JP3142655B2 - 光アイソレータ - Google Patents
光アイソレータInfo
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- JP3142655B2 JP3142655B2 JP04232690A JP23269092A JP3142655B2 JP 3142655 B2 JP3142655 B2 JP 3142655B2 JP 04232690 A JP04232690 A JP 04232690A JP 23269092 A JP23269092 A JP 23269092A JP 3142655 B2 JP3142655 B2 JP 3142655B2
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- Japan
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- optical isolator
- faraday rotator
- polarizer
- analyzer
- cylindrical holder
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、光ディスク装置のヘ
ッドや光通信装置あるいは光測定装置などにおいてレー
ザ光源に反射光が戻るのを防ぐために用いる光アイソレ
ータに関し、特に、光アイソレータを構成する偏光子、
ファラデー回転子、検光子の表面反射光がレーザ光源側
へ戻るのを防止する技術に関する。
ッドや光通信装置あるいは光測定装置などにおいてレー
ザ光源に反射光が戻るのを防ぐために用いる光アイソレ
ータに関し、特に、光アイソレータを構成する偏光子、
ファラデー回転子、検光子の表面反射光がレーザ光源側
へ戻るのを防止する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】よく知られているように、光アイソレー
タは偏光子と検光子およびこれらの間に挟まれたファラ
デー回転子で基本的に構成される。具体的な構成はいく
つか知られているが、代表的な光アイソレータでは、筒
形永久磁石の筒穴内にファラデー効果素子を嵌合装着し
たファラデー回転子を用い、偏光子および検光子として
はガラス偏光板やプリズムを用いている。この種の構造
のものでは一般に、偏光板やプリズムを筒形ホルダの筒
穴内に嵌合装着し、このホルダをファラデー回転子の筒
形磁石の両端面に接合している。
タは偏光子と検光子およびこれらの間に挟まれたファラ
デー回転子で基本的に構成される。具体的な構成はいく
つか知られているが、代表的な光アイソレータでは、筒
形永久磁石の筒穴内にファラデー効果素子を嵌合装着し
たファラデー回転子を用い、偏光子および検光子として
はガラス偏光板やプリズムを用いている。この種の構造
のものでは一般に、偏光板やプリズムを筒形ホルダの筒
穴内に嵌合装着し、このホルダをファラデー回転子の筒
形磁石の両端面に接合している。
【０００３】ところでこの種の光アイソレータにおい
て、レーザ光源への戻り光を極力少なくするためには、
当然ながら光アイソレータの構成部品（偏光子、ファラ
デー回転子、検光子、ホルダ）自身の表面反射光（内部
反射）をできるだけ少なくし、かつその内部反射光がレ
ーザ光源へ戻らないようにしなければならない。そこで
従来から次に述べるような具体的構成により、光源から
のレーザ光の進路である光軸に対して偏光子、ファラデ
ー回転子、検光子の入出射面を適宜角度（４〜８度）傾
斜させることが知られている。
て、レーザ光源への戻り光を極力少なくするためには、
当然ながら光アイソレータの構成部品（偏光子、ファラ
デー回転子、検光子、ホルダ）自身の表面反射光（内部
反射）をできるだけ少なくし、かつその内部反射光がレ
ーザ光源へ戻らないようにしなければならない。そこで
従来から次に述べるような具体的構成により、光源から
のレーザ光の進路である光軸に対して偏光子、ファラデ
ー回転子、検光子の入出射面を適宜角度（４〜８度）傾
斜させることが知られている。
【０００４】例えば特開昭６２−１１８３１５号公報に
記載されているように、筒形磁石と２つの筒形ホルダの
外形を光軸に平行な形状とし、それぞれの筒穴の中心軸
を光軸に対して適宜に傾斜させている。このように傾斜
した筒穴内にそれぞれ偏光板およびファラデー効果素子
板を当該筒穴の中心軸に直交するように嵌合装着してい
る。したがって偏光板およびファラデー効果素子板が光
軸に対して傾斜状態に配置される。
記載されているように、筒形磁石と２つの筒形ホルダの
外形を光軸に平行な形状とし、それぞれの筒穴の中心軸
