JP3143143U - 潮汐発電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の構造を簡明にして建造設置・運転管理の経済性を向上させ、増設・移動も容易にできるようにした潮汐発電装置を提供する。
【解決手段】満ち潮時に、潜函3内の海面の上昇により、潜函3内で圧縮された空気は、潜函の上部に設けた各々の圧縮空気タンク4に蓄えられる。蓄えられた圧縮空気は、圧縮空気送気管7を経由して、圧縮空気利用タービン11を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。引き潮時には、潜函3内の海面の下降により、潜函内が負圧になり、外部から流入する空気が、負圧空気利用タービン12を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。タービンを回転させた流入空気は、負圧空気集中管13及び負圧空気流入管15を経由して潜函内に流入する。
【選択図】図1
【解決手段】満ち潮時に、潜函3内の海面の上昇により、潜函3内で圧縮された空気は、潜函の上部に設けた各々の圧縮空気タンク4に蓄えられる。蓄えられた圧縮空気は、圧縮空気送気管7を経由して、圧縮空気利用タービン11を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。引き潮時には、潜函3内の海面の下降により、潜函内が負圧になり、外部から流入する空気が、負圧空気利用タービン12を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。タービンを回転させた流入空気は、負圧空気集中管13及び負圧空気流入管15を経由して潜函内に流入する。
【選択図】図1
Description
必要数の潜函を海岸岸壁に接して、潜函下部が最大干潮時の海面の位置に、上面は最大満潮時の海面の位置に設置し、圧縮空気の正負の圧力や波浪・風圧などによる潜函や付属施設の倒壊を防ぐため、必要な箇所に梁・脚柱をつけ、脚柱は地中に挿入してコンクリト打設、厳重に潜函を固定し、各潜函上にそれぞれ圧縮空気タンクを設置する。
満ち潮によって潜函内に生じる圧縮空気をタンクに圧入貯蔵しておき、順次タービンに送って発電し、引き潮時には海水の流出によって生じる全潜函の負圧を負圧利用タービンに集中して発電する潮汐発電装置に関する。
従来の潮汐量の変化を空気圧に変換する発電の方法は潮汐の全量を空気圧に変換しておらず、潮汐停滞時には発電を中断するものもあり、施設装備も複雑で巨大になり、莫大な費用がかかり、実用化には問題がある。
公開されている文献の発電技術は、潮汐量の変化を十分に空気圧に変換できないし、潮汐停滞時は発電が中断され、構造や運転の仕組みが複雑で、洞窟や巨大なタンク設備に莫大な費用がかかり、施設の移転移動も困難で、事業として成り立つには困難である。
本考案では、潮汐の全量を空気圧に効率よく変換するように潜函を設置、
潮汐停滞時でもタンクの圧縮空気を利用して連続発電し、さらに、装置の構造を簡明にして建造設置・運転管理の経済性と増設・移動も容易にできるよう配慮した。
潮汐停滞時でもタンクの圧縮空気を利用して連続発電し、さらに、装置の構造を簡明にして建造設置・運転管理の経済性と増設・移動も容易にできるよう配慮した。
即ち、本考案は、下部に海水流入流出溝を有する潜函を、潮汐による潜函内の海水量の変化を効率よく圧縮空気に変換するために、潜函下部は最大干潮時の海面の位置に、潜函上面は最大満潮時の海面の位置になるように設置し、満ち潮時に生じた圧縮空気を圧入貯蔵する圧縮空気タンクを潜函上に設置し、圧縮空気タンク内の圧縮空気で、圧縮空気利用タービンを回し、さらに引き潮時には負圧となった潜函へ流入する空気で負圧利用タービンを回し、切れ目なく発電を継続することを特徴とする潮汐発電装置である。
潮汐量の空気圧への変換が効率よく行われ、潮汐停滞時にも発電を中断することなく、建造設置・運転・管理が簡単で、経済的であり、施設規模の変更、増設・移動・移設も容易である。
以下、本考案の実施例について、図面を参照して説明する。
図1に本考案の発電装置の左側面図を示す。
図2に本考案の発電装置の平面図を示す。
満ち潮時に、潜函3内の海面の上昇により、潜函3内で圧縮された空気は、潜函の上部に設けた各々の圧縮空気タンク4に蓄えられる。蓄えられた圧縮空気は、圧縮空気送気管7を経由して、圧縮空気利用タービン11を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。
図2に本考案の発電装置の平面図を示す。
