JP3142087B2 - 写真フイルムパトローネ及びその製造方法 - Google Patents

写真フイルムパトローネ及びその製造方法

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JP3142087B2
JP3142087B2 JP04259157A JP25915792A JP3142087B2 JP 3142087 B2 JP3142087 B2 JP 3142087B2 JP 04259157 A JP04259157 A JP 04259157A JP 25915792 A JP25915792 A JP 25915792A JP 3142087 B2 JP3142087 B2 JP 3142087B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フイルムのカーリ
ング習性を矯正する機能をもった写真フイルムパトロー
ネ及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】米国特許第4834306号明細書、特
開平2−124564号公報等により、未使用状態では
写真フイルムを先端までパトローネ本体内に巻き込んで
おき、パトローネ本体内のスプールを回転させることに
よって写真フイルムをパトローネ本体外に送り出す写真
フイルムパトローネが種々提案されている。さらに前記
公報や米国特許第4221479号明細書には、上述し
た写真フイルムの送り出し機能に加え、送出口を開閉自
在な蓋で覆うようにしたものも公知である。このような
写真フイルムパトローネによれば、蓋を閉じることによ
ってパトローネ本体内を完全に遮光することができ、保
管や取り扱いの上で非常に有利である。
【0003】また、従来の135タイプの写真フイルム
パトローネでは、写真フイルムの引出し口に遮光用リボ
ン(テレンプ)が設けられ、これによりパトローネ本体
内の遮光を維持しているが、上述した蓋付きの写真フイ
ルムパトローネではテレンプを用いなくても済むように
なる。しかもテレンプを省略することによって、スプー
ル回転による写真フイルムの送り出し時に、写真フイル
ム先端に加わる負荷を大幅に低減できるという利点もあ
る。
【0004】よく知られるように、写真フイルムはTA
C等のベースの片面だけに乳剤を塗布して作られてい
る。このため、乳剤塗布後に乾燥処理を行うことによっ
て、乳剤面側とバック面側とで収縮の度合いが異なり、
その幅方向において乳剤面を内側にしたカーリング習性
をもつようになる。図22は、このような写真フイルム
2を用いた写真フイルムパトローネを示しており、スプ
ール3を回転させることによって、写真フイルム2の先
端をパトローネ本体4の送出口5から送り出したときの
様子を表している。写真フイルム2がスプール3から巻
ほぐされ、そして送出口5から送り出されたときには、
乳剤面2aを内側にしたカーリング習性により、図示の
ように樋状に湾曲した形になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図22に示した写真フ
イルムパトローネは送出口5を開閉する蓋を内蔵してお
り、送出口5を含むフイルム通路にテレンプは設けられ
ていない。このため、写真フイルム2を送出口5から送
り出すときには、写真フイルム2の乳剤面2aあるいは
バック面2bがフイルム通路の内壁と直接摺接すること
になる。特に前述したように、写真フイルム2は樋状に
カーリングする習性をもっているため、そのバック面2
bが送出口5やその奥でパトローネ本体4の内壁と強く
擦れてしまい、擦り傷を発生させる大きな原因になる。
こうして発生した擦り傷は、写真プリント時に拡大して
焼き込まれるため、写真プリントの品質を大きく損なっ
てしまう。なお、フイルム通路を樋状のカールの高さに
対して充分に広くしておけば擦り傷の発生を軽減させる
ことはできるが、パトローネ本体4の小型化に不利なだ
けでなく、写真フイルム2の送り出し位置がばらついて
カメラとの整合性が悪くなり、実用的でない。
