JP3146305U - 使い捨て加熱シート - Google Patents
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Abstract
【課題】すばやく加熱することができて、簡単に使用できて携帯に便利な使い捨て加熱シートを提供する。
【解決手段】シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなることを特徴とする。該加熱層には水が加熱層の内部に進入するための微小な孔を壁面に設けたり、外側に両面テープ、化学粘着材などの粘着性を具えた材料を形成させることもできる。また、ハウジングの内部に該加熱シートを設けて蓋体を付けることにより加熱用容器とすることもできる。
【選択図】図1
【解決手段】シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなることを特徴とする。該加熱層には水が加熱層の内部に進入するための微小な孔を壁面に設けたり、外側に両面テープ、化学粘着材などの粘着性を具えた材料を形成させることもできる。また、ハウジングの内部に該加熱シートを設けて蓋体を付けることにより加熱用容器とすることもできる。
【選択図】図1
Description
この考案は、使い捨て加熱シートに関し、特に水に接触すると熱を発生する容器などに入れて使用する使い捨て加熱シートに関する。
現在、市場では、魚の缶詰、ピーナッツの缶詰、ベジタリアン用食の缶詰、瓶詰めの飲料、真空パックされた鶏肉など缶詰、瓶詰めなどに包装された携帯式の食品が販売されている。
缶詰、或いは瓶詰めの食品は、携帯する場合に便利であるだけでなく、包装を開封すれば、すぐに食べることができるものが多いため、屋外へ外出する時に便利である。
しかしながら、食べる前に温める必要がある食品は、火やガス、或いは電子レンジなどの器具で加熱しなければならない。
よって、屋外、或いは山など火や電力の使用が限られた場所では不便で、いつでも温かい食品を食べることはむずかしい。このため、通常、屋外や山などの場合には冷たい状態食べることができる缶詰や瓶詰めの食品を携帯するしかない。
この考案は、すばやく加熱することができて、簡単に使用できて携帯に便利な使い捨て加熱シートを提供することを課題とする。
そこで、本考案者は従来の技術に見られる欠点に鑑みて鋭意研究を重ねた結果、シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなる加熱シートによって課題を解決できる点に着眼し、かかる知見に基づいて本考案を完成させた。
以下、この考案について具体的に説明する。
請求項1に記載の加熱シートは、シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなる。
請求項1に記載の加熱シートは、シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなる。
請求項2に記載の加熱シートは、請求項1における加熱層が、複数の微小な孔を設けてなる。
請求項3に記載の加熱シートは、請求項1、或いは2における加熱層が、少なくとも一以上の粘着層を側面に設けてなる。
請求項4に記載の加熱シートは、請求項3における粘着層が、粘着性の両面テープを具えてなる。
請求項5に記載の加熱シートは、請求項3における粘着層が、粘着性の粘着剤を具えてなる。
請求項6に記載の加熱用容器は、ハウジング、蓋体を含んでなり、該ハウジングの内部に加熱シートを設けてなる。
この考案による加熱シートは、使用方法が簡単ですばやく加熱できるという効果を有する。
この考案は、すばやく加熱することができて、簡単に使用できて携帯に便利な使い捨て加熱シートであって、シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなる加熱シートの構造と特徴を詳述するために具体的な実施例を挙げ、図示を参照にして以下に説明する。
図1は、この考案の実施形態を示したものである。図面によれば、この考案の使い捨て加熱シートは、シート状を呈し、内部に生石灰11を充填した加熱層10を含んでなる。
該加熱層10は、壁面に微小な孔13を設けてなる。該微小な孔13は、水が加熱層の内部に進入する場合の経路になる。該加熱層10は、複数の微小な孔を具えた材料であるフラシ天などを選択して形成してもよい。
該加熱層10は外側に粘着層12を具えてなる。該粘着層12は、両面テープ、化学粘着剤、或いはその他粘着性を具えた材料を選択して形成する。
また、該粘着層12は、加熱層10の外側両面にそれぞれ設けてもよい。この場合には、軟性の包装を具えた食品など同時に二つの食品を加熱することができる。
使用する場合、加熱シートを食品の包装の外側に貼着する。その後、加熱シートに水を加えれば加熱することができる。
加熱シートは使用しない場合、適宜に密封して保管し、空気に含まれる湿気で加熱シートの生石灰が次第に効果を失うことを防ぐ。
図2、図3は、この考案の他の実施形態を示したものである。図面によれば、この実施形態は加熱用容器であって、ハウジング14と、蓋体16と、を含んでなり、該ハウジング14の内部に上述の使い捨て加熱シートを設けて使用する。
該ハウジング14は内部に、水や包装された食品13などを設けることができる設置空間15を設けてなる。
該ハウジング14は内部にあらかじめ適宜な量の水を入れておき、包装された食品13を入れる。ハウジング14と、包装された食品13との間に加熱シートを入れる。
または、包装された食品13の外側に直接、加熱シートを貼着した後、ハウジング14の内部に直接入れると、加熱シートの生石灰11が設置空間15の内部に設けられた水に接触して、大量の熱を発生する。放出された熱で内部の水が90〜95度に加熱される。
熱が包装された食品13の内部に伝導されて加熱され、食品が温めらる、或いは煮込むなどの目的を達成することができる。
該ハウジング14は、上方の開口に蓋体16を設けてなる。該蓋体16は、ハウジング14の開口に蓋をして、熱が外部に流出することを減らすため、熱の伝導率が高められる。
以上は、この考案の好ましい実施例であって、この考案の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この考案の精神の下においてなされ、この考案に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの考案の特許請求の範囲に属するものとする。
10 加熱層
11 生石灰
12 粘着層
13 包装された食品
14 ハウジング
15 設置空間
16 蓋体
11 生石灰
12 粘着層
13 包装された食品
14 ハウジング
15 設置空間
16 蓋体
Claims (6)
- シート状を呈し、内部に生石灰が充填された加熱層を含んでなることを特徴とする加熱シート。
- 前記加熱層が、複数の微小な孔を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の加熱シート。
- 前記加熱層が、少なくとも一以上の粘着層を側面に設けてなることを特徴とする請求項1、或いは2に記載の加熱シート。
- 前記粘着層が、粘着性の両面テープを具えてなることを特徴とする請求項3に記載の加熱シート。
- 前記粘着層が、粘着性の粘着剤を具えてなることを特徴とする請求項3に記載の加熱シート。
- ハウジング、蓋体を含んでなり、該ハウジングの内部に加熱シートを設けてなることを特徴とする加熱用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008003903U JP3146305U (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 使い捨て加熱シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008003903U JP3146305U (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 使い捨て加熱シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3146305U true JP3146305U (ja) | 2008-11-13 |
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ID=43296020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008003903U Expired - Fee Related JP3146305U (ja) | 2008-06-10 | 2008-06-10 | 使い捨て加熱シート |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3146305U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012505731A (ja) * | 2008-10-20 | 2012-03-08 | クリスティ モーリーン | 保温用ボトルソックス、および、その関連方法 |
-
2008
- 2008-06-10 JP JP2008003903U patent/JP3146305U/ja not_active Expired - Fee Related
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