JP3146432U - 靴の中敷き - Google Patents

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Abstract

【課題】着用者の足裏に適合した形状に変形可能な靴の中敷きを提供する。
【解決手段】融点が50〜130℃である熱可塑性重合体物質からなる中板に、表面材及び裏面材を積層一体化してなる靴の中敷き1である。加熱により所望の足形に加工することが可能である。前記熱可塑性重合体物質はイソプレン系熱可塑性樹脂が好ましい。前記表面材と前記中板の間及び/又は前記裏面材と前記中板の間にさらにクッション材を設けることもできる。高さ調節のため、前記裏面材の外部に付加的に調整板を貼り付けることもできる。
【選択図】図2

Description

本考案は、靴の中敷きに関し、特に着用者の足裏に適合した形状に変形可能な中敷きに関する。
着用者の足の裏に適合した形状に変形可能な中敷きとして、例えば下記特許文献1及び2の考案が知られている。これらは、中敷き素材を加熱により所望の足形に加工することを特徴とするものである。素材として、コルク粒、不織布用繊維及び熱可塑性を有する結合材からなる板状の中板を使用している。
実公昭63−1846 実公平2−42163
上記従来技術では、中板として、コルク粒、不織布用繊維及び熱可塑性を有する結合材の3種類の素材を使用しているので、製造コストの上昇を招いていた。
本考案は、1種類の市販素材からなる中板を用いて、従来技術と同様又はそれ以上の効果を有する靴の中敷きを得ることを目的とする。
本考案は、融点が50〜130℃である熱可塑性重合体物質からなる中板に、表面材及び裏面材を積層一体化してなる靴の中敷きであって、加熱により所望の足形に加工することが可能であることを特徴とする。
本考案によれば、中板は1種類の市販素材からなるので、製作が容易であり、コスト削減を図ることができる。
本考案の中敷きは、ほぼ足形であり、表面側から、表面材、中板、裏面材を一体的に積層したものである。必要に応じて、表面材と中板の間及び/又は裏面材と前記中板の間にさらにクッション材を加えてもよい。中板は靴底全体の大きさは必ずしも必要でなく、後半部を覆う大きさがあればよい。
表面材又は裏面材としては、例えば、皮革、合成皮革、綿布、合成繊維製の織物・編物、フェルト等の不織布等、通気性、耐摩耗性に優れたものであればよく、特に限定するものではない。
クッション材としては、例えば、EVA発泡体、ポリウレタン発泡体、ポリエチレン発泡体、各種ゴムスポンジ、発泡スチロール等の公知の発泡体を用いることができ、特に制限されるものではない。
本発明における融点が50〜130℃であるイソプレン系樹脂またはエチレン系共重合樹脂としては、ポリトランスイソプレン系樹脂およびエチレン−酢酸ビニル、エチレン−塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール(エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物)およびエチレン−プロピレン系共重合体等の内、融点が50〜130℃の樹脂であれば、いかなる樹脂も使用できる。
イソプレン系樹脂およびエチレン系共重合樹脂は現在商業的スケールで製造されている。
上記の融点が50〜130℃であるイソプレン系樹脂またはエチレン系共重合樹脂の数平均分子量は、通常、10,000〜300,000、好ましくは40,000〜200,000、更に好ましくは60,000〜150,000の範囲である。
上記分子量が10,000未満の場合は、各種成形品を製造することが困難であり、製造されたものの機械的強度は著しく低くなる傾向があり、逆に300,000を上回る場合には溶融粘度が高すぎて、成形加工性が低減する傾向があるため好ましくない。
使用者の姿勢を矯正又は調整するため、裏面材の外部に付加的に調整板を貼り付けることができる。調整板としてはEVAゴムが好ましい。貼り付けは例えば、接着剤や両面テープによることができる。
以下、添付の図面に基づき、本考案の実施例を説明する。
図1(a)は、実施例1の中敷きの正面図、(b)は側面図、図2は、図1のA−A断面図である。
図1に示す中敷き1は、ほぼ足形であり、表面側から、表面材2、クッション板3、中板4、裏面材5を一体的に積層したものである。中板4は靴底の後半部を覆う大きさである。表面材2、クッション材3、中板4、裏面材5は接着剤により位置が固定されている。
表面材2はフェルトであり、中板4は融点約70℃のイソプレン系熱可塑性エラストマーであり、クッション材2はポリウレタン発泡体であり、裏面材5はクッション性のある合成皮革である。
次に、本考案に係る靴中敷1の製造方法について説明する。
前記クッション材3及び中板4の表裏面に接着剤を塗り、表裏面材2、5を接着し、この板状体をほぼ足形に裁断し、図1の状態の中敷き1を形成する。
この中敷き1を、店頭等において、電子レンジやオーブン等の加熱器で約50〜130℃に加熱し、軟化変形可能な状態とする。この状態の中敷き1に、図3に示すように、注文者の足6を低反発クッション等の台8に載せ、足裏形を取る。その後、中板3を冷却硬化させて靴中敷き1とする。図1におけるB−B断面(図3(a))は、成形後、図3(b)に示すように、足の形状に沿ってアーチ型に変形する。
この実施例において、図示しないが、中板4の大きさを靴底全体の大きさとすること及びクッション材3を省略することが可能である。
この中敷きは足にフィットするので、歩行が安定したり、疲れなくなったりするという効果がある。
体に歪みがあったり、体のバランスが悪い人に対しては、専門家の監督指導の下で、図4に示すように、実施例1の中敷きの底面に調整板7を貼り付けて、中敷きの高さを微調整し、姿勢の歪みを矯正することができる。調整板7は、例えばEVA(エチレン酢酸ビニルゴム)を用いて製作することができ、貼り付けは、接着剤又は両面テープによることができる。調整板7の大きさ、取付位置、等は着用者の足の状態を見ながら専門家が決定する。
(a)は、実施例1の中敷きの正面図、(b)は(a)のA−A断面図である。 中敷き製作中の様子を示す説明図である。 (a)は中敷きの成形前における、図1のB−B断面図である、(b)は成形後の断面図である。 成形後における図1のB−B断面図であって、調整板7を使用した状態である。
符号の説明
2 表面材
3 クッション材
4 中板
5 裏面材
6 足
7 調整板

Claims (5)

  1. 融点が50〜130℃である熱可塑性重合体物質からなる中板(4)に、表面材(2)及び裏面材(5)を積層一体化してなる靴の中敷き(1)であって、加熱により所望の足形に加工することが可能であることを特徴とする靴の中敷き。
  2. 前記熱可塑性重合体物質がイソプレン系樹脂またはエチレン系共重合樹脂である請求項1記載の靴の中敷き。
  3. 前記表面材(1)と前記中板(4)の間及び/又は前記裏面材(5)と前記中板(4)の間にさらにクッション材(3)を設けた請求項1又は2記載の靴の中敷き。
  4. 前記裏面材(5)の底部に付加的に調整板(7)を貼り付けた請求項1ないし3の何れかに記載の靴の中敷き。
  5. 前記調整板(7)がEVAゴムである請求項4記載の靴の中敷き。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107668840A (zh) * 2017-09-01 2018-02-09 南京力聪新材料有限公司 自适应鞋履及其使用方法

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