JP3141235U - オンドル式食卓型暖炉 - Google Patents

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満洲男 彦坂
廣太郎 高木
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満洲男 彦坂
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Abstract

【課題】温風化効果に優れると共に、調理天板のスペースの機能を有するオンドル式食卓型暖炉を提供する。
【解決手段】前面の一部に耐火ガラス面10を備える暖炉1において、底面開口部5にオンドル式床下暖房坑道8を備えると共に、上面に調理天板15を配して煙突14を配すると共に、両側面と背面には遮熱ガラリ部17を配する。そして、側面に設けた金属製中空支柱3に通じる上端部に上部空気取入れ口4と、下端部にはファン7に至って温風に通じるオンドル式床下暖房坑道8が設けてある。
【選択図】図1

Description

本考案は、オンドル式食卓型暖炉であり、温風を床下に吹込むようにして暖かなスペース機能を備えると共に、その暖房機能とにより調理と食事とができるようにしたことを特徴とするオンドル式食卓型暖炉に関するものである。
建物の暖房装置には、各種構造のものが存在している。その例としてオンドル式食卓型暖炉が知られている。例えば、図5の暖炉にあっては、この暖炉50の燃焼室51の側面には、少なくとも金属製中空支柱52が設けてあり、その上部空気取入れ口53から取入れられた冷気が上記金属製中空支柱52内の放熱によって暖められた冷風は、送風室54に導いた暖気は底部開口部55を経た後、ファン56を通って床下のオンドル式床下暖房坑道57へ送風されている。
特開2000−18586号公報
この暖炉50にあっては、オンドル式床下暖房坑道57は、蓄熱量(熱容量)を考慮して、伝熱性に富む金属板などで構成している。
しかも、この暖炉50では、燃焼室51に沿う上部空気取入れ口53から取入れられた冷氣は金属製中空支柱52内における放熱によって順次暖められた後、底部開口部55から送風室54に導いて暖気をファン56によって、その底部開口部55から床下のオンドル式床下暖房坑道57へ送風されている。
そして、この暖炉50には、燃焼室51に燃料投入用ガラス面58、吸氣口59、燃却灰トレイ60、煙道61、煙突62が設けてあり、調理天板63やテーブル64が設けてあるし、65は、任意形状の調理天板63を設けた落とし穴部である。
しかしながら、オンドル式床下暖房坑道57にあっては、そのオンドル式床暖房坑道57は単なる板状体のままの構成であり、独自性などを欠いている。しかも、オンドル式床下暖房坑道57にはファン56,56が設けられているにしても単純なファン56であれば、特別の効果は期待できないものである。
本考案は、上記した問題点を解決するためになされたものであって、従来の床暖房は衣食住の内、衣生活における暖房だけであった。しかし、住生活にあっても、食生活が大切なことであることが分かり、何れにしても食生活が大切であることが判明した。
そのため、本考案の第一及び第二の考案は、食生活が大切であることが判明したものであり、第三の考案は、その床板としてのタイルカーペットやオンドル床板などからなる上板材と、下板材からなる断熱材とが任意数の支持板及び支え体を介在させて上板材を強固に支持していることを目的としている。
上記目的を達成するために、第一の考案は、オンドル式の暖炉の燃焼室に調理天板の落とし穴部を設けて調理天板を形成してなることを特徴とするものである。
第二の考案は、オンドル式の暖炉の燃焼室に調理天板の落とし穴部を設けて調理天板や調理器具を形成してなることを特徴とするものである。
第三の考案は、オンドル式暖炉の燃焼室に設けた下方に暖気を送るファンがタイルカーペットとオンドル床板とからなる上板材や、下板材からなる断熱材とで任意数の支持板と支え材とで支持してなることを特徴とものである。
