JP3143731U - テレビ電話端末及びテレビ電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】被監視側のプライバシーを向上できるテレビ電話端末を提供する。
【解決手段】被監視側端末110は、映像を撮影する複数のカメラと、前記複数の映像のうち1以上に対して、監視側端末への送信を禁止する映像禁止部212と、監視側端末からの呼び出しが第1設定時間221継続されたか否かを判定する呼び出し判定部211と、呼び出しが第1設定時間221継続された場合、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、監視側端末であるか否かを認証する認証部214と、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が監視側端末である場合、複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、映像禁止部212により禁止されている映像以外の映像を監視側端末に送信する送受信部201とを備える。
【選択図】図3

Description

本考案は、テレビ電話端末及びテレビ電話システムに関し、特に、ネットワークを介して接続された他のテレビ電話端末との間で映像及び音声を送受信するテレビ電話端末に関する。
近年、病院又は介護施設等から、自宅にいる患者又は被介護者を監視するテレビ電話システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、近年では、核家族化が進み、都会で生活する子供家族が、田舎等で離れて生活する両親等の状態を、テレビ電話システムを用いてみまもるという要望が増している。
特許文献1記載のテレビ電話システムでは、監視側からの呼び出しに対して被監視側が応答しない場合、自動的に被監視側のテレビ電話端末を起動する。これにより、監視側からの呼び出しに対して被監視側が応答しない場合であっても、監視側は被監視側の様子を確認できる。
特開平11−146371号公報
しかしながら、特許文献1記載のテレビ電話システムでは、被監視側の要望によらず、つねにテレビ電話端末が起動されていた。これにより、被監視側の両親等のプライバシーが守られないという問題がある。
そこで、本考案は、被監視側のプライバシーを向上できるテレビ電話端末及びテレビ電話システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るテレビ電話端末は、ネットワークを介して接続された他のテレビ電話端末との間で映像及び音声を送受信するテレビ電話端末であって、映像を撮影する複数のカメラと、使用者の操作に応じて、前記複数のカメラで撮影された複数の映像のうち1以上に対して、前記他のテレビ電話端末への送信を禁止する第1禁止手段と、前記他のテレビ電話端末からの呼び出しが予め定められた時間継続されたか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、予め定められたテレビ電話端末であるか否かを認証する認証手段と、前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を前記他のテレビ電話端末に送信する送信手段とを備える。
この構成によれば、予め定められた他のテレビ電話端末は、本考案に係るテレビ電話端末の使用者が応答できない場合に、当該テレビ電話端末が備える複数のカメラで撮影された映像を受信できる。これにより、例えば、本考案に係るテレビ電話端末を使用する高齢者等の被監視者に不測の事態が生じ、テレビ電話に出られない場合でも、監視者は、被監視者の様子を知ることができる。
さらに、本考案に係るテレビ電話端末では、被監視者の操作により、送信する映像を、複数のカメラで撮影された複数の映像のなかから選択できる。これにより、被監視者は、監視者に見られたくない映像の送信を禁止できるので、被監視者のプライバシーを向上できる。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、前記使用者の操作により設定された第1時間の間、前記送信手段による前記他のテレビ電話端末への前記映像の送信を禁止する第2禁止手段を備え、前記送信手段は、前記第2禁止手段により前記映像の送信が禁止されてない場合、かつ前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を前記他のテレビ電話端末に送信してもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末では、被監視者の操作により、映像の送信を禁止できる。よって、被監視者のプライバシーを向上できる。
また、前記第2禁止手段は、現在の時刻から、前記使用者の操作により設定された前記第1時間の間、前記送信手段による前記他のテレビ電話端末への前記映像の送信を禁止してもよい。
この構成によれば、被監視者の予定に応じた第1時間を設定することで、第1時間中に被監視者に不測の事態が生じた場合には、第1時間経過後に、映像の送信の禁止が解除される。これにより、万が一、不測の事態が生じた場合には、第1時間後には監視者による監視を行えるので、被監視者の不測の事態の発生をいち早く発見できる。
また、前記第2禁止手段は、前記使用者の操作により設定された第1時刻から第2時刻の間、前記送信手段による前記他のテレビ電話端末への前記映像の送信を禁止してもよい。
この構成によれば、被監視者の生活習慣に合わせて、監視モードを禁止する時刻を設定することで、外出毎に毎回、監視モード禁止の設定を行う必要がなく、被監視者の利便性を向上できる。
また、前記送信手段は、前記第2禁止手段により前記映像の送信が禁止されている場合、かつ前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、前記他のテレビ電話端末に前記映像の送信が禁止されている旨を表示させる信号を送信してもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末は、映像の送信が禁止されている時に、当該映像の送信を禁止している旨を、呼び出しを行った他のテレビ電話端末に表示する。これにより、本考案に係るテレビ電話端末は、被監視者が応答できないことによる、監視者の杞憂を低減できる。
また、前記送信手段は、前記第2禁止手段により前記映像の送信が禁止されている場合、かつ前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、前記他のテレビ電話端末に前記映像の送信が禁止されている旨、及び、前記使用者により設定された当該映像の送信を禁止する理由を表示させる信号を送信してもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末は、映像の送信が禁止されている時に、当該映像の送信が禁止している旨及びその理由を、呼び出しを行った他のテレビ電話端末に表示する。これにより、本考案に係るテレビ電話端末は、被監視者が応答できないことによる、監視者の杞憂を低減できる。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を合成することで、1つの映像データを生成する映像合成手段を備え、前記送信手段は、前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記映像合成手段により合成された映像データを前記他のテレビ電話端末に送信してもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末は、複数の映像を1つの映像に合成した後に送信することで、送信データのデータ量を削減できる。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、当該テレビ電話端末と前記他のテレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信を行う通信制御手段と、前記映像及び音声の送受信において、前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段とを備え、前記送信手段は、前記映像及び音声の送受信において、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像を前記他のテレビ電話端末に送信し、前記テレビ電話端末は、さらに、前記受信手段により受信された映像と、前記送信手段により送信された映像とを同時に表示する表示手段を備えてもよい。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、複数の他のテレビ電話端末である複数の連絡先端末を記憶する連絡先記憶手段と、使用者の操作に応じて、前記複数の連絡先端末のうちいずれかを呼び出し、当該連絡先端末の応答がない場合、当該複数の連絡先端末のうち他の連絡先端末に呼び出しを行う緊急時制御手段を備えてもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末は、被監視者に緊急の事態が生じた場合に、1つの操作で、複数の連絡先端末に対する呼び出しを行える。
