JP3142113B2 - 局部洗浄装置における誤操作防止方法 - Google Patents

局部洗浄装置における誤操作防止方法

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JP3142113B2
JP3142113B2 JP08050849A JP5084996A JP3142113B2 JP 3142113 B2 JP3142113 B2 JP 3142113B2 JP 08050849 A JP08050849 A JP 08050849A JP 5084996 A JP5084996 A JP 5084996A JP 3142113 B2 JP3142113 B2 JP 3142113B2
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伸幸 田中
育哉 井戸田
優孝 水谷
英幸 伊豫田
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Aisin Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は人体局部を洗浄す
るための局部洗浄装置における手元操作部の誤操作防止
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ノズルより洗浄水を人体局部に向けて噴
出する局部洗浄装置付きの便器が広く用いられている。
この種局部洗浄装置には、誤って操作部が操作されたと
きにノズルから洗浄水がいきなり噴出されてしまって床
が水で濡れてしまったりするといったことを防止するた
め、便座に腰をかけた状態で操作部が操作されたときに
のみ洗浄水の噴出など所定の動作が行われるように安全
機構が設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら例えば高
齢者が用を足した後に便座から立ち上がるとき、手元操
作部に手をかけて身体を支えながら立ち上がるといった
ことがあり、このような場合には手元操作部のスイッチ
が誤って押され、洗浄水の噴出などの動作が誤ってなさ
れてしまうことがある。或いはまた、子供が便座に腰を
かけながら手元操作部をいじったりしたとき、同様に洗
浄水の噴出などの動作が誤って行われてしまうことがあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本願の発明はこのような
課題を解決するためになされたものである。而して本願
の発明は、手元操作部とリモコン操作部とを有し、それ
ら操作部における操作によってノズルより洗浄水を噴出
して人体局部を洗浄する局部洗浄装置の該手元操作部の
誤操作防止方法であって、所定個所にロックスイッチを
設け、該ロックスイッチの操作により前記手元操作部に
おける操作を効かなくすることを特徴とする(請求項
1)。
【0005】本願の別の発明は、手元操作部とリモコン
操作部とを有し、それら操作部における操作によってノ
ズルより洗浄水を噴出して人体局部を洗浄する局部洗浄
装置の該手元操作部の誤操作防止方法であって、それら
操作部における複数の操作スイッチを同時且つ所定時間
継続して操作し続けることによって前記手元操作部にお
ける操作を効かなくすることを特徴とする(請求項
2)。
【0006】
【作用及び発明の効果】上記のように請求項1の発明
は、所定個所にロックスイッチを設け、そのロックスイ
ッチの操作により手元操作部における操作を効かなくす
るものであり、従って例えば高齢者や子供等がいて手元
操作部を不用意に操作してしまう恐れがある家庭等にお
いては、ロックスイッチにより手元操作部の操作をでき
ないようにしておくことで、その手元操作部の誤操作に
基づく洗浄水噴出などの動作が誤って引き起こされてし
まうのを防止できる。或いはまた、便座温度や洗浄水温
度の設定が誤って変更されてしまうといったことを防止
できる。
【0007】尚この場合、リモコン操作部を操作するこ
とで、局部洗浄装置を働かせることになる。本発明にお
いて上記ロックスイッチは、例えば手元操作部或いはリ
モコン操作部等に設けておくことができる。
【0008】次に請求項2の発明は、上記ロックスイッ
チを設ける代わりに複数の操作スイッチを同時且つ所定
時間継続して操作し続けることによって、手元操作部に
おける操作を効かなくするもので、本発明によっても請
求項1の発明と同様、手元操作部における誤操作に基づ
いて局部洗浄装置が動作してしまうといったことを防止
できる。
【0009】本発明によれば、単に操作部に対して通常
は行わないような特殊な操作を行うだけで手元操作部の
操作を効かないようにできるため、上記ロックスイッチ
を設ける場合に比べて従来の装置を特に変更したり、ス
イッチを新たに付加したりする必要がなく、特別なコス
トを要しないで手元操作部における誤操作に対する対策
が可能となる利点がある。尚、手元操作部のロックを解
除するには例えば再び同様の特殊操作を行うようにすれ
ば良い。勿論他の手法によっても良い。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図1において10は局部洗浄装置付きの便器
であって、12は便器本体、14は便座、16は便蓋、
18は洗浄水タンクである。20は一対のノズル22か
ら人体局部に向けて洗浄水を噴出する局部洗浄装置で、
本体ボックス24を有しており、その本体ボックス24
に各種機能部が内蔵されている。
【0011】局部洗浄装置20は本体ボックス24に、
詳しくは便器本体12の側部において手元操作部26を
有しており、また便器本体12から離隔した位置におい
て壁付きのリモコン操作部28を有している。
【0012】ここで手元操作部26には主操作部30と
副操作部32とが設けられており、その主操作部30に
は比較的頻繁に操作される操作スイッチが、また副操作
部32には比較的頻繁に操作されない操作スイッチがそ
れぞれ設けられている。この副操作部32には蓋34が
設けられており、その蓋34を開くことによって副操作
部32が操作可能とされている。
【0013】図2に示しているように手元操作部26に
おける主操作部30には、リモコン操作部28の発光部
からの発光信号を受光する受光部33及び前記一対のノ
ズル22の何れか一方から洗浄水を噴出させるためのス
