JP3140313B2 - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JP3140313B2 JP06332260A JP33226094A JP3140313B2 JP 3140313 B2 JP3140313 B2 JP 3140313B2 JP 06332260 A JP06332260 A JP 06332260A JP 33226094 A JP33226094 A JP 33226094A JP 3140313 B2 JP3140313 B2 JP 3140313B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザビームプリンタ、
静電記録装置等の画像形成装置、特に多色印字が可能な
多色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の画像には、異なる色の顕像像や、
異なる情報を一紙面上に合成形成したものが多く見ら
れ、複数現像装置を予め収納した画像形成装置が市場に
出ている。
【0003】中でも、像担持体が1回転する間に2ケ以
上の現像装置で多色顕像し、同時に紙面へ転写する技術
を開示するものが多く見られる。
【0004】例えば、2ケの現像装置とも直流バイアス
で電界を一定にして現像を行う米国特許第457265
1号及び、第4416533号がある。これらは潜像の
形成方法を主としているもので現像時の問題について示
唆がない。
【0005】一方、米国特許第4349268号やこれ
より先に日本国で公開された特開昭56−144452
号は、2色目の現像に非接触現像で交流現像バイアスを
使用し、特開昭56−12650号は非接触現像で直流
バイアスを使用し、1色目の現像画像を2色目の現像剤
で摺擦して乱すことを防止する技術を開示するものが知
られている。尚特開昭56−144452号は、1色目
の現像画像の電位については全く記載がない。
【0006】この様に、従来の多数現像画像形成装置で
は、先に現像形成した像を乱さないように次の現像を行
う技術が知られていたのである。
【0007】この意味と同様に、先に現像した像の潜像
電位をレベルアップする技術を開示するものとして米国
特許第4660961号が、知られており1色目の現像
画像形成後現像剤と同極性の帯電を像担持体全面に均一
に施すことで、1色目の現像画像の潜像電位を非現像部
と略同電位にでき2色目の現像時に飛躍的に先に現像形
成した像を乱さないようにできた。
【0008】これが、1バス多色印字画像形成装置で特
にネガ、ネガ再帯電方式と呼ばれる方法で近年盛んに検
討されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下のような問題が生じる。
【0010】1色目の現像画像形成後現像剤と同極性の
帯電時、像担持体上の現像剤が二次帯電器(再帯電器)
のシールド及びグリッド部に飛散付着する問題が生じ、
複写工程を繰り返す程汚れが蓄積し二次帯電器の汚れに
よる帯電ムラが発生し、再帯電後の潜像電位が略同電位
にならないため、2色目の現像時に先に現像形成した像
を乱したり、2色目の所望の潜像以外に現像してしま
う。
【0011】さらに、2色目の現像器内に1色目の現像
剤が混入して後々の現像時に、後方の現像装置で1色目
の現像剤が使われることになり、不明瞭な画像形成とな
ってしまう。
【0012】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、良好な
多色画像が得られる多色画像形成装置を提供することに
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、像担持体上に複数の帯電手段及
び複数の現像手段にて順次帯電と現像を行い、像担持体
上に多色画像を形成し、記録媒体上に一括転写する多色
画像形成装置において、第2番目以降の帯電手段のシー
ルド,グリッドの少なくとも一方に再帯電後の像担持体
上の電圧と同じ、または、絶対値が大きい電圧を印加
し、かつ帯電手段から像担持体に向かう空気流を形成す
と共に、V O を帯電手段に印加する電圧、V T を帯電手
段を通過している時の像担持体上の電圧、V D を帯電手
段を通過している時の像担持体上のレーザ非照射部の電
圧、dを帯電手段と像担持体の距離とすると、|(V O
−V T )/d|≧0.3(V/μm)、かつ、0.9
(V/μm)≧|(V D −V O )/d|を満足するV O
帯電手段に印加することを特徴とする。
【0014】帯電手段から像担持体に向かう空気流は像