【0006】また、内部に蓋を内蔵したタイプの写真フ
イルムパトローネでは、これを成型するためのコア側と
キャビ側のほかに通常スライドと呼ばれる、金型内で可
動になる部品を突起部に使用しなければ、成型が困難で
あった。
【0007】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、送出口を含むフイルム通路にテレンプのよ
うな柔らかい素材のものを用いることなく、写真フイル
ムの送り出し時に予定露光範囲内に擦り傷が生じないよ
うにした写真フイルムパトローネを提供することを目的
とする。また、別の発明としては、蓋部材の成形時に生
じるバリによりフイルムに擦り傷などをつけてしまうこ
とを防止した写真フイルムパトローネの製造方法を提供
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するにあたり、写真フイルムの幅方向における予定露
光範囲の両外側で写真フイルムの乳剤面に接する一対の
第1突起と、写真フイルムの幅方向における予定露光範
囲の両外側で、且つ前記第1突起の内側で写真フイルム
のバック面に接する一対の第2突起との何れか一方をフ
イルム通路の一方の壁面に、また他方を開放位置のとき
に写真フイルム面に接するように前記蓋部材にそれぞれ
設け、これらの第1及び第2突起により写真フイルムが
幅方向でもつ湾曲習性を矯正するようにしたものであ
る。
【0009】請求項2記載の写真フイルムパトローネで
は、第1及び第2突起との両方を蓋部材に設けたもので
ある。
【0010】請求項3記載の写真フイルムパトローネで
は、パトローネ本体内から送り出し始めの写真フイルム
の通過するラインと送り出し終わりの写真フイルムの通
過するラインとが前記フイルム通路を開閉する蓋部材の
内部で一致するように第1及び第2突起を設けたもので
ある。
【0011】請求項4記載の発明は、第1及び第2突起
それぞれ設けられた蓋部材を成形するにあたり、少な
くとも前記第1又は第2突起を一つの金型部品で成形
るようにしたものである。
【0012】
【0013】
【作用】写真フイルムの幅方向における予定露光範囲外
で写真フイルムの乳剤面側を一対の第1突起で支持して
おき、この第1突起の内側で、かつ写真フイルムの幅方
向における予定露光範囲外で写真フイルムのバック面が
一対の第2突起で抑えられる。この結果、乳剤面を内側
にした写真フイルムの樋状カーリング習性が矯正され、
写真フイルムの幅方向における予定露光範囲はフイルム
通路の内壁と摺接することがなくなる。
【0014】以下、本発明を用いた写真フイルムパトロ
ーネのもつ基本的な構造及び作用について図面にしたが
って説明する。図1に示したように、写真フイルムパト
ローネは上下ケース7,8からなるパトローネ本体10
と、スプール12及びこれに巻きつけた写真フイルム2
と、蓋部材14とから構成され、写真フイルム2を除く
各部材は樹脂成形品となっている。
【0015】上ケース7の筒状内壁部には一対のリブ1
5が一体に形成され、同様に下ケース8の筒状内壁部に
も一対のリブ16(図2参照)が一体に形成されてい
る。これらのリブ15,16は、パトローネ本体10に
写真フイルム2を巻きつけたスプール12を収納したと
き、図2に示したように写真フイルム2の最外周を抑え
て写真フイルム2がスプール12から巻き緩まないよう
に規制する。なお、リブ15,16は写真フイルム2の
幅方向において、予定露光範囲を外れた部分で写真フイ
ルム2と接しているので、リブ15,16による擦り傷
によって写真画像に悪影響が及ぶことはない。
【0016】上ケース7及び下ケース8にはポート部7
a,8aが設けられ、図2に示したように、これらの合
わせ目に写真フイルム2の送出口20及びこれに連なる
フイルム通路22が形成される。下ケース8のポート部
8aの奥には先端分離爪24が設けられ、スプール12
を回転してこれとともに写真フイルム2が回転するとき
に、写真フイルム2の先端を掬い上げる。また、スプー
ル12には一対のフランジ12aが一体に設けられ、写
