基準とした取得図形要素311Aの開始点の
相対座標との距離をD1とする。同様に、キー図形要素
312を基準とした図形要素311の終了点の相対座標
と図形要素312Aを基準とした取得図形要素311A
の終了点の相対座標との距離をD2とする。キー図形要
素312を基準とした図形要素311の開始点の相対座
標と図形要素312Aを基準とした取得図形要素311
Aの終了点の相対座標との距離をD3とする。キー図形
要素312を基準とした図形要素311の終了点の相対
座標と図形要素312Aを基準とした取得図形要素31
1Aの開始点の相対座標との距離をD4とする。
【0037】本発明では、まずT1とD1,D2,D
3,D4の比較を行う。T1>D1でかつT1>D2で
あれば、D1とD2は許容値内であるから、一致図形要
素となる。さらに方向性を考慮して、T1>D3でかつ
T1>D4であれば、D3とD4は許容値内であるか
ら、一致図形要素となる。
【0038】つぎにステップS3において、全配置図形
記憶部21に記憶してあるキー図形要素312と同一種
類の図形要素がなく、全てに対して比較が終了した場
合、図3に示すように一致図形記憶部23に一致図形が
一時記憶されているかどうかが判定される(ステップS
12)。一致図形が一致図形記憶部23に一時記憶され
ていなければ終了する。ステップS12において、一致
図形が一致図形記憶部23に一時記憶されていれば、一
致図形を読み出し、一致図形を出力装置4に強調表示す
る(ステップS13)。
【0039】つぎに、図形の置換方法について図4及び
図8を参照しながら説明する。図形の置換の場合は、図
4に示すように使用者が出力装置4で確認し、入力装置
1から指示した図8に示すような置換元図形802及び
オフセットがデータ処理装置2の置換手段13に与えら
れる(ステップS14)。置換手段13は置換元図形8
02とオフセットを置換図形記憶部26に記憶させる。
そして、置換手段13は一致図形を示す印となる図形6
5を一致図形記憶部25から検索する(ステップS1
5)。そして、置換手段13は一致を示す印となる図形
65と、置換元図形802の置換基準点64とを重畳さ
せ、一致を示す印となる図形65と一致図形801を置
換元図形802に置き換える(ステップS16)。図8
において図形803が置換後の図形であり、図形803
内の点線の図形は、置換された図形801の配置を示
す。一致図形を示す印となる図形65がなくなった場合
は、置換を終了する。
【0040】次に、図形の置換方法を、プリント配線板
の銅箔パターンに用いた場合について図9を参照しなが
ら説明する。開始点から終了点への方向が異なる直線が
複数、混在する図形要素からなる図形901の銅箔パタ
ーン(パッド)部分に対して、本発明の検索置換を行う
と、図形902に置き換えることができる。これによ
り、図形要素が減少し、銅箔パターンを表わすデータの
容量を削減することができる。すなわち、図形901で
は開始点・終了点の組みが9組必要であった図形(矢印
を参照)が、本発明によって図形902に置き換えられ
ると、8組で表示することができるようになり(点線で
囲った直線と円弧)、1組分のデータの容量を削減する
ことができる。
【0041】次に、図形の置換方法を、プリント配線板
の銅箔パターンの電気検査に使用する検査プローブを植
立するための穴あけデータ作成に用いた場合を、図10
を参照しながら説明する。電気検査に用いられる検査プ
ローブの接触する場所にソルダーレジストがあると、検
査することができないため、ソルダーレジストの印刷ず
れや検査プローブの植立ずれを考慮し、ソルダーレジス
トの端から最も離れた位置に検査プローブが植立され
る。
【0042】検査プローブを植立するための穴あけデー
タの位置は、検査プローブを接触状態で摺り動かすこと
による位置のバラツキ、植立穴の穴あけ位置精度、ソル
ダーレジスト合わせ精度など検査対象となる銅箔パター
ンの位置精度を考慮する必要がある。これらのバラツキ
のうち、ソルダーレジストは銅箔パターンを基準として
位置合わせするため、銅箔パターンの位置精度に左右さ
れる。検査プローブの接触状態での摺り動かしによるバ
ラツキは、植立穴の穴あけ精度に左右されるため、穴あ
け位置は銅箔パターンの中心にすべきであり、この穴あ
けデータを作成する際に本発明の一致図形の占有領域の
中心位置を使った置換を利用することができる。
【0043】またプリント配線板のデータ作成方法によ
っては、図形101に示すように、ソルダーレジスト1
12が検査対象となる銅箔パターン111と一部重複し
