JP3145137B2 - 光空間伝搬装置 - Google Patents

光空間伝搬装置

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JP3145137B2 JP09470591A JP9470591A JP3145137B2 JP 3145137 B2 JP3145137 B2 JP 3145137B2 JP 09470591 A JP09470591 A JP 09470591A JP 9470591 A JP9470591 A JP 9470591A JP 3145137 B2 JP3145137 B2 JP 3145137B2
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武史 林
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光信号を空間伝搬す
る光空間伝搬装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光空間伝搬装置は、送信器と、この送信
器からの信号に基づいて光信号を出力する発光器と、こ
の発光器からの光信号を受信する受光器と、この受光器
が受光した光信号に基づき出力する信号を受信する受信
器と、を組合せて構成されている。
【0003】又、同一の信号を複数の受光器に対して伝
搬しようとする場合は、図6に示されるように、1つの
送信器1からの信号に基づいて複数の発光器2を駆動
し、この複数の発光器2に対応する受光器3に対して光
信号を伝搬させ、各受光器3は、光信号に基づいて対応
する複数の受信器4に信号を出力するものがある。
【0004】又、図7に示されるように、1つの送信器
1からの信号に応じて光信号を出力する1つの発光器6
と、この発光器6からの光信号を複数のハーフミラー7
A及びミラー7Bからなるミラー群7によって分割し、
複数の受光器3に伝搬するようにしたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記図6に示された光
空間伝搬装置は、信号を分配する数だけの発光器が必要
となるために、装置が大掛かりとなり、且つコストが高
くなるという問題点がある。
【0006】又、図7に示される光空間伝搬装置は、ハ
ーフミラー7Aで順次光信号を分割していくため、分配
数が多くなる程発光器6の出力パワーを上げなければな
らず、大パワーの発光器が必要となるという問題点があ
る。
【0007】この発明は上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、装置を大掛かり且つコスト高にする
ことなく、又、発光器の出力パワーを大きくすることな
く、信号光を分配することができる光空間伝搬装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、送信器と、
この送信器からの信号に基づき光信号を出力する発光器
と、この発光器からの光信号を受信する受光器と、この
受光器が受光した光信号に基づき出力する信号を受信す
る受信器と、を有してなる光空間伝搬装置において、前
記発光器から出力される信号光を時系列的に複数方向に
順次反射する回転ミラーを設けると共に、前記受光器
は、前記回転ミラーにより反射された信号光を受光する
位置に複数個配置され、前記受信器は、各受光器につき
各々配置され、前記回転ミラーは定速度で回転されるも
のとし、前記送信器は、前記回転ミラーの反射光が全部
の受光器を1回走査する1周期間、同一の信号を前記受
光器の数だけ、且つ、各受光器による信号光受光タイミ
ングで、繰返し出力するようにして、上記目的を達成す
るものである。
【0009】
【0010】
【0011】同様に、前記回転ミラーは、反射光軸が各
受光器の光軸と一致するとき停止するように間欠的に駆
動されるものとし、前記送信器は、前記回転ミラーの間
欠的停止毎に、信号を出力するようにして、上記目的を
達成するものである
【0012】更に同様に、前記受信器は、前記受光器に
光信号が入射するタイミングに合せてゲートをかけて受
信するようにして上記目的を達成するものである。又、
前記受光器が、前記回転ミラーの反射点を中心とした放
射状に円弧状に配置されるようにしてもよい。なお、上
記円弧状に受光器が配置される場合において、前記回転
ミラーは定速度で回転されるようにし、前記送信器は、
前記回転ミラーの反射光が全部の受光器を1回走査する
1周期間、同一の信号を出力するようにしてもよい。発
光器は、1周期間同一の信号を出力するものであるの
で、受光器の受光タイミングを調整することが不要とな
り、構成が簡単となる。
【0013】
【作用及び効果】この発明において、1つの発光器から
