JP3143389U - マグネット付きフック - Google Patents

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Abstract

【課題】金属性壁面に対応して使用する家庭用壁面フックで、マグネットで発生させた吸着力を容易に解除できるマグネット付フックを提供する。
【解決手段】フック台座2に開口するフック軸孔5は、太孔6と細孔6aの段付き孔で、裏面2aに開口する太孔6には段部底6aの定位置に谷6bから除々に山6cに連なるカム体7形状とする。この段付きのフック軸孔5に差し込まれ回動するフック軸9も又太軸9aと細軸9bの段付き軸で、細軸9bにはフック1が差し込まれ保持され、太軸9aの段部には前記カム体7の谷6bと整合する山60cと太孔6の山6cに整合する太軸9aの谷60bとが整合して、フック1がフック台座2の定位置に保持される。このフック1の回動で、端子側面9cが徐々に回動しながら突き出ることでマグネット4の磁気的に吸着する鉄板Aを突き上げ引き離される。
【選択図】図1

Description

この考案は、冷蔵庫の金属塗装面、机、キャビネット、棚、ホーロー流し台等の金属(鉄板)で成る壁面に吸着して物品を掛ける為のマグネット付きのフックを壁面から取り外したり、移動したりする際に、強力に金属壁面に吸着したマグネットを、簡単に取り外すことの出来る装置を持った、使い勝手の良いマグネット付きフックの改良に関する。
此の種の従来の技術として知られるマグネット付きフックは、例えば特開2005−218487が開示され、発明の名称「磁性吊下具」が知られる。これらは、マグネットを取り付けたマグネット取付本体と、当該マグネット取付本体に、支軸を支点に回動自在に取り付けられると共に、吊下具を取り付けた吊下具取付本体と、前記支軸の上方に位置して、吸着時に前記壁面に近接するように前記吊下具取付本体に設けられたローラー状の壁当てとを備えている。これらの磁性吊下具は、吊下具を手前に持ち上げると、主軸を支点としたテコの原理により、所定のモーメント力を持ってローラー状の壁当てが回転しながら壁面を押し圧し、その結果、マグネット取付本体を壁面より引き離す力が作用するため、壁面に磁気吸着された磁性吊下具を壁面より簡単に取り外すことができる構成作用からなる。
そしてまた、前記吊下具付本体の壁面当接側に例えば、粘着ゲル素材シート等を貼り付け、その粘着力で、滑り止めとしての構成を付帯している。
しかしながら、上記する従来技術での磁性吊下具(マグネット付きフック)は、金属性壁面での家財道具や家庭用品に吸着して装備した、マグネット付きフックを取り外す為に設けた、ローラー状の壁当ては、物品を吊り下げる吊下具を上に向け持ち上げることで、回転しながら壁面に連動作用する回転押し圧でマグネットを斜めに持ち上げ傾斜させ、壁面との吸着を弱めた後で、掛け部が極端に狭くなって傾いたままの吊下具を再度持ち上げる等の2段モーションでマグネット取付本体を引き離すことになる為、吊下具に物品を引っ掛ける際や物品を取り外す際の僅かな力で壁当てローラーが同方向の弱い付加で、吊下具が上方に向け、不測に移動してししまい、使用に支障を来すなどの課題が残る。
そして又、滑り止めのシートと樹脂製のマグネット取付本体との接合に、双方の異質の材質の接着強度に問題が多く、取り外しで、双方の接着剥れや、或いは、数回での繰り返しでの接着力低下等に幾つかの課題が残る。特に、これらの磁性吊下具に利用される、ウレタン系等の粘着ゲル素材シートBと合成樹脂材の接合において双方の接着剥がれが課題になる。
課題を解決する為の手段
この考案は、かかる課題を解決するために、請求項1での本考案は、図1での分解図と図2での使用例で述べるように、物品を吊るすフック1を備えた、厚みのある合成樹脂製のフック台座2の裏面2aの一部に固接された、コの字形金属ヨーク3をマグネット4の側面に磁気的に吸着させて、一体化してなるマグネット付きフックにおいて、当該厚みのあるフック台座2に一体化するマグネット4に近接して開口するフック軸孔5は、太い孔6と軸孔6aの段付き孔で、裏面2a側に設けた太穴6aの定位置に谷6bに除々に山6cに連なるカム体7形状で、表面2b側は、細孔6aとしている,そして、この段付きのフック軸孔5に差し込まれ円滑に回動するフック軸9は太軸9aと細軸9bの段付き軸で、このフック軸9の細軸9bにはフック1を保持するフック止め孔10にフック1が差し込まれ保持され、太軸9aの段部には前記カム体7の谷6bと整合する山60cと太孔6の山6cに整合する太軸9aの谷60bとが整合して、フック1がフック台座2の定位置に保持さる。このフック1の左と右の回動で太軸9aの山60aが除々に太孔6の山6cに乗り上げられ、端子側面9cがマグネット4表面と同つら面より徐々に突き出ることでマグネット4の磁気吸着する鉄板Aを押し圧し、その結果、磁気吸着されたフック台座がフック1の回動に依って、鉄板A(壁面)に強着するフック台座のマグネット4を引き離す作用構成でなるマグネット付きフックを具現化している。
