JP3140872U - 湯沸かし器 - Google Patents
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Abstract
【課題】適量の水だけを加熱してお湯にして電気エネルギーの消費を節約すること。
【解決手段】熱媒体を封入した加熱管の下部に加熱装置が付設してあり、加熱管の一側に水流入管が設けてあり、水流入管は加熱管の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管に形成されて加熱管の他側から外部に貫出して水流出管になり、水流出管には水流出スイッチが設けてある。
【選択図】図1
【解決手段】熱媒体を封入した加熱管の下部に加熱装置が付設してあり、加熱管の一側に水流入管が設けてあり、水流入管は加熱管の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管に形成されて加熱管の他側から外部に貫出して水流出管になり、水流出管には水流出スイッチが設けてある。
【選択図】図1
Description
本考案は湯沸かし器に係り、特に、加熱管の下端に加熱装置が覆ってあり、水流入管は、加熱管の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管として形成されていて、加熱管の他側から外部に貫出して水流出管となり、加熱装置を起動して加熱管内の熱媒体を加熱して、気化した熱媒体が適量の水だけを加熱してお湯にするので、電気エネルギーを節約可能な湯沸かし器に関するものである。
現在、飲用水用や浴室用の湯沸かし器は、主に、箱体の内部にタンクと、加熱装置とが設けてある。
タンクは大量のお湯を収容するためのものであり、加熱装置はタンクの外周面に設けられ、タンク内の水を加熱するものである。
タンク内の水が設定された温度になると加熱装置による加熱が停止する。
また、タンク内に冷水が流入することで、又はタンクの熱が一部発散して水温が低下した場合には、水温が設定温度になるまで加熱装置により加熱している。
タンクは大量のお湯を収容するためのものであり、加熱装置はタンクの外周面に設けられ、タンク内の水を加熱するものである。
タンク内の水が設定された温度になると加熱装置による加熱が停止する。
また、タンク内に冷水が流入することで、又はタンクの熱が一部発散して水温が低下した場合には、水温が設定温度になるまで加熱装置により加熱している。
従来の湯沸かし器には次のような欠点があった。
(1)例えばコップ一杯だけのお湯を利用したい場合でも、タンク内の全ての水を適当な温度に加熱する必要があるので、電力が無駄になる。
(1)例えばコップ一杯だけのお湯を利用したい場合でも、タンク内の全ての水を適当な温度に加熱する必要があるので、電力が無駄になる。
(2)タンク内の水が適当な温度になるまで加熱しても、冷水が流入することで、又はタンクの熱が一部発散して水温が低下した場合には、水温が設定温度になるまでに、加熱装置によりタンクを加熱しなければならず、結果的に電力が無駄になる。
(3)タンク内の水が不足していて、且つヒータの断電装置が故障している場合には、加熱装置が持続的に加熱するので、タンクが爆発する危険性がある。
本考案は上記した欠点を解決するためになされたもので、本願の第1考案は、主に、加熱管を有し、前記加熱管の下端には加熱装置が覆ってあり、前記加熱管の一側に水流入管が設けてあり、前記水流入管は、前記加熱管の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管に形成されて、前記加熱管の他側から外部に貫出して水流出管になり、前記水流出管には水流出スイッチが設けてあることを特徴とする湯沸かし器であることを要旨としている。
本願の第2考案では、前記加熱管は、真空状態であり、金属で作製されたものであり、内部に熱媒体が注入してあり、前記熱媒体が加熱されたと快速に蒸気に気化可能であることを特徴とする、前記第1考案に記載の湯沸かし器であることを要旨としている。
本願の第3考案では、前記加熱管の近傍には制御パネルが設けてあり、前記制御パネルが設定可能温度制御器と連接しており、また、前記加熱管を貫出した前記水流出管の途中には、前記加熱管の壁面から温度センサと水流出電気制御弁とが順次に設けてあり、温度センサにて検知される水温が制御パネルに設定された温度と一致すると、前記設定可能温度制御器が水流出電気制御弁を開けて、お湯が水流出スイッチから流出することを特徴とする、前記第1考案に記載の湯沸かし器であることを要旨としている。
