JP3140810B2 - 防沫型押釦スイッチ装置の構造 - Google Patents

防沫型押釦スイッチ装置の構造

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JP3140810B2
JP3140810B2 JP03230274A JP23027491A JP3140810B2 JP 3140810 B2 JP3140810 B2 JP 3140810B2 JP 03230274 A JP03230274 A JP 03230274A JP 23027491 A JP23027491 A JP 23027491A JP 3140810 B2 JP3140810 B2 JP 3140810B2
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裕樹 畑
正明 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、防沫型押釦スイッチ装
置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】防沫型押釦スイッチ装置としては従来図
8に示すような構造を持つものがあった。この従来例は
器体1に形成した凹所2内に、スナップアクション動作
を為す小型スイッチ3を実装したプリント基板4を配設
し、この凹所2の開口部に可撓性を有するシールドカバ
ー5を被着し、このシールドカバー5の周縁を枠状の押
さえ板6の周縁で押さえるとともに、押さえ板6を超音
波熱着により器体1に固定している。そして器体1表面
に被着した可撓性を有するカバー7に設けた押し操作ハ
ンドル部8を上記シールドカバー5を介して小型スイッ
チ3の駆動釦9に対向させ、押し操作ハンドル部8を押
し操作したときに器体1の凹所2内の小型スイッチ3の
駆動釦9を押し駆動できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで図8に示す従
来例の構造では、シールドカバー5でシールドして防沫
を図っているが、シールドする範囲が大きいため、充分
な防水効果が得られないという問題があった。本発明
は、上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目的と
するところは防水性能に優れ、しかもシールドカバーや
押さえ板が不要な防沫型押釦スイッチ装置の構造を提供
するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、防塵、防水型の小型スイッ
チを実装したプリント基板を器体の凹所内に配置すると
ともに、凹所内を充填材でポッテングして小型スイッチ
のボディ部を埋設し、上記器体表面に被着するカバーに
設けられた押し操作ハンドル部を上記器体表面に露出し
た上記小型スイッチの駆動釦に対向させ、上記器体の凹
所底面中央に上記プリント基板に接続する電線を器体裏
面より引き出すための電線引出し口を設けるとともに、
この電線引出し口に対応するように上記プリント基板に
は窓穴を設けたものである。
【0005】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、上記電線引出し口の凹所側開口内縁を
テーパ面で形成したものである。
【0006】
【作用】而して本発明によれば、防塵、防水型の小型ス
イッチを実装したプリント基板を器体の凹所内に配置す
るとともに、凹所内を充填材でポッテングして小型スイ
ッチのボディ部を埋設するため、防水性能が向上し、ま
た防塵、防水型の小型スイッチを用いるため駆動釦の部
分を特に密封する必要がなく、シールドカバーと押さえ
板とが不要となる。
【0007】また上記器体の凹所底面中央には上記プリ
ント基板に接続する電線を器体裏面より引き出すための
電線引出し口を設けるとともに、この電線引出し口に対
応するように上記プリント基板には窓穴を設けることに
より、充填材をポッテングする際、プリント基板の下と
なる中央に設けた電線引出し口に対して充填材を窓穴を
介して直接且つ集中して投入充填することができ、また
窓穴により充填状況を確認することができ、結果電線引
出し口における充填材の充填不足を防ぐことができる。
【0008】更に上記電線引出し口の凹所側開口内縁を
テーパ面で形成することにより、電線を器体外に引き出
すときテーパ面が案内となり、容易に電線引出し口から