真フイルム2はこのフランジ12aの間に乳剤面2aを
下にして巻きつけられている。写真フイルム2の後端
は、周知の手法によりスプール12に係止されている。
【0017】下ケース8のポート部8aには、図示した
ように写真フイルム2の幅方向に長い凹部25が形成さ
れ、この凹部25に蓋部材14が回転自在に嵌め込まれ
る。蓋部材14は、その両端に回転時にガイドとなる円
柱部14aを有し、この円柱部14a間に蓋部26が設
けられている。蓋部26は、閉止時にパトローネ本体1
0の内側に向けられる面27に一対の突起28を備えて
いる。これらの突起28は、図示のように奥側から手前
側に向かって高さが漸増するテーパ状になっている。蓋
部材14の一端にはキー29が形成され、パトローネ本
体10に組み込まれた状態でパトローネ本体10の側面
に露呈する。このキー29は、写真フイルムパトローネ
2をカメラに装填したときに、カメラ側の蓋開閉部材3
0によって回転される。
【0018】上ケース7のポート部7aの内壁には、フ
イルム通路22内に突出するように一対の突起32が形
成されている。これらの突起32は、図2に示したよう
に奥側から送出口20に向かって高さが漸増する形状と
なっている。写真フイルム2の幅方向における前記突起
28,32の位置関係は、図4のとおりである。図4に
おいて、突起28,28の間隔Aは、突起32,32の
間隔Bよりも広くなっており(A>B)、いずれも写真
フイルム2の幅方向における予定露光範囲Sの外側にな
っている。予定露光範囲Sは、この写真フイルムパトロ
ーネを使用するカメラのアパーチャーの大きさに対応し
ている。
【0019】上記のように構成された写真フイルムパト
ローネの作用は次のとおりである。図2に示したよう
に、この写真フイルムパトローネでは、未使用状態には
写真フイルム2はその先端までパトローネ本体10に巻
き込まれている。この状態では蓋部材14は閉止位置に
あり、送出口20に連なるフイルム通路22が蓋部26
によって遮蔽されている。なお、蓋部材14を閉止位置
に保持するためには、周知のクリック機構を用いてもよ
いし、また蓋部材14を閉止位置に向けてバネ付勢して
おいてもよい。
【0020】写真フイルムパトローネをカメラに装填し
てカメラの装填室蓋を閉じると、カメラに設けられた蓋
開閉部材30がキー29に係合し、これを時計方向に回
転させる。これにより図3に示したように、蓋部材14
が回転して蓋部26がフイルム通路22を開放し、フイ
ルム通路22が送出口20と連絡される。このとき、蓋
部26の面27がフイルム通路22を構成する一方の内
壁となり、写真フイルム2の乳剤面2aに対面する。そ
して図4に示したように、面27に設けた一対の突起2
のそれぞれが、上ケース7に設けた一対の突起32の
外側にくる。
【0021】次にカメラのフイルム給送用モータが駆動
し、スプール12を時計方向に回転させる。スプール1
2が回転すると、これとともに写真フイルム2が回転
し、その先端が先端分離爪24によって掬い上げられ、
フイルム通路22へと向けられる。スプール12に巻き
つけられた写真フイルム2は、その最外周がリブ15,
16によって巻き緩みしないように抑えられているの
で、スプール12の回転とともに写真フイルム2の先端
は送出口20に向かって送られる。
【0022】写真フイルム2の先端がフイルム通路22
を通過するときには、その乳剤面2a側が突起28で支
持され、またバック面2b側は突起32によって押圧さ
れる。この結果、図5及び図6に示したように、写真フ
イルム2はそれ自身がもっていた樋状カーリング習性と
は逆に、乳剤面2a側を外側にしてわずかに湾曲される
ようになる。なお突起28,32は、それぞれ写真フイ
ルム2の予定露光範囲Sの外側で乳剤面2a,バック面
2bと摺接しているから、この摺接により乳剤面2a,
バック面2bに擦り傷が入ったとしても、写真画像には
影響がない。
【0023】上記のように、突起28,32によって写
真フイルム2の樋状カーリング習性が矯正され、写真フ
イルム2の幅方向における予定露光範囲Sはパトローネ