担持体軸方向全域にわたり形成するとよい。
【0015】帯電手段に空気送り込み手段を設け、この
空気送り込み手段による空気流は軸方向両端部を中央部
より強くするとよい。
【0016】帯電手段のコロナ放電によって生じるコロ
ナイオン風より空気送り込み手段による空気流を大きく
するとよい。
【0017】空気送り込み手段による風速を0.5m/
sec以上にするとよい。
【0018】
【0019】帯電手段の像担持体に向かう空気流の風速
分布を像担持体進行方向に対して、上流側ほど大きくす
るとよい。
【0020】帯電手段の像担持体に向かう空気流の風速
を、像担持体の進行方向に対して下流側に位置する帯電
手段ほど順次大きくするとよい。
【0021】
【作用】上記のように構成された多色画像形成装置で
は、帯電後の像担持体上の電圧と同じ、または、絶対値
が大きい電圧を印加することで、像担持体,現像剤,帯
電手段の順で電圧の絶対値が大きくなる。帯電手段から
像担持体に向かう空気流を形成することで、現像剤は像
担持体の方向に力を受ける。また、V O を帯電手段に印
加する電圧、V T を帯電手段を通過している時の像担持
体上の電圧、V D を帯電手段を通過している時の像担持
体上のレーザ非照射部の電圧、dを帯電手段と像担持体
の距離とすると、|(V O −V T )/d|≧0.3(V/
μm)、かつ、0.9(V/μm)≧|(V D −V O )/
d|を満足するV O を帯電手段に印加することにより、
現像剤が像担持体から離れ飛散することを防止する。
【0022】帯電手段から像担持体に向かう空気流を像
担持体軸方向全域にわたり形成することで、現像剤は全
域にわたり像担持体の方向に力を受ける。
【0023】帯電手段に空気送り込み手段を設け、この
空気送り込み手段による空気流は軸方向両端部を中央部
より強くすることで、コロナイオン風による軸方向両端
部の帯電手段に向かう空気風が抑えるられる。
【0024】帯電手段のコロナ放電によって生じるコロ
ナイオン風より空気送り込み手段による空気流を大きく
することで、コロナイオン風が生じた場合でも全域にわ
たり像担持体の方向に空気風が形成される。
【0025】空気送り込み手段による風速を0.5m/
sec以上にすることで、コロナイオン風より強い風速
が得られる。
【0026】帯電手段の像担持体に向かう空気流の風速
分布を像担持体進行方向に対して、上流側ほど大きくす
ることで、上流側ほど放電の活性化が図れる。
【0027】帯電手段の像担持体に向かう空気流の風速
を、像担持体の進行方向に対して下流側に位置する帯電
手段ほど順次大きくすることで、現像剤の量が多くなっ
ても対応される。
【0028】
【実施例】
(はじめに)図1は、本発明に係わる電子写真装置の概
略構成図である。
【0029】図において、1は静電潜像を形成する感光
体(像担持体)、2は感光体1の表面を約−600Vの
負の電位に帯電させる一次帯電器、3は感光体1を照射
して該感光体1に第1静電潜像を形成する第1レーザビ
ームで、このレーザビーム3に照射される該感光体1の
表面は約−100Vになる。
【0030】4は第1静電潜像を負に帯電した赤色トナ
ーとフェライトキャリア等の磁性粒子からなる2成分現
像剤で現像して第1トナー像を形成する第1現像装置、
5は第1トナー像が形成された感光体1を再度負に帯電
させる二次帯電器で、この帯電により第1トナー像の電
位が−100Vから−700Vに上昇する。
【0031】この時、50で示すエアーダクト(空気送
り込み手段)からファン52によって感光体1に向かっ
て空気流が送り込まれる。
【0032】6は感光体1を照射して該感光体1に第2
静電潜像を形成する第2レーザビームで、この第2レー
ザビーム6に照射される感光体1の表面に約−100V
になる。
【0033】7は現像スリーブ7aと感光体1との間に
交流電圧に直流電圧を重畳したバイアスを印加して、負
の帯電した黒色の1成分磁性トナーで第2静電潜像を反
転現像して第2トナー像を形成する第2現像装置(ジャ
ンピング現像装置)、8は感光体1に形成された第1、
第2トナー像を転写材9に転写させる転写帯電器、11
は感光体1に残留付着しているトナーを取り除くクリー
ニング装置、12,13は第1,第2画像信号により変
調された第1,第2レーザビーム3,6を照射する半導
体レーザで、この第1,第2レーザビーム3,6は回転
多面鏡14により偏光されて決像レンズ16を介して感
光体1をラスタ走査する。17は反射鏡である。
【0034】次に、上記電子写真装置の作用について説
明する。
【0035】一次帯電器2により感光体1が図2(a)