そしてまた、前記するフック台座2の壁面当接側である裏面2aに一体化するマグネット4に近接して、該マグネット4のつら面より僅か突出の段差で、スチレン系、ウレタン系等の粘着ゲル素材シートBをフック台座2に貼り付け、マグネット4の吸着後の滑り保持力不足を補強可能な構成とする。そして又、粘着ゲル素材シートBとフック台座2との貼り付けを、2重成形で粘着ゲル素材シートBをフック台座2に一体化し、剥がれる事の無い強接合でなる構成とする。
考案の効果
本考案は上述の通り構成作用するので次ぎの優れた効果を奏する。即ち、請求項1での効果は、マグネット付きフックを磁気吸着面より取り外すのに、フック台座に設けたフックを回すことでフック軸が徐々に突き出して、壁面より引き離す力が作用することで、フックを回さない限りは、マグネットを剥がせない、マグネット付きフックを提供出来る。
次ぎに又、請求項2での効果は、物品の引っ掛け荷重でマグネットの下側方向への滑り止めとして使われる粘着ゲル素材シートの接着が功を奏するが、更に、請求功3での効果は、2重成形でフック台座に一体化することで、双方の接着剥がれの無い滑り止めの付いたマグネット付きフックを提供出来る。
以下図示の実施例に基づいて、本考案を更に詳細に説明する。即ち、図1は本考案での第1実施例に基づく分解図を示しての斜視図で、図2も本考案での同じく第1実施例での使用例を示す全体斜視図で、矩形状でなる合成樹脂製のフック台座2の裏面2aにマグネット4を貼り付けるが、マグネット4はコの字形金属ヨーク3をマグネット4の側面に磁気的に吸着しての貼り付けとし、或いは、接着剤を使っての貼り合わせが好まれ、そして、金属ヨーク3と合成樹脂製のフック台座2との貼り付けは、一般的にはフック台座2の裏面2aを箱状に落とし込んだ窪みの一部に撓みのあるスナップを設けて、接着剤不要での双方の結合等での接合が好ましい。
そして、前記するフック台座2に金属ヨーク−3を介して一体化したマグネットに近接して設けた、フック軸孔5には、個別でなるフック軸9が、物品を吊るす為のフック1を備えて、太孔6と細孔8の段付きでなるフック軸孔5に程よい固さで差し込まれ、該フック軸9は太軸9aと細軸9bでの段付き軸で、これがフック軸孔5に矢印方向に差し込まれて双方が係合するが、細孔8に連なる太孔6の段部底6aを定位置(起点)に設けた谷6bから除々に山6cに連なるカム体7形状でなり、これに差し込まれて回動するフック軸9の段部底6aには、前記カム体7の谷6bと整合して係止する山60c形状からなり、また、前記山6cに整合して係止する谷60b形状連係で、そして、このフック軸9の細軸9bはフック台座2の表面2bに突き出し、この細軸9bのフック止め孔10には、物品を引っ掛ける為のフック1が差し込み固着でなる構成とする。
そして、差し込まれたフック軸9の軸方向への移動量は、フック台座2の表面2b軸孔8部にフック1の根元が突き当たる迄の隙間を限界として、その移動量は太軸9a端子側面9cがマグネット表面4aと同じつら面を起点とし突き出し、マグネット4の磁気吸着する鉄板Aを突き上げ回動しながら移動させる量を決定することになり、即ち、この移動量がカム体7の谷6bから山60cの最高の変化量に相当する構成である。
即ち、図1、図2での本考案の第1実施例では、マグネット付きフックのマグネット4の磁気吸着が家財用具などの鉄板A壁面に矢印方向に吸い付き、これらを、取り外すにフック1を摘んで右方向(矢印方向)に回動させることで、おおよそ90度回動角でフック軸9も其れに同期して右方向に回動しながら裏面2aより突き出し、鉄板Aが押し付けられてマグネット4の上部辺を支点に、フック軸9端子側面9cを力点としてマグネット4が剥離するが、傾いたフック台座を素手で摘み取り離すことになり、フック1を左方向(矢印逆方向)に回動する事で、フック軸9端子側面9cが元の起点に逆戻りする事になる。
次ぎに、図3は本考案での第2実施例に基づく斜視図で、前記するフック台座2の裏面2aに一体化でなるマグネット4に近接して、該マグネット4のつら面より僅か突き出の段差で、スチレン系或いは、ウレタン系等の粘着ゲル素材シートBをフック台座2に貼り付け、マグネット4の吸着後の物品引っ掛け過荷重の滑りを止めに使われることで、マグネット4の横滑り保持力の磁力低下を補強とした付加機能構成である。そしてまた、本考案での第3実施例を図4での要部断面で示す様に、フック台座2に貼り付けて滑り止めにする粘着ゲル素材シートBのフック台座2との貼り付け接着強度が繰り返し貼り替えでの粘着強度の劣化、特にフック台座2面と粘着ゲル素材シートBの双方の接着強度を改善の為、粘着ゲル素材シートBの自己接着に加え、2重成形で高度な接着力を具現化する構成としたもので、前記する双方の面での接着から、双方の異質でなる素材を組み合わせるる構造からねる2重成形を付加する構成である。
本考案に係わる第1実施例での分解図での斜視図である。 本考案に係わる第1実施例での使用例での斜視図である。 本考案に係わる第2実施例での斜視図である。 本考案に係わる第3実施例での斜視図である。
符合の説明
A 鉄板
B 粘着ゲル素材シート
1 フック
2 フック台座
2a 裏面
2b 表面
3 金属ヨーク
4 マグネット
4a マグネット表面
5 フック軸孔
6 太孔
6a 段部底
6b,60b 谷
6c,60c 山
7 カム体
8 細軸
9 フック軸
9a 太軸
9b 細軸
9c 端子側面
10 フック止め孔