満ち潮時に、潜函3内の海面の上昇により、潜函3内で圧縮された空気は、潜函の上部に設けた各々の圧縮空気タンク4に蓄えられる。蓄えられた圧縮空気は、圧縮空気送気管7を経由して、圧縮空気利用タービン11を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。
引き潮時には、潜函3内の海面の下降により、潜函内が負圧になり、外部から流入する空気が、負圧空気利用タービン12を回転させ、連結した発電機を回転させることにより発電する。タービンを回転させた流入空気は、負圧空気集中管13及び負圧空気流入管15を経由して潜函内に流入する。
引き潮が始まってしばらくの間は、圧縮空気タンク4に蓄えられた圧縮空気により発電が継続されるので、切れ目無く発電を継続することが出来る。
引き潮が始まってしばらくの間は、圧縮空気タンク4に蓄えられた圧縮空気により発電が継続されるので、切れ目無く発電を継続することが出来る。
1 最大干潮海面
2 最大満潮海面
3 潜函
4 圧縮空気タンク
5 圧縮空気圧入管
6 逆止弁
7 圧縮空気送気管
8 安全弁並びに圧縮空気送気管弁開閉制御装置
9 圧縮空気集中管
10 タービン発電室
11 圧縮空気利用タービン発電機
12 負圧空気利用タービン発電機
13 負圧空気集中管
14 負圧送気管弁開閉制御装置
15 負圧空気流入管
16 海水流入流出溝
A 第一潜函
B 第二潜函
C 第三潜函
D 第四潜函
2 最大満潮海面
3 潜函
4 圧縮空気タンク
5 圧縮空気圧入管
6 逆止弁
7 圧縮空気送気管
8 安全弁並びに圧縮空気送気管弁開閉制御装置
9 圧縮空気集中管
10 タービン発電室
11 圧縮空気利用タービン発電機
12 負圧空気利用タービン発電機
13 負圧空気集中管
14 負圧送気管弁開閉制御装置
15 負圧空気流入管
16 海水流入流出溝
A 第一潜函
B 第二潜函
C 第三潜函
D 第四潜函
Claims (1)
- 下部に海水流入流出溝を有する潜函を、潮汐による潜函内の海水量の変化を効率良く圧縮空気に変換するために、潜函下部は最大干潮時の海面の位置に、潜函上面は最大満潮時の海面の位置になるように設置し、満ち潮時に生じた圧縮空気を圧入貯蔵する圧縮空気タンクを潜函上に設置し、圧縮空気タンク内の圧縮空気で、圧縮空気利用タービンを回し、さらに引き潮時には負圧となった潜函へ流入する空気で負圧利用タービンを回し、切れ目なく発電を継続することを特徴とする潮汐発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002732U JP3143143U (ja) | 2008-04-28 | 2008-04-28 | 潮汐発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008002732U JP3143143U (ja) | 2008-04-28 | 2008-04-28 | 潮汐発電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3143143U true JP3143143U (ja) | 2008-07-10 |
Family
ID=43293103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008002732U Expired - Fee Related JP3143143U (ja) | 2008-04-28 | 2008-04-28 | 潮汐発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3143143U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101021593B1 (ko) * | 2008-08-21 | 2011-03-17 | 김경순 | 간석지 발전장치 |
CN103061956A (zh) * | 2013-01-05 | 2013-04-24 | 刘典军 | 气动水力势能循环发电*** |
-
2008
- 2008-04-28 JP JP2008002732U patent/JP3143143U/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101021593B1 (ko) * | 2008-08-21 | 2011-03-17 | 김경순 | 간석지 발전장치 |
CN103061956A (zh) * | 2013-01-05 | 2013-04-24 | 刘典军 | 气动水力势能循环发电*** |
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