を光軸に対して適宜に傾斜させている。このように傾斜
した筒穴内にそれぞれ偏光板およびファラデー効果素子
板を当該筒穴の中心軸に直交するように嵌合装着してい
る。したがって偏光板およびファラデー効果素子板が光
軸に対して傾斜状態に配置される。
【０００５】例えば特開昭６４−５２１１９号公報に記
載されているように、筒形磁石および筒形ホルダは、外
形形状の中心軸と筒穴の中心軸とが一致する同心形状と
し、各筒穴内にその中心軸に直交するようにファラデー
効果素子板および偏光板を嵌合装着する。そして筒形磁
石と２個の筒形ホルダの組立部品を光軸に対して適宜に
傾斜状態に配置するために、外形形状の中心軸に対して
筒穴の中心軸が傾斜した筒形ケースを設け、このケース
内に前記組立部品を嵌合装着する。このケースの外形中
心軸が光軸に一致するように機器に取り付ける。すると
内部の偏光板およびファラデー効果素子板は光軸に対し
て傾斜状態に配置される。
載されているように、筒形磁石および筒形ホルダは、外
形形状の中心軸と筒穴の中心軸とが一致する同心形状と
し、各筒穴内にその中心軸に直交するようにファラデー
効果素子板および偏光板を嵌合装着する。そして筒形磁
石と２個の筒形ホルダの組立部品を光軸に対して適宜に
傾斜状態に配置するために、外形形状の中心軸に対して
筒穴の中心軸が傾斜した筒形ケースを設け、このケース
内に前記組立部品を嵌合装着する。このケースの外形中
心軸が光軸に一致するように機器に取り付ける。すると
内部の偏光板およびファラデー効果素子板は光軸に対し
て傾斜状態に配置される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】光アイソレータの内部
反射光がレーザ光源側へ戻るのを防止するのに、前記の
ように偏光子、ファラデー回転子、検光子の表面が光軸
に対して適宜に傾斜した配置とするのは非常に有効であ
る。この対策により各光学素子の表面反射光の多くがレ
ーザ光源への戻り進路から逸れる。しかし表面反射光の
一部は依然としてレーザ光源側へ戻るため、きわめて高
いアイソレーションを求める場合には充分でなかった。
反射光がレーザ光源側へ戻るのを防止するのに、前記の
ように偏光子、ファラデー回転子、検光子の表面が光軸
に対して適宜に傾斜した配置とするのは非常に有効であ
る。この対策により各光学素子の表面反射光の多くがレ
ーザ光源への戻り進路から逸れる。しかし表面反射光の
一部は依然としてレーザ光源側へ戻るため、きわめて高
いアイソレーションを求める場合には充分でなかった。
【０００７】特に高いアイソレーションを必要とする場
合、光アイソレータを２個直列に配置して、出射側から
の反射光（外部反射）のレーザ光源への戻りを高率に阻
止しているが、このような場合には前記内部反射の光源
への戻りが相対的に大きくなるので、光源側へ戻る内部
反射が従来よりさらに少ない光アイソレータが要求され
る。
合、光アイソレータを２個直列に配置して、出射側から
の反射光（外部反射）のレーザ光源への戻りを高率に阻
止しているが、このような場合には前記内部反射の光源
への戻りが相対的に大きくなるので、光源側へ戻る内部
反射が従来よりさらに少ない光アイソレータが要求され
る。
【０００８】この発明は前述した従来の問題点に鑑みな
されたもので、その目的は、光源側へ戻る内部反射が従
来よりさらに少ない光アイソレータを提供することにあ
る。
されたもので、その目的は、光源側へ戻る内部反射が従
来よりさらに少ない光アイソレータを提供することにあ
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、筒
形ホルダ内に入射側から順に偏光子とファラデー回転子
と検光子とを装着した光アイソレータであって、前記筒
形ホルダの入射側開口部分に内周に向かって張り出した
形態で表面が多孔質のセラミックスで形成された遮光ひ
さし部を設けた。また第２の発明では、前記筒形ホルダ
の入射側開口部分および出射側開口部分のそれぞれに内
周に向かって張り出した形態で表面が多孔質のセラミッ
クスで形成された遮光ひさし部を設けた。また第３の発
明では、前記筒形ホルダの入射側開口部分と、出射側開
口部分と、前記偏光子とファラデー回転子との中間部分
と、前記ファラデー回転子と前記検光子との中間部分と
のそれぞれに、内周に向かって張り出した形態で表面が
多孔質のセラミックスで形成された遮光ひさし部を設け
た。
形ホルダ内に入射側から順に偏光子とファラデー回転子
と検光子とを装着した光アイソレータであって、前記筒
形ホルダの入射側開口部分に内周に向かって張り出した
形態で表面が多孔質のセラミックスで形成された遮光ひ
さし部を設けた。また第２の発明では、前記筒形ホルダ
の入射側開口部分および出射側開口部分のそれぞれに内
