JP3140659U - 可塑性型枠 - Google Patents

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Abstract

【課題】型枠施工の利便性向上と、型枠の損傷を回避して繰り返しの使用が可能なこと。
【解決手段】本体と、二つの組付け係合部と、複数のボルト孔とを備えた可塑性型枠であって、前記本体は中空の板体であり、前記二つの組付け係合部は前記本体の上面における幅方向の二つの対向辺に設けられており、その全高が前記本体の全高未満であり、そして前記複数のボルト孔は前記本体の四辺に間隔を空けて設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は可塑性型枠に関し、特に繰り返して使用可能な可塑性型枠である。
型枠は土木工程におけるコンクリート打設に用いられるものである。型枠および保持体により平坦な壁面、柱または床面の型を組んだ後、コンクリートアジテータからコンクリートを打ち込み、そしてコンクリートが壁面、柱または床面として硬化した後、型枠を解体する。
しかし壁面の施工時には、型枠を保持体に固定するとともに、型枠の継ぎ合わせにおいては平坦な平面が形成されるように継ぎ合わせる必要があるが、型枠の間には互いに位置決めする設計がないため、型枠の施工には熟練した技術が必要となり、困難を伴う作業であった。
現在、公知の型枠は木材にボルト(釘)を用いて緊締するものであるが、型枠の解体時において、木製型枠は破損、変形しやすく、消耗によりコストが増加してしまう。
特に数回使用した後においては、その表面にコンクリートが残って平坦さが失われ、次回使用する際の成形面の品質、平面度が落ちてしまい、成型されたコンクリート構造体の成型表面に凹凸が生じてしまう。
またこれ以外にも、型枠の設置工程において、型枠と保持体との間では固定具を用いて固定組み付けして型を形成し、型枠の解体時において、固定具を抜き取って、型枠および保持体を解体している。
木製型枠の周囲にて固定具を繰り返して挿抜する工程においては、木板の繊維の断裂を引き起こしやすく、ひいては損傷して木製型枠の強度に影響を及ぼし、木製型枠が使用に堪えなくなり、更には、施工現場の安全を脅かす可能性がある。
木製型枠が使用できなくなったときには、廃棄して新たな木製型枠に交換する。
しかし廃棄された木製型枠の処理方法は埋め立て、または焼却することになるが、これでは環境汚染を引き起こすことになる。
さらに、木製型枠を繰り返して使用することなく損傷により廃棄してしまうことは、木製型枠の大量消費となり、そして木製型枠の製造のために伐採される森林樹木もますます増加し、環境破壊、木材の浪費およびコストの増加に繋がってしまう。
本考案の主な目的は、従来の木製型枠が損傷しやすく、繰り返し使用できないという欠点を改善する可塑性型枠を提供することである。
上記目的を達成するために、本考案の設計による可塑性型枠は、
内部が中空であり、かつ両側に開口した板体である本体と、
前記本体の幅方向における二つの対向辺に設けられている二つの組付け係合部と、
前記本体の四辺に間隔を空けて設けられている貫通孔である複数のボルト孔と、を備えている。
本考案の可塑性型枠は下記のような長所を備える。
(1)本考案の可塑性型枠は繰り返し使用可能で、施工しやすい。本考案は可塑性材料製であるため、耐摩耗性の特性を備えることで、型枠解体工程において可塑性型枠は損傷しにくいうえ、可塑性型枠には固定具の挿設用のボルト孔が設けられているため、解体工程中に可塑性型枠本体が損傷することはない。また係合部を互いに係合組付けして初期位置決めするとともに、平坦な平面が形成されることで、施工の効率および品質を向上できる。よって本考案の可塑性型枠は繰り返して使用でき、繰り返し使用の回数は従来の木製型枠よりも多いうえ、施工の品質および利便性を効果的に向上できる。
(2)本考案の可塑性型枠はコストを削減できる。本考案における可塑性型枠は破損しにくく、繰り返して使用できるうえ、繰り返し使用の回数は従来の木製型枠よりも多いので、可塑性型枠の使用寿命は従来の木製型枠よりも長い。このため、型枠の廃材量が減少し、施工コストの支出を節約できる。