ている場合、置換基準点64から任意のオフセットをも
った図形要素113を置換元図形102として、本発明
による検査置換を実施することにより、置換基準点64
を図形65に一致させ、図形103に示すように銅箔パ
ターン111の一致を示す印となる図形65からオフセ
ットをかけた位置に図形要素113を置き換えることが
できる。これにより、ソルダーレジスト112の影響を
抑えた検査プローブを植立することができる。すなわ
ち、プリント配線基板の製造ではソルダーレジストをプ
リント配線板に印刷するが、この印刷ずれの影響を受け
にくくすることができる。したがって、オフセットを施
した穴あけデータを容易に作成することができる。
【0044】本発明の他の形態は、図1に示すように、
上記説明された図形の検索処理をコンピュータに実行さ
せるためのプログラム(図形処理プログラム)を記録し
た記録媒体50を有する。この記録媒体50は、磁気デ
ィスク、CD−ROM、半導体メモリその他の記録媒体
であってもよい。
【0045】図形処理プログラムは、記録媒体50から
データ処理装置2に読み込まれ、データ処理装置2は、
その図形処理プログラムに従い処理を実行する。
【0046】本発明は、上記実施の形態に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範
囲内において、種々の変更が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、方向性をもつ図形であ
っても同一の図形とされ、図形要素の配置に誤差をもつ
図形の検索をすることもできるため、図形データの容量
を減らすことができる。したがって本発明の検索方法
は、従来よりも多くの図形データを記憶することがで
き、あるいは少ない図形データにより操作性を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明により図形を検索する流れの要部を示す
フローチャート図である。
【図3】本発明により図形を検索する流れの一部を示す
フローチャート図である。
【図4】図形を置換する流れを示すフローチャート図で
ある。
【図5】検査元図形の一例を示す図である。
【図6】キー図形要素と同一の図形種類の図形要素をも
つ図形の一例を示す図である。
【図7】キー図形の中心点と取得図形の中心点とを重畳
させた状態を示す図である。
【図8】オフセットを含む図形の置換例を示す図であ
る。
【図9】プリント配線板の銅箔パターンに用いた場合の
図である。
【図10】プリント配線板の銅箔パターンの電気検査に
用いた場合の図である。
【図11】複数の図形要素からなる図形の一般的な画面
表示例を示す図である。
【図12】従来の技術による置換の例を示す図である。
【図13】従来の技術による検索元図形を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:入力装置 2:データ処理装置 3:記憶装置 4:出力装置 11:第1比較手段 12:第2比較手段 13:置換手段 21:全配置図形記憶部 22:配置誤差記憶部 23:検索元図形記憶部 24:一致図形要素記憶部 25:一致図形記憶部 26:置換図形記憶部 50:記録媒体 61:占有領域 63:基準点 64:置換基準点 65:一致を示す印となる図形 101〜103:図形 111〜113:図形要素 301〜304:図形 311〜315:図形要素 401〜406:図形 411〜414:図形要素 601,602:図形 611,612:図形要素 801〜803:図形 901,902:図形
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50 G06F 17/30 G06T 11/80

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)入力装置によって指定された検索元
    図形と配置誤差とを記憶部に記憶する工程と、 (2)記憶された検索元図形を図形要素ごとに分解し、
    検索順序を決める工程と、 (3)前記図形要素と同じ種類の図形要素を、前記記憶
    部に記憶されている全配置図形から前記検索順序に従っ
    て検索する工程と、 (4)図形要素が許容される図形配置の誤差内にあるか
    どうかを比較手段によって比較する工程と、 (5)検索元図形の全図形要素にそれぞれ一致する図形
    要素があるかをどうかを前記比較手段によって比較する