本体10と接することがない。したがって、テレンプの
ような柔軟な遮光材を用いなくても写真フイルム2の予
定露光範囲内に擦り傷を入れずに済むようになり、パト
ローネ本体10及び蓋部材14の全てをプラスチック成
形品だけで作ることが可能となる。
【0024】
【実施例】
〔実施例1〕図4に示したクリアランスC、すなわち突
起28の先端と突起32の先端との間の間隔を変えた3
種類のテスト品を作り、これらのテスト品について写真
フイルム2の送り出しを行い、送出口20直後における
写真フイルムの幅方向でのカール量及び乳剤面2a及び
バック面2bの擦り傷の状態を確認した。なお、写真フ
イルム2としては富士写真フイルム(株)製のISO1
00、SHGフイルム(商品名)を用い、またこの写真
フイルムは、フリー状態にしたときに幅方向の中央部分
がエッジ部分よりも5.7mmの深さまで湾曲する程度
の樋状カーリング習性をもつものであった。そして、こ
の写真フイルムを突起28,32のほぼ中央に位置させ
るようにしてカール量の測定を行った。
【0025】 テスト品 テスト品 テスト品 クリアランスC 0.25 mm 0.15 mm 0.0 mm カール量 0.5 mm 0.4 mm 0.3 mm
【0026】上記のテスト結果から分るように、突起2
8,32によって写真フイルム2の樋状カーリング習性
をかなり改善することができ、特にクリアランスCを
「0」にしたものでは、写真フイルム2を突起28,3
2のないフイルム通路を移送したときと比較して、擦り
傷の発生本数を「1/5」以下にすることができ、さら
に傷の深さも浅くなっていた。
【0027】図7(A),(B)は、送出口20から見
たときの突起の形状を変更した例を示す。同図(A)の
例では、蓋部材14の面27に段丘状の***部35を形
成し、これにより乳剤面2aを支持するようにしたも
の、さらに同図(B)では上ケース7にも段丘状の***
部36を設けたものである。これらの***部35,36
を用いても、前記突起28,32と同様の機能を得るこ
とができる。
【0028】写真フイルム2のもつ樋状カーリング習性
は、上記のように写真フイルムパトローネ内部のフイル
ム通路20で矯正することができるが、カメラ側にこの
ようなカーリング矯正手段を設けることもできる。図8
及び図9は、写真フイルムパトローネ40の装填室42
と、写真フイルム2上の露光範囲を決めるアパーチャ4
3との間で写真フイルム2がもつ樋状カーリング習性を
矯正するようにした例を示している。
【0029】図8及び図9において、装填室42には写
真フイルムパトローネ40が装填されているが、この写
真フイルムパトローネ40は写真フイルム2の樋状カー
リング習性を矯正する機能を備えていない。装填室42
とアパーチャー43との間には、アパーチャー43が設
けられたフイルム受け面とカメラの背面壁との間にフイ
ルム通路45が形成されている。フイルム通路45は、
写真フイルム2の乳剤面2aと対面するアパーチャー4
3側の一方の面と、バック面2bと対面する他方の面と
からなる。乳剤面2aと対面する一方の面には図9に示
したように一対の段差部46が設けられ、写真フイルム
2のエッジに近い部分を支持する。またバック面2bと
対面する側の壁面には、一対の段差部46よりも内側
で、かつアパーチャー43で確定されている露光範囲か
ら外れた位置でバック面2bを押圧するように一対の突
起47が形成されている。
【0030】装填室42の蓋42aを閉じると、前述の
実施例で説明したように写真フイルムパトローネ40に
組み込まれた蓋部材がカメラ側の機構によって開放され
る。その後、スプール40aが写真フイルム送り出し方
向に駆動されると、写真フイルム2が写真フイルムパト
ローネ40の送出口を通り、カメラのフイルム通路45
に送り出される。フイルム通路45では、写真フイルム
2はそれ自身の樋状カーリング習性によって乳剤面2a
を内側にして湾曲しようとするが、写真フイルム2が突
起47と段差46との間に進入することによって、図9
に示したように乳剤面2aが凸になるように矯正され
る。