イッチ34B、他方のノズルから洗浄水を噴出させるた
めのスイッチ34C、温風吹き出しのためのスイッチ3
4D、それらの動作を停止させるスイッチ34Aその他
各種のスイッチ34E,34F,34G,34H,34
I等がパネル上に設けられている。
【0014】一方、副操作部32には温水温度を調節す
るためのスイッチ36A、便座温度を調節するためのス
イッチ36B、脱臭ファンの作動及び停止操作のための
スイッチ36Eその他のスイッチ36C,36D,36
F,36Gがパネル上に設けられている。
【0015】副操作部32のパネルには、更にロックス
イッチ38が設けられており、このロックスイッチ38
を切側に操作することで手元操作部26、詳しくは主操
作部30における操作を効かなくすることができるよう
になっている。尚、ロックスイッチ38は場合によって
図2中二点鎖線で示しているように主操作部30の側に
設けておくこと、或いは他の個所に設けておくといった
ことも可能である。
【0016】本例によれば、ロックスイッチ38の操作
により手元操作部26における操作を効かなくすること
ができ、従って例えば図3に示しているように高齢者が
便座14から立ち上がるときに手元操作部26に手をか
けて身体を支えながら立ち上がるといった場合や、子供
が便座14に腰をかけながら手元操作部26を不用意に
操作してしまう恐れがあるとき、そのロックスイッチ3
8により手元操作部26の操作を不能としておくこと
で、その手元操作部26の誤操作に基づく洗浄水噴出な
どの動作が誤って引き起こされてしまうのを防止でき
る。また便座温度や洗浄水温度等の設定が誤って変更さ
れてしまうのを防止できる。
【0017】以上はロックスイッチ38を設けて、その
ロックスイッチ38の操作により主操作部30の操作を
効かないようにした例であるが、このようなロックスイ
ッチ38を設けることなく、例えば蓋34にて閉鎖され
る副操作部32の特定の複数のスイッチ、例えば温水温
度調節のためのスイッチ36A及び便座温度調節のため
のスイッチ36Bを同時に所定時間、例えば6秒程度継
続して押し続けることによって、主操作部30の操作を
効かないようにするといったことも可能である。
【0018】この場合、そのロック用の信号が局部洗浄
装置20における制御部に送られ、制御部がそのロック
信号に基づいて主操作部30からの操作信号を受け付け
ないようになる。このようにした場合であっても、主操
作部30の誤操作に基づいてノズル22から誤って洗浄
水が噴出されてしまったりするなどの不都合を防止でき
る。
【0019】尚、上例では副操作部32に蓋34が設け
られており、この上に手を付いた場合であっても副操作
部32の各種スイッチが操作されないようになっている
が、副操作部32の各種スイッチが露出状態で設けられ
ている場合において、ロックスイッチ38の操作により
或いは特定の複数種類のスイッチの継続操作により、主
操作部30のみならず副操作部32の操作も効かないよ
うにすることも可能である。
【0020】尚、手元操作部26のロックを解除する方
法として、例えば上記スイッチ36A,36Bを同時に
且つ継続して一定時間以上押すことによってロックを解
除するようになすことができる。
【0021】その他本発明は、複数のスイッチを同時に
継続して操作することで手元操作部26の操作を効かな
いようにする場合において、上記スイッチ36A,36
B以外の複数スイッチを操作することでロック作用を行
わせるようにすることも勿論可能であるなど、本発明は
その主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた態
様で実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用対象である局部洗浄装置付き便器
の斜視図である。
【図2】図1における操作部の各種スイッチを表す図で
ある。
【図3】図1に示す便器の使用例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 便器 20 局部洗浄装置 22 ノズル 26 手元操作部 28 リモコン操作部 34A,34B,34C,34D,34E,34F,3
4G,34H,34I,36A,36B,36C,36
D,36E,36F,36G スイッチ 38 ロックスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水谷 優孝 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株 式会社 イナックス内 (72)発明者 伊豫田 英幸 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−20998(JP,A) 特開 平6−113374(JP,A) 特開 昭56−38723(JP,A) 特開 昭62−211435(JP,A) 特開 平6−2355(JP,A) 特開 平4−254631(JP,A) 実開 昭56−62622(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 9/20 E03D 9/00 - 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手元操作部とリモコン操作部とを有し、
    それら操作部における操作によってノズルより洗浄水を
    噴出して人体局部を洗浄する局部洗浄装置の該手元操作
    部の誤操作防止方法であって所定個所にロックスイッチ
    を設け、該ロックスイッチの操作により前記手元操作部
    における操作を効かなくすることを特徴とする局部洗浄
    装置における誤操作防止方法。
  2. 【請求項2】 手元操作部とリモコン操作部とを有し、
    それら操作部における操作によってノズルより洗浄水を
    噴出して人体局部を洗浄する局部洗浄装置の該手元操作
    部の誤操作防止方法であってそれら操作部における複数
    の操作スイッチを同時且つ所定時間継続して操作し続け
    ることによって前記手元操作部における操作を効かなく
    することを特徴とする局部洗浄装置における誤操作防止
    方法。
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