出力される信号光は、回転ミラーによって時系列的に複
数方向に順次反射され、その反射光を複数の受光器によ
って順次受光するようにしているので、複数の発光器を
設けたり、発光器の出力パワーを大きくすることなく、
信号光の分配を行うことができる。
【0014】
【0015】、送信側は、各受光器毎に同一の信号を
出力するので、信号の送信速度を速くすることができ
る。
【0016】請求項によれば、回転ミラーはその反射
光が各受光器に入力する位置毎に間欠的に停止されるの
で、1回毎の送信信号量を大きくすることができる。
【0017】請求項によれば、受信側で、光信号が入
射するタイミングに合せてゲートをかけて受信している
ので、クロストークを防ぎ、必要な信号のみを受け取る
ことができる。
【0018】
【実施例】以下本発明の実施例の図面を参照して説明す
る。
【0019】図1に示されるように、この実施例に係る
光空間伝搬装置10は、送信器12と、この送信器から
の信号に基づき光信号を出力する発光器14と、この発
光器14からの光信号を複数の方向に反射する回転可能
なポリゴンミラー16と、このポリゴンミラーによって
反射された信号光を受光する位置に、該ポリゴンミラー
16の反射点を中心とした放射線上に円弧状に配置され
た複数の受光器18−1〜18−n と、各受光器に各々
対応して、該受光器が受光した信号光に基づいて出力す
る信号を受信する受信器20−1〜20−n と、ポリゴ
ンミラー16を回転駆動するためのモータ16Aと、こ
のモータ16Aを制御すると共に、前記送信器12に対
して、ポリゴンミラー16による反射光の1走査毎の信
号を出力する制御装置22と、から構成されている。
【0020】前記送信器12は、図2に示されるように
制御装置22からの信号に基づいて、ポリゴンミラー1
6の反射光が全受光器18−1〜18−n を走査する1
周期の間、同一の信号を出力するようにされている。
【0021】前記複数の受光器18−1〜18−n は、
ポリゴンミラー16の回転方向に沿って円弧状に配置さ
れているので、発光器14からの光信号の出力タイミン
グに対しては時系列的に配置されていることになる。
【0022】従って、図2に示されるように、各受光器
18−1〜18−n の受光器間は、1周期間内で少しず
つずれていて、1周期間連続して同一の信号が出力され
ていても、受信信号のタイミングも順次ずれていくこと
になる。
【0023】この場合、各受光器の受信信号は、図2に
示されるようにデジタル信号であり、1周期1ビットと
なる。
【0024】前記図2のタイムチャートの場合は、1周
期間同一の信号を出力するようにしているが、これは、
図3あるいは図4のタイムチャートのように信号を出力
するようにしてもよい。
【0025】図3の場合は、ポリゴンミラー16を定速
度で回転させると共に、送信器12は、1周期間同一の
信号を各受光器18−1〜18−n 毎に繰返すようにす
るものである。
【0026】この場合は、受光器18−1〜18−n の
位置と光信号の発光タイミングとを一致させる必要があ
るが、図2の場合と比較して、伝送レートを大きくする
ことができる。
【0027】このときの1周期当りの伝送レートは、
(信号速度)×(受光可能角範囲)/(ミラー角速度)
ビットとなる。
【0028】又、この実施例の場合は、原理的にはアナ
ログ信号の伝送も可能であり、それぞれの信号にヘッ
ダ、フッダを付けることにより、より確実な信号の授受
ができる。なお、図3においては、ヘッダ、フッダは付
されていない。
【0029】次に、ポリゴンミラー16をパルス的に回
転する場合について説明する。
【0030】前記モータ16Aをパルスモータとし、制
御装置22によってポリゴンミラー16を、パルス的に
回転させ、ポリゴンミラー16による反射光軸と、受光
器の光軸が一致したとき毎にモータ16Aを停止させ、
且つ、信号光を出力するようにする。
【0031】図4は、この場合のタイムチャートであ
る。
【0032】伝送レートは、(信号速度)×(モータ停
止時間)ビットとなる。
【0033】この実施例の場合においても、アナログ信
号を送ることができ、又、それぞれの信号にヘッダ、フ
ッダを付けることによって、確実な伝送ができる。
【0034】更に、この実施例の場合は、モータの動作
中、即ちポリゴンミラー16が回転している間は光信号
をオフにしておくことによって、外部への光の漏れを少
なくすることができる。
【0035】なお、受光器18−1〜18−n の間隔が
狭く、視野が重なっている場合には、クロストークが生
じ易いので、図1で二点鎖線で示されるように、送信開
始検出用の受光器24及び遅延装置25を設け、この受
光器24からの受光信号の入力タイミングに基づき遅延
装置25から、各受信器20−1〜20−n が受光器1