【0031】引続きスプール40aが駆動されると、写
真フイルム2は圧板48とアパーチャー43との間のト
ンネルを通り、フイルム巻取り室49に送られる。そし
て、先端がフイルム巻取り軸50に係着した後は巻取り
軸50の駆動によって給送が行われ、1コマ目がアパー
チャー43の背後に位置決めされる。アパーチャー43
に達する直前で、段差部46と突起47によって写真フ
イルム2の樋状カーリング習性が矯正されているので、
写真フイルム2のバック面2aがフイルム通路45を構
成する壁面、あるいは圧板48と強く擦れ合うことがな
くなり、擦り傷の発生を防ぐことができる。また、アパ
ーチャー43と圧板48との間の露光位置では、前述し
た樋状カーリング習性の矯正により、単に圧板48でバ
ック面2bを支持するときよりも写真フイルム2の平面
性を向上させることができる。
【0032】〔実施例2〕図9に示した例において、図
4のクリアランスCに対応する個所、すなわち段差部4
6と突起47の先端との間のクリアランスを変えた3種
のテスト用カメラを作り、写真フイルム2の給送を行っ
てみたところ、次の結果が得られた。なお、写真フイル
ム2としては富士写真フイルム(株)製のISO40
0、SHGフイルム(商品名)を用い、またこの写真フ
イルムは、フリー状態にしたときに幅方向の中央部分が
エッジ部分よりも3.2mmの深さまで湾曲する程度の
樋状カーリング習性をもつものであった。
【0033】 カメラ カメラ カメラ クリアランス 0.2 mm 0.0 mm −0.2 mm カール量 1.0 mm 0.4 mm 0.0 mm
【0034】カール量はアパーチャ43の入口部分で計
測したものであるが、上記テスト結果から分るように、
段差部46と突起47によって写真フイルム2の樋状カ
ーリング習性がかなり改善され、特にクリアランスをマ
イナスにしたもの(図9において突起47の先端が段差
部46のフイルム支持部よりも下にくるもの)では、樋
状カーリング習性を完全になくすことができる。また、
この例で用いた写真フイルムパトローネ40のフイルム
通路についても、上記写真フイルムパトローネのフイル
ム通路に設けたような突起28,32、あるいは***部
35を設けるようにしてもよい。
【0035】次に、本発明の別の実施例について説明す
る。図10は、フイルム2が通過する枠126を蓋部材
114に一体に設けた例を示す。枠126には、下内壁
にフイルム2の乳剤面側に対面する突起128、上内壁
にバック面側に対面する突起132がそれぞれ二つずつ
一体に設けられている。この蓋部材114は、遮光蓋部
材の別な形態でもある。
【0036】蓋部材114が開いているときには、図1
1に示すように、フイルム2が通過できる。蓋部材11
4が閉じているときには、図12に示すように、フイル
ム2が遮光されている。これらの開閉は、カメラ側の蓋
開閉部材30の回動によって行われる。また、図13に
示すように、蓋部材114が開いていると、突起128
と突起132によって樋カールしたフイルム2が矯正さ
れる。
【0037】図14は、突起128と突起132とを設
けていない蓋部材129の例を示す。カメラに写真フイ
ルムパトローネにいれてからフイルム2を送り出すとき
には、スプール12に巻かれているフイルム最外周とカ
メラのフイルム入り口とを結ぶライン130に沿ってフ
イルム先端が送り出される。また、フイルム2をパトロ
ーネ本体10の内部から送り出す終わり付近では、スプ
ール12の上に1周した巻き回したフイルムとカメラの
フイルム入り口とを結ぶライン131に沿って送り出さ
れる。
【0038】これらのライン130,131には、突起
がないためフイルムに傷が付くのを防ぐには、蓋部材1
29にフイルム2が触れないように、ライン130とラ
イン131とが蓋部材の内部で交わらないように設定す
ることが必要である。従って、このような突起なしの蓋
部材129から、フイルム先端をガイドすることなく、
写真フイルムパトローネからそのまま送り出すと、フイ
ルム面が蓋部材129の内部に接触して傷がついてしま
う。しかしながら、図15に示すように、突起128,