また、前記緊急時制御手段による呼び出しに、当該連絡先端末が応答した場合、前記緊急時制御手段は、前記送信手段に前記複数のカメラにより取得された複数の映像を当該連絡先端末に送信させてもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末は、被監視者に緊急の事態が生じた場合に、連絡先端末に複数の映像を送信できる。これにより、連絡先端末において、被監視者の様子を詳細に把握できる。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、当該テレビ電話端末と前記他のテレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信を行う通信制御手段と、前記映像及び音声の送受信において、前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段とを備え、前記送信手段は、前記映像及び音声の送受信において、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像を前記他のテレビ電話端末に送信し、前記テレビ電話端末は、さらに、前記受信手段により受信された映像と、前記送信手段により送信された映像とを同時に表示する表示手段を備えてもよい。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末では、受信した通信相手の画像と、送信する自分の画像とが同時に表示されるので、使用者の利便性を向上できる。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、当該テレビ電話端末と前記他のテレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信を行う第1通信モードと、第2通信モードとを制御する通信制御手段と、前記映像及び音声の送受信において、前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段と、音声を取得する音声取得手段とを備え、前記送信手段は、前記第1通信モードにおいて、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像、及び前記音声取得手段により取得された音声を前記他のテレビ電話端末に送信し、前記第2通信モードにおいて、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像、及び前記音声取得手段により取得された音声のうちいずれか一方を前記他のテレビ電話端末に送信し、かつ他方を前記他のテレビ電話端末に送信しない。
この構成によれば、本考案に係るテレビ電話端末は、使用者が通話の相手に映像を送信したくない場合には、音声のみを送信できる。また、本考案に係るテレビ電話端末は、通話の相手の耳が不自由等の場合には、映像のみを送信できる。これにより、本考案に係るテレビ電話端末は、送信するデータ量を削減できる。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、前記他のテレビ電話端末により送信された音声を出音する出音部と、前記他のテレビ電話端末に送信する音声を取得する音声取得部と、使用者の操作が入力される操作部とが一体となった受話器を備え、前記第1禁止手段は、前記操作部に入力された使用者の操作に応じて、前記複数の映像のうち1以上に対して、前記他のテレビ電話端末への送信を禁止してもよい。
この構成によれば、高齢者等の被監視者にも、操作部のボタンを操作するだけの簡単な操作で、映像送信の禁止の設定が容易に行える。
また、前記テレビ電話端末は、さらに、前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された映像を表示する表示手段とを備え、前記操作部は、複数のボタンを含み、前記表示手段は、前記複数のボタンに対応する画像と、当該ボタンのそれぞれに対応付け、当該ボタンのそれぞれを押すことで生じる操作の内容とを表示してもよい。
この構成によれば、高齢者等の被監視者にも、操作の内容に対応付けられたボタンを操作するだけの簡単な操作で、テレビ電話による通話、及び映像送信の禁止の設定が容易に行える。
また、本考案に係るテレビ電話システムは、ネットワークに接続された第1テレビ電話端末と第2テレビ電話端末とを含み、前記第1テレビ電話端末と前記第2テレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信が行われるテレビ電話システムであって、前記第1テレビ電話端末は、映像を撮影する複数のカメラと、使用者の操作に応じて、前記複数のカメラで撮影された複数の映像のうち1以上に対して、前記第2テレビ電話端末への送信を禁止する第1禁止手段と、前記第2テレビ電話端末からの呼び出しが予め定められた時間継続されたか否かを判定する第1判定手段と、前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、予め定められたテレビ電話端末であるか否かを認証する認証手段と、前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を前記他のテレビ電話端末に送信する送信手段とを備え、前記第2テレビ電話端末は、前記送信手段により送信された映像を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された映像を表示する表示手段とを備える。
この構成によれば、予め定められた第2テレビ電話端末は、第1テレビ電話端末の使用者が応答できない場合に、当該第1テレビ電話端末が備える複数のカメラで撮影された映像を受信できる。これにより、例えば、第1テレビ電話端末を使用する高齢者等の被監視者に不測の事態が生じ、テレビ電話に出られない場合でも、監視者は、被監視者の様子を知ることができる。
さらに、本考案に係るテレビ電話システムでは、第1端末において、被監視者の操作により、送信する映像を、複数のカメラで撮影された複数の映像のなかから選択できる。これにより、被監視者は、監視者に見られたくない映像の送信を禁止できるので、被監視者のプライバシーを向上できる。
以上より、本考案は、被監視側のプライバシーを向上できるテレビ電話端末及びテレビ電話システムを提供できる。
以下、本考案に係るテレビ電話システムの実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
本考案の実施の形態に係るテレビ電話システムにおいて、監視側端末の呼び出しに被監視者が応答できない場合には、被監視側端末は、自動的に映像を監視側端末に送信する。さらに、複数のカメラで撮影された複数の映像から、送信する映像を被監視側端末で予め設定できる。これにより、被監視者のプライバシーを向上できる。
まず、本考案の実施の形態に係るテレビ電話システムの構成を説明する。
図1は、本考案の実施の形態に係るテレビ電話システムの構成を示す図である。
図1に示すテレビ電話システム100は、被監視側端末110と、複数の監視側端末120A及び120Bと、管理サーバ130と、一般端末150とを含む。なお、複数の監視側端末120A及び120Bを特に区別しない場合は、監視側端末120と記す。
被監視側端末110と、複数の監視側端末120と、管理サーバ130と、一般端末150とは、インターネット等のネットワーク140を介して接続される。なお、図1では、ネットワーク140を介して、1台の被監視側端末110と、2台の監視側端末120と、1台の一般端末150とが接続されているが、ネットワーク140に接続される被監視側端末110、監視側端末120、及び一般端末150のそれぞれの数は、任意の数でよい。
テレビ電話システム100において、被監視側端末110、複数の監視側端末120、及び一般端末150との間で、映像及び音声を送受信するテレビ電話通信が行われる。
また、被監視側端末110は、監視側端末120からの操作に応じて、カメラ113A〜113Dで撮影された映像を監視側端末120に出力する監視モードの機能を有する。
被監視側端末110は、高齢者等の被監視者宅に設置され、当該被監視者が操作するテレビ電話端末である。
監視側端末120は、被監視者を監視する監視者が操作するテレビ電話端末である。例えば、監視側端末120は、高齢者をみまもる子供家族の自宅に設置されるテレビ電話端末である。例えば、監視側端末120Aは長男宅に設置され、監視側端末120Bは長女宅に設置される。
一般端末150は、監視者及び被監視者以外の一般の使用者が操作するテレビ電話端末である。
管理サーバ130は、被監視側端末110、監視側端末120及び一般端末150の間のテレビ電話通信を制御する。具体的には、管理サーバ130は、テレビ電話システム100に含まれる各テレビ電話端末のIPアドレスの割り振り及び管理を行う。また、管理サーバ130は、各テレビ電話端末からの要求に応じて、テレビ電話通信の接続を制御する。