に示すように−600Vに均一帯電され、第1レーザビ
ーム3の照射によって図2(b)に示すように−100
Vの第1静電潜像が形成される。
【0036】そして、第1現像装置4によって第1静電
潜像が現像されて図2(c)に示すように第1トナー像
が形成された後、二次帯電器5によって感光体1が再度
負に帯電され、これにより図2(d)に示すように第1
トナー像の電位が−700Vになる。
【0037】次いで、第2レーザビーム6の照射により
図2(e)に示すように−100Vの第2静電潜像が形
成され、第2現像装置7によって第2静電潜像が現像さ
れて図2(f)に示すように第2トナー像が形成され
る。
【0038】そして、転写帯電器8によって第1及び第
2トナー像が転写材9に一括転写される。
【0039】ここで、従来例でも述べた二次帯電器5の
汚れ発生の概略を図3(a)を用いて、詳細に説明す
る。
【0040】感光体1の第1潜像及び第1現像後に発生
している感光層と基板中の電荷分布の模式図であり、感
光体1表面の電荷の少ない部分に選択的に第1現像装置
4により反転現像された負のトナー(現像剤)20が顕
像化している。
【0041】感光体1表面上の負のトナー20は反転現
像のため、クーロン力等の静電気力が非常に弱い状態で
付着している。この状態で、感光体1が図3(a)矢印
方向に回動して二次帯電器5の帯電領域に達する。
【0042】二次帯電器5は、コロナワイヤ5cに高圧
電源19により定電流で約−700μA流れるように高
圧が印加され、感光体1上にコロナ帯電する。その時の
二次帯電器5と感光体1によって発生する電界の向きの
概略分布図を図3(a)中に示す。
【0043】二次帯電器5のシールド5aは接地してい
るため、感光体1に近い部分では感光体1の第1潜像に
よりコロナワイヤ5cにより生じる電界と逆向きの電界
が生じる。
【0044】感光体1表面上の負のトナー20は、静電
気力が非常に弱い状態で付着しているので、この逆向き
の電界により二次帯電器5のシールド5aに逆飛翔して
シールド5aに汚れを発生させてしまう。
【0045】次に、二次帯電器5のコロナ帯電を受け感
光体1の基板上に正電荷が発生し、この電荷により感光
体1表面上の負のトナー20にクーロン力が生じ、感光
体1との付着力が急激に増大し、上述の逆電界の剥ぎ取
り力に打ち勝つため、感光体1表面上の負のトナー20
全てが二次帯電器5のシールド5aに逆飛翔するわけで
はない。
【0046】また、図3(a)感光体1の進行方向(矢
印方向)下流側の二次帯電器5のシールド5aのトナー
20付着は、かなり軽減される。
【0047】以上の複写工程を何回も繰り返すことで二
次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れが顕著に発生し
た。尚、図3(b)はシールド5aが接地された状態で
エアーダクト50により空気を吹き込んだ時の概略図
(空気流強度分布は101で示す)であり、これでもシ
ールド5aのトナー20付着は、全く改善されなかっ
た。
【0048】(実施例1)そのため、本実施例1では二
次帯電器5のシールド5aに接続された電源21により
−850V印加し、かつ、エアーダクト50によりフィ
ルタ51を介したきれいな空気を強制的に二次帯電器5
内に吹き込んだ。
【0049】本実施例1の模式図を図4(a)に示す。
ただし、エアーダクト50は図4(b)にて説明するた
め省いてある。
【0050】第1静電潜像が形成時の感光体1の表面電
位は、第1レーザ非照射部で最大−600V、第1レー
ザ照射部で最小−100Vになり、第1レーザ照射部の
み現像されて第1現像後のトナー層電位は略最小−20
0Vになる。
【0051】そして、再帯電後は第1レーザ非照射部で
最大−950Vとなり、第1現像後のトナー層電位は略
最小−700Vになる。
【0052】この状態で二次帯電器5のシールド5aに
電源21により−850Vの電圧を印加すると、感光体
1に近い部分のシールド5aでは感光体1の第1潜像と
第1現像後のトナー層電位及び再帯電後の感光体1の第
1潜像と第1現像後のトナー層電位に対してコロナワイ
ヤ5cにより生じる電界と同じ向きの電界が生じること
となる。
【0053】これにより感光体1上の負のトナー層は図
4(a)に示すごとく、電源21により発生した電界に
より感光体1に押し付ける力が働く。
【0054】再帯電を受けた負のトナー層は上述の様に
コロナ帯電によるクーロン力と二次帯電器5のシールド
5aに印加された−850Vの電界により感光体1に押
し付ける力が働く。
【0055】さらに、図4(b)に示すごとく、エアー
ダクト50により強制的に感光体1に向かう空気流(空