周に向かって張り出した形態で表面が多孔質のセラミッ
クスで形成された遮光ひさし部を設けた。また第３の発
明では、前記筒形ホルダの入射側開口部分と、出射側開
口部分と、前記偏光子とファラデー回転子との中間部分
と、前記ファラデー回転子と前記検光子との中間部分と
のそれぞれに、内周に向かって張り出した形態で表面が
多孔質のセラミックスで形成された遮光ひさし部を設け
た。
【００１０】
【作用】偏光子、ファラデー回転子、検光子の表面反射
光がレーザ光源側へ戻る進路に対して前記遮光ひさし部
は障害物となる。遮光ひさし部の表面は多孔質のセラミ
ックスで形成されているので、これに当たった内部反射
光は吸収，乱反射しレーザー光源側へ戻る光が低減す
る。
光がレーザ光源側へ戻る進路に対して前記遮光ひさし部
は障害物となる。遮光ひさし部の表面は多孔質のセラミ
ックスで形成されているので、これに当たった内部反射
光は吸収，乱反射しレーザー光源側へ戻る光が低減す
る。
【００１１】
【実施例】第１の発明の３つの実施例を図１に示してい
る。この光アイソレータの基本構成は、セラミックスあ
るいは金属製の筒形ホルダ１の筒穴内に偏光子４を嵌合
装着した部品と、永久磁石製の筒形ホルダ２の筒穴内に
ファラデー回転子５を嵌合装着した部品と、セラミック
スあるいは金属製の筒形ホルダ３の筒穴内に検光子６を
嵌合装着した部品との組合せからなる。３つの筒形ホル
ダ１，２，３を中心を揃えて直列に接合しており、これ
ら筒形ホルダ１，２，３の中心軸が光アイソレータの光
軸Ｐとなる。なお、以下に説明する各実施例では、偏光
子４、ファラデー回転子５、検光子６をこれらを貫く光
軸Ｐに対して適宜角度傾斜した状態になるように筒形ホ
ルダ１，２，３に取り付けている。
る。この光アイソレータの基本構成は、セラミックスあ
るいは金属製の筒形ホルダ１の筒穴内に偏光子４を嵌合
装着した部品と、永久磁石製の筒形ホルダ２の筒穴内に
ファラデー回転子５を嵌合装着した部品と、セラミック
スあるいは金属製の筒形ホルダ３の筒穴内に検光子６を
嵌合装着した部品との組合せからなる。３つの筒形ホル
ダ１，２，３を中心を揃えて直列に接合しており、これ
ら筒形ホルダ１，２，３の中心軸が光アイソレータの光
軸Ｐとなる。なお、以下に説明する各実施例では、偏光
子４、ファラデー回転子５、検光子６をこれらを貫く光
軸Ｐに対して適宜角度傾斜した状態になるように筒形ホ
ルダ１，２，３に取り付けている。
【００１２】図１（Ａ）の実施例では、筒形ホルダ１の
入射側の端面に環状プレート７を筒形ホルダ１と同芯に
取り付けている。この環状プレート７の内径は筒形ホル
ダ１の内径より小さく、環状プレート７の内周部分が筒
形ホルダ１の内周側の張り出している。また、環状プレ
ート７の表面は多孔質のセラミックスで形成されてい
る。以上説明した環状プレート７の内周部分が、入射側
開口部分に内周に向かって張り出した形態で表面が多孔
質のセラミックスで形成された遮光ひさし部８である。
入射側の端面に環状プレート７を筒形ホルダ１と同芯に
取り付けている。この環状プレート７の内径は筒形ホル
ダ１の内径より小さく、環状プレート７の内周部分が筒
形ホルダ１の内周側の張り出している。また、環状プレ
ート７の表面は多孔質のセラミックスで形成されてい
る。以上説明した環状プレート７の内周部分が、入射側
開口部分に内周に向かって張り出した形態で表面が多孔
質のセラミックスで形成された遮光ひさし部８である。
【００１３】図１（Ａ）に示すように、半導体レーザ
（図示していない）からの入射光ａが光軸Ｐに沿って光
アイソレータを通過するが、その際に光アイソレータ内
で生じる内部反射光（偏光子４、ファラデー回転子５、
検光子６の表面反射）が半導体レーザ側に戻る経路に対
して前記遮光ひさし部８が障害物となり、これに当たっ
た反射光ｂはこれに吸収，乱反射される。つまり、レー
ザ光源側へ戻る光アイソレータの内部反射光は遮光ひさ
し部８を設けることにより大幅に減少する。
（図示していない）からの入射光ａが光軸Ｐに沿って光
アイソレータを通過するが、その際に光アイソレータ内
で生じる内部反射光（偏光子４、ファラデー回転子５、
検光子６の表面反射）が半導体レーザ側に戻る経路に対
して前記遮光ひさし部８が障害物となり、これに当たっ
た反射光ｂはこれに吸収，乱反射される。つまり、レー
ザ光源側へ戻る光アイソレータの内部反射光は遮光ひさ
し部８を設けることにより大幅に減少する。
【００１４】図１（Ｂ）の実施例では、筒形ホルダ１の
入射側端部の筒穴内にリング９を嵌合装着し、このリン
グ９自体を遮光ひさし部８としている。なお、リング９
の表面も多孔質のセラミックスで形成されている。図１
（Ｃ）の実施例では、筒形ホルダ１に一体的に遮光ひさ