器体裏面に電線を引き出すことができる。
【0009】
【実施例】以下本発明を実施例図により説明する。図2
は本実施例の器体10部分の分解斜視図を示しており、
器体10は中央に凹所11を設け、この凹所11の中央
部には器体10裏面に貫通した4つの電線引出し口12
を設けるとともに、1つのリブ13を一体突設してい
る。
【0010】凹所11内には小型スイッチ17を例えば
3つ実装し、またダイオードD、発光ダイオードLE
D、抵抗R等の部品を実装したプリント基板18を収納
しており、このプリント基板18は上記リブ13上に載
置して固定ビス19により固定される。プリント基板1
8は中央に窓穴20を二つ開口しており、この窓穴20
はプリント基板18を凹所11内に配設したときに底面
に設けた電線引出し口12が臨むようになっている。
【0011】而して器体10の凹所11内にプリント基
板18を凹所11内に配設固定する際に、プリント基板
18に接続した電線21…を電線引出し口12…を介し
て器体10裏面に導出するのである。電線引出し口12
には図5に示すように凹所11側の開口内縁がテーパ面
12aとなっており、電線引出し口12内に電線21を
挿入する際、テーパ面12aが案内として働き挿入作業
を容易にしている。
【0012】さて凹所11内にプリント基板18を配設
固定し、電線21…の外部引出しが終了した後は、樹
脂、接着剤等の充填材22をポッテイングし、小型スイ
ッチ17のボディ部17aや実装部品を充填材22に埋
め込み、図1に示すように器体10の表面に小型スイッ
チ17の駆動釦23部位を露出させる。この充填材22
をポッテイングする際に、プリント基板18の窓穴20
を介して電線引出し口12に集中して充填材22を充填
することができ、確実に電線引出し口12を充填材22
で満たせるのである。また充填の状況は窓穴20を介し
て監視することができ、充填不良の発生を未然に防ぐこ
とが可能となる。
【0013】このようにしてプリント基板11を凹所1
1内に配設し、また凹所11内を充填材22で満たして
組み立てが終了した器体10はプレート枠14に嵌合さ
れ、更に、このプレート枠14の下面に配置される取り
付け枠15に固定ビス16で固定される。器体1表面側
には図3に示す合成樹脂成形品の化粧プレートを兼ねた
カバー24を被着する。この被着の際、器体10の両側
側面に設けてある係止穴25…に、器体10の側面と、
プレート枠14の内周面との間の隙間を介して挿入した
カバー24裏面に設けた係止爪(図示せず)を係止して
カバー24を器体10に固定する。
【0014】カバー24にはU字状のスリットに囲まれ
て形成され、基部を中心として可撓性を持たした舌状の
押し操作ハンドル部26を、各小型スイッチ17に対応
して形成しており、この押し操作ハンドル部26が対応
する小型スイッチ17の駆動釦23に対向する。カバー
24の表面には上記押し操作ハンドル部26に対応した
押操作部27を形成したシート材28を貼着している。
【0015】而してカバー24を器体10表面に被着し
た後このシート材28の押操作部27を押すと押し操作
ハンドル部26が撓んで小型スイッチ17の駆動釦23
を駆動することができることになる。そして押し力を解
除すると、押し操作ハンドル部26が弾性により復帰し
て小型スイッチ17の駆動釦23の押し駆動を解除す
る。
【0016】器体10裏面に導出した電線21…には図
4に示すように雄コネクタ28のピン金具28aがかし
め固定され、コネクタ本体28bに装着される。ここで
小型スイッチ17は駆動釦23部位が超音波スウェージ
ング工法により密封状態となった防塵、防水型のもので
あって、この駆動釦23部位の防水も期待できるもので
ある。
【0017】図6は本発明防沫型押釦スイッチ装置Aを
壁面埋め込みボックス29に取り付ける場合の分解斜視
図を示しており、このボックス工事取り付けは、まず埋
め込みボックス29内に導出された先行配線の電線31
の雌型の防水コネクタ32を雄コネクタ28に嵌合接続
し、しかる後に取り付け枠15をボックスねじ30によ
り埋め込みボックス29に固定し、更に固定ビス16で
器体10を取り付け枠15に固定し、そしてカバー24
を器体10表面に被着することにより完了する。
【0018】図7は本発明防沫型押釦スイッチ装置Aを
用いた採光窓駆動システムを示しており、このシステム
では3つの小型スイッチ17…を開成、停止、閉成の操
