JP3146453B2 - 反射型ホトセンサ - Google Patents

反射型ホトセンサ

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JP3146453B2 JP34954595A JP34954595A JP3146453B2 JP 3146453 B2 JP3146453 B2 JP 3146453B2 JP 34954595 A JP34954595 A JP 34954595A JP 34954595 A JP34954595 A JP 34954595A JP 3146453 B2 JP3146453 B2 JP 3146453B2
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雅彦 村山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、常時に投光部から
ビーム状の光を投光しておき、披検出体が接近したとき
には、その披検出体からの反射光を受光部で受け、反射
光のレベルが所定値以上であるときには披検出体の存在
を検知する反射型ホトセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の反射型ホトセンサ90の
構成の例を示すものが図6であり、この反射型ホトセン
サ90は、投光部91と受光部92と検出回路93とで
構成され、投光部91はLEDなどの発光素子91aと
レンズ91bで構成され、受光部92はホトダイオード
などの受光素子92aとレンズ92bとで構成されてい
る。
【0003】また、検出回路93には、一方の入力端子
に抵抗器R1 と抵抗器R2 とで設定される基準電圧が印
加されるコンパレータ93aが設けられ、アースE側に
可変抵抗器VRが接続された前記受光素子92aからの
出力が前記コンパレータ93aの他の一方の入力端子に
接続されている。
【0004】このときに、前記投光部91と受光部92
とは略同一方向に投光方向と受光方向とが成るように設
置されているので、披検出体Xが存在しないときには受
光素子92aに出力を生じることはなく、従って、前記
コンパレータ93aの出力端子OUTに出力を生じるこ
とはない。
【0005】そして、披検出体Xが予めに設定された距
離よりも近い距離に出現すると、この披検出体Xからの
反射光が受光部92に達し、受光素子92aに基準電圧
を越える出力を生じて、その出力が印加されるコンパレ
ータ93aの出力端子OUTに出力を生じさせ披検出体
Xの存在を検知するものとなる。
【0006】ここで、前記反射型ホトセンサ90におい
ては、発光素子91aの光量、および、受光素子92a
の感度には相当量の個体差があり、よって、従来の反射
型ホトセンサ90では前記検出回路93中に可変抵抗器
VRが設けられ、この可変抵抗器VRの抵抗値を調整す
ることで、上記の両素子91a、92aの個体差の補正
が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の反射型ホトセンサ90に含まれる可変抵抗器V
Rは温度、湿度などに対する耐久性が比較的に低く、ま
た、振動などにより設定した抵抗値に変化を生じ易いも
のであるので、前記反射型ホトセンサ90を、例えば屋
外に設置される自動販売機など、温度変化も激しく、高
湿度を受け易く、且つ、振動も激しい機器に取付けた場
合には可変抵抗器VRに生じる劣化、変動などにより、
反射型ホトセンサ90全体が比較的に短時間で性能の低
下を来し信頼性を損なうものとなり、この点の解決が課
題とされるものとなっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
の課題を解決するための具体的な手段として、発光素子
とレンズとで成る投光部と、受光素子とレンズとで成る
受光部と、該受光部の出力から披検出体の有無を判定す
る検出回路とから成り、前記発光素子および受光素子の
個体差を補正する感度調整手段が設けられて成る反射型
ホトセンサにおいて、前記感度調整手段は、前記投光部
と受光部との何れか一方に設けられた光学式絞り装置で
あり、該光学絞り装置は、前記発光素子または受光素子
とレンズとを所定の間隔をもって取付けたケースと、一
方の端部に回転軸が設けられてケース内を回動自在に軸
止された絞り板とから成り、前記絞り板は回転軸と反対
側の端部に突起が設けられ、前記ケースには前記回転軸
を中心とする円弧状に複数の調整孔が設けられ、該調整
孔の何れかに前記絞り板の突起を挿入することで、発光
素子または受光素子との間の光路を暫時に遮蔽し感度を
調整することを特徴とする反射型ホトセンサを提供する