被監視側端末110は、セットトップボックス(STB)111と、モニタ112と、複数のカメラ113A〜113Dと、スピーカ114と、ハンディフォン115とを備える。なお、カメラ113A〜113Dを特に区別しない場合は、カメラ113と記す。
STB111は、テレビ電話機能を有し、管理サーバ130の制御のもと、ネットワーク140を介した監視側端末120及び一般端末150とのテレビ電話通信を行う。また、STB111は、監視モードの制御を行う。
モニタ112は、通信相手から送信された画像を表示する。モニタ112は、例えば、一般家庭で用いられているテレビ受信機である。
カメラ113Aは、例えば、モニタ112の近傍に設置され通話時の被監視者を撮影する。カメラ113B〜113Dは、補助用のカメラであり、それぞれ、被監視者の自宅の各部屋等に設置され、各部屋の様子を撮影する。例えば、カメラ113B〜113Dは、それぞれ、寝室、脱衣所及びトイレ等に設置される。
スピーカ114は、監視側端末120からの呼び出し等があった際の着信音を出音する。
ハンディフォン115は、テレビ電話通信時の被監視者の音声の取得及び通信相手の音声の出音を行う受話器の機能と、被監視者の操作を受け付ける機能とを有する。
図2は、ハンディフォン115の構成を示す図である。図2に示すように、ハンディフォン115は、操作部116と、出音部117と、音声取得部118とを備える。ハンディフォン115は、操作部116と、出音部117と、音声取得部118とが一体となった受話器である。
操作部116は、複数のボタンを含み、使用者の操作が入力される。出音部117は、テレビ電話通信時に通信相手のテレビ電話端末(以下、相手端末と記す。)から送信された音声を出音する。音声取得部118は、テレビ電話通信時に相手端末へ送信する音声を取得する。
また、STB111とモニタ112とは、例えば、ビデオ端子(RCA端子)を介して接続される。なお、STB111とモニタ112とは、コンポーネント端子、S端子、D端子、又はHDMI端子等を介して接続されてもよい。STB111と、カメラ113、スピーカ114及びハンディフォン115とは、USBケーブル等で接続される。
監視側端末120は、パーソナルコンピュータ(PC)121と、カメラ122と、受話部123とを備える。
PC121は、テレビ電話機能を有し、管理サーバ130の制御のもと、ネットワーク140を介して被監視側端末110、他の監視側端末120及び一般端末150とのテレビ電話通信を行う。また、PC121は、監視モードにおける被監視側端末110から送信された画像を表示する。また、PC121は、キーボード及びマウス等による監視者の操作を受け付ける。
カメラ122は、例えば、PC121に接続されテレビ電話通信時の監視者の様子を撮影するウェブカメラ等である。
受話部123は、マイク付きヘッドフォンであり、テレビ電話通信時の監視者の音声の取得及び通信相手の音声の出音を行う。
また、一般端末150の構成は、例えば、監視側端末120と同様であり、説明は省略する。
次に、被監視側端末110の詳細な構成を説明する。
図3は、被監視側端末110の構成を示すブロック図である。
被監視側端末110は、送受信部201と、映像音声取得部202と、ユーザ操作取得部203と、通信制御部204と、表示出音部205と、緊急時制御部206と、監視制御部210とを備える。
なお、STB111は、CPU等のプロセッサと、RAM、ハードディスク又は不揮発性メモリ等の記憶部とを備える。図3に示す各処理部(送受信部201、映像音声取得部202、ユーザ操作取得部203、通信制御部204、表示出音部205、緊急時制御部206及び監視制御部210)の機能は、当該プロセッサが当該記憶部に記憶されるプログラムを実行することにより実現される。また、図3に示す各処理部による保持及び記憶機能は、当該記憶部を用いて実現される。なお、図3に示す各処理部の機能のうち一部又は全てを、STB111が備える専用の回路により実現してもよい。
送受信部201は、ネットワーク140及び管理サーバ130を介して、監視側端末120及び一般端末150との間で、映像データ、音声データ、及び呼び出し信号等の制御信号の送信及び受信を行う。
映像音声取得部202は、複数のカメラ113が撮影した映像データを取得する。また、映像音声取得部202は、ハンディフォン115の音声取得部118が取得した音声データを取得する。
ユーザ操作取得部203は、ハンディフォン115の操作部116に入力された使用者の操作を取得する。
通信制御部204は、当該被監視側端末110と、監視側端末120及び一般端末150との間のテレビ電話通信を制御する。具体的には、通信制御部204は、映像音声取得部202により取得された映像データ及び音声データを、送受信部201を介して、監視側端末120又は一般端末150に送信する。また、通信制御部204は、送受信部201が受信した監視側端末120又は一般端末150から送信された映像データ及び音声データを表示出音部205に出力する。
表示出音部205は、通信制御部204により出力された映像データをモニタ112に表示し、音声データをハンディフォン115の出音部117に出音させる。また、表示出音部205は、送受信部201が、監視側端末120又は一般端末150から呼び出し信号を受信した場合には、呼び出しを受けたことを示す着信音をスピーカ114に出音させる。
緊急時制御部206は、緊急モードの動作を制御する。
緊急時制御部206は、連絡先記憶部207を備える。連絡先記憶部207は、緊急モード時に用いられる複数の緊急連絡先のテレビ電話端末の情報を記憶する。
監視制御部210は、監視側端末120からの操作に応じて、カメラ113で撮影された映像データを監視側端末120に出力する監視モードの制御を行う。監視制御部210は、呼び出し判定部211と、映像禁止部212と、監視禁止部213と、認証部214と、映像合成部215とを備える。
呼び出し判定部211は、予め設定された第1設定時間221を保持する。呼び出し判定部211は、監視側端末120又は一般端末150からの呼び出しが第1設定時間221の間、継続したか否かを判定する。つまり、呼び出し判定部211は、第1設定時間221の間に、操作部116を介した使用者による着信応答の操作が入力されたか否かを判定する。
映像禁止部212は、使用者の操作に応じて、映像音声取得部202により取得された複数の映像データのうち1以上に対して、監視側端末120への送信を禁止する。
具体的には、映像禁止部212は、4つのカメラ113により撮影された4つの映像データのそれぞれ対応する4つの映像状態222を保持する。映像状態222は、対応する映像データの、監視モードにおける監視側端末120への送信を禁止する禁止状態、又は送信を許可する許可状態が設定される。
映像状態222は、使用者の操作に応じて設定される。映像禁止部212は、映像状態222が禁止状態の映像データの、監視モードにおける監視側端末120への送信を禁止する。また、映像禁止部212は、映像状態222が許可状態の映像データの、監視モードにおける監視側端末120への送信を許可する。
監視禁止部213は、監視状態223と、第2設定時間224とを保持する。
監視状態223は、監視モードでの監視側端末120への全ての映像データの送信を禁止する禁止状態、又は送信を許可する許可状態が設定される。監視状態223及び第2設定時間224は、使用者の操作に応じて設定される。
監視禁止部213は、監視状態223が許可状態の場合、監視モードでの監視側端末120への映像データの送信を許可する。また、監視禁止部213は、監視状態223が禁止状態の場合、監視モードでの監視側端末120への映像データの送信を、第2設定時間224の間、禁止する。また、監視禁止部213は、第2設定時間224が経過したのち、監視状態を禁止状態から許可状態に変更する。
認証部214は、呼び出し判定部211により、呼び出しが予め定められた第1設定時間の間、継続したと判定された場合に、当該呼び出しを行っているテレビ電話端末が、監視側端末120であるか否かを認証する。
映像合成部215は、監視モードにおいて、映像音声取得部202により取得された複数の映像データのうち映像禁止部212により送信が許可されているカメラ113で撮影された映像データを1つの映像データに合成する。映像合成部215により合成された映像データは、送受信部201を介して、監視側端末120に送信される。
次に、監視側端末120の構成を説明する。
図4は、監視側端末120の構成を示すブロック図である。
監視側端末120は、送受信部301と、映像音声取得部302と、ユーザ操作取得部303と、通信制御部304と、表示出音部305とを備える。
なお、PC121は、CPU等のプロセッサと、RAM、ハードディスク又は不揮発性メモリ等の記憶部とを備える。図4に示す各処理部(送受信部301、映像音声取得部302、ユーザ操作取得部303、通信制御部304、及び表示出音部305)の機能は、当該プロセッサが当該記憶部に記憶されるプログラムを実行することにより実現される。また、図4に示す各処理部による保持及び記憶機能は、当該記憶部を用いて実現される。なお、図4に示す各処理部の機能のうち一部又は全てを、PC121が備える専用の回路により実現してもよい。