気流強度分布を101で示す)を形成し、シールド5a
に逆飛翔しようとしているトナー20を風圧により感光
体1上に押し付けることが可能となった。
【0056】二次帯電器5のシールド5aの電源21に
よる印加電圧は、再帯電後の感光体1上の負のトナー層
電位と同じか、またはそれ以上であればコロナワイヤ5
cにより生じる電界と同じ向き(感光体1方向)の電界
が生じ、二次帯電器5のシールド5aに逆飛翔するのを
防止できる。
【0057】しかし、二次帯電器5のシールド5aの印
加電圧を大きくし過ぎると感光体1の第1潜像における
第1レーザ非照射部に付着したキャリアや逆帯電した正
のトナー(反転トナー)20を感光体1に近い部分の二
次帯電器5のシールド5aに飛翔させてしまうことが実
験によりわかった。
【0058】(表1)に二次帯電器5のシールド5aの
印加電圧に対するシールド5aのトナー汚れのレベルを
示す。第1現像装置4でベタ赤、A4で100枚複写、
再帯電を行ない、その後、シールド5aのトナー汚れを
チェックした。ちなみに、シールド5a先端と感光体1
の距離は−1.0mmである。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】 (表1)において、シールド5aの印加電圧が0〜−5
00Vでは、感光体1上の負のトナー20の二次帯電器
5のシールド5aへの逆飛翔によるトナー汚れが発生
し、シールド5aの印加電圧が−1000〜−1500
Vでは、感光体1上のキャリア及び摩擦帯電等により逆
帯電、反転化したトナー20(以下、反転トナーと称
す。)により二次帯電器5のシールド5aの汚れが生じ
るにも係わらず、感光体1に向かう空気流を発生させる
ことで、(表2)に示すように、シールド5aの印加電
圧が−500〜−1500Vで充分にトナー汚れの防止
ができる。
【0061】これは、逆飛翔するトナー20及びキャリ
アは感光体1に強く付着しているだけの電荷を保持して
いないため逆飛翔するわけでこのようなトナー20及び
キャリアは風圧にも影響を受けるためと思われる。
【0062】以上、二次帯電器5のシールド5aに印加
する電圧は以下の式(数1),(数2)を満足させる必
要がある。
【0063】
【数1】 |(Vs −VT )/d1 |≧0.3(V/μm)
【0064】
【数2】0.9(V/μm)≧|(VD −Vs /d1 | ここで、Vs は、シールド5aに印加している電圧、V
T は、二次帯電器5を通過している時の感光体1上の負
のトナー層電位、VD は、二次帯電器5を通過している
時の感光体1上第1レーザ非照射部の電位、d1 は、二
次帯電器5のシールド5a先端と感光体1の距離であ
る。
【0065】上述の式(数1),(数2)を満足する感
光体1に押し付ける電界力と二次帯電器5のコロナ放電
時、二次帯電器5内全域にわたり、感光体1に向かう風
圧を空気流で形成することで、両者により、二次帯電器
5のシールド5aに逆飛翔するのを防止でき、かつキャ
リアや反転トナー20のシールド5aへの飛翔及び付着
を防止でき、複写工程を何回も繰り返すことで生じる二
次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れを防止できた。
【0066】ちなみに、二次帯電器5のシールド5aに
外部電源により−850V印加し、かつエアーダクト5
0による二次帯電器5に吹き込む空気流の風速を〜1m
/secにして、通常原稿で複写工程を5万枚、実施し
たが、二次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れによる帯
電ムラは発生せず、再帯電後の潜像電位が略同電位にな
らないため、2色目の現像時に先に現像形成した像を乱
したり、2色目の所望の潜像以外に現像してしまう問題
も発生しなかった。
【0067】さらに、2色目の第2現像装置7内に1色
目のトナー20(現像剤)が混入して後々の現像時に、
不明瞭な画像形成となってしまう問題も生じなかった。
【0068】(実施例2)実施例1においては、第1現
像後のトナー層を感光体1に押し付ける電界力(二次帯
電器5のシールド5aに外部電源によるトナー20と同
極正電圧印加)と感光体1に向かう空気流を発生させる
ことで、二次帯電器5のシールド5aに逆飛翔するのを
防止し、かつキャリアや反転トナー20のシールド5a
への飛翔及び付着を防止し、複写工程を何回も繰り返す
ことで生じる二次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れを
防止できた。