(3)本考案の可塑性型枠は環境汚染を減らすことが可能である。本考案における可塑性型枠の使用寿命は従来の木製型枠よりも長く、しかも実用性が高いうえ、施工中における木製型枠の使用量が減るため、必要となる森林樹木の伐採量が低減し、環境保護の目的を達成することができる。
いかに図面を参照しながら本考案に係る可塑性型枠の最良の形態について説明する。
図1は本考案における可塑性型枠の第1の好ましい実施例を示す。
可塑性型枠は可塑性材料製の板体であり、本体(10)と、二つの組付け係合部(20)と、複数のボルト孔(30)とを備えている。
本体(10)は内部が中空の板体であり、その中空箇所には、本体を長手方向に貫いている複数本のリブ(11)が間隔を空けて設けられており、中空箇所には、複数のリブ(11)で隔てられて配列されるように複数の中空部(12)が画成されている。
二つの組付け係合部(20)は本体(10)の幅方向における二つの対向辺に設けられており、その全高は本体(10)の全高未満であり、二つの組付け係合部(20)は同方向または異方向で設けることができる。
複数のボルト孔(30)は本体(10)の四辺に間隔を空けて設けられている貫通孔であり、固定具を挿通させて、可塑性型枠を固定する。
本考案の可塑性型枠の組立方法は、複数の可塑性型枠を、組付け係合部(20)を用いて互いに長手方向に組み付けるものである。これら可塑性型枠が組合わされた後、平坦な平面を形成し、組付け係合部(20)の係合組付けにより、可塑性型枠が初期位置決めされることで、施工しやすくなり、施工の品質を向上させることができる。
図2は本考案の第2の好ましい実施例を示す。本体(10)の長手方向側辺には、間隔を空けて配列されている複数の突起(13)が外側に向けて突設されており、複数の突起(13)は複数の中空部(12)の開口端にそれぞれ配置されており、複数の突起(13)は、他方の可塑性型枠の複数の中空部(12)内に対応するように挿入されることで、可塑性型枠を幅方向に拡張することができる。
図3は本考案の第3の好ましい実施例を示す。本体(10)における一方の側面には、組付け係合部(20)に平行に少なくとも一つの補強部(14)が突設されており、補強部(14)の中間には、補強リブ(40)を収容可能な補強溝(15)が凹設されている。補強リブ(40)は金属材質または木質とすることができ、これ以外に、本体(10)の周囲には、間隔を空けて配列されている複数の貫通孔(16)を増設してもよい。
図5に示すように、本考案を壁面の施工に使用する方法では、まず所定の保持体を設置しておき、そしてボルト孔(30)を介して固定具で可塑性型枠を直立で保持体に固定し、所望の打設壁面の型となるように可塑性型枠で囲む。
これらの可塑性型枠は組付け係合部(20)により係合組付けされて、初期位置決めされるとともに、平坦な平面を形成するが、打設されるコンクリートの圧力に耐えることはできないので、直立で平行した二枚の可塑性型枠の間に複数本のボルト(50)を設ける。
これらのボルト(50)は二枚の可塑性型枠における対応する貫通孔(16)をそれぞれ挿通しており、これらのボルト(50)の両側にはそれぞれナット(60)が螺着されている。
これにより平行な可塑性型枠が固定されて位置決めされるとともに、壁面型の強度が高まる。これ以外にも、複数本の補強リブ(40)を可塑性型枠の補強溝(15)内に設けて、壁面型の強度を補強することができ、可塑性型枠で組まれた型へのコンクリート打設施工時において、コンクリートの圧力により開いてしまうことのないようにできる。
また、コンクリートが硬化した後に型枠を解体しても、型に使用する型枠は可塑性型枠であるため、従来の木製型枠のように水を吸って腐蝕し、壁面の平坦が失われるというようなことはないので、型枠解体後の壁面は平坦を保持することができる。
図6に示すように、本考案の床面施工への応用では、まず所定の保持体を設置しておき、そしてボルト孔(30)を介して固定具で可塑性型枠を保持体に水平に固定し、複数枚の可塑性型枠を敷き詰めて、組付け係合部(20)で所望の打設床面の型として互いに組み付けるとともに、その上に互いに縦横に交差した複数本の鉄骨(70)を敷設する。