送受信部301は、ネットワーク140及び管理サーバ130を介して、被監視側端末110、他の監視側端末120及び一般端末150との間で、映像データ、音声データ、及び呼び出し信号等の制御信号の送信及び受信を行う。
また、送受信部301は、監視モードにおいて被監視側端末110により送信された映像データを受信する。
映像音声取得部302は、カメラ122が撮影した映像データを取得する。また、映像音声取得部302は、受話部123が取得した音声データを取得する。
ユーザ操作取得部303は、PC121が備えるキーボード及びマウス等を介して入力された使用者の操作を取得する。
通信制御部304は、当該監視側端末120と、被監視側端末110、他の監視側端末、及び一般端末150との間のテレビ電話通信を制御する。具体的には、通信制御部304は、映像音声取得部302により取得された映像データ及び音声データを、送受信部301を介して、被監視側端末110又は一般端末150に送信する。また、通信制御部304は、送受信部301が受信した相手端末から送信された映像データ及び音声データを表示出音部305に出力する。
また、通信制御部304は、監視モードにおいて被監視側端末110により送信された映像データを表示出音部305に出力する。
表示出音部305は、通信制御部304により出力された映像データをPC121が備えるモニタに表示し、音声データを受話部123に出音させる。
次に、本考案の実施の形態に係るテレビ電話システムの動作を説明する。
まず、被監視側端末110における各種設定動作を説明する。
図5は、テレビ電話通信時の被監視側端末110のモニタ112の表示例を示す図である。
図5に示すように、テレビ電話通信時に表示出音部205は、相手画像401と、電話帳402と、音量403と、自画像404と、操作ボタン405とを含む画像をモニタ112に表示する。
相手画像401には、相手端末から送信された映像が表示される。また、相手画像401には、テレビ電話通信時を行っていない状態(以下、待機時と記す。)には動作状況等を示すメッセージが表示される。なお、待機時において、表示出音部205により表示される画像は、相手画像401に、動作状況等を示すメッセージが表示される点以外は、図5に示す画像と同様である。
電話帳402には、予め登録された複数の通信相手が表示される。使用者は、通信相手に対応する項目を選択することで、テレビ電話通信を開始できる。例えば、図5に示す例では、電話帳402に「長男」、「長女」及び「管理人」が登録されている。
また、電話帳402に示される複数の通信相手の項目は、それぞれ、オンライン状態402aを含む。オンライン状態402aには、相手端末が、テレビ電話通信を開始できる状態であるオンライン中であるか否かが示される。例えば、図5に示す例では、「長女」のテレビ電話端末がオンライン中であり、「長男」及び「管理人」のテレビ電話端末がオフライン中である。
音量403は、テレビ電話通信時の通話音量を示す。
自画像404には、複数のカメラ113A〜113Dで撮影された映像が表示される。つまり、自画像404には、テレビ電話通信時に、相手端末へ送信する画像が表示される。自画像404は、複数のカメラ113A〜113Dで撮影された4つの映像データが表示されるカメラ映像404a〜404dを含む。また、各カメラ映像404a〜404dは、それぞれ表示情報404eを含む。
各表示情報404eは、カメラ映像404a〜404dに対応するカメラ113A〜113Dが撮影状態にあるか否かを示す。表示情報404eが「カメラ入」の場合、当該映像に対応するカメラ113A〜113Dが撮影状態であることを示し、表示情報404eが「カメラ切」の場合、当該映像に対応するカメラ113A〜113Dが撮影状態でないことを示す。
操作ボタン405には、ハンディフォン115の操作部116のボタンの配置と同一のボタンの配置が表示される。操作ボタン405は、監視OFFボタン405aと、解除ボタン405bと、カメラ切替ボタン405cと、発信ボタン405dと、選択ボタン405eと、終了ボタン405fとを含む。また、操作ボタン405は、監視OFFボタン405a、解除ボタン405b、カメラ切替ボタン405c、発信ボタン405d、選択ボタン405e、及び終了ボタン405fのそれぞれに対応付けられた、当該ボタンのそれぞれを押すことで生じる操作の内容を含む。
このように、テレビ電話通信時に、被監視側端末110において、相手端末から送信され、送受信部201により受信された映像データと、送受信部201により相手端末に送信された映像データとが、表示出音部205により同時に表示される。これにより、使用者は、現在送信している画像と、受信している画像とを同時に確認できるので、使用者の利便性が向上する。
なお、テレビ電話通信時に相手端末へ送信される映像データは、カメラ113Aで撮影された映像データ(カメラ映像404a)のみであってもよいし、4つの映像データのうち2以上であってもよい。
また、テレビ電話通信時及び待機時において、操作ボタン405に操作部116に含まれるボタンに対応する画像と、当該ボタンのそれぞれに対応付け、当該ボタンのそれぞれを押すことで生じる操作の内容とが、表示出音部305により表示される。これにより、高齢者等の被監視者でも、テレビ電話通話の操作、及び後述する監視モード禁止設定等の動作を容易に行える。
以下、被監視側端末110における通常のテレビ電話通信動作を説明する。
使用者は、選択ボタン405eに対応する操作部116のボタンを上下に操作することで、電話帳402から通信相手を選択する。使用者は、通信相手を選択した状態で、発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押すことで、相手端末への呼び出しが開始される。
また、監視側端末120又は一般端末150からの着信があった場合、相手画像401に着信があったことを示すメッセージ及び画像のうち少なくとも一方が表示される。その後、使用者が発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押すことで、テレビ電話通信が開始される。
また、テレビ電話通信中に使用者が終了ボタン405fに対応する操作部116のボタンを押すことで、テレビ電話通信が終了する。
また、使用者は、予め定められた操作部116のボタンを押すことにより、着信履歴を表示できる。
図6は、着信履歴の表示例を示す図である。
使用者は、着信履歴に表示される着信又は発信を示す履歴の項目を、選択ボタン405eに対応する操作部116のボタンを操作することで選択したのち、発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押すことで、選択した着信又は発信履歴の相手への呼び出しを開始できる。
なお、上記テレビ電話通信動作及び着信履歴表示動作は、ユーザ操作取得部203を介した使用者の操作に基づき、通信制御部204により行われる。
次に、被監視側端末110における監視モード禁止設定動作を説明する。
図7は、監視モード禁止設定操作時の画面例を示す図である。
使用者が監視OFFボタン405aに対応する操作部116のボタンを押すことで、相手画像401に図7に示す画面が表示される。当該画面が表示されている状態で、使用者が、発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押すことで、現在の時刻から指定された第2設定時間224の間、監視モードが禁止される。例えば、図7に示す例では、現在の時刻から15分間、監視モードが禁止される。
また、図7に示す画面が表示されている状態で、使用者が監視OFFボタン405aに対応する操作部116のボタンを押すごとに、監視モードを禁止する第2設定時間が変更され、変更後の時間が画面に表示される。例えば、使用者が監視OFFボタン405aに対応する操作部116のボタンを押すごとに、監視モードを禁止する第2設定時間が、15分、30分、45分、60分、90分、120分、無制限に順次変更される。
具体的には、使用者による上記操作により、ユーザ操作取得部203は、監視モードの禁止が設定されたことを示す監視禁止情報と、第2設定時間224とを取得し、取得した監視禁止情報及び第2設定時間224とを監視禁止部213に送る。監視禁止部213は、監視禁止情報を受け取ると、保持する監視状態223を禁止状態に変更する。また、監視禁止部213は、第2設定時間224を保持したうえ、第2設定時間224が経過したのち、保持する監視状態223を許可状態に変更する。つまり、監視禁止部213は、使用者により監視モードの禁止設定が行われた時刻から、使用者により設定された第2設定時間224の間、監視モードでの映像データの送信を禁止する。
図8は、監視モード禁止中の画面例を示す図である。
監視モードが禁止されている間、相手画像401に図8に示す画面が表示される。監視モードの禁止中に、使用者が解除ボタン405bに対応する操作部116のボタンを押すことで、監視モードの禁止が解除される。具体的には、使用者による禁止モード禁止解除の操作に応じて、監視禁止部213は、監視状態223を許可状態に変更する。
