JP3142217U - グレーチング飛散防止金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】高架道路等に敷設されているグレーチングの飛散を防止し、道路交通の安全性を確保すると共に、飛散防止金具の着脱を容易にする。
【解決手段】グレーチング表裏に配置され、上方取付体1が飛散防止対象グレーチングAの格子板部の上縁に掛止され、下方取付体2が支持部材下面に掛止され、上下の各取付体間を、伸張復帰弾性を備えた連結部で接続してなる金具において、前記連結部を、上方取付体に設けたボルト貫通孔と、適宜な軸長を備えた装着ボルト3と、前記装着ボルトのボルト軸に外挿して上下取付体を離反する方向に反発付勢する発条4と、前記ボルト貫通孔と対応する位置の下方取付体に設けた螺孔23及び螺孔に連続して下方に突設したボルト保護筒部とで構成してなる。
【選択図】図4

Description

本考案は、道路側溝に被設されているグレーチングが走行車両によって跳ね上げられるのを防止する金具に関するものである。
グレーチングは周知のとおり側板間にベアリングバー及びツイストバー(以下両者を総称して「格子板部」という)を格子状に差し渡したもので、道路側溝に被せて敷設される。このグレーチングは自重で安定設置されるものであるが、設置個所が必ずしも平らな箇所とは限らず、車両がグレーチング上を走行すると、そのガタツキによって跳ね上がることがある。特に高架道路に設置されているグレーチングが跳ね上がると高架下まで飛散することになり非常に危険である。
前記の対策として実用新案登録第2566605号公報や特開平7−268941号公報には、隣接するグレーチングの端板同士を連結固定する手段が開示されている。また堅固な連結固定に代えてクリップ体で隣接グレーチングの端板を一緒に挟持する連結手段も知られている(実開昭60−120095号公報、実公平2−13594号公報)。
しかし前記の堅固な連結固定では、グレーチング上を車両が走行した際に、当該連結箇所が強い応力を受けることになり、経年変化による金属疲労で破壊した場合に、グレーチングが飛散する虞があり、危険である。更にクリップ体での挟持連結は、車両の走行によって一部のグレーチングが浮き上がった場合の復帰がなされずに、常時道路パトロールが必要となり、効率的な飛散防止手段とは言えない。
そこで先にグレーチング表裏に配置される上下の各取付体を、伸張復帰弾性を備えた連結部で接続してグレーチングに装着し、上下の各取付体を各々所定の箇所に掛止するグレーチング飛散防止金具を提案した(特許文献1)。
登録実用新案第3081771号公報。
前記の先に提案したグレーチング飛散防止金具において伸縮復帰弾性を付与する具体的構造は、上下取付体の所定位置にボルト孔を穿設し、両ボルト孔に適宜な軸長を備えたボルトを挿通すると共に、前記上方取付体上面とボルト頭部との間の軸部に圧縮コイルバネを外装し、下方取付体の下方部分に露出したボルト軸にナットを螺合するようにしているものである。
ところでグレーチング自体は、側溝の清掃や、側溝落下物の取り出しなどで側溝から外される場合がある。この際にグレーチング飛散防止金具を取り外す必要があるが、ボルト軸及びナットが露出状態であり、且つ側溝内は通常の屋外よりも塵芥が多く存在するために、この露出したナット及びボルト軸には塵芥が付着し易く、その螺合解除が困難となる場合が多い。
また先のグレーチング飛散防止金具において、下方取付体の一方側に腕板部を設け、この腕板部を隣接コンクリート蓋板の下方に差し入れて、他方側の受け板部をグレーチングの格子板部下縁に引っ掛けるようにしている金具を提案している。
しかし前記の公知金具では、グレーチングの設置状態から、下方取付体の受け板部がグレーチングの格子間隙に位置してしまい掛止できない場合もある。更にグレーチングの設置状態如何で、隣接グレーチングや隣接コンクリート蓋板に下方取付体を掛止できない場合もある。
そこで本考案は、前記した公知金具の改良構造を提案したものである。
本考案(請求項1)に係るグレーチング飛散防止金具は、グレーチング表裏に配置されると共に、上方取付体が飛散防止対象グレーチングの格子板部の上縁に掛止され、下方取付体が支持部材下面に掛止され、上下の各取付体間を、伸張復帰弾性を備えた連結部で接続してなるグレーチング飛散防止金具において、前記連結部を、上方取付体に設けたボルト貫通孔と、適宜な軸長を備えた装着ボルトと、前記装着ボルトのボルト軸に外挿して上下取付体を離反する方向に反発付勢する発条と、前記ボルト貫通孔と対応する位置の下方取付体に設けた螺孔及び螺孔に連続して下方に突設したボルト保護筒部とで構成してなることを特徴とするものである。
