JP3145277U - エンドミルの構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の螺旋状の切刃10が円周上に環状に配列され、各隣合う切刃10間には切屑排出溝11が形成される。各切刃10は切刃端12、切刃背端13、粗切削段14および精密切削段17を備える。切刃端12は一側の切屑排出溝11の一辺縁に形成された鋭角辺である。切刃背端13は他側の切屑排出溝11の他の辺縁に形成された鈍角辺である。粗切削段14は複数の凹溝15および小切刃16を有し、複数の凹溝15は切刃10の外周壁に間隔をあけて配列され、一端は切刃端12まで貫通する。複数の小切刃16は二つの隣合う凹溝15間にそれぞれ形成される。精密切削段17には凹溝が設けられず、精密切削段17の位置は隣合う切刃10上の粗切削段14の位置に対応する。
【選択図】図1
Description
本考案は、下記の特徴を有する。
(1)複数の螺旋状の切刃が円周上に環状に配列され、各隣合う前記切刃間には切屑排出溝が形成され、各切刃は、
一側の切屑排出溝の一辺縁に形成された鋭角辺である切刃端と、
他側の切屑排出溝の他の辺縁に形成された鈍角辺である切刃背端と、
複数の凹溝および小切刃を有し、前記複数の凹溝は前記切刃の外周壁に間隔をあけて配列され、一端は切刃端まで貫通し、前記複数の小切刃は二つの隣合う凹溝間にそれぞれ形成される粗切削段と、
凹溝が設けられず、設置位置が隣合う切刃上の粗切削段の位置に対応する精密切削段と、を備えることを特徴とするエンドミルの構造。
(2)前記凹溝の他端は、切刃背端まで貫通することを特徴とする(1)記載のエンドミルの構造。
(3)四本の切刃を有し、第1の切刃の粗切削段は上半部に設けられ、精密切削段は下半部に設けられ、第2の切刃の粗切削段は下半部に設けられ、精密切削段は上半部に設けられ、第3の切刃の粗切削段は上半部に設けられ、精密切削段は下半部に設けられ、第4の切刃の粗切削段は下半部に設けられ、精密切削段は上半部に設けられることを特徴とする(1)または(2)記載のエンドミルの構造。
(4)前記各切刃上には螺旋溝が設けられ、前記螺旋溝は前記切屑排出溝と平行であり、前記切刃を二つの平行で螺旋状の粗切削段と精密切削段とに分割し、前記粗切削段は前記切刃端に近く、前記複数の凹溝は粗切削段全体に間隔をあけて配列され、前記精密切削段は前記切刃背端に近いことを特徴とする(1)記載のエンドミルの構造。
(5)前記凹溝の他端は、前記螺旋溝まで貫通することを特徴とする(4)記載のエンドミルの構造。
(6)前記エンドミルの構造は、三本の切刃を有することを特徴とする(4)または(5)記載のエンドミルの構造。
(7)複数の螺旋状の切刃が円周上に環状に配列され、各隣合う二本の切刃間には切屑排出溝が形成され、各切刃は、切刃端および切刃背端を備え、前記切刃端は一側の切屑排出溝の一辺縁に形成された鋭角辺であり、前記切刃背端は他側の切屑排出溝の他の辺縁に形成された鈍角辺であり、
前記切刃の外周壁上には複数の凹溝が間隔をあけて配列され、前記切刃と隣合う切刃上には凹溝が設けられず、前記複数の凹溝は外周壁全体に間隔をあけて分布され、凹溝の一端は前記切刃端まで貫通し、各隣合う凹溝間には小切刃がそれぞれ形成されることを特徴とするエンドミルの構造。
(8)前記エンドミルの構造は、二本の切刃を有し、その中の一本の切刃上には凹溝が設けられ、他の切刃上には凹溝が設けられないことを特徴とする(7)記載のエンドミルの構造。
(9)前記エンドミルの構造には、四本の切刃が環状に配列され、第1の切刃には凹溝が設けられ、第2の切刃には凹溝が設けられず、第3の切刃には凹溝が設けられ、第4の切刃には凹溝が設けられないことを特徴とする(7)記載のエンドミルの構造。
(10)前記凹溝の他端は、切刃背端まで貫通することを特徴とする(7)、(8)または(9)のいずれか記載のエンドミルの構造。
11、21、31 切屑排出溝
12、22、32 切刃端
13、23、33 切刃背端
14、25 粗切削段
15、27、34 凹溝
16、28、35 小切刃
17、26 精密切削段
24 螺旋溝
Claims (10)
- 複数の螺旋状の切刃が円周上に環状に配列され、各隣合う前記切刃間には切屑排出溝が形成され、各切刃は、
一側の切屑排出溝の一辺縁に形成された鋭角辺である切刃端と、
他側の切屑排出溝の他の辺縁に形成された鈍角辺である切刃背端と、