以上により、使用者は、監視モード禁止の設定を行った時刻から指定した第2設定時間224の間、監視モードを禁止できる。
また、使用者は、開始時刻を指定して監視モードを禁止できる。
図9は、開始時刻を指定した監視モード禁止設定動作時の画面例を示す図である。
使用者が、予め定められた操作部116のボタンを押すことにより、図9に示す画像が表示される。
使用者は、図9に示す画面410において、拒否開始時刻411及び拒否終了時刻412を設定することで、任意の時刻から任意の時刻まで監視モードを禁止できる。
また、使用者は、拒否する理由413を複数の予め定められた理由から選択する。使用者により選択された理由は、監視モード禁止時に、監視側端末120から監視モードの起動要求があった場合に、監視側端末120に表示される。なお、拒否する理由413は、使用者により任意の文字列が入力されてもよい。
監視禁止部213は、使用者の操作により設定された拒否開始時刻411、拒否終了時刻412及び拒否する理由413を、ユーザ操作取得部203を介して取得し、取得した拒否開始時刻411、拒否終了時刻412及び拒否する理由413を保持する。これにより、当該設定が解除されるまで、監視禁止部213は、毎日同じ時刻に監視モードを禁止する。また、監視禁止部213は、拒否開始時刻411、拒否終了時刻412及び拒否する理由413を一組とする複数の設定を保持する。
監視禁止部213は、現在の時刻が拒否開始時刻411になると、監視状態223を禁止状態に変更する。また、監視禁止部213は、現在の時刻が拒否終了時刻412になると監視状態223を許可状態に変更する。これにより、監視禁止部213は、拒否開始時刻411から拒否終了時刻412までの間、監視モードを禁止する。
なお、上述した現在の時刻から第2設定時間224の間、監視モードが禁止する場合においても、拒否する理由413が使用者により設定され、拒否する理由413が監視禁止部213に保持されてもよい。
次に、被監視側端末110におけるカメラ表示禁止設定動作を説明する。
図10は、カメラ禁止操作時の画面例を示す図である。
通話していない状態で、使用者がカメラ切替ボタン405cに対応する操作部116のボタンを押すことで、相手画像401に図10に示す画面が表示される。次に、使用者が、発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押すことで、カメラ113B〜113Dの表示/非表示が切替えられる。ここで、表示/非表示とは、監視モードにおいて監視側端末120にカメラ113B〜113Dで撮影された映像データを送信する/送信しないを意味する。例えば、図10に示す画面が表示されている間に、使用者が、発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押すことで、カメラ2(113B)の表示/非表示が切替えられる。
また、図10に示す画面が表示されている間に、使用者が、さらに、カメラ切替ボタン405cに対応する操作部116のボタンを押すことで、表示/非表示を切替えるカメラ113B〜113Dが順次変更される。
具体的には、使用者による上記操作により、ユーザ操作取得部203は、カメラ113B〜113Dの状態がそれぞれに対して表示状態に切替えられたことを示す表示情報、及び非表示状態に切替えられたことを示す非表示情報を取得する。ユーザ操作取得部203は、取得した表示情報及び非表示情報を映像禁止部212に送る。
映像禁止部212は、表示情報を受けた場合、当該表示情報に対応するカメラ113B〜113Dで撮影された映像データに対応する映像状態222を許可状態に変更する。また、映像禁止部212は、非表示情報を受けた場合、当該非表示情報に対応するカメラ113B〜113Dで撮影された映像データに対応する映像状態222を禁止状態に変更する。
これにより、被監視側端末110は、使用者の操作により設定された映像状態222に基づき、複数のカメラ113で撮影された映像データのなかから、送信が禁止されていない映像データのみを、監視側端末120へ送信する。
なお、カメラ113Aは、常に表示状態であり、表示/非表示の切り替えはできないとしてもよい。この場合、映像禁止部212は、カメラ113Aで撮影された映像データに対応する映像状態222を保持せずに、カメラ113B〜113Dで撮影された映像データにそれぞれ対応する3つの映像状態222のみを保持してもよい。
次に、テレビ電話システム100における監視モード時の動作を説明する。
図11は、被監視側端末110における監視モード時の動作の流れを示すフローチャートである。
まず、被監視側端末110の送受信部201は、監視側端末120からの呼び出しを受信する(S101)。
次に、呼び出し判定部211は、監視側端末120からの呼び出しが保持する第1設定時間221(例えば、30秒間)継続されたか否かを判定する(S102)。
第1設定時間221が経過する前に、被監視側端末110で応答があった場合(S102でNo)、つまり、使用者により発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンが押された場合、監視側端末120と被監視側端末110との間でテレビ電話通信が開始される(S103)。
一方、第1設定時間221が経過しても、被監視側端末110の応答がなく、呼び出し判定部211により、監視側端末120からの呼び出しが第1設定時間221継続されたと判定された場合(S102でYes)、次に、認証部214は、当該呼び出しを行っているテレビ電話端末が、監視側端末120であるか否かを認証する(S104)。
具体的には、認証部214は、送受信部201を介して、監視側端末120にパスワードを要求する信号を送信する。監視側端末120の通信制御部304は、送受信部301を介して、被監視側端末110から送信された信号を受け取り、監視者にパスワードの入力を要求するメッセージを表示出音部305に表示させる。
図12は、表示出音部305により表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。監視側端末120において監視者がパスワードを入力すると、当該パスワードの情報は、ユーザ操作取得部303を介して通信制御部304に送られる。通信制御部304は、当該パスワードの情報を、送受信部301を介して、被監視側端末110に送信する。
認証部214は、監視側端末120により送信されたパスワードの情報を、送受信部201を介して取得する。認証部214は、取得したパスワードの情報と、予め設定され保持しているパスワードとを比較し、一致する場合は認証OK、一致しない場合は認証NGと判定する。
なお、認証部214は、パスワードに加え、ユーザID等を用いて、認証を行ってもよい。
また、認証部214は、呼び出しを行っているテレビ電話端末の情報(例えば、MACアドレス)を取得し、当該テレビ電話端末の情報が予め設定されたテレビ電話端末の情報と一致するか否かに基づき認証を行ってもよい。
認証部214により認証NGと判定された場合(S104でNo)、通信は切断され、監視モードは起動されない。
一方、認証部214により認証OKと判定された場合(S104でYes)、かつ監視禁止部213に保持される監視状態223が禁止状態である場合(S105でNo)、監視禁止部213は、監視モードが禁止されている旨を示すメッセージを表示させる信号を、送受信部201を介して、監視側端末120に送信する(S106)。また、当該メッセージには、拒否する理由413に設定された理由も含まれる。
監視側端末120は、被監視側端末110から送信された信号を受信し、監視モードが禁止されている旨を示すメッセージを監視者に表示する。
図13は、監視モード禁止中に監視者に表示されるメッセージの一例を示す図である。例えば、拒否する理由413として「外出中」が設定されている場合、表示出音部305は、図13に示すメッセージが表示する。
一方、認証部214により認証OKと判定された場合(S104でYes)、かつ監視禁止部213に保持される監視状態223が許可状態である場合(S105でYes)、監視禁止部213は、監視モードの実行を許可する。次に、映像禁止部212は、4つのカメラ113A〜113Dにより撮影された4つの映像データのうち、対応する映像状態222が許可状態の映像データを選択する(S107)。例えば、カメラ113A〜113Cで撮影された映像データに対応する映像状態222が許可状態であり、カメラ113Dで撮影された映像データに対応する映像状態222が禁止状態の場合、映像禁止部212は、カメラ113A〜113Cにより撮影された3つの映像データを選択する。
映像合成部215は、映像禁止部212により選択されたカメラ113A〜113Cにより撮影された3つの映像データを合成することで1つの映像データを生成する(S108)。映像合成部215は、生成した映像データを、送受信部201を介して、監視側端末120へ送信する(S109)。
監視側端末120の通信制御部304は、送受信部301を介して、被監視側端末110から送信された映像データを受信する。通信制御部304は、受信した映像データを表示出音部305に表示させる。