而して上方取付体を飛散防止対象グレーチングの格子板部の上縁に掛止し、下方取付体を支持部材となる所定の下面に掛止し、発条を外挿した装着ボルトを、ボルト貫通孔を通して螺孔に螺合すると、発条の付勢力でグレーチングが支持部材側に牽引されることになるので、グレーチング上を車両が走行したとしてもグレーチングが飛散することがなく、且つ発条のクッション機能で、車両走行によるグレーチング跳ね上げ力を吸収してしまい、金具に強い応力が加わることがない。
特にボルト軸は、螺孔に連続するボルト保護筒部内に位置することになるので、グレーチングを側溝より取り外す際に、ボルト軸に塵芥が付着するのを防止しているので、ボルト軸の螺合解除操作に支障が生じないものである。
また本考案(請求項2)に係るグレーチング飛散防止金具は、上方取付体が、互いに隣接するグレーチングの各格子板部を一緒に挟み込んで係止する鉤状部と、鉤状部の一辺側下方部を横方向に張り出した連結板部を備えると共に、連結板部にボルト貫通孔を形成し、下部取付体が、隣接する各グレーチングの格子板部下縁に当接する受け板部と、受け板部の両側を立ち上げて前記格子板部に引っ掛かる係止部とを備えてなるものである。
従って隣接するグレーチングの格子板部を鉤状部で一緒に挟み込み、受け板部も隣接グレーチングに跨って装着され、隣接グレーチングの連結で一方のグレーチングに跳ね上がり作用が加わっても、他方のグレーチング重量で、跳ね上がり飛散が防止されるものである。
また本考案(請求項3)に係るグレーチング飛散防止金具は、上方取付体が、グレーチングの格子板部を挟み込んで係止する鉤状部と、鉤状部の一辺側下方部を横方向に張り出した連結板部を備ると共に、連結板部にボルト貫通孔を形成し、下方取付体が、グレーチングの格子板部下縁に当接する受け板部と、隣接コンクリート蓋板の下方に差し入れ可能に設けた腕板部を備えてなるものである。
従ってコンクリート蓋板と隣接するグレーチングの格子板部に上方取付体の鉤状部を掛止し、下方取付体の腕板部を隣接するコンクリート蓋板の下方に差し入れておくと、グレーチングに跳ね上げ力が加わっても、腕板部の掛止によってグレーチングが飛散するのが防止され、且つクッション機能によって前記跳ね上げ力を吸収することになる。
また本考案(請求項4)に係るグレーチング飛散防止金具は、上方取付体が、グレーチングの格子板部を挟み込んで係止する鉤状部と、鉤状部の一辺側下方部を横方向に張り出した連結板部を備えると共に、連結板部にボルト貫通孔を形成し、下方取付体が、グレーチングの格子板部下縁に当接する受け板部と、コンクリート壁面に固着したアンカーに装着されて側溝内側に突出する横板部を備えた支持部における前記横板部の下方に配置可能に設けた腕板部を備えてなるものである。
従って側溝内壁にアンカーを固定し、アンカーに支持部を装着した後に、支持部近傍のグレーチングの格子板部に上方取付体の鉤状部を掛止し、下方取付体の腕板部を前記支持部の横板部の下方に差し入れておくと、グレーチングに跳ね上げ力が加わっても、腕板部によってグレーチングが飛散するのを防止し、且つクッション機能によって前記跳ね上げ力を吸収することになる。
また本考案(請求項5)に係るグレーチング飛散防止金具は、下方取付体の受け板部の先端部分を立上げ、前記立上げ部に上方が開口して格子板部が嵌入可能な縦溝を設けてなるもので、支持部材の近傍に掛止する適切なグレーチングの格子板部が存在しなくとも、下方取付体を格子板部に対して斜交させ、下方取付体の縦溝をグレーチングの格子板部と嵌合させると、下方取付体が斜交状態でも金具を安定して装着することができる。
本考案の構成は上記のとおりで、下方取付体を、隣接グレーチング,隣接コンクリート蓋板,側溝内壁に設けた支持部材(アンカーと支持部)等を掛止対象の支持部材として使用し、上方取付体を飛散防止対象のグレーチングに掛止し、両取付体間を、伸張復帰弾性を備えた連結部で接続し、グレーチング上を走行する車両によってグレーチングの飛散を防止すると共に、クッション機能を具備させることによってグレーチング跳ね上げ力を吸収するようにして、高架道路からのグレーチング飛散を防止し、道路交通の安全性を高め、更に連結部を構成する螺合構造箇所(ボルト軸)を被覆保護する構造を採用したことで、金具の着脱作業も容易にしたものである。