132を有する蓋部材114を使用すると、ライン13
0とライン131とが突起128,132によって蓋部
材114の内部で交わらせることができる。このように
すると、フイルム2が写真フイルムパトローネの送出口
20の同じところ所から常に出てくるために、カメラの
フイルム入口140の設計がしやすい。また、その入口
140の下部に設けられ、フイルム2が垂れたときに接
する角度θを30°以下の緩やな角度にすることができ
る。
【0039】さらに、ライン130とライン131とが
蓋部材114の内部で交わっていると、フイルム先端を
ガイドすることなく、写真フイルムパトローネからその
まま送り出した場合でも、突起によって樋カールが矯正
され、フイルム面が蓋部材114の内部に接触しないの
でフイルム2に傷が付かない。従って、安心して撮影に
使用できるようになる。
【0040】図16は、図18及び図19に示すキャビ
側、及びコア側金型160,161を用いて、突起12
8,132を有する蓋部材114を成型している状態を
示す。この実施例の金型では、突起128,132の表
面に金型の割り部が位置していないようにしてあるか
ら、割り部が突起128,132のフイルム2に接する
面に現れない。こうするには、一つの突起を一つの金型
の部分で成型すれば良い。図16は、図20のB−B断
面部分の成型状態を示している。ここで、符号160は
キャビ側金型であり、符号161はコア側金型である。
また、符号114は蓋部材である。なお、図17は、図
20のC−C断面部分の成型状態を示している。
【0041】金型全体は、図4のB<Aとなるように、
遮光蓋114の突起128,132が上下でずれている
から、キャビ側金型160に段差180を設け、コア側
金型161に段差181を設けて、各部分を接しさせる
ことにより、突起128と突起132とのクリアランス
が非常に小さいにもかかわらず、金型を二つに分けるこ
とができる。これにより、一つの突起を一つの金型の部
分で成形して、割り部が突起128,132に現れない
ようにすることができる。また、割り部からのバリによ
って、フイルム2にバリが接し、フイルム2に傷が付く
ことがない。さらに、コア側金型161とキャビ側金型
160のみで成型できるので、従来と違ってスライド部
分が不要となり、金型のコストも安価となる。
【0042】また、金型の割り部を突起128,132
の表面全体に設けないようにするだけでなく、突起12
8,132の表面ではあるが、フイルム2に接しない部
分に割り部を設けてもよく、この場合は割り部による突
起上のバリがあっても、フイルム2に傷をつけることは
ない。この実施例を図21に示し、フイルム2に接する
突起128,132の頂点より下方に割り部165を設
けている。
【0043】以上、図示した例にしたがって説明してき
たが、本発明を写真フイルムパトローネに用いる場合、
突起28や***部35を蓋部材14に設ける代わりに、
フイルム通路22を構成する下ケース8の内壁に一体に
設けることも可能である。また、枠形状をしたフイルム
通路部品をパトローネ本体10と別体にし、これをパト
ローネ本体10に組み込む場合には、このフイルム通路
部品に突起や***部を設けておけばよい。もちろん、こ
のような別体のフイルム通路部品は、カメラにもそのま
ま組み込むことができる。
【0044】本方式によるパトロ−ネ本体10に使用す
る樹脂について、強度及び剛性の点でハイインパクト・
ポリスチレン(HIPS)やスチレン・ブタジエン・ブ
ロック共重合樹脂(SB)、アクリロニトリル・ブタジ
エン・スチレン樹脂(ABS),ポリカ−ボネ−ト樹脂
(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹
脂(ABS),ポリプロピレン樹脂(PP),ポリブチ
レンテレフタレ−ト(PBT),ポリエチレンテレフタ
レ−ト(PET),ポリアミド(PA)等の樹脂等が考
えられる。
【0045】上ケ−ス7、下ケ−ス8に使用する樹脂に
ついては、上記の樹脂が考えられるが好ましくはHIP