作スイッチSW1 〜SW3 として用い、夫々の操作信号
が制御回路部34に取り込まれて判定され、その判定に
基づいて採光窓駆動部33のモータ35を採光窓(図示
せず)を開成、或いは閉成方向に回転させたり、停止さ
せたりするようになっている。
【0019】採光窓駆動部33に設けられたスイッチS
0 はモータMのロック時等を検出するスイッチで、こ
のスイッチSW0 の動作時には制御回路部32はモータ
35を停止させるようになっている。勿論開閉のリミッ
トスイッチ等を用いても良い。尚本発明防沫型押釦スイ
ッチ装置Aには動作表示用の発光ダイオードLEDが設
けられており、この発光ダイオードLEDの素子部は器
体10の表面に露出してカバー24側の表示窓36と、
シート材28の表示窓37を通じて外部より視認できる
ようになっている。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、防塵、防水型の
小型スイッチを実装したプリント基板を器体の凹所内に
配置するとともに、凹所内を充填材でポッテングして小
型スイッチのボディ部を埋設し、上記器体表面に被着す
るカバーに設けられた押し操作ハンドル部を上記器体表
面に露出した上記小型スイッチの駆動釦に対向させたの
で、防水性能が向上し、また防塵、防水型の小型スイッ
チを用いるため駆動釦の部分を特に密封する必要がな
く、シールドカバーと押さえ板とが不要となるという効
が有り、しかも上記器体の凹所底面中央には上記プリ
ント基板に接続する電線を器体裏面より引き出すための
電線引出し口を設けるとともに、この電線引出し口に対
応するように上記プリント基板には窓穴を設けたので、
充填材をポッテングする際、プリント基板の下となる中
央に設けた電線引出し口に対して充填材を窓穴を介して
直接且つ集中して投入充填することができ、また窓穴に
より充填状況を確認することができ、結果電線引出し口
における充填材の充填不足を防ぐことができるという効
果がある。
【0021】
【0022】更に請求項記載の発明は上記電線引出し
口の凹所側開口内縁をテーパ面で形成することにより、
電線を器体外に引き出すときテーパ面が案内となり、容
易に電線引出し口から器体裏面に電線を引き出すことが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の要部の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の器体部位の分解斜視図であ
る。
【図3】本発明の一実施例のカバー部位の分解斜視図で
ある。
【図4】本発明の一実施例の雄コネクタ部位の分解斜視
図である。
【図5】本発明の一実施例の電線引出し口部位の断面図
である。
【図6】本発明の一実施例の施工例の説明図である。
【図7】本発明の一実施例の使用例の回路図である。
【図8】従来例の要部の断面図である。
【符号の説明】
10 器体 11 凹所 17 小型スイッチ 17a ボディ 18 プリント基板 22 充填材 23 駆動釦 24 カバー 26 押し操作ハンドル部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−175794(JP,A) 特開 平1−175795(JP,A) 特開 平1−318282(JP,A) 特開 平2−28993(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】防塵、防水型の小型スイッチを実装したプ
    リント基板を器体の凹所内に配置するとともに、凹所内
    を充填材でポッテングして小型スイッチのボディ部を埋
    設し、上記器体表面に被着するカバーに設けられた押し
    操作ハンドル部を上記器体表面に露出した上記小型スイ
    ッチの駆動釦に対向させ、上記器体の凹所底面中央に上
    記プリント基板に接続する電線を器体裏面より引き出す
    ための電線引出し口を設けるとともに、この電線引出し
    口に対応するように上記プリント基板には窓穴を設け
    ことを特徴とする防沫型押釦スイッチ装置の構造。
  2. 【請求項2】上記電線引出し口の凹所側開口内縁をテー
    パ面で形成したことを特徴とする請求項1記載の防沫型
    押釦スイッチ装置の構造
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