    工程と、 (6)一致した図形の占有領域の中心に、一致を示す印
    となる図形を追加して出力装置に出力する工程と、 を有し、(1)から(6)の順序で行うことを特徴とす
    る図形の検索方法。
  2. 【請求項2】(1)入力装置によって指定された検索元
    図形と配置誤差とを記憶部に記憶する工程と、 (2)記憶された検索元図形の図形要素を、全配置図形
    の中で同じ図形の種類の少ない順位に並べ替える工程
    と、 (3)並べ替えの先頭になった図形要素をキー図形要素
    とし、そのキー図形要素と同じ種類の図形要素を、前記
    記憶部に記憶されている全配置図形から検索する工程
    と、 (4)検索された図形要素をキー図形要素と一致するか
    どうかを比較手段によって比較する工程と、 (5)一致した図形要素の配置をもとに検索対象図形が
    配置されるべき占有領域を算出する工程と、 (6)占有領域内に含まれる図形要素を記憶部に記憶さ
    れている全配置図形から探索し、取得する工程と、 (7)取得した図形要素を検索元図形の図形要素と各属
    性ごとに比較し、さらにキー図形要素を基準にした図形
    要素の配置と図形要素を基準にした図形要素の配置との
    誤差と、前記記憶部に記憶されている配置誤差とを比較
    手段によって比較する工程と、 (8)前記工程で、誤差範囲内であれば、取得図形要素
    を一致図形要素として記憶部に記憶する工程と、 (9)検索図形の図形要素の全てが一致するかどうかを
    判定する工程と、 (10)前記(9)の工程で、検索図形の図形要素の全
    てが一致すれば、前記記憶部に記憶している一致図形要
    素を一致図形とし、一致図形の占有領域の中心に一致を
    示す印となる形状を追加し、記憶部に記憶する工程と、 (11)検索元図形の並べ替え順序に図形要素がある場
    合は、全ての取得図形要素が比較されているかどうかを
    判定する工程と、 (12)前記(3)の工程で、同じ種類の図形要素が検
    索されなければ、記憶部に一致図形が記憶されているか
    どうかを判定する工程と、 (13)記憶部に一致図形が一時記憶されていれば、そ
    の一致図形を出力装置に強調表示する工程と、 を有し、(1)から(13)の順序で行うことを特徴と
    する図形の検索方法。
  3. 【請求項3】プログラム制御により動作し、第1比較手
    段と第2比較手段とを備えたデータ処理装置を有する図
    形検索装置であって、 前記第1比較手段は、使用者によって出力装置で確認さ
    れ、入力装置から指示された検索元図形と、配置誤差の
    値が与えられ、検索元図形記憶部から図形要素を取出
    し、図形種類が一致する図形を全配置図形記憶部に記憶
    された図形から検索し、図形種類が一致した図形要素の
    属性を検索元図形の図形要素と比較し、配置誤差記憶部
    に記憶された配置誤差の値を参照し、検索された図形が
    配置誤差の範囲内であるか否かの判定を行うものであ
    り、 前記第2比較手段は、全ての検索元図形要素に一致する
    図形要素を検索できた場合に、一致図形要素記憶部に記
    憶された一致図形要素を読み出し、一致を示す印となる
    図形を追加配置し、一致図形として一致図形記憶部に記
    憶するとともに、一致図形記憶部に記憶された一致図形
    を読み出し、一致図形を出力装置に強調表示するもので
    あることを特徴とする図形検索装置。
  4. 【請求項4】(1)入力装置によって指定された検索元
    図形と配置誤差とを記憶部に記憶する処理と、 (2)記憶された検索元図形を図形要素ごとに分解し、
    検索順序を決める処理と、 (3)前記図形要素と同じ種類の図形要素を、前記記憶
    部に記憶されている全配置図形から前記検索順序に従っ
    て検索する処理と、 (4)図形要素が許容される図形配置の誤差内にあるか
    どうかを比較手段によって比較する処理と、 (5)検索元図形の全図形要素にそれぞれ一致する図形
    要素があるかをどうかを前記比較手段によって比較する
    処理と、 (6)一致した図形の占有領域の中心に、一致を示す印
    となる図形を追加して出力装置に出力する処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    た記録媒体。
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