SやSB,PCを使用する。より好ましくはスチレン系
樹脂例えばHIPSやSB(例えば旭化成のアサフレッ
クス、デンカのクリヤレン、フィリップス石油のKレジ
ン)、及びSBと汎用ポリスチレン(GPPS)の混合
品、SBとHIPSの混合品を使用する。また遮光目的
にカ−ボンブラックを0.05〜3.0wt%程度含有さ
せ、さらに成形性を向上する目的及び樹脂と樹脂間や写
真フイルムとの摩擦・摩耗特性を向上させる目的として
シリコ−ンオイルを0.5〜3wt%含有させる。好まし
くはカ−ボンブラックを0.3〜1.5wt%,シリコ−
ンオイルを1.0〜2.5wt%含有させる。
【0046】蓋部材については、HIPS及びSBさら
に高密度ポリエチレン樹脂(HDPE)やポリアミド
(PA)を使用することができる。HDPEやPAは写
真フイルムとの摩擦・摩耗特性に優れている。またHD
PEやPA等の結晶性樹脂を使用する場合、変形の生じ
る時があり遮光に対して問題になる。この場合、予めこ
の変形を見込み金型を加工する−プリフォ−ミング−方
式をとっても良い。SBに汎用ポリスチレン(GPP
S)やHIPSを混合して使用しても良い。またSBに
相溶性のある樹脂であれば使用しても良い。この中で好
ましくは、SBとGPPSの比を30%以上の混合比ま
たSBとHIPSの比を30%以上の混合比で使用す
る。遮光蓋に使用する樹脂は、遮光目的にカ−ボンブラ
ックを0.05〜3.0wt%程度含有させ、さらに成形
性を向上する目的及び樹脂と樹脂間や写真フイルムとの
摩擦・摩耗特性を向上させる目的としてシリコ−ンオイ
ルを0.5〜3wt%含有させる。好ましくはカ−ボンブ
ラックを0.3〜1.5wt%,シリコ−ンオイルを1.
0〜2.5wt%含有させる。
【0047】パトロ−ネの廃棄について有利な組合わせ
は、上ケ−スや下ケ−ス、スプ−ル、フランジ、蓋部材
にスチレン系の統一した樹脂を使用する事である。スチ
レン系の統一した樹脂であるとフイルムを取り外し、ク
ラッシュしペレット化する事により、再生樹脂として利
用することができ、環境問題や省資源の点でも優れてい
る。
【0048】
【発明の効果】上述してきたように、本発明の写真フイ
ルムパトローネによれば、スプールから巻きほぐされた
写真フイルムの乳剤面及びバック面の双方を突起によっ
て支持する構造にしてあるから、写真フイルムが樋状カ
ーリング習性によって大きく湾曲することを防ぐことが
でき、テレンプのような柔軟な素材のものをフイルム通
路に設けなくても、写真フイルムのバック面に擦り傷が
入るのを防ぐことができる。請求項記載の写真フイル
ムパトローネの製造方法では、少なくとも第1又は第2
突起を一つの金型部品で成形したから、バリが生じな
く、したがって、フイルム等に傷を付けることを確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いた写真フイルムパトローネの分解
斜視図である。
【図2】写真フイルムパトローネの未使用時における要
部断面図である。
【図3】写真フイルムパトローネの使用時における要部
断面図である。
【図4】蓋部材開放時における写真フイルムパトローネ
の正面図である。
【図5】写真フイルム送出時の写真フイルムパトローネ
の正面図である。
【図6】写真フイルム送出時の写真フイルムパトローネ
の要部断面図である。
【図7】写真フイルムの送出口からみた本発明の他の例
を示す概略図である。
【図8】本発明を用いたカメラの要部断面図である。
【図9】図8におけるX−X断面図である。
【図10】写真フイルムパトローネの別の実施例を示す
分解斜視図である。
【図11】蓋部材を開いた状態を示す断面図である。
【図12】蓋部材を閉じた状態を示す断面図である。
【図13】蓋部材を開いた状態を示す要部拡大断面図で
ある。
【図14】突起のない蓋部材を備えた写真フイルムパト
ローネを示す断面図である。
【図15】突起のない蓋部材を備えた写真フイルムパト
ローネをカメラに装填した状態を示す断面図である。
【図16】図20のB−B断面部分の成型状態を示した
断面図である。