本考案によれば、次のような効果を有する。
(1)このように食生活と住生活とが一体化され、住生活が活性化されるものである。このため、建築における使用用途が広がり、楽しい室内環境が生まれるものである。
(2)例えば、次のような建築用途には最適である。都会の生活と離れた別荘生活などで自然の摂理をこのシステムで理解しながらリフレツシュすることができる。
(3)スキーロッヂやスケートロッヂのようなスポーツ施設では、冷たくなった体を温めながら、団欒したり食生活が図れる。このため、日中のスポーツや明日に予定している事柄を楽しく語らいながら互いのコミュニケーションが図れるものである。
(4)しかも、郊外型レストランは天井が高いなど新しい客の感覚性が求められる。このため、例えば、レストランの一角にこのシステムを採用することで、レストランに新しい客を呼び寄せ、活躍性を上げることができる。
そして、こうした施設では、調理天板としてその調理天板などを二連以上に増すなどして、客の収納力に対応させることができるものである。
(5)特に、寒冷地の施設では、食生活を食べながら暖房があり。床暖房と暖炉という熱暖房となるものであれば、正に現在の囲炉裏とも云えるものである。
本考案における暖炉1は、その燃焼室2に設けた側面の金属製中空支柱3の上部空気取入れ口4を設け、この取入れた冷氣を上記金属製中空支柱3内における放熱によっ順次暖めた後、その底部開口部5から送風室6に導いて暖気をファン7によって床下のオンドル式床下暖房坑道8へ送風させている。
つまり、オンドル式床下暖房坑道8に送風される暖気は、上記金属製中空支柱3内において順次暖められ、その底部開口部5から送風室6に導いて暖気をファン7によって床下のオンドル式床下暖房坑道8へ送風させているものであるため、従来にない新しい生活形態としての利用法があるものである。
暖房1の燃焼室2としては、材木、木炭、練炭、石炭などの固形燃料を燃焼できるような仕組合わせがよいが、ガスや石炭などの自動燃焼でもよいものである。その形状は角形、円形、長円形など任意な形状でよいものである。この燃焼室2の材質は、耐熱性、蓄熱性、熱放射性を備えたもの、例えば、金属類、セラミックス類などが使用できるが、これらの組み合わせでもよい。具体的には、金属類として鋳物、耐熱特殊鋼、ステンレス鋼などがある。セラミックス類としては、石英、花こう岩、玄武岩、大理石などの天然鉱石や岩石、人造石あるいはガラス、磁気、レンガなどの焼成無機化合物が挙げられる。
金属製中空支柱3の設置位置や形状は、少なくとも一辺が燃焼室2の側面に密着した形状が好ましい。この金属製中空支柱3の燃焼室2の側面の接触面積の割合は10〜60%が好ましいが、20〜40%が最適である。接触面積が少なすぎると、床下への熱供給が不足し、多すぎると部屋の空気への放熱が不足することになるためである。
上記金属製中空支柱3の材質は、耐熱性で熱伝導の高いものが好ましい。例えば、銅やアルミニウムなどの金属類や花こう岩、大理石、陶磁器などのセラミックス、その他の伝熱性耐熱化合物などがよいが、これらの組み合わせたものでもよい。また、燃焼室2の側面への接触面以外の一部が暖熱性を持つ素材で構成されてもよい。上記金属製中空支柱3の内部は、空洞のままでもよいが、伝熱を放射しやすくするために、ファン形状の構造にするか、金属網、金属綿などを充填するなどとしてもよい。
送風室6では、金属製中空支柱3の内部で加熱された空気を集め、床下のオンドル式床下暖房坑道8に送風するために燃焼室2の真下に設置すればよい。送風室6には、床下のオンドル式床下暖房坑道8に送風するためにファン7が設置されている。このファン7のスイッチは、手動式でよいが、床面などにセンサーを設けて自動的に作動させることもできる。