本考案の湯沸かし器によれば、次のような効果がある。
(1)適量のお湯を取り出そうとする時点では、水流出スイッチを押圧すると、加熱装置が起動して加熱管内の熱媒体を加熱する。熱媒体は速やかに気化して回流螺旋管を加熱することで、回流螺旋管内の水温が上昇する。
これにより、適量の水だけを加熱してお湯にするので、電気エネルギーを節約することが可能である。
(1)適量のお湯を取り出そうとする時点では、水流出スイッチを押圧すると、加熱装置が起動して加熱管内の熱媒体を加熱する。熱媒体は速やかに気化して回流螺旋管を加熱することで、回流螺旋管内の水温が上昇する。
これにより、適量の水だけを加熱してお湯にするので、電気エネルギーを節約することが可能である。
(2)加熱装置が起動されると加熱管内の熱媒体が加熱される。速やかに気化した熱媒体が回流螺旋管を加熱する。加熱管内に収容された熱媒体は一定であり、全部の熱媒体が気化したとしても蒸気圧力が更に上昇できないので、水が切れたままに加熱を継続しても、タンクは爆発することがない。
以下、添付図面を参照して本考案の好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、図1と図2を参照する。図1は本考案の湯沸かし器の側面概略図であり、図2は本考案の湯沸かし器の熱媒体が気化されて循環している状態を示す側面概略図である。
本考案に係る湯沸かし器は、飲用水用や浴室用の湯沸かし器に適用可能であり、主に、加熱管1を有する。
前記加熱管1の下端には加熱装置2が覆ってある。前記加熱装置2は例えば電気ヒータである。
前記加熱管1の一側に水流入管3が設けてある。
前記水流入管3は、前記加熱管1の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管4として形成されている。
回流螺旋管4の一端は前記加熱管1の他側から外部に貫出して水流出管5になる。
前記加熱管1を貫出した前記水流出管5の途中には、前記加熱管1の壁面から温度センサ51と水流出電気制御弁52とが順次に設けてある。
また、前記水流出管5の他側には水流出スイッチ53が設けてある。
ユーザが前記水流出スイッチ53を押圧すると、お湯が流出するようになっている。
また、前記加熱管1の近傍には制御パネル6が設けてある。
前記制御パネル6が設定可能温度制御器7と連接している。
水流出管5に設けた温度センサ51によって検知された水温が制御パネルに設定された温度と一致すると、前記設定可能温度制御器7が水流出管5に設けた水流出電気制御弁52を開けて、お湯が水流出スイッチ53から流出するようになる。
本考案に係る湯沸かし器は、飲用水用や浴室用の湯沸かし器に適用可能であり、主に、加熱管1を有する。
前記加熱管1の下端には加熱装置2が覆ってある。前記加熱装置2は例えば電気ヒータである。
前記加熱管1の一側に水流入管3が設けてある。
前記水流入管3は、前記加熱管1の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管4として形成されている。
回流螺旋管4の一端は前記加熱管1の他側から外部に貫出して水流出管5になる。
前記加熱管1を貫出した前記水流出管5の途中には、前記加熱管1の壁面から温度センサ51と水流出電気制御弁52とが順次に設けてある。
また、前記水流出管5の他側には水流出スイッチ53が設けてある。
ユーザが前記水流出スイッチ53を押圧すると、お湯が流出するようになっている。
また、前記加熱管1の近傍には制御パネル6が設けてある。
前記制御パネル6が設定可能温度制御器7と連接している。
水流出管5に設けた温度センサ51によって検知された水温が制御パネルに設定された温度と一致すると、前記設定可能温度制御器7が水流出管5に設けた水流出電気制御弁52を開けて、お湯が水流出スイッチ53から流出するようになる。
図3を参照する。
図3は本考案の湯沸かし器の一部を破断した状態の斜視図である。
前記加熱管1は、真空状態の密封容器であり、金属で作製されている。
加熱管1の内部(底部)には少量の熱媒体11が注入してある。
前記熱媒体11が加熱されたと速やかに蒸気に気化することが可能である。
前記熱媒体11の蒸気温度は、一般の水蒸気よりも高く、回流螺旋管4を加熱することで回流螺旋管4内の水温が上昇する。
図3は本考案の湯沸かし器の一部を破断した状態の斜視図である。
前記加熱管1は、真空状態の密封容器であり、金属で作製されている。