図14は、監視モードにおいて監視側端末120に表示される画面例を示す図である。
図14に示すように、監視側端末120において表示出音部305により表示される画面は、監視画像501と、自画像502と、メッセージ503と、表示カメラ504と、操作ボタン505とを含む。
監視画像501は、監視側端末120により送信された映像データが表示される。
自画像502は、カメラ122により撮影された映像データが表示される。
メッセージ503は、動作状態を示すメッセージが表示される。
表示カメラ504は、現在表示している被監視側端末110のカメラ113の番号が表示される。
操作ボタン505は、全てボタン505aと、カメラボタン505b〜505eと、終了ボタン505fとを含む。
監視者によるマウス等の操作により、全てボタン505aが選択されることで、監視画像501に4つのカメラ113A〜113Dで撮影された4つの画像が4分割で表示される。
監視者によるマウス等の操作により、カメラボタン505b〜505eのいずれかが選択されることで、監視画像501に選択されたカメラボタン505b〜505eに対するカメラ113A〜113Dで撮影された画像が拡大表示される。
監視者によるマウス等の操作により、終了ボタン505fが選択されることで、監視モードが終了する。
なお、監視側端末120における、上記監視モード時の動作は、ユーザ操作取得部303を介した使用者の操作に基づき、通信制御部304により行われる。
また、監視モード中に、被監視者が応答した場合、つまり被監視者が被監視側端末110の発信ボタン405dに対応する操作部116のボタンを押した場合、監視モードは終了され、通常のテレビ電話通信が開始される。
次に、テレビ電話システム100における緊急モード(エマージェンシーコール)について説明する。
緊急モードは、被監視側端末110を使用する被監視者に緊急を要する事態が発生した場合に、複数の緊急連絡先のテレビ電話端末を順次呼び出すモードである。
図15は、緊急モードにおける被監視側端末110の動作の流れを示すフローチャートである。ここでは、緊急連絡先のテレビ電話端末として、連絡先記憶部207に3つのテレビ電話端末が登録されているとする。
まず、ユーザ操作取得部203は、被監視者による緊急モードに対応した操作を取得する。例えば、被監視者は、図2に示すエマージェンシーコールボタン116Aを2回連続で押すことで、緊急モードが開始する。
被監視者により緊急モードに対応した操作が入力されると、緊急時制御部206は、通信制御部204及び送受信部201を制御することにより、第1連絡先(例えば、長男が使用する監視側端末120A)に呼び出しを行う(S201)。
呼び出しを受けた監視側端末120Aでは、当該呼び出しがエマージェンシーコールであることを示す、通常の呼び出しとことなる専用の着信音が出音される。
第1連絡先が当該呼び出しに応答した場合、緊急通信が開始される。緊急通信においては、監視モード時と同様に、緊急時制御部206は、カメラ113で撮影された映像データを当該第1連絡先のテレビ電話端末に送信する。また、緊急通信においては、緊急時制御部206は、映像禁止部212に設定されている映像状態222及び監視禁止部213に設定されている監視状態223に依存せずに、全てのカメラ113で撮影された映像データを、映像音声取得部202、通信制御部204及び送受信部201を制御することにより、当該第1連絡先のテレビ電話端末に送信する(S207)。
また、緊急通信時には、緊急時制御部206は、複数のカメラで撮影された映像データの送信のみでなく、音声データも送信する。また、緊急連絡先のテレビ電話端末からの音声及び映像が被監視側端末110に表示及び出音される。
また、緊急通信時には、被監視側端末110からの操作により、当該被緊急通信を切断できない。これにより、緊急の状態にある被監視者による誤操作により切断が中断されることを防止できる。
一方、第1連絡先からの応答が予め定められた時間(例えば30秒)の間ない場合(S202でNo)、緊急時制御部206は、第1連絡先への呼び出しを中断し、次に、第2連絡先(例えば「長女」)に呼び出しを行う(S203)。
さらに、第2連絡先からの応答が予め定められた時間の間ない場合(S204でNo)、緊急時制御部206は、第2連絡先への呼び出しを中断し、次に、第3連絡先(例えば「管理人」)に呼び出しを行う(S205)。
さらに、第3連絡先からの応答が予め定められた時間の間ない場合(S206でNo)つまり複数の緊急連絡先のテレビ端末の全てに対して応答がない場合、緊急時制御部206は、第3連絡先への呼び出しを中断し、次に、再度、第1連絡先に呼び出しを行う(S201)。
このように、緊急時制御部206は、複数の緊急連絡先のテレビ電話端末へ、応答があるまで、順次繰り返し呼び出しを行う。
一方、第2連絡先又は第3連絡先のテレビ電話端末の応答があった場合(S204でYes、S206でYes)、当該第2連絡先又は第3連絡先のテレビ電話端末に対して映像データが送信される(S207)。
ここで、連絡先記憶部207に記憶される緊急連絡先とは、例えば、図2に示す電話帳402に登録されているテレビ電話端末のうち、緊急連絡先に設定された1以上のテレビ電話端末である。なお、電話帳402とは別に、連絡先記憶部207が緊急連絡先のテレビ電話端末の情報を記憶してもよい。
また、緊急連絡先とは、電話帳402に登録されているテレビ電話端末のうちオンライン状態にあるテレビ電話端末であってもよい。この場合、緊急時制御部206は、被監視側端末110が備える電話帳402の情報を記憶する記憶部(図示せず)から緊急連絡先のテレビ電話端末(電話帳402に登録されているテレビ電話端末のうちオンライン状態にあるテレビ電話端末)の情報を取得してもよい。さらに、この場合、緊急時制御部206は、連絡先記憶部207を備えなくてもよい。
また、緊急時制御部206は、緊急モードを開始するための専用のボタンが1回押された場合に、緊急モードを開始してもよい。
また、被監視側端末110は、相手端末との間で映像及び音声の送信する第1通信モードと、映像のみを送信する第2通信モードと、音声のみを送信する第3通信モードとを選択的に行う。当該第1通信モード、第2通信モード及び第3通信モードの制御は、通信制御部204により行われる。
例えば、ユーザ操作取得部203を介した使用者の操作に基づき、第1通信モード、第2通信モード及び第3通信モードのいずれかが設定される。
第1通信モードにおいて、通信制御部204は、映像音声取得部202により取得された映像データ及び音声データを、送受信部201を介して、相手端末に送信する。
第2通信モードにおいて、通信制御部204は、映像音声取得部202により取得された映像データを、送受信部201を介して、相手端末に送信し、音声データを相手端末に送信しない。例えば、相手端末の使用者が、耳が不自由等の場合に第2通信モードを用いることで、被監視側端末110から相手端末へ送信するデータ量を削減できる。
第3通信モードにおいて、通信制御部204は、映像音声取得部202により取得された音声データを、送受信部201を介して、相手端末に送信し、映像データを相手端末に送信しない。例えば、使用者が通話の相手に映像を送信したくない場合には、第3通信モードを用いることで音声のみを送信できる。これにより、被監視側端末110は、相手端末へ送信するデータ量を削減できる。
以上より、本考案の実施の形態に係るテレビ電話システム100において、被監視者の応答がない場合、被監視側端末110の複数のカメラ113により撮影された映像データが、監視側端末120に表示される。
これにより、被監視者に不測の事態が生じ、被監視者がテレビ電話に出られない場合でも、監視者は、被監視者の様子を知ることができる。
また、テレビ電話システム100では、パスワード等を用いて、監視側端末120が予め設定された監視者である場合にのみ、監視モードを起動する。これにより、第3者は、被監視者の自宅の映像を取得できないので、被監視者のプライバシーを保護できる。
また、テレビ電話システム100では、被監視側端末110において、監視モード時に送信する映像データを複数の映像データから選択できる。これにより、被監視者は、監視者に見られたくない映像データの送信を禁止できるので、被監視者のプライバシーを保護できる。
また、テレビ電話システム100では、被監視側端末110において、監視モード自体を禁止できるので、被監視者のプライバシーを保護できる。
さらに、テレビ電話システム100では、監視モードの禁止時に、監視モードが禁止されている旨及びその理由が監視側端末120に表示される。これにより、被監視者が応答できないことによる、監視者の杞憂を低減できる。
また、テレビ電話システム100では、被監視者は、監視モードを禁止する第2設定時間224を任意に設定できる。これにより、被監視者の利便性を向上できる。