し部８を形成している。この場合、少なくとも遮光ひさ
し部８の表面を多孔質のセラミックスで形成する。
入射側端部の筒穴内にリング９を嵌合装着し、このリン
グ９自体を遮光ひさし部８としている。なお、リング９
の表面も多孔質のセラミックスで形成されている。図１
（Ｃ）の実施例では、筒形ホルダ１に一体的に遮光ひさ
し部８を形成している。この場合、少なくとも遮光ひさ
し部８の表面を多孔質のセラミックスで形成する。
【００１５】第２の発明の３つの実施例を図２に示して
いる。ここでは第１の発明に加えて、筒形ホルダ３の出
射側の端部にも、内周に向かって張り出した形態で表面
が多孔質のセラミックスで形成された遮光ひさし部８を
設けた。図２（Ａ）では環状プレート７の内周側を遮光
ひさし部８とし、図２（Ｂ）ではリング９を遮光ひさし
部８とし、図３（Ｃ）では筒形ホルダ３に一体に遮光ひ
さし部８を形成している。いずれにしても、アイソレー
タを一端通過してから逆経路で再び光アイソレータに戻
ってくる外部反射光ｃによる内部反射成分ｄに対し出射
側の遮光ひさし部８が有効に作用し、レーザ光源側へ戻
る光アイソレータの内部反射を低減することができる。
いる。ここでは第１の発明に加えて、筒形ホルダ３の出
射側の端部にも、内周に向かって張り出した形態で表面
が多孔質のセラミックスで形成された遮光ひさし部８を
設けた。図２（Ａ）では環状プレート７の内周側を遮光
ひさし部８とし、図２（Ｂ）ではリング９を遮光ひさし
部８とし、図３（Ｃ）では筒形ホルダ３に一体に遮光ひ
さし部８を形成している。いずれにしても、アイソレー
タを一端通過してから逆経路で再び光アイソレータに戻
ってくる外部反射光ｃによる内部反射成分ｄに対し出射
側の遮光ひさし部８が有効に作用し、レーザ光源側へ戻
る光アイソレータの内部反射を低減することができる。
【００１６】第３の発明の２つの実施例を図３に示して
いる。ここでは第２の発明に加えて、偏光子４とファラ
デー回転子５の中間部分と、ファラデー回転子５と検光
子６の中間部分とにそれぞれ、内周に向かって張り出し
た形態で表面が多孔質のセラミックスで形成された遮光
ひさし部８を設けた。図３（Ａ）では筒形ホルダ１，
２，３の間に挟み込んだ環状プレート７の内周部分を遮
光ひさし部８とし、図３（Ｂ）では筒形ホルダ１，３の
筒穴内に嵌合したリング９を遮光ひさし部８としてい
る。このように遮光ひさし部８の設置数を増加すること
により、光アイソレータの内部反射を吸収する障害物が
増加することになり、レーザ光源へ戻る内部反射をさら
に低減することができる。
いる。ここでは第２の発明に加えて、偏光子４とファラ
デー回転子５の中間部分と、ファラデー回転子５と検光
子６の中間部分とにそれぞれ、内周に向かって張り出し
た形態で表面が多孔質のセラミックスで形成された遮光
ひさし部８を設けた。図３（Ａ）では筒形ホルダ１，
２，３の間に挟み込んだ環状プレート７の内周部分を遮
光ひさし部８とし、図３（Ｂ）では筒形ホルダ１，３の
筒穴内に嵌合したリング９を遮光ひさし部８としてい
る。このように遮光ひさし部８の設置数を増加すること
により、光アイソレータの内部反射を吸収する障害物が
増加することになり、レーザ光源へ戻る内部反射をさら
に低減することができる。
【００１７】なおまた、上記の各実施例ではいずれも偏
光子４、ファラデー回転子５、検光子６を光軸Ｐに対し
て傾斜配置しているが、この発明はそのような実施形態
に限定されるものではなく、偏光子４、ファラデー回転
子５、検光子６を光軸Ｐに対して直交配置した場合にも
本発明は有効である。
光子４、ファラデー回転子５、検光子６を光軸Ｐに対し
て傾斜配置しているが、この発明はそのような実施形態
に限定されるものではなく、偏光子４、ファラデー回転
子５、検光子６を光軸Ｐに対して直交配置した場合にも
本発明は有効である。
【００１８】また、レーザ光源へ戻る内部反射がきわめ
て少ないという本発明の効果は、光アイソレータを複数
個直列に使用してアイソレーションを高める場合に特に
顕著になる。
て少ないという本発明の効果は、光アイソレータを複数
個直列に使用してアイソレーションを高める場合に特に
顕著になる。
【００１９】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
光アイソレータでは、偏光子やファラデー回転子および
検光子などの光学部品の表面反射による内部反射光が光
アイソレータの鏡胴内で効果的に高率に吸収，乱反射さ
れるので、レーザ光源へ戻る内部反射光を従来より大幅
に低減することができる。
光アイソレータでは、偏光子やファラデー回転子および
検光子などの光学部品の表面反射による内部反射光が光
アイソレータの鏡胴内で効果的に高率に吸収，乱反射さ