また特に下方取付体に一端に立上げ部に上方が開口した格子板部が嵌入可能な縦溝を設けてなるもので、支持部材の近傍に掛止する適切なグレーチングの格子板が存在しなくとも、下方取付体を斜交させて金具を安定して装着することができたものである。
次に本考案の実施の形態について説明する。図1乃至図4が第一実施形態を示し、図5乃至図10が第二実施形態を示し、図11乃至図16が第三実施形態を示す。
<第一実施形態>第一実施形態に示したグレーチング飛散防止金具は、隣接グレーチングA,Bの間に装着して使用する金具である。
金具は、金属板を折曲して形成した上方取付体1及び下方取付体2と、連結部を構成する装着ボルト3と発条4とで構成される。
上方取付体1は、鉤状部11と連結板部12と、衝突板部13とを備えてなり、鉤状部11は、逆U状に折曲して隣接するグレーチングA,Bの端板a,bを一緒に挟み込んで係止可能としたものであり、連結板部12は、鉤状部11の一辺側の下方部を横方向に張り出すように折曲して形成したもので、適宜位置にボルト貫通孔14を穿設してなる。また衝突板部13は、連結板部12の反対側に折曲したもので、グレーチングBの格子板部間隔より僅かに短く突出させたものである。
下方取付体2は、隣接する各グレーチングの端板a,bより離れた格子板部c,d部分に当接する受け板部21と、前記受け板部21の両側を立ち上げて前記格子板部c,dに引っ掛かる立上げ部22とを備えてなり、受け板部21における前記ボルト貫通孔14と対応する位置に、装着ボルト3と螺合する螺孔23を穿設すると共に、前記螺孔23に連続して下方にボルト保護筒部24を突設したものである。
装着ボルト3は、適宜な大きさの頭部(ワッシャを付属させても良い)31と、適宜軸長のボルト軸32を備えたものであり、発条4は、前記ボルト軸32に外挿できる圧縮コイルバネである。
而して前記金具は、上方取付体1の鉤状部11を、隣接するグレーチングA,Bの端板a,bを一緒に挟み込むように装着し、下方取付体2をグレーチングA,Bの格子板c,d部分に受け板部21の両端を引っ掛けるようにしてグレーチングA,Bに跨って当接し、対応するボルト貫通孔14に装着ボルト3を貫通すると共に、螺孔23に螺合装着するものである。
特に前記螺合装着に際して発条4をボルト軸32に外挿して、ボルト頭部31と連結板部部12との間に介在させ、装着ボルト3を適宜な緊締力で緊締螺合するものである。尚発条4の外周面を保護するために、柔軟材で形成した保護筒体41を装着しておくと良い。
而してグレーチングA,Bは、上下の取付体1,2で挟持される状態で且つ連結状態となっている。このためグレーチングA,B上を車両が走行し、一方のグレーチングAに対して跳ね上げ方向の力が作用した場合、グレーチングAが発条4の圧縮力に抗して跳ね上がるが、発条4の弾性力で跳ね上げ力を吸収すると共に、元の状態に復帰させることになり、グレーチングの飛散が抑止され、而も取付体1,2自体や連結している装着ボルト3が強い衝撃力を受けることがないので、金具の金属疲労も抑えられる。
更に装着ボルト3のボルト軸32は、螺孔23に連続するボルト保護筒部24内に位置することになるので、ボルト軸32に塵芥の付着が防止され、グレーチングA,Bを側溝より取り外すに際しても、ボルト軸32の螺合解除操作に支障が生じないものである。
また特に上方取付体1において衝突板部13を設けたものであるので、隣接するグレーチングが互いに離反する方向に動作して鉤状部11を拡げたとしても、グレーチングA,Bが互いに近接する方向に力が加わると、衝突板部13を格子板部dが押圧することになり、鉤状部11が徐々に拡がり、係止が解除されるようなことが無いようにしているものである。
<第二実施形態>第二実施形態は、グレーチングAと隣接するコンクリート蓋板Cとの間に装着する金具である。
この第二実施形態の金具は、前記第一実施形態と同様に上方取付体5及び下方取付体6と、装着ボルト3と発条4とで構成される。
上方取付体5は、第一実施形態と同様に、鉤状部51と連結板部52とを備えてなり、連結板部52にボルト貫通孔53を穿設してなるものである。