【図17】図20のC−C断面部分の成型状態を示した
断面図である。
【図18】キャビ側金型の要部を示す斜視図である。
【図19】コア側金型の要部を示す斜視図である。
【図20】蓋部材を示す斜視図である。
【図21】フイルムに接しない部分に割り部を設けた金
型の一実施例を示す断面図である。
【図22】従来技術で説明した写真フイルムパトローネ
を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 写真フイルム 2a 乳剤面 2b バック面 14,114,129 蓋部材 22 フイルム通路 28,32,47,128,132 突起 42 装填室 43 アパーチャー 45 フイルム通路 46 段差部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−76527(JP,A) 特開 昭56−132312(JP,A) 特開 平3−116136(JP,A) 実開 昭58−163940(JP,U) 実公 昭30−3268(JP,Y1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フイルムを巻きつけたスプールと、
    これを回転自在に収納したパトローネ本体とからなり、
    前記スプールの回転により写真フイルムをパトローネ本
    体に形成したフイルム通路を通してパトローネ本体外に
    送り出すとともに、前記フイルム通路を開閉する蓋部材
    を備えた写真フイルムパトローネにおいて、 前記写真フイルムの幅方向における予定露光範囲の両外
    側で前記写真フイルムの乳剤面に接する一対の第1突起
    と、写真フイルムの幅方向における予定露光範囲の両外
    側で、且つ前記第1突起の内側で前記写真フイルムのバ
    ック面に接する一対の第2突起との何れか一方を前記フ
    イルム通路の一方の壁面に、また他方を開放位置のとき
    に写真フイルム面に接するように前記蓋部材に設け、こ
    れらの第1及び第2突起により写真フイルムが幅方向で
    もつ湾曲習性を矯正するようにしたことを特徴とする写
    真フイルムパトローネ。
  2. 【請求項2】 写真フイルムを巻きつけたスプールと、
    これを回転自在に収納したパトローネ本体とからなり、
    前記スプールの回転により写真フイルムをパトローネ本
    体に形成したフイルム通路を通してパトローネ本体外に
    送り出すとともに、前記フイルム通路を開閉する蓋部材
    を備えた写真フイルムパトローネにおいて、 前記写真フイルムの幅方向における予定露光範囲の両外
    側で前記写真フイルムの乳剤面に接する一対の第1突起
    と、写真フイルムの幅方向における予定露光範囲の両外
    側で、且つ前記第1突起の内側で前記写真フイルムのバ
    ック面に接する一対の第2突起との両方を開放位置のと
    きに写真フイルム面に接するように前記蓋部材にそれぞ
    れ設け、これらの第1及び第2突起により写真フイルム
    が幅方向でもつ湾曲習性を矯正するようにしたことを特
    徴とする写真フイルムパトローネ。
  3. 【請求項3】 パトローネ本体内から送り出し始めの写
    真フイルムの通過するラインと送り出し終わりの写真フ
    イルムの通過するラインとが前記フイルム通路を開閉す
    る蓋部材の内部で一致するように前記第1及び第2突起
    を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の写真フ
    イルムパトローネ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の蓋部材を設けた写真フイ
    ルムパトローネの製造方法であって、少なくとも前記第
    1又は第2突起を一つの金型部品で成形したことを特徴
    とする写真フイルムパトローネの製造方法。
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