複数の凹溝および小切刃を有し、前記複数の凹溝は前記切刃の外周壁に間隔をあけて配列され、一端は切刃端まで貫通し、前記複数の小切刃は二つの隣合う凹溝間にそれぞれ形成される粗切削段と、
凹溝が設けられず、設置位置が隣合う切刃上の粗切削段の位置に対応する精密切削段と、を備えることを特徴とするエンドミルの構造。 - 前記凹溝の他端は、切刃背端まで貫通することを特徴とする請求項1記載のエンドミルの構造。
- 四本の切刃を有し、第1の切刃の粗切削段は上半部に設けられ、精密切削段は下半部に設けられ、第2の切刃の粗切削段は下半部に設けられ、精密切削段は上半部に設けられ、第3の切刃の粗切削段は上半部に設けられ、精密切削段は下半部に設けられ、第4の切刃の粗切削段は下半部に設けられ、精密切削段は上半部に設けられることを特徴とする請求項1または2記載のエンドミルの構造。
- 前記各切刃上には螺旋溝が設けられ、前記螺旋溝は前記切屑排出溝と平行であり、前記切刃を二つの平行で螺旋状の粗切削段と精密切削段とに分割し、前記粗切削段は前記切刃端に近く、前記複数の凹溝は粗切削段全体に間隔をあけて配列され、前記精密切削段は前記切刃背端に近いことを特徴とする請求項1記載のエンドミルの構造。
- 前記凹溝の他端は、前記螺旋溝まで貫通することを特徴とする請求項4記載のエンドミルの構造。
- 前記エンドミルの構造は、三本の切刃を有することを特徴とする請求項4または5記載のエンドミルの構造。
- 複数の螺旋状の切刃が円周上に環状に配列され、各隣合う二本の切刃間には切屑排出溝が形成され、各切刃は、切刃端および切刃背端を備え、前記切刃端は一側の切屑排出溝の一辺縁に形成された鋭角辺であり、前記切刃背端は他側の切屑排出溝の他の辺縁に形成された鈍角辺であり、
前記切刃の外周壁上には複数の凹溝が間隔をあけて配列され、前記切刃と隣合う切刃上には凹溝が設けられず、前記複数の凹溝は外周壁全体に間隔をあけて分布され、凹溝の一端は前記切刃端まで貫通し、各隣合う凹溝間には小切刃がそれぞれ形成されることを特徴とするエンドミルの構造。 - 前記エンドミルの構造は、二本の切刃を有し、その中の一本の切刃上には凹溝が設けられ、他の切刃上には凹溝が設けられないことを特徴とする請求項7記載のエンドミルの構造。
- 前記エンドミルの構造には、四本の切刃が環状に配列され、第1の切刃には凹溝が設けられ、第2の切刃には凹溝が設けられず、第3の切刃には凹溝が設けられ、第4の切刃には凹溝が設けられないことを特徴とする請求項7記載のエンドミルの構造。
- 前記凹溝の他端は、切刃背端まで貫通することを特徴とする請求項7、8または9のいずれか記載のエンドミルの構造。
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JP2008005052U JP3145277U (ja) | 2008-07-23 | 2008-07-23 | エンドミルの構造 |
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Cited By (3)
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CN109551029A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-04-02 | 金富中 | 一种粗精一体铣刀 |
CN110052655A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-07-26 | 金富中 | 一种端刃不等分角度的钻铣刀 |
WO2022113358A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | オーエスジー株式会社 | エンドミル |
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CN110052655A (zh) * | 2019-05-27 | 2019-07-26 | 金富中 | 一种端刃不等分角度的钻铣刀 |
WO2022113358A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | オーエスジー株式会社 | エンドミル |
JP7497459B2 (ja) | 2020-11-30 | 2024-06-10 | オーエスジー株式会社 | エンドミル |
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