Claims (3)

  1. 物品を吊るすフック1を備えた、合成樹脂製のフック台座2の裏面2aの一部に固接されたコの字形金属ヨーク3をマグネット4の側面に磁気的に吸着させて一体化してなるマグネット付きフックにおいて、当該フック台座2に一体化するマグネット4に近接して開口するフック軸孔5は、太孔6と細孔6aの段付き孔で、裏面2aに開口する太孔6には段部底6aの定位置に谷6bから除々に山6cに連なるカム体7形状で、表面2b側は軸孔6aとしている、そして、この段付きのフック軸孔5に差し込まれ円滑に回動するフック軸9も又太軸9aと細軸9bの段付き軸で、このフック軸9の細軸9bにはフック1を保持するフック止め孔10にフック1が差し込まれ保持され、太軸9aの段部には前記カム体7の谷6bと整合する山60cと太孔6の山6cに整合する太軸9aの谷60bとが整合して、フック1がフック台座2の定位置に保持される。このフック1の回動で、太軸9aの山60cが徐々に細孔8の谷6bを起点に節度ある太孔6の山6cに乗り上げられフック軸9の端子側面9cがマグネット4表面と同つら面より徐々に回動しながら突き出ることでマグネット4の磁気的に吸着する鉄板Aを突き上げ引き離されることで、フック1の僅かな回動に依って鉄板Aに強着するマグネット4を剥離可能にした事を特徴とするマグネット付きフック。
  2. 前記するフック台座2の裏面2aに一体化するマグネット4に近接して、該マグネット4のつら面より僅か突出の段差で、スチレン系、ウレタン系等の粘着ゲル素材シートBをフック台座2に貼り付け、マグネット4の吸着後の滑りの保持力を補強可能にしたことを特徴とする請求項1記載のマグネット付きフック。
  3. 前記する粘着ゲル素材シートBとフック台座2との貼り付けを、2重成形で粘着ゲル素材シートBをフック台座2に一体化した事を特徴とする請求項1又は2項記載のマグネット付きフック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016002420A (ja) * 2014-06-19 2016-01-12 株式会社シロクマ 家具の転倒防止具

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