下方取付体6は、受け板部61と腕板部62とを備えてなり、受け板部61は、グレーチングAの端板aと端板aより離れた格子板部c部分まで当接する大きさにして、先端を立ち上げて格子板部cに引っ掛かる立上げ部63を設けると共に、前記立上げ部63に上方が開口した格子板部cが嵌入可能な縦溝64を設けてなるものである。
更に前記第一実施形態と同様に、前記受け板部61には、ボルト貫通孔53と対応する位置に、装着ボルト3と螺合する螺孔65を穿設すると共に、前記螺孔23に連続して下方にボルト保護筒部66を突設したものである。
また腕板部62は、受け板部61の基端を下方に折曲してコンクリート蓋板Cの側面に添う段差67として、隣接コンクリート蓋板Cの下方に差し入れられる形状に形成したものである。
而して前記第二実施形態の金具は、上方取付体5の鉤状部51を、グレーチングAの格子板部cの上端に引っ掛けて装着し、下方取付体6の受け板部61をグレーチングAの底面に配置すると共に、腕板部62を隣接コンクリート蓋板Cの下方に差し入れ、当該状態で、第一実施例と同様に発条4を外挿した装着ボルト3で上下取付体5,6を上下方向で緊圧する。
従ってグレーチングAに装着された金具の一部(腕板部62)が隣接するコンクリート蓋板Cの下方に位置するので、グレーチングA上を車両が走行して跳ね上げ方向の力が作用しても、腕板部62がコンクリート蓋板Cの下方に位置してグレーチングAの飛散を抑止すると共に、前記第一実施例と同様に、発条4の弾性力で跳ね上げ力を吸収すると共に、元の状態に復帰させるものである(図7,8参照)。
更に第一実施形態と同様にボルト軸32がボルト保護筒部66内に位置することになるので、ボルト軸32に塵芥の付着が防止され、金具を取り外す際に装着ボルト3の螺合解除操作に支障が生じないものである。
また特にグレーチングAの配置の関係で、図7,8に例示するように立上げ部63の位置が格子板部cの位置と対応していると問題はないが、支持部材となるコンクリート蓋板Cの位置よっては、立上げ部63による格子板部cの係止ができない場合がある。
前記のように場合には、装着ボルト3を中心として下方取付体6を回動して、下方取付体6の縦溝64にグレーチングAの格子板cと嵌合させ、下方取付体6の腕板部62を、隣接のコンクリート蓋板Cの下方に差し入れ、装着ボルト3を緊締すると、金具は、下方取付体6が斜交状態となって安定して装着される(図9,10参照)。
<第三実施形態>第三実施形態は、金具の掛止すべき既存の支持部材が無い場合に適用できる金具で、支持部材7が付属されているものである。
支持部材7は、アンカー71と支持部72で構成され、アンカー71は、ボルト軸体73を備えた拡径筒体74とボルト軸体73に螺合装着したナット体75で構成され、支持部72は、立板部76と横板部77で形成されるものである。
前記の支持部材7は、飛散防止対象のグレーチングAの支持基盤となる側溝内壁Dに装着固定するもので、側溝内壁Dの適宜箇所を穿孔し、拡径筒体74を挿入して拡径して固定し、側溝内壁Dよりの突出したボルト軸体73に立板部76をナット体75で固定し、横板部77を側溝内壁Dより張り出させるものである。
また横板部77は、立板部76より適宜幅広とし、両側縁を下方に折曲し、後述する腕板部62aが立板部76の下方位置から外れないようにする。
第三実施形態の上方取付体5及び下方取付体6aは、前記の第二実施形態と同様の構造であるが、下方取付体6aの腕板部62aを設ける高さ位置を定める段差67aの高さを、前記支持部材7の固定位置に合わせなるもので、この段差67aによって支持部材7の装着位置が定められるものである。
而して側溝内壁Dに支持部材7を固定し、腕板部62aを横板部77の下方に位置させて金具の支持基盤とするものである。即ち支持部72近傍のグレーチングAの格子板部cに上方取付体5の鉤状部51を掛止し、下方取付体6aの腕板部62aを前記横板部77の下方に差し入れて、装着ボルト3を緊締してグレーチングに装着すると、グレーチングAに跳ね上げ力が加わっても、腕板部62aによってグレーチングAが飛散するのを防止し、且つクッション機能によって前記跳ね上げ力を吸収することになる。
勿論第三実施形態においてもボルト軸32がボルト保護筒部66内に位置することになるので、ボルト軸32に塵芥の付着が防止され、金具を取り外す際に装着ボルト3の螺合解除操作に支障が生じないものである。
