JP3142041U - 歯間ブラシ - Google Patents

Abstract

【課題】糸等よりなる細線に付いた歯間ゴミが見えやすく、ゴミの除去効果の確認が容易に行える歯間ブラシを提供する。
【解決手段】把持部２と歯間ゴミＧを除去する細線７が設けられている機能部３とからなり、細線７が黒色であることを特徴とする歯間ブラシ。
【選択図】図２

Description

この考案は、歯間ブラシの改良に関する。

最近においては、糸等の細線により歯間ゴミを除去する歯間ブラシが広く使用されている。

この種従来品は細線として白糸を用いているので、使用した際白糸に付着した歯間ゴミが見えにくく、ゴミの除去効果の確認が行いにくいという問題点があった。

この考案では、糸等の細線に付く歯間ゴミが見えやすく、ゴミの除去効果の確認が容易に行える歯間ブラシを提供することを目的とする。

この考案では、把持部と歯間ゴミを除去する細線が設けられている機能部とからなり、前記細線が黒色であることを特徴とする歯間ブラシを提供する。

この考案の構成の歯間ブラシは、使用に際し黒色である細線に歯間ゴミが付着した際、歯間ゴミは白色に近く黒色である細線とその明度の差が大きいので見えやすい。

細線の材質等は適宜であってよいが、使用時に唾液に触れた際に黒色の脱色がなく、また、葉や歯茎を傷めない糸状の柔らかいものが好ましく、例えば、黒色のポリスチレン繊維の撚糸等が好適に用いられる。また、歯間ブラシは尖った形状のようじ端部を一体に備えるものとされることで歯間ゴミの除去機能が高められ、その際にはそのようじ端部も黒色とされることでゴミの除去効果が確認できるものとなる。

この考案によれば、細線に付く歯間ゴミが見えやすく、ゴミの除去効果の確認が容易に行える歯間ブラシが得られる。

図１はこの考案の歯間ブラシの外観斜視図である。

歯間ブラシ１は把持部２と機能部３とからなり、機能部３の一対のフレーム５、５間に歯間ゴミＧを除去する細線としての糸７が架け渡されて設けられている。把持部２と機能部３の糸７を除く部分は黒色のプラスチックスにより連続一体形成されている。把持部２の先端は尖って形成されることでようじ端部９とされている。

上記糸７は黒色のポリスチレン繊維が撚られて構成された黒色糸よりなる。糸７は把持部２と機能部３の糸７を除く部分とが一体に成形される際に、インサートされることで装着されている。

上記歯間ブラシ１は、糸７及びようじ端部９により歯間のゴミの除去が行える。図２は糸７及びようじ端部９に歯間ゴミＧが付着した状態を示し、糸７及びようじ端部９はともに黒色であり、歯間ゴミＧは白色に近くそれらと明度の差が大きいので非常に見えやすく、これによりその除去効果が容易に確認できる。

糸７は黒色のポリスチレン繊維の撚糸よりなり黒色が染色により付されたものでないので、使用に際して唾液に触れても脱色の恐れがなく、衛生上の問題もない。また、糸７はプラスチック製でありながら単一線構造でなくて柔らかいので、使用時に歯や歯茎を傷めることがない。

この考案の歯間ブラシの実施形態の外観斜視図 この考案の歯間ブラシの実施形態の使用説明のための外観斜視図

符号の説明

１ 歯間ブラシ
２ 把持部
３ 機能部
７ 糸（細線）
Ｇ 歯間ゴミ

Claims (1)

1. 把持部と歯間ゴミを除去する細線が設けられている機能部とからなり、前記細線が黒色であることを特徴とする歯間ブラシ。

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