れるので、レーザ光源へ戻る内部反射光を従来より大幅
に低減することができる。
【図１】第１の発明の３つの実施例を示す概略構成図
【図２】第２の発明の３つの実施例を示す概略構成図
【図３】第３の発明の２つの実施例を示す概略構成図
１，２，３ 筒形ホルダ ４ 偏光子 ５ ファラデー回転子 ６ 検光子 ７ 環状プレート ８ 遮光ひさし部 ９ リング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−27198（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−221915（ＪＰ，Ａ) 特開 昭63−240517（ＪＰ，Ａ) 実開 平４−130921（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−79017（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02B 27/28
Claims (3)
- 【請求項１】 筒形ホルダ内に入射側から順に偏光子と
ファラデー回転子と検光子とを装着した光アイソレータ
であって、前記筒形ホルダの入射側開口部分に内周に向
かって張り出した形態で表面が多孔質のセラミックスで
形成された遮光ひさし部を設けたことを特徴とする光ア
イソレータ。 - 【請求項２】 筒形ホルダ内に入射側から順に偏光子と
ファラデー回転子と検光子とを装着した光アイソレータ
であって、前記筒形ホルダの入射側開口部分および出射
側開口部分のそれぞれに内周に向かって張り出した形態
で表面が多孔質のセラミックスで形成された遮光ひさし
部を設けたことを特徴とする光アイソレータ。 - 【請求項３】 筒形ホルダ内に入射側から順に偏光子と
ファラデー回転子と検光子とを装着した光アイソレータ
であって、前記筒形ホルダの入射側開口部分と、出射側
開口部分と、前記偏光子とファラデー回転子との中間部
分と、前記ファラデー回転子と前記検光子との中間部分
とのそれぞれに、内周に向かって張り出した形態で表面
が多孔質のセラミックスで形成された遮光ひさし部を設
けたことを特徴とする光アイソレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04232690A JP3142655B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 光アイソレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04232690A JP3142655B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 光アイソレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659216A JPH0659216A (ja) | 1994-03-04 |
| JP3142655B2 true JP3142655B2 (ja) | 2001-03-07 |
Family
ID=16943260
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04232690A Expired - Fee Related JP3142655B2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 光アイソレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3142655B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4956004B2 (ja) * | 2006-01-06 | 2012-06-20 | 古河電気工業株式会社 | 光アイソレータ |
| JP6933252B2 (ja) * | 2016-10-13 | 2021-09-08 | エルジー・ケム・リミテッド | 光ダイオード |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP04232690A patent/JP3142655B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0659216A (ja) | 1994-03-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001212 |
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