本考案の暖炉1では、例えば、燃焼室2の前面に耐火ガラス面10を設け、上記金属製中空支柱3の送風室6の前面送風口11を設けて熱源の木炭、練炭など燃焼室2に任意な空気を送込めるようにしてあり、燃焼室2の下方に燃却灰トレイ13を取集めるようにしてある。14は煙突であり、15は調理天板、16はテーブルを示している。17は遮熱ガラス部である。
上記のように構成された暖炉1に燃料を配し燃焼されると、加熱させた燃料室2及び煙突14などの熱がそこに接触した空気を暖め対流熱となって室内の温度をあげると共に、金属製中空支柱3内で加熱された空気が床下のオンドル式床下暖房坑道8へ導かれ床面を暖める。暖炉1の燃焼が止まった後も床面へ蓄熱された熱によって部屋を暖め続けられる。
固定燃料を用いる本考案の実施例を図1〜図4を参考にして説明する。構成は図に示すように長方形の暖炉1であり、燃料室2の前面を除いた両側面及び後面の三面に角形の金属製中空支柱3を密着させてある。そして、この金属製中空支柱3の上部は、テーブル16の支柱となるようにしてあり、上部に空気取入れ口4を下部に送風室6に通じる底部開口部5を設けてある。送風室6の内部にファン7を床下のオンドル式床下暖房坑道8に送風できるようにしてある。
燃料室2の底部には、スライド式の窓を設けた吸気口11及び焼却灰トレイ13を設けてあり、上部には調理天板15を設け煙突14から排気でき、遮熱ガラス面17をはめて炎が見えるようにしてある。
テーブル16は木製で少なくとも三面をカウンター式としてある。調理天板15は任意な形状としてあり、例えば、板厚を3mmとしてある。そして、オンドル式床下暖房坑道8として、例えば、上板材20として任意なタイルカーペット21とオンドル床板22とからなる上板材20があり、下板材23として断熱材24とが支持板25と支え材26,26,…とで堅固に支えている。
オンドル式床下暖房坑道8の隅部には、少なくとも四個の切込み口18(他に三カ所は省略)が設け、この吹出し口18により一部屋の空気を暖めることができる。
また、このオンドルを構成する床板が、例えば金属板であるため暖熱性が高い。そのため、日中には夜間に使用した熱がオンドル式床下暖房坑道に蓄積され、翌朝までに余熱が残るため快適である。つまり、朝型にシステムを稼働しなくてもよく、経済性に優れたものとなる。
このようにシステムは食効果が大きいので調理天板15には、落とし穴部19があり、ここで焼きものや煮ものができ、しかも他の調理具を取り替えることもできるなど便利なのである。
本考案は、オンドル式暖炉であり、ストーブの機能と床暖房の機能を併せ持つと共に、特に、温風を床下に吹込んで暖かなスペース機能を持つて調理天板とすることができることを特徴とするオンドル式食卓型暖炉に関するものである。
本考案の実施形態を示す縦断面図。 底部を除いた正面図。 底部を除いた側面図。 平面図。 従来例の縦断面図。
符号の説明
1 暖炉
2 燃料室
3 金属製中空支柱
4 空気取入れ口
5 底部開口部
7 ファン
8 オンドル式床下暖房坑道
10 耐火ガラス面
15 調理天板

Claims (3)

  1. オンドル式の暖炉の燃焼室に調理天板の落とし穴部を設けて調理天板を形成してなることを特徴とするオンドル式食卓型暖炉。
  2. オンドル式の暖炉の燃焼室に調理天板の落とし穴部を設けて調理天板や調理器具を形成してなることを特徴とするオンドル式食卓型暖炉。
  3. オンドル式暖炉の燃焼室に設けた下方に暖気を送るファンがタイルカーペットとオンドル床板とからなる上板材と、下板材からなる断熱材とが任意数の支持板と支え材とで支持してなることを特徴とするオンドル式食卓型暖炉。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140024299A (ko) * 2011-03-04 2014-02-28 엑스-오븐 인베스트먼츠 에스에이. 음식을 굽는 오븐

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