さらに、被監視者の予定に応じた第2設定時間224を設定することで、不測の事態が生じた場合には、第2設定時間の経過後に、監視モードを起動できる。例えば、被監視者は、入浴又は庭で体操を行う等の場合に、例えば、30分間のみ監視モードを禁止する。これにより、入浴中に、監視者から呼び出しがあった場合には、入浴中の旨を示すメッセージが監視者に表示されるので、監視者の杞憂を低減できる。また、万が一、不測の事態が生じた場合には、30分後には監視モードが起動されるので、監視者は、被監視者の不測の事態をいち早く発見できる。
さらに、被監視者の生活習慣に合わせて、監視モードを禁止する拒否開始時刻411及び拒否終了時刻412を設定することで、被監視者は、外出毎に毎回、監視モード禁止の設定を行う必要がなく、被監視者の利便性を向上できる。例えば、毎日、決まった時刻に散歩又は買い物等のため外出する場合には、当該時刻を設定することで、外出毎に毎回、監視モード禁止の設定を行う必要がない。
また、テレビ電話システム100では、緊急時に複数の緊急連絡先を順次呼び出す緊急モードを有する。これにより、被監視者は、緊急の事態が生じた場合には、1つの操作で、複数の緊急連絡先のいずれかが応答するまで、連続して呼び出しを行える。
さらに、被監視側端末110は、緊急通信時には、全ての映像データ及び音声データを連絡先の端末に送信する。これにより、連絡先の端末において、緊急時において被監視者の様子を詳細に把握できる。
また、被監視側端末110におけるテレビ電話通信及び監視モードの機能は、STB111により実現される。これにより、被監視者の自宅等において、通常のテレビ受信機等にSTB111を接続するだけで、容易にテレビ電話システム100を確立できる。
また、被監視側端末110は、操作部116と、受話器が一体となった、ハンディフォン115を備える。これにより、高齢者等の被監視者にも、操作部116のボタンを操作するだけの簡単な操作で、テレビ電話による通話、及び監視モードの設定が容易に行える。
また、被監視側端末110において、操作部116のボタンを示す画像と、当該画像に対応付けられ、当該画像のボタンを押すことで生じる操作の内容とが表示される。これより、高齢者等の被監視者にも、操作部116のボタンを操作するだけの簡単な操作で、テレビ電話による通話、及び監視モードの設定が容易に行える。
以上、本考案の実施の形態に係るテレビ電話システム100について説明したが、本考案は、この実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記説明では、テレビ電話システム100は、管理サーバ130を含むとしたが、管理サーバ130を含まず、被監視側端末110、監視側端末120及び一般端末150がそれぞれ通信相手の端末と直接テレビ電話通信を用いてもよい。
また、上記説明では、監視側端末120及び一般端末150の構成は、PC121等を含む構成としたが、本考案はこれに限定されるものではない。例えば、監視側端末120及び一般端末150の構成は、被監視側端末110と同様にSTB等を含む構成であってもよい。
また、上記説明では、被監視側端末110は、スピーカ114を備えるとしたが、テレビ受信機(モニタ112)に内蔵されたスピーカから着信音等を出音してもよい。
また、上記説明では、監視モードにおいて、被監視側端末110は、映像合成部215により合成された1つの映像データを監視側端末120へ送信するとしたが、複数の映像データをそのまま送信してもよい。
また、テレビ電話通信時において、被監視側端末110が、複数のカメラ113で撮影された複数の映像データを送信する場合、被監視側端末110は、映像合成部215により当該複数の映像データを1つの映像データに合成し、合成した映像データを相手端末に送信してもよい。
また、図9に示す拒否開始時刻411、拒否終了時刻412及び拒否する理由413の設定は、他の操作に比べ、比較的複雑であるので、監視側端末120からの操作により行ってもよい。この場合、監視側端末120からのアクセスに対して、上述した認証部214による機器認証が行われ、認証OKの場合に、図9に示す画面が監視側端末120に表示され、監視側端末120で設定が行われる。
また、上記説明では、4つのカメラ113で撮影された複数の映像データは、映像合成部215により合成されたうえで、監視側端末120へ送信するとしたが、当該合成を行わずに複数の映像データを監視側端末120へ送信してもよい。
また、本考案は、テレビ電話システム100、及びテレビ電話システム100に含まれるテレビ電話端末(被監視側端末110及び監視側端末120)として実現できるだけでなく、テレビ電話システム100、被監視側端末110又は監視側端末120に含まれる特徴的な処理部の機能を行うテレビ電話システムの制御方法、又はテレビ電話端末の制御方法として実現できる。さらに、そのようなテレビ電話システムの制御方法、又はテレビ電話端末の制御方法をコンピュータに実行させるプログラムとして実現できる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM等の記録媒体及びインターネット等の伝送媒体を介して流通させることができるのは言うまでもない。
本考案は、テレビ電話端末及びテレビ電話システムに適用でき、特に、遠距離に住む被監視者をみまもるために用いられるテレビ電話システムに適用できる。
本考案の実施の形態に係るテレビ電話システムの構成を示す図である。 本考案の実施の形態に係るハンディフォンの構成を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末の構成を示すブロック図である。 本考案の実施の形態に係る監視側端末の構成を示すブロック図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における表示例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における着信履歴の表示例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における監視モード禁止設定操作時の画面例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における監視モード禁止中の画面例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における開始時刻を指定した監視モード禁止設定動作時の画面例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末におけるカメラ表示禁止操作時の画面例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における監視モード時の動作の流れを示すフローチャートである。 本考案の実施の形態に係る監視側端末に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る監視側端末において監視モード禁止中に表示されるメッセージの一例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末において監視モード時に表示される画面例を示す図である。 本考案の実施の形態に係る被監視側端末における、緊急モード時の動作の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
100 テレビ電話システム
110 被監視側端末
111 セットトップボックス(STB)
112 モニタ
113、113A、113B、113C、113D、122 カメラ
114 スピーカ
115 ハンディフォン
116 操作部
116A エマージェンシーコールボタン
117 出音部
118 音声取得部
120、120A、120B 監視側端末
121 パーソナルコンピュータ(PC)
123 受話部
130 管理サーバ
140 ネットワーク
150 一般端末
201、301 送受信部
202、302 映像音声取得部
203、303 ユーザ操作取得部
204、304 通信制御部
205、305 表示出音部
206 緊急時制御部
207 連絡先記憶部
210 監視制御部
211 呼び出し判定部
212 映像禁止部
213 監視禁止部
214 認証部
215 映像合成部
221 第1設定時間
222 映像状態
223 監視状態
224 第2設定時間
401 相手画像
402 電話帳
403 音量
404 自画像
404a、404b、404c、404d カメラ映像
404e 表示情報
405 操作ボタン
405a 監視OFFボタン
405b 解除ボタン
405c カメラ切替ボタン
405d 発信ボタン
405e 選択ボタン
405f 終了ボタン
410 画面
411 拒否開始時刻
412 拒否終了時刻
413 拒否する理由
501 監視画像
502 自画像
503 メッセージ
504 表示カメラ
505 操作ボタン
505a 全てボタン
505b、505c、505d、505e カメラボタン
505f 終了ボタン

Claims (14)

  1. ネットワークを介して接続された他のテレビ電話端末との間で映像及び音声を送受信するテレビ電話端末であって、
    映像を撮影する複数のカメラと、