ことで課題を解決するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1に符号1で示すもの
は本発明に係る反射型ホトセンサであり、この反射型ホ
トセンサ1は、LEDなど発光素子2aとレンズ2bと
から成る投光部2と、ホトダイオードなど受光素子3a
とレンズ3bとから成る受光部3と、コンパレータ4a
を含む検出回路4とで構成されるものである点は従来例
のものと同様である。
【0010】ここで、本発明では前記発光素子2aおよ
び受光素子3aの個体差を補正するための感度調整手段
として、前記投光部2或いは受光部3の何れか一方に光
学式絞り装置5を設けるものである。尚、上記光学式絞
り装置5は投光部2、受光部3の何れに設ける場合で
も、得られる作用、効果は全くに同様であるので、この
実施形態では投光部2に設けた例で説明を行う。
【0011】また、前記投光部2に発光素子2aおよび
受光素子3aの個体差を補正するための感度調整手段で
ある光学式絞り装置5が設けられたことで、前記検出回
路4中で、従来は上記の個体差を補正する目的で設けら
れていた可変抵抗器VRは採用されることはなく、前記
受光素子3aは抵抗器R によりアースEに接続され
(従来例の図6も参照されたい)ている。
【0012】図2に示すものは前記投光部2であり、こ
の投光部2には、発光素子2aとレンズ2bとが、例え
ば樹脂などで成形されたケース2cに所定の間隙をもっ
て取付けられている。本発明では前記発光素子2aとレ
ンズ2bとの間隙に前記光学式絞り装置5を設けるもの
であり、具体的には、開口部51aが設けられた絞り板
51を発光素子2aとレンズ2bとの間で光軸Z方向に
平行移動させることで調整を行うものである。
【0013】前記絞り板51は、前記ケース2cの内径
を光軸Zに直交する方向で遮蔽する形状として形成され
るものであり、若しも上記した内径が正方形である場合
には、絞り板51bも外形が略正方形の板状として形成
される。そして、前記光軸Zに中心を一定させて、例え
ば発光素子2aの外形と略同一とする孔径の開口部51
aが設けられている。
【0014】このときに、前記絞り板51の外形は、例
えば左右方向に前記ケース2cの内径よりも適宜に大き
く形成されており、ケース2cの内径の左右の壁面の発
光素子2aとレンズ2bとの間には、光軸Zと直交する
方向に複数の調整溝52が左右対称に設けられ、この調
整溝52に落とし込むことで、前記絞り板51をケース
2cに取付けられるものとされている。
【0015】よって、前記調整溝52が10個所に設け
られているものであれば、前記絞り板51は発光素子2
aとレンズ2bとの間で10個所の何れかの位置に調整
できるものとなる。尚、何れの位置に取付けた場合で
も、絞り板51は光軸Zと直交し、且つ、開口部51a
の中心を光軸Zと一致しているものとなる。
【0016】図3は上記の構成とした光学式絞り装置5
の作用を説明するものであり、絞り板51が発光素子2
a側に最も近接する位置P1に設置された状態では、こ
の絞り板51に設けられた開口部51aは発光素子2a
の外径と略同一とされているので、発光素子2aから放
射される光は開口部51aに遮られることなくレンズ2
bの全面に達するものと成る。
【0017】また、絞り板51がレンズ2b側に最も近
接する位置P2に設置された状態では、レンズ2bの口
径は開口部51aにより遮蔽され、例えば、開口部51
aとレンズ口径との比が1:2である場合には、光量は
1/4に減衰されるものとなる。そして、上記位置P1
と位置P2の中間では両者の中間の減衰率が得られるも
のとなる。
【0018】従って、反射型ホトセンサ1としての感度
設定を行うときには、例えば検知限界から僅かに高い反
射率を有する反射板と、僅かに低い反射率を有する反射
板との2枚を用意しておき、一方の反射板を投光部2と
受光部3との前方に設置したときには検出が行われ、他
方の反射板では検出が行われない位置の調整溝52に絞
り板51を設定すれば良い。
【0019】このときに、絞り板51の開口部51a
は、その中心を光軸Zと一致させた状態のまま移動する
ものであるので、感度調整を行うときにも、投光部2
(或いは受光部3)の投射方向(受光方向)などに対し
て一切に変化を与えることはないものとなる。
【0020】よって、本発明の反射型ホトセンサ1で
は、調整溝52はケース2cの成形時に同時に形成可能
であるので設けるための費用などを発生せず、例えばプ
レス加工などで簡便に形成できる絞り板51の追加のみ
で可変抵抗器VRを使用することなく感度調整が行える
ものとなる。
【0021】このときに、前記絞り板51は調整溝52
により確実に保持されているものであるので、振動など
が加えられた場合にも調整が変化することなく、また、