これにより、床面に支持強度をもたらす。次に、床面の型内にコンクリートを打設して鉄骨(70)を覆う。これ以外に、床面の型の底面の補強溝(15)内に補強リブ(40)を増設することで、床面の型の積載強度を高めることができる。そしてコンクリートの硬化後に、型を解体する。
上記をまとめると、本考案は可塑性材料製であるため、耐摩耗性の特性を備えるとともに、固定具の挿設用のボルト孔(30)が設けられているため、型枠解体工程において、固定具の挿抜によって可塑性型枠が損傷するということはない。
このため構造的強度を保持することができ、繰り返し使用の回数は従来の木製型枠よりも多くなる。
また、本考案における可塑性型枠は組付け係合部(20)を互いに係合組付けして初期位置決めするとともに長手方向に延長する。
しかも組み付け後の複数枚の可塑性型枠は平坦な平面を保持できる。
また可塑性型枠は複数の突起(13)を、他方の可塑性型枠の中空部(12)内に挿設して幅方向に延長することができる。可塑性型枠には構造的強度および支持強度を高めるための補強リブ(40)を増設することができ、コンクリート打設作業時には、型枠で組まれた型はコンクリートの圧力に耐えることができるので、構造的な破壊は起こらない。
本考案における可塑性型枠の第1の好ましい実施例の立体的な概略図である。 本考案における可塑性型枠の第2の好ましい実施例の立体的な局部概略図である。 本考案における可塑性型枠の第3の好ましい実施例の立体的な概略図である。 図3の組立後の局部断面概略図である。 本考案における可塑性型枠の壁面施工の立体的な概略図である。 本考案における可塑性型枠の床面施工の立体的な概略図である。
符号の説明
10・・・・・本体
11・・・・・リブ
12・・・・・中空部
13・・・・・突起
14・・・・・補強部
15・・・・・補強溝
16・・・・・貫通孔
20・・・・・組付け係合部
30・・・・・ボルト孔
40・・・・・補強リブ
50・・・・・ボルト
60・・・・・ナット
70・・・・・鉄骨

Claims (8)

  1. 内部が中空であり、かつ両側に開口した板体である本体と、
    前記本体の幅方向における二つの対向辺に設けられている二つの組付け係合部と、
    前記本体の四辺に間隔を空けて設けられている貫通孔である複数のボルト孔と、を備えたことを特徴とする可塑性型枠。
  2. 前記組付け係合部の全高が本体の全高未満であることを特徴とする請求項1に記載の可塑性型枠。
  3. 前記本体の中空箇所には、前記本体を長手方向に貫いている複数本のリブが間隔を空けて設けられており、中空箇所には、前記複数のリブで隔てられて配列されるように複数の中空部が画成されていることを特徴とする請求項1に記載の可塑性型枠。
  4. 前記本体の長手方向側辺には、前記複数の中空部にそれぞれ対応する複数の突起が突設されていることを特徴とする請求項3に記載の可塑性型枠。
  5. 前記本体における一方の側面には、組付け係合部に平行する少なくとも一つの補強部が突設されており、前記補強部の中間には、補強リブを各々に収容可能な補強溝が凹設されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の可塑性型枠。
  6. 補強リブが金属であることを特徴とする請求項5に記載の可塑性型枠。
  7. 補強リブが木製であることを特徴とする請求項5に記載の可塑性型枠。
  8. 前記本体の周囲には、間隔を空けて配列されている複数の貫通孔が設けられており、他方の対向する可塑性型枠に対して、複数本のボルトが前記複数の貫通孔にそれぞれ挿通されることにより、二枚の可塑性型枠が平行に組み付けられるとともに、ボルトの両側にナットがそれぞれ螺着されて前記二枚の可塑性型枠が組み付け固定されることを特徴とする請求項5に記載の可塑性型枠。
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