【0069】しかし、エアーダクト50により強制的に
感光体1に向かう空気流を形成し、シールド5aに逆飛
翔しようとしているトナー20を風圧により感光体1上
に押し付ける力を作用させても、シールド5aの印加電
圧が−200〜−500Vで二次帯電器5の感光体1の
回転方向上流側のシールド5aが逆飛翔によるトナー汚
れを発生させる。
【0070】これは、感光体1上の負のトナー20が負
の再帯電コロナを浴びたその直後、帯電量が小さい時、
上層部のトナー20にトナー20同士のクーロン斥力が
働き、上述の押し付け電界力及び電圧に打ち勝ってシー
ルド5aに逆飛翔すると考えられる。
【0071】つまり、二次帯電器5内の負の再帯電コロ
ナを浴びる過渡現象で生じ、二次帯電器5内で浮遊した
トナー20が空気流の風圧により二次帯電器5のシール
ド5aに印加電圧が小さい時に付着するものと考えられ
る。
【0072】感光体1上に押し付ける電界力があって初
めてエアーダクト50により強制的に感光体1に向かう
空気流の効果が生じることがわかった。
【0073】そのため、二次帯電器5内においても二次
帯電器5のシールド5aに電源21によるトナー20と
同極性電圧印加して第1現像後のトナー層を感光体1に
押し付ける電界力を働かせるのと同様の効果を持たせる
手段が必要であり、そのうえで、エアーダクト50によ
り強制的に感光体1に向かう空気流を形成し、逆飛翔し
ようとしているトナー20を風圧により感光体1上に押
し付けることが重要である。
【0074】そのため、実施例2では図5(a)及び図
5(b)に示すように、100μm径のSUS製のグリ
ッド5bを感光体1軸方向に1mm間隔で二次帯電器5
内に配設した。ここで、感光体1とグリッド5bとの間
の距離は略1mmである。
【0075】そして、エアーダクト50により強制的に
感光体1に向かう空気流(空気流強度分布を103で示
した)を形成した。
【0076】この時、二次帯電器5内にグリッド5bが
均一に配置されることで空気圧負荷が生じ、空気流分布
が二次帯電器5内でより均一化される。
【0077】これにより第1現像後のトナー層を感光体
1に押し付ける電界力が二次帯電器5内でもより確実に
働くことになり、特に、感光体1上の負のトナー20が
負の再帯電コロナを浴びたその直後でも感光体1とグリ
ッド5b間の第1現像後のトナー層を感光体1に押し付
ける電界力と風圧が充分に作用するため、二次帯電器5
のシールド5a及びグリッド5bへのトナー20の逆飛
翔が完全に防止できた。
【0078】実施例1と同様のモデル実験を行ったが、
その結果を(表3)に示す。
【0079】
【表3】 シールド5aの印加電圧が−200〜−500Vでもグ
リッド5bの印加電圧が以下の式(2)を満足していれ
ば、二次帯電器5のシールド5a及びグリッド5bのト
ナー20の付着は完全に防止できる。
【0080】以上、二次帯電器5のグリッド5bに印加
する電圧は以下の式(数3),(数4)を満足させる必
要が有る。
【0081】
【数3】 |(Vg −VT )/d2 |≧0.3(V/μm)
【0082】
【数4】 0.9(V/μm)≧|(VD −Vg )/d2 | この(数4)において、Vg は、グリッド5bに印加し
ている電圧、VT は、二次帯電器5を通過している時の
感光体1上負のトナー層電位、VD は、二次帯電器5を
通過している時の感光体1上第1レーザ非照射部の電
位、d2 は、二次帯電器5のグリッド5bと感光体1の
距離である。
【0083】次に、グリッド5bに印加する電圧が、上
述の式(数3),(数4)を満足するときのシールド5
aの印加電圧に対するシールド5aの汚れを実施例1と
同様にモデル実験を行った。その結果を(表4)に示
す。
【0084】
【表4】 上記二次帯電器5のシールド5aに印加する電圧は以下
の式(数5),(数6)を満足させれば良い。
【0085】
【数5】|Vs |≧|VT
【0086】
【数6】 0.9(V/μm)≧|(VD −Vs )/d1 | この(数6)において、Vs は、シールド5aに印加し
ている電圧、VT は、二次帯電器5を通過している時の
感光体1上の負のトナー層電位、VD は、二次帯電器5
を通過している時の感光体1上第1レーザ非照射部の電
位、d1 は、二次帯電器5のシールド5a先端と感光体
1の距離である。
【0087】グリッド5bの印加する電圧が、上述の式
(数3),(数4)を満足し、かつ感光体1に向かう空
気流も加えた場合のシールド5aの印加電圧に対するシ
ールド5aの汚れを実施例1と同様にモデル実験を行な
った。その結果を(表5)に示す。
【0088】
【表5】 以上のように、二次帯電器5にグリッド5bを設け、か