加熱管1の内部(底部)には少量の熱媒体11が注入してある。
前記熱媒体11が加熱されたと速やかに蒸気に気化することが可能である。
前記熱媒体11の蒸気温度は、一般の水蒸気よりも高く、回流螺旋管4を加熱することで回流螺旋管4内の水温が上昇する。
次に、図1と図2を参照しながら本考案の使用状態を詳細に説明する。
まず、ユーザは制御パネル6にて希望の水温を設定して、水流出スイッチ53を押圧する。
すると、加熱装置2が起動されて加熱管1内の熱媒体11を加熱する。
加熱された熱媒体11が速やかに気化して加熱管1内に均一に分布する。
気化した熱媒体11が回流螺旋管4内の水と熱交換をすることで、回流螺旋管4内の水の温度が上昇する。
また、熱媒体11の蒸気が冷却されると気化状態から液体に戻り、その自重によって加熱管1の底部に流下する。
そして加熱装置2によって再び加熱すると次の熱サイクルが開始される。
また、温度センサ51にて検知される水温が制御パネルに設定された温度と一致すると、設定可能温度制御器7が水流出電気制御弁52を開弁して、水流出スイッチ53からお湯が流出する。
まず、ユーザは制御パネル6にて希望の水温を設定して、水流出スイッチ53を押圧する。
すると、加熱装置2が起動されて加熱管1内の熱媒体11を加熱する。
加熱された熱媒体11が速やかに気化して加熱管1内に均一に分布する。
気化した熱媒体11が回流螺旋管4内の水と熱交換をすることで、回流螺旋管4内の水の温度が上昇する。
また、熱媒体11の蒸気が冷却されると気化状態から液体に戻り、その自重によって加熱管1の底部に流下する。
そして加熱装置2によって再び加熱すると次の熱サイクルが開始される。
また、温度センサ51にて検知される水温が制御パネルに設定された温度と一致すると、設定可能温度制御器7が水流出電気制御弁52を開弁して、水流出スイッチ53からお湯が流出する。
1 加熱管
11 熱媒体
2 加熱装置
3 水流入管
4 回流螺旋管
5 水流出管
51 水温センサ
52 水流出電気制御弁
53 水流出スイッチ
6 制御パネル
7 設定可能温度制御器
11 熱媒体
2 加熱装置
3 水流入管
4 回流螺旋管
5 水流出管
51 水温センサ
52 水流出電気制御弁
53 水流出スイッチ
6 制御パネル
7 設定可能温度制御器
Claims (3)
- 熱媒体を封入した加熱管を有し、
前記加熱管の下部には加熱装置が覆ってあり、
前記加熱管の一側に水流入管が設けてあり、
前記水流入管は、前記加熱管の一側に貫入した後、螺旋形状を呈する回流螺旋管として形成され、
回流螺旋管の一端が前記加熱管の他側から外部に貫出して水流出管として形成され、
前記水流出管に水流出スイッチが設けてあることを特徴とする、
湯沸かし器。 - 前記加熱管は、真空状態であり、金属で作製されたものであり、内部に熱媒体が注入してあり、加熱されると前記熱媒体が速やかに蒸気に気化可能であることを特徴とする、請求項1に記載の湯沸かし器。
- 前記加熱管の近傍には制御パネルが設けてあり、前記制御パネルが設定可能温度制御器と連接しており、前記加熱管を貫出した前記水流出管の途中には、前記加熱管の壁面から温度センサと水流出電気制御弁とが順次に設けてあり、温度センサにて検知される水温が制御パネルに設定された温度と一致すると、前記設定可能温度制御器が水流出電気制御弁を開けて、お湯が水流出スイッチから流出することを特徴とする、請求項1に記載の湯沸かし器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000499U JP3140872U (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 湯沸かし器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008000499U JP3140872U (ja) | 2008-02-01 | 2008-02-01 | 湯沸かし器 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
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- 2008-02-01 JP JP2008000499U patent/JP3140872U/ja not_active Expired - Fee Related
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