絞り板51を形成する材質、或いは、処理を適宜に選定
することで耐久性も高いものとすることができるので、
温度、湿度による劣化なども生じないものとすることが
可能である。
【0022】図4及び図5に示すものは別の実施形態で
あり、前の実施形態では絞り板51は光軸Zと平行移動
するものとして形成されていたが、本発明はこれを限定
するものではなく、図4に示すように一方の端部に回転
軸53aを設けた絞り板53として形成し、この絞り板
53を前記回転軸53aを回転中心として引き戸状に回
転させ、発光素子2aとレンズ2bとの間の光路を漸次
に遮蔽し調整を行うものとしても良い。
【0023】この場合、ケース2cには前記回転軸53
aを中心とする円弧上に複数の調整孔54を設けてお
き、絞り板53の回転軸53aと反対側の端部に設けら
れた突起53bを何れかの調整孔54に挿入し、光路に
対する侵入量を変えて光量を調整するものとすれば良い
ものとなる。
【0024】また、このときに前記絞り板53の光路を
遮る部分となる遮蔽部53cの形状は、例えば図5に示
すように三角形状に突出するものとしておき、発光素子
2aからの光量の多い光軸Z近傍を重点的に遮蔽するも
のとして、遮蔽効率を向上させるなどは自在である。
【0025】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、感
度調整手段を、投光部と受光部との何れか一方に設けら
れた光学式絞り装置としたことで、湿度、温度による抵
抗体の劣化により抵抗値に変化を生じて感度調整が狂い
易く、或いは、振動による摺動子の移動で設定値が変動
し感度調整が狂い易い可変抵抗器を使用することなく感
度調整を行えるものとして、この種の反射型ホトセンサ
の信頼性の向上に極めて優れた効果を奏するものであ
る。
【0026】また、光学式絞り装置を、所定の径の開口
部が設けられた絞り板を、レンズと何れかの素子との間
を光軸方向に移動可能な構成のものとしたことで、感度
調整を行うための部品を実質的に絞り板のみで良いもの
として、安価に実施可能としコストダウンにも優れた効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る反射型ホトセンサの一実施形態
を示す略示的な配線図である。
【図2】 同じ実施形態の要部を示す斜視図である。
【図3】 光学式絞り装置の作用を示す説明図である。
【図4】 同じく本発明に係る反射型ホトセンサの別の
実施形態を要部で示す平面図である。
【図5】 別の実施形態における絞り板を示す平面図で
ある。
【図6】 従来例を示す略示的な配線図である。
【符号の説明】
1……反射型ホトセンサ 2……投光部 2a……発光素子 2b……レンズ 2c……ケース 3……受光部 3a……受光素子 3a……レンズ 4……検出回路 5……光学的絞り装置 51、53……絞り板 52……調整溝 53……調整孔 Z……光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H03K 17/78 G01S 17/02 A G01V 9/04 A (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01J 1/02 - 1/06 G01V 9/04 G01S 7/48 - 7/50 G01S 17/00 - 17/88 H01H 35/00 H03K 17/78 G08B 13/18 - 13/196

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子とレンズとで成る投光部と、受
    光素子とレンズとで成る受光部と、該受光部の出力から
    披検出体の有無を判定する検出回路とから成り、前記発
    光素子および受光素子の個体差を補正する感度調整手段
    が設けられて成る反射型ホトセンサにおいて、前記感度
    調整手段は、前記投光部と受光部との何れか一方に設け
    られた光学式絞り装置であり、該光学絞り装置は、前記
    発光素子または受光素子とレンズとを所定の間隔をもっ
    て取付けたケースと、一方の端部に回転軸が設けられて
    ケース内を回動自在に軸止された絞り板とから成り、前
    記絞り板は回転軸と反対側の端部に突起が設けられ、前
    記ケースには前記回転軸を中心とする円弧状に複数の調
    整孔が設けられ、該調整孔の何れかに前記絞り板の突起
    を挿入することで、発光素子または受光素子との間の光
    路を暫時に遮蔽し感度を調整することを特徴とする反射
    型ホトセンサ。
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