つ、式(数5),(数6)を満足させる電圧を印加し、
エアーダクト50により強制的に感光体1に向かう空気
流を形成することで、シールド5aに印加している電圧
の範囲を広げることが可能となり、より長期にわたり二
次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れを防止できる。
【0089】また、二次帯電器5にグリッド5bを設け
ることで再帯電電位が収束しやすくなり、ある程度コロ
ナワイヤ5cの汚れが生じてもグリッド5bの感光体1
上の電位収束効果により、再帯電電位を略一定にでき
る。
【0090】ちなみに、二次帯電器5のシールド5aと
グリッド5bに外部電源により−850V印加した時の
再帯電後は第1レーザ非照射部で最大−850Vとな
り、第1現像後のトナー層電位は略最小−800Vにな
った。
【0091】つまり、シールド5aとグリッド5bに印
加する電圧に再帯電後電位が略同一になるため、キャリ
アや反転トナー20の二次帯電器5への付着に関しても
非常にラテェテュードが広くなる。
【0092】通常原稿で複写工程を20万枚実施した
が、二次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れによる帯電
ムラは発生せず、再帯電後の潜像電位が略同電位になら
ないため、2色目の現像時に先の現像形成した像を乱し
たり、2色目の所望の潜像以外に現像してしまう問題も
発生しなかった。
【0093】さらに、2色目の第2現像装置7内に1色
目のトナー20(現像剤)が混入して後々の現像時に、
不明瞭な画像形成となってしまう問題も生じなかった。
【0094】(実施例3)さらに、通常、二次帯電器5
でコロナ放電を実施すると図6(a)に示すようなコロ
ナイオン風が発生するが、これは感光体1の軸方向に均
一でないことがわかる。
【0095】つまり、二次帯電器5中央部では感光体1
に向かうコロナイオン風が生じ、二次帯電器5両端部で
は感光体1からコロナワイヤ5cに向かうコロナイオン
風が生じていた。
【0096】特に、二次帯電器5両端部ではコロナワイ
ヤ5cに向かって空気流が生じるため、静電気力が非常
に弱い状態で付着している感光体1表面上の負のトナー
20が強く乱されたり、逆飛翔を促進してしまう結果と
なった。
【0097】以上の複写工程を何回も繰り返すことで二
次帯電器5のコロナワイヤ5cの汚れが特に二次帯電器
5両端部で顕著に発生し、従来例で示した問題が生じ
る。
【0098】そこで実施例3は、感光体1に近接する二
次帯電器5の出口のコロナイオン風をサーミスタ風速計
を用いて計測し、感光体1軸方向全域にわたり感光体1
に向かう空気流が形成されるように、二次帯電器5両端
部が二次帯電器5の中央部より強くなるようエアーダク
ト50により強制的に感光体1にきれいな空気を吹き付
けた。この空気風分布を図6(b)に示す。
【0099】これにより図6(c)に示すように感光体
1の第1潜像及び第1現像後の静電気力が非常に弱い状
態で付着している感光体1表面上の負のトナー20を二
次帯電器5の幅全域にわたり、感光体1に押し付ける風
圧が作用することとなり、二次帯電器5内に吹き込むコ
ロナイオン風により発生する二次帯電器5両端部で発生
する汚れ及び、トナー20の画像汚れも防止できた。
【0100】ちなみにコロナ放電しない時、エアーダク
ト50による二次帯電器5直下の空気流の風速が0.5
/sec以上であれば、二次帯電器5内の汚れを十分防
止できることも風速測定の結果判明した。
【0101】実際に実施例2と同様に通常原稿で複写工
程を20万枚実施したが、二次帯電器5のコロナワイヤ
5c汚れによる帯電ムラは発生せず、再帯電後の潜像電
位が略同電位にならないため、2色目の現像時に先に現
像形成した像を乱したり、2色目の所望の潜像以外に現
像してしまう問題も発生しなかった。
【0102】さらに、2色目の第2現像装置7内に1色
目のトナー20(現像剤)が混入して後々の現像時に、
不明瞭な画像形成となってしまう問題も生じなかった。
【0103】(実施例4)また、通常、二次帯電器5の
コロナ放電は外部からの空気流が流入することで、放電
がより活性化し、空気流流入部の帯電電荷量が増加する
ことが知られている。
【0104】これは感光体1上の負のトナー20が負の
再帯電コロナを浴びたその直後、帯電量が小さい時、上
層部のトナー20にトナー20同士のクーロン斥力が働
き、シールド5aに逆飛翔して汚れを発生させる実施例
2で示した現像に応用できる。
【0105】つまり、二次帯電器5内の感光体1の回転