更に立上げ部63の縦溝64に格子板部cを嵌合することで、下方取付体6aの斜光装着も可能となるものである(図13,14,15参照)。勿論図16に示すように立上げ部63を格子板部cに係止する直交装着も可能であることは言うまでも無い。
本考案の第一実形態の全体斜視図。 同一部切断した正面図。 同使用状態を示す説明図(平面図)。 同使用状態を示す説明図(断面図)。 本考案の第二実形態の全体斜視図。 同一部切断した正面図。 同使用状態を示す説明図(平面図)。 同使用状態を示す説明図(断面図)。 同斜交装着の使用状態を示す説明図(平面図)。 同斜交装着の使用状態を示す説明図(端面側断面図)。 本考案の第三実形態の一部切断した正面図。 同一部切断した側面図。 同斜交装着の使用状態を示す説明図(平面図)。 同斜交装着の使用状態を示す説明図(正面側断面図)。 同斜交装着の使用状態を示す説明図(端面側断面図)。 同直交装着の使用状態を示す説明図(平面図)。
符号の説明
1,5 上方取付体
11,51 鉤状部
12,52 連結板部
13 衝突板部
14,53 ボルト貫通孔
2,6,6a 下方取付体
21,61 受け板部
62,62a 腕板部
22,63 立上げ部
64 縦溝
23,65 螺孔
24,66 ボルト保護筒部
67,67a 段差
3 装着ボルト
31 頭部
32 ボルト軸
4 発条
41 保護筒体
7 支持部材
71 アンカー
72 支持部
73 ボルト軸体
74 拡径筒体
75 ナット体
76 立板部
77 横板部

Claims (5)

  1. グレーチング表裏に配置されると共に、上方取付体が飛散防止対象グレーチングの格子板部の上縁に掛止され、下方取付体が支持部材下面に掛止され、上下の各取付体間を、伸張復帰弾性を備えた連結部で接続してなるグレーチング飛散防止金具において、前記連結部を、上方取付体に設けたボルト貫通孔と、適宜な軸長を備えた装着ボルトと、前記装着ボルトのボルト軸に外挿して上下取付体を離反する方向に反発付勢する発条と、前記ボルト貫通孔と対応する位置の下方取付体に設けた螺孔及び螺孔に連続して下方に突設したボルト保護筒部とで構成してなることを特徴とするグレーチング飛散防止金具。
  2. 上方取付体が、互いに隣接するグレーチングの各格子板部を一緒に挟み込んで係止する鉤状部と、鉤状部の一辺側下方部を横方向に張り出した連結板部を備えると共に、連結板部にボルト貫通孔を形成し、下部取付体が、隣接する各グレーチングの格子板部下縁に当接する受け板部と、受け板部の両側を立ち上げて前記格子板部に引っ掛かる係止部とを備えてなる請求項1記載のグレーチング飛散防止金具。
  3. 上方取付体が、グレーチングの格子板部を挟み込んで係止する鉤状部と、鉤状部の一辺側下方部を横方向に張り出した連結板部を備えると共に、連結板部にボルト貫通孔を形成し、下方取付体が、グレーチングの格子板部下縁に当接する受け板部と、隣接コンクリート蓋板の下方に差し入れ可能に設けた腕板部を備えてなる請求項1記載のグレーチング飛散防止金具。
  4. 上方取付体が、グレーチングの格子板部を挟み込んで係止する鉤状部と、鉤状部の一辺側下方部を横方向に張り出した連結板部を備えると共に、連結板部にボルト貫通孔を形成し、下方取付体が、グレーチングの格子板部下縁に当接する受け板部と、コンクリート壁面に固着したアンカーに装着されて側溝内側に突出する横板部を備えた支持部における前記横板部の下方に配置可能に設けた腕板部を備えてなる請求項1記載のグレーチング飛散防止金具。
  5. 下方取付体の受け板部の先端部分を立上げ、前記立上げ部に上方が開口した格子板部が嵌入可能な縦溝を設けてなる請求項3又は4記載のグレーチング飛散防止金具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031629A (ja) * 2008-06-27 2010-02-12 Chubu Corporation グレーチング用固定具
JP2010196276A (ja) * 2009-02-23 2010-09-09 Chubu Corporation グレーチングの連結具
JP2019210667A (ja) * 2018-06-04 2019-12-12 西日本高速道路メンテナンス中国株式会社 マス蓋飛散防止具及びマス蓋飛散防止具の設置方法

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