JP3142152U - 禁煙パイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヤニ取り部を外部から観察でき、必要に応じて清掃をしてパイプを清潔に保ちながら徐々にニコチン量等を減らして自然と禁煙ができるようにした禁煙パイプを提供する。
【解決手段】前端にタバコTを装着でき、かつ内周に径の異なるタバコTを装着するために複数の段部11、12、13を設けたタバコ装着部10を構成し、このタバコ装着部10の後端に微少空気孔を穿設した透光性材質よりなる中間部20を着脱自在に取り付け、この中間部20の後端に内部にヤニ取り部40を固定した吸い口部30を着脱自在に取付けてなる禁煙パイプ。
【選択図】図2

Description

本考案は、喫煙者に対して負担をかけずに、徐々にニコチン量等を減らして自然と禁煙ができるようにした禁煙パイプに関する。
従来より、禁煙を目的とする禁煙用パイプがあった。この禁煙用のパイプは、特許文献1に示すものであり、煙草挿入部、中間部、吸い口部を嵌合状態で固定し、内部にヤニ取り部を構成している。
そしてニコチン量をカットするために中間部に外部空気が入る微小空気孔を設け、この空気孔の径が異なる複数のパイプを作成し、喫煙するときに空気孔を徐々に大きくしたパイプを順次使用して、空気量を増大させることで、ある所定期間徐々にニコチン量をカットして、ニコチン禁断症状を解消させて煙草を止め易くするというものである。
特開2005−193251
しかしながら、前記禁煙パイプは中間部あるいは吸い口部が透明体あるいは半透明体で構成されていないため、ヤニ取り部に付着したヤニが目視できずヤニ取り部の清掃時期が分からないという問題点があった。
本考案は上記の点に鑑みなされたものであり、ヤニ取り部を外部から観察できるため、必要に応じて清掃ができパイプを清潔に保ちながら徐々にニコチン量等を減らして自然と禁煙ができるようにした禁煙パイプを提供するものである。
本考案の要旨とするところは、前方にタバコを装着するタバコ装着部と、このタバコ装着部の後端に微少空気孔を穿設した中間部を着脱自在に取り付け、この中間部の後端に、内部にヤニ取り部を固定した吸い口部を着脱自在に取り付けてなり、前記タバコ装着部の前方内周に、径の異なるタバコを装着するために複数の段部を構成し、かつ前記タバコ装着部と中間部と吸い口部の全部または一部を透光性材質で構成したことを特徴とする禁煙パイプである。
本考案は上記の構成であるため、喫煙者に対して負担やストレスをかけずに、ニコチン、タールを排除し最終的に禁煙を行うことができる。
また、タバコ装着部と中間部と吸い口部の全部または一部が透明体あるいは半透明体の透光性材質で構成されているため、使用者はヤニ取り部に付着したヤニやタールを外部より目視でき、ヤニやタールの体内への侵入がヤニ取り部によって防止されているという安心感を持つことができるため禁煙意欲が高まる。さらにヤニ取り部の清掃も必要に応じて行うことができるためパイプを清潔に保つことができる。
本考案を実施するための最良の形態は、前端にタバコを装着でき、かつ内周に径の異なるタバコを装着するために複数の段部を設けたタバコ装着部を構成し、このタバコ装着部の後端に微少空気孔を穿設した透光性材質よりなる中間部を着脱自在に取り付け、この中間部の後端に内部にヤニ取り部を固定した吸い口部を着脱自在に取付けてなる禁煙パイプである。
以下、本考案の第1実施形態を図に基づいて説明する。
図1は第1実施形態の斜視図、図2は断面側面図及び図3は断面側面図の拡大分解図である。
禁煙パイプ1は、タバコ装着部10、中間部20 、吸い口部30、ヤニ取り部40から構成される。これら各部10、20、30、40はそれぞれ着脱自在に嵌合しているため、これら各部を分解することによって、それぞれの内部の清掃等が容易に行える。
前記タバコ装着部10の先端内周には、図示のように周壁に沿って段部11、12、13を構成して、内径をD1、D2、D3と徐々に小さくなるように構成している。これはタバコの種類によってその直径が異なるため、多くの種類のタバコを使用できるようにしたものである。
前記中間部20は、ほぼ円筒管状に形成され、その内部の管路21には長手方向に直交するようにして隔壁22が形成されていると共に、この隔壁22には煙孔23が形成されており、喫煙者はこの煙孔23を通して、タバコの煙を吸うことができる。また中間部20の周壁には外部と連通する直径ほぼ1mm程度の微少空気孔28が構成されている。前記中間部20は、透明あるいは半透明の透光性材質によって構成されているため、内部のヤニ取り部40を外部より常に目視することができる。
また、ヤニ取り部40は円筒状で先端に凹部42を構成し、周囲に4枚の羽根41を立設してなり、後部を吸い口部30に着脱自在に装着できる。
上記のように構成した本実施形態の作用について説明する。
まず、吸い口部30にヤニ取り部40を嵌合して、中間部20の接続部25を嵌合し、その後タバコ装着部10の接続部19を中間部20に嵌合してパイプ本体を組み立てる(図1参照)。
この状態でタバコ装着部10にタバコTを装着して喫煙する。このときタバコ装着部10の先端内径は3個の異なった径D1、D2、D3が構成されているので、径の異なる各種のタバコを装着することができる。
使用中に、タバコの煙は、ヤニ取り部40の先端の凹部42に当り、その後4枚の羽根41に沿って吸い口部30へと流れていく。
このとき、ヤニ取り部40の表面にヤニやタールが一定以上付着してきたら、適宜吸い口部30を中間部20よりはずしてから、ヤニ取り部40をはずして清掃すればよい。このように中間部20を通してヤニ取り部40が外部から見えるため適切な清掃が可能になると共に、前述のように喫煙時の安心感も得られる。
また、中間部20だけでなく吸い口部30を透光性材質で作成しても良い。
本考案の第1実施形態の斜視図 本考案の第1実施形態の断面側面図 本考案の第1実施形態の断面側面図の拡大分解図
符号の説明
1 禁煙パイプ
10 タバコ装着部
11 段部
12 段部
13 段部
20 中間部
30 吸い口部
40 ヤニ取り部
T タバコ

Claims (1)

  1. 前方にタバコを装着するタバコ装着部と、このタバコ装着部の後端に微少空気孔を穿設した中間部を着脱自在に取り付け、この中間部の後端に、内部にヤニ取り部を固定した吸い口部を着脱自在に取り付けてなり、
    前記タバコ装着部の前方内周に、径の異なるタバコを装着するために複数の段部を構成し、かつ前記タバコ装着部と中間部と吸い口部の全部または一部を透光性材質で構成したことを特徴とする禁煙パイプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103767074A (zh) * 2014-01-22 2014-05-07 关邦存 一种抽拉式易清洁烟具
JP2018509145A (ja) * 2015-03-03 2018-04-05 雲南中煙工業有限責任公司 電子霧化機能を有するタバコ喫煙装置及びタバコ喫煙品質向上方法

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