方向上流側のシールド5a部分の空気流を強くすること
で風圧によるトナー20を感光体1に押し付け力だけで
なく、放電の活発化によるトナー20の帯電量の瞬時増
加が可能になり、このクーロン力でグリッド5bを設け
なくてもシールド5aに逆飛翔する汚れを防止できる。
【0106】実際には、図7に示すように、二次帯電器
5内の感光体1の回転方向上流側のシールド5a部分の
みにエアーダクト50の開口を狭めて吹き付ける実験を
行なったところ実施例1の結果より良くなった。その結
果を(表6)に示す。尚、空気流強度分布104を図7
に示す。
【0107】
【表6】 さらに、グリッド5bを配設し、かつシールド5aとグ
リッド5bに式(数1),(数2),(数3),(数
4)を満足する電圧を印加することで二次帯電器5のコ
ロナワイヤ5c汚れをさらに長寿命化させることができ
る。
【0108】次に、2色以上のネガ、ネガ再帯電を考慮
した場合、2色以上の感光体1上に付着させて再帯電を
行うと感光体1上のトナー20の付着量が多くなるため
に二次帯電器5への逆飛翔するトナー汚れが急激に増加
する。
【0109】これを防止するには、距離の自乗で効くク
ローン力では不可能であり、より感光体1に向かう空気
流の風圧効果が必要になる。つまり、感光体1の回転方
向下流側二次帯電器5程順次エアーダクト50の風速を
増加させることで二次帯電器5への逆飛翔するトナー汚
れを防止できる。
【0110】ちなみにコロナ放電しない時、エアーダク
ト50による二次帯電器5直下の空気流の風速が1.0
m/sec以上であれば、二次帯電器5内の汚れを十分
防止できることも風速測定の結果判明した。
【0111】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、帯電後の像担持体上の電圧と同じ、または、絶
対値が大きい電圧を印加することで、像担持体,現像
剤,帯電手段の順で電圧の絶対値が大きくなる。帯電手
段から像担持体に向かう空気流を形成することで、現像
剤は像担持体の方向に力を受け、従来のような逆飛翔ト
ナーの蓄積により生じる二次帯電器のコロナワイヤ汚れ
による帯電ムラを防ぐことができ、また、2色目の現像
装置内に1色目の現像剤が混入して後々の現像時に、不
明瞭な画像形成となってしまう問題等、1パス多色印字
画像形成装置で特にネガ、ネガ再帯電方式を用いる時に
生じる問題を解決でき、V O を帯電手段に印加する電
圧、V T を帯電手段を通過している時の像担持体上の電
圧、V D を帯電手段を通過している時の像担持体上のレ
ーザ非照射部の電圧、dを帯電手段と像担持体の距離と
すると、|(V O −V T )/d|≧0.3(V/μm)、
かつ、0.9(V/μm)≧|(V D −V O )/d|を満
足するV O を帯電手段に印加することで、現像剤が像担
持体から離れ飛散することはない。
【0112】帯電手段から像担持体に向かう空気流を像
担持体軸方向全域にわたり形成することで、現像剤は全
域にわたり像担持体の方向に力を受け、像担持体から離
れ飛散することはない。
【0113】帯電手段に空気送り込み手段を設け、この
空気送り込み手段による空気流は軸方向両端部を中央部
より強くすることで、コロナイオン風による軸方向両端
部の帯電手段に向かう空気風が抑えるられ、空気流を全
域にわたり平均化できる。
【0114】帯電手段のコロナ放電によって生じるコロ
ナイオン風より空気送り込み手段による空気流を大きく
することで、コロナイオン風が生じた場合でも全域にわ
たり像担持体の方向に空気風が形成でき、現像剤が像担
持体から離れ飛散することはない。
【0115】空気送り込み手段による風速を0.5m/
sec以上にすることで、コロナイオン風より強い風速
が得られる。
【0116】
【0117】帯電手段の像担持体に向かう空気流の風速
分布を像担持体進行方向に対して、上流側ほど大きくす
ることで、上流側ほど放電の活性化が図れ、グリッドを
設けなくてもシールドに逆飛翔する現像剤を防止でき
る。
【0118】帯電手段の像担持体に向かう空気流の風速
を像担持体の進行方向に対して下流側に位置する帯電手
段ほど順次大きくすることで、現像剤の量が多くなって
も対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例に係る多色画像形成装置
を示す概略図である。
【図2】図2(a)〜(f)はそれぞれ本発明の実施例
に係る多色画像形成装置に適用された像担持体の表面電
位推移の模式図である。
【図3】図3(a)は本発明を説明するための比較例を
示す概略図、(b)はエアーダクトをつけた概略図であ
る。