    使用者の操作に応じて、前記複数のカメラで撮影された複数の映像のうち1以上に対して、前記他のテレビ電話端末への送信を禁止する第1禁止手段と、
    前記他のテレビ電話端末からの呼び出しが予め定められた時間継続されたか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、予め定められたテレビ電話端末であるか否かを認証する認証手段と、
    前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を前記他のテレビ電話端末に送信する送信手段とを備える
    ことを特徴とするテレビ電話端末。
  2. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    前記使用者の操作により設定された第1時間の間、前記送信手段による前記他のテレビ電話端末への前記映像の送信を禁止する第2禁止手段を備え、
    前記送信手段は、前記第2禁止手段により前記映像の送信が禁止されてない場合、かつ前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を前記他のテレビ電話端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話端末。
  3. 前記第2禁止手段は、現在の時刻から、前記使用者の操作により設定された前記第1時間の間、前記送信手段による前記他のテレビ電話端末への前記映像の送信を禁止する
    ことを特徴とする請求項2記載のテレビ電話端末。
  4. 前記第2禁止手段は、前記使用者の操作により設定された第1時刻から第2時刻の間、前記送信手段による前記他のテレビ電話端末への前記映像の送信を禁止する
    ことを特徴とする請求項2記載のテレビ電話端末。
  5. 前記送信手段は、前記第2禁止手段により前記映像の送信が禁止されている場合、かつ前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、前記他のテレビ電話端末に前記映像の送信が禁止されている旨を表示させる信号を送信する
    ことを特徴とする請求項2記載のテレビ電話端末。
  6. 前記送信手段は、前記第2禁止手段により前記映像の送信が禁止されている場合、かつ前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、前記他のテレビ電話端末に前記映像の送信が禁止されている旨、及び、前記使用者により設定された当該映像の送信を禁止する理由を表示させる信号を送信する
    ことを特徴とする請求項5記載のテレビ電話端末。
  7. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を合成することで、1つの映像データを生成する映像合成手段を備え、
    前記送信手段は、前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記映像合成手段により合成された映像データを前記他のテレビ電話端末に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話端末。
  8. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    複数の他のテレビ電話端末である複数の連絡先端末を記憶する連絡先記憶手段と、
    使用者の操作に応じて、前記複数の連絡先端末のうちいずれかを呼び出し、当該連絡先端末の応答がない場合、当該複数の連絡先端末のうち他の連絡先端末に呼び出しを行う緊急時制御手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話端末。
  9. 前記緊急時制御手段による呼び出しに、当該連絡先端末が応答した場合、前記緊急時制御手段は、前記送信手段に前記複数のカメラにより取得された複数の映像を当該連絡先端末に送信させる
    ことを特徴とする請求項8記載のテレビ電話端末。
  10. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    当該テレビ電話端末と前記他のテレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信を行う通信制御手段と、
    前記映像及び音声の送受信において、前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段とを備え、
    前記送信手段は、前記映像及び音声の送受信において、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像を前記他のテレビ電話端末に送信し、
    前記テレビ電話端末は、さらに、
    前記受信手段により受信された映像と、前記送信手段により送信された映像とを同時に表示する表示手段を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話端末。
  11. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    当該テレビ電話端末と前記他のテレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信を行う第1通信モードと、第2通信モードとを制御する通信制御手段と、
    前記映像及び音声の送受信において、前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段と、
    音声を取得する音声取得手段とを備え、
    前記送信手段は、前記第1通信モードにおいて、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像、及び前記音声取得手段により取得された音声を前記他のテレビ電話端末に送信し、前記第2通信モードにおいて、前記複数のカメラのうち1以上で撮影された映像、及び前記音声取得手段により取得された音声のうちいずれか一方を前記他のテレビ電話端末に送信し、かつ他方を前記他のテレビ電話端末に送信しない
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話端末。
  12. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    前記他のテレビ電話端末により送信された音声を出音する出音部と、
    前記他のテレビ電話端末に送信する音声を取得する音声取得部と、
    使用者の操作が入力される操作部とが一体となった受話器を備え、
    前記第1禁止手段は、前記操作部に入力された使用者の操作に応じて、前記複数の映像のうち1以上に対して、前記他のテレビ電話端末への送信を禁止する
    ことを特徴とする請求項1記載のテレビ電話端末。
  13. 前記テレビ電話端末は、さらに、
    前記他のテレビ電話端末により送信された映像を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された映像を表示する表示手段とを備え、
    前記操作部は、複数のボタンを含み、
    前記表示手段は、前記複数のボタンに対応する画像と、当該ボタンのそれぞれに対応付け、当該ボタンのそれぞれを押すことで生じる操作の内容とを表示する
    ことを特徴とする請求項12記載のテレビ電話端末。
  14. ネットワークに接続された第1テレビ電話端末と第2テレビ電話端末とを含み、前記第1テレビ電話端末と前記第2テレビ電話端末との間で映像及び音声の送受信が行われるテレビ電話システムであって、
    前記第1テレビ電話端末は、
    映像を撮影する複数のカメラと、
    使用者の操作に応じて、前記複数のカメラで撮影された複数の映像のうち1以上に対して、前記第2テレビ電話端末への送信を禁止する第1禁止手段と、
    前記第2テレビ電話端末からの呼び出しが予め定められた時間継続されたか否かを判定する第1判定手段と、
    前記第1判定手段により前記呼び出しが予め定められた時間継続されたと判定された場合、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、予め定められたテレビ電話端末であるか否かを認証する認証手段と、
    前記認証手段により、当該呼び出しを行っている他のテレビ電話端末が、前記予め定められたテレビ電話端末であると認証された場合、前記複数のカメラにより取得された複数の映像のうち、前記第1禁止手段により禁止されている映像以外の映像を前記他のテレビ電話端末に送信する送信手段とを備え、
    前記第2テレビ電話端末は、
    前記送信手段により送信された映像を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された映像を表示する表示手段とを備える
    ことを特徴とするテレビ電話システム。
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