8−1〜18−n に光信号がくるタイミングに合せて受
信するように、受光器18−1〜18−n と受信器20
−1〜20−n と間に配置されたゲート26に信号を出
力して、必要な信号のみを受信するようにするとよい。
【0036】又、上記実施例は、発光器14からの光信
号をポリゴンミラー16によって、受光器に向けて反射
するようにしているが、この場合は、受光器の設置範囲
が、ポリゴンミラー16による光信号の反射範囲に限定
されてしまうので、図5に示されるように、三角プリズ
ム28を用いて、全方位に光信号を反射分配できるよう
にするとよい。
【0037】なお、発光器14からの光信号の反射手段
は、ポリゴンミラーあるいはプリズムに限定されるもの
でなく、他の回転ミラーであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る光空間伝搬装置の実施例
を示すブロック図である。
【図2】図2は、同実施例装置における信号の出力、入
力の関係を示すタイムチャートである。
【図3】図3は、同実施例装置における、信号の出力、
入力の他の態様を示すタイムチャートである。
【図4】図4は、同実施例装置における信号の出力、入
力の更に他の態様を示すタイムチャートである。
【図5】図5は、同実施例装置に用いられる回転ミラー
の他の例を示す斜視図である。
【図6】図6は、従来の光空間伝搬装置を示すブロック
図である。
【図7】図7は、更に他の従来の光空間伝搬装置を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10…光空間伝搬装置、 12…送信器、 14…発光器、 16…ポリゴンミラー、 18−1〜18−n …受光器、 20−1〜20−n …受信器、 22…制御装置、 24…受光器、 26…ゲート、 28…三角プリズム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 G02B 26/10

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信器と、この送信器からの信号に基づき
    光信号を出力する発光器と、この発光器からの光信号を
    受信する受光器と、この受光器が受光した光信号に基づ
    き出力する信号を受信する受信器と、を有してなる光空
    間伝搬装置において、前記発光器から出力される信号光
    を時系列的に複数方向に順次反射する回転ミラーを設け
    ると共に、前記受光器は、前記回転ミラーにより反射さ
    れた信号光を受光する位置に複数個配置され、前記受信
    器は、各受光器につき各々配置され、前記回転ミラーは
    定速度で回転されるものであり、前記送信器は、前記回
    転ミラーの反射光が全部の受光器を1回走査する1周期
    間、同一の信号を前記受光器の数だけ、且つ、各受光器
    による信号光受光タイミングで、繰返し出力するもので
    あることを特徴とする光空間伝搬装置。
  2. 【請求項2】送信器と、この送信器からの信号に基づき
    光信号を出力する発光器と、この発光器からの光信号を
    受信する受光器と、この受光器が受光した光信号に基づ
    き出力する信号を受信する受信器と、を有してなる光空
    間伝搬装置において、前記発光器から出力される信号光
    を時系列的に複数方向に順次反射する回転ミラーを設け
    ると共に、前記受光器は、前記回転ミラーにより反射さ
    れた信号光を受光する位置に複数個配置され、前記受信
    器は、各受光器につき各々配置され、前記回転ミラー
    は、反射光軸が各受光器の光軸と一致するとき停止する
    ように間欠的に駆動されるものであり、前記送信器は、
    前記回転ミラーの間欠的停止毎に、信号を出力するもの
    であることを特徴とする光空間伝搬装置。
  3. 【請求項3】送信器と、この送信器からの信号に基づき
    光信号を出力する発光器と、この発光器からの光信号を
    受信する受光器と、この受光器が受光した光信号に基づ
    き出力する信号を受信する受信器と、を有してなる光空
    間伝搬装置において、前記発光器から出力される信号光
    を時系列的に複数方向に順次反射する回転ミラーを設け
    ると共に、前記受光器は、前記回転ミラーにより反射さ
    れた信号光を受光する位置に複数個配置され、前記受信
    器は、各受光器につき各々配置され、前記受信器は、前
    記受光器に光信号が入射するタイミングに合せて、ゲー
    トをかけて受信するものであることを特徴とする光空間
    伝搬装置。
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