【図4】図4(a)は本発明の実施例1の電界の方向を
示す概略図、(b)は本発明の実施例1のエアーダクト
による空気流を示す概略図である。
【図5】図5(a)は本発明の実施例2の電界の方向を
示す概略図、(b)は本発明の実施例2のエアーダクト
による空気流を示す概略図である。
【図6】図6は本発明の実施例3に係る軸方向と空気流
の関係を示す図で、(a)は帯電手段により発生するコ
ロナイオン風、(b)はエアーダクトにより形成される
空気風、(c)はエアーダクトの空気風とコロナイオン
風との合成風を示す。
【図7】図7は本発明の実施例4を示す概略図である。
【符号の説明】
1 感光体(像担持体) 2 一次帯電器 5 二次帯電器 5a シールド 5b グリッド 5c コロナワイヤ 6 第2レーザビーム 7 第2現像装置 8 転写帯電器 9 転写材(記録媒体) 20 トナー(現像剤) 21 電源 22 電源 50 エアーダクト(空気流形成手段) 51 フィルタ 52 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−177155(JP,A) 特開 平2−146067(JP,A) 特開 昭61−15163(JP,A) 特開 昭61−62076(JP,A) 特開 平6−161197(JP,A) 特開 平6−110289(JP,A) 特開 平6−19279(JP,A) 特開 昭58−111054(JP,A) 特開 昭61−200556(JP,A) 特開 昭63−106673(JP,A) 特開 平4−60659(JP,A) 実開 平4−35151(JP,U) 実開 昭64−9254(JP,U) 実開 昭62−142058(JP,U) 実開 昭64−15245(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/02 - 15/02 103

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に複数の帯電手段及び複数の
    現像手段にて順次帯電と現像を行い、像担持体上に多色
    画像を形成し、記録媒体上に一括転写する多色画像形成
    装置において、 第2番目以降の帯電手段のシールド,グリッドの少なく
    とも一方に再帯電後の像担持体上の電圧と同じ、また
    は、絶対値が大きい電圧を印加し、かつ帯電手段から像
    担持体に向かう空気流を形成すると共に、 O を帯電手段に印加する電圧、V T を帯電手段を通過し
    ている時の像担持体上の電圧、V D を帯電手段を通過し
    ている時の像担持体上のレーザ非照射部の電圧、dを帯
    電手段と像担持体の距離とすると、|(V O −V T )/d
    |≧0.3(V/μm)、かつ、0.9(V/μm)≧
    |(V D −V O )/d|を満足するV O を帯電手段に印加
    することを特徴とする 多色画像形成装置。
  2. 【請求項2】 帯電手段から像担持体に向かう空気流は
    像担持体軸方向全域にわたり形成することを特徴とする
    請求項1に記載の多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 帯電手段に空気送り込み手段を設け、こ
    の空気送り込み手段による空気流は軸方向両端部を中央
    部より強くすることを特徴とする請求項1又は2に記載
    多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 帯電手段のコロナ放電によって生じるコ
    ロナイオン風より空気送り込み手段による空気流を大き
    くすることを特徴とする請求項3に記載の多色画像形成
    装置。
  5. 【請求項5】 空気送り込み手段による風速を0.5m
    /sec以上にすることを特徴とする請求項3または4
    に記載の多色画像形成装置。
  6. 【請求項6】 帯電手段の像担持体に向かう空気流の風
    速分布を像担持体進行方向に対して、上流側ほど大きく
    することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に
    記載の多色画像形成装置。
  7. 【請求項7】 帯電手段の像担持体に向かう空気流の風
    速を、像担持体の進行方向に対して下流側に位置する帯
    電手段ほど順次大きくすることを特徴とする請求項1乃
    のいずれか1項に記載の多色画像形成装置。
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