JP3140278U - プラスチック製ボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】内外からの大きな衝撃による変形を防止するとができるプラスチック製ボトルの提供。
【解決手段】口部と、口部に接続し口部から下方に向けて拡径する首部と、首部に接続する胴部と、胴部に接続して接地部を構成する底部とからなるプラスチック製ボトルであって、プラスチック製ボトルの胴部は高さと直径の比がほぼ等しく、かつそのほぼ全長に山部と谷部とが繰り返すよう周方向の凹リブが複数形成されており、各凹リブ内に該凹リブの幅とほぼ等しい縦方向の凸リブを複数形成し、さらにこの縦方向の凸リブを首部および底部まで延長したプラスチック製ボトル。
【選択図】図1

Description

この考案はプラスチック製ボトルに関し、10リットル程度の大型ボトルにおいても潰れにくい胴部の形状を有するプラスチック製ボトルに関するものである。
プラスチック製ボトルにおいては剛性、垂直加重強度及び減圧強度を増すために、米国特許第5067622号明細書(特許文献1参照)等のように、ボトル胴部に全周にわたり複数の凹リブを設けるのが一般的である。
とりわけブロー成形されたプラスチック製ボトルにおいてこの凹リブを設けることにより、力学的及び構造上ボトルの強度が増大し、材質的に機械的強度が増大することと合せて著しく強靱となる。
ところが、この凹リブは上下方向の押し潰し方向の強度が弱く、したがってこれを解決するために、特開平11−180427号公報(特許文献2参照)においては、ボトルの胴部に周方向の凹リブを複数設けるとともに、該凹リブに不連続部分を設けた合成樹脂製容器が提案されている。
また、特開2002−29520号公報(特許文献3参照)においては、口部と口部から拡径した胴部を備えた有底円筒状の容器本体と、前記口部外周に設けたネジに着脱可能なキャップとからなる樹脂製ボトル容器であって、容器本体の胴部に、所定の深さの溝あるいは所定の高さの凸条に形成した周方向に伸びる横リブを設ける一方、前記胴部の縦方向に伸びる少なくとも4本の縦リブを等間隔に設けたことを特徴とする樹脂製ボトル容器が提案されている。
米国特許第5067622号明細書 特開平11−180427号公報 特開2002−29520号公報
しかしながら、前記ボトルの胴部に周方向の凹リブを複数設け、該凹リブに不連続部分を設けた前者の合成樹脂製容器の構造や、横リブ間の胴部に縦リブを設けた樹脂製ボトル容器の構造においても、特に大型ボトルでは内外からの大きな衝撃による変形を防止するためには不充分であった。
すなわち前記ボトルにおいては、前記ボトルの胴部に複数設けた周方向の凹リブ間の胴部に縦リブを等間隔に設けたものであって、周方向の凹リブの強度上の問題は何ら解決されていなかったのである。
そこでこの考案のプラスチック製ボトルは、口部と、該口部に接続し該口部から下方に向けて拡径する首部と、該首部に接続する胴部と、該胴部に接続して接地部を構成する底部とからなるプラスチック製ボトルであって、前記プラスチック製ボトルの胴部は高さと直径の比がほぼ等しく、かつそのほぼ全長に山部と谷部とが繰り返すよう周方向の凹リブが複数形成されており、前記各凹リブ内に該凹リブの幅とほぼ等しい縦方向の凸リブを所定の間隔で複数形成し、さらにこの縦方向の凸リブを首部および底部に延長したことを特徴としている。
この考案のプラスチック製ボトルは、前記プラスチック製ボトルが、上部の首部に凹リブとほぼ等しい高さの段差を有し、該段差から突出するよう前記縦方向の凸リブを形成したことをも特徴としている。
この考案のプラスチック製ボトルは、縦方向の凸リブが、その頂部が周方向の凹リブよりも低くなるよう形成されていることをも特徴としている。
この考案は以上のようにプラスチック製ボトルを、胴部に高さと直径の比がほぼ等しく、かつそのほぼ全長に山部と谷部とが繰り返すよう周方向の凹リブが複数形成されており、前記各凹リブ内に該凹リブの幅とほぼ等しい縦方向の凸リブを所定間隔で複数形成し、さらにこの縦リブを首部および底部に延長した構造であるから、垂直方向および水平方向の荷重に対してボトルが潰れにくく、したがって特に大型のプラスチック製ボトルに好適に利用することができる。
以下、この考案のプラスチック製ボトルの実施の形態を、添付した図面に基いて詳細に説明する。
図1はこの考案のプラスチック製ボトルの一実施例を示す正面図、図2はその平面図、図3はその底面図、図4は図1の中央縦断面図である。
この考案のプラスチック製ボトルは、図1ないし図4に示すように、上部に設けた口部11と、該口部11に接続し、該口部11から下方に向けて拡径する首部12と、該首部12に接続する胴部13と、該胴部13に接続して接地部を構成する底部14とからなるプラスチック製ボトルでである。
前記プラスチック製ボトル1の胴部13は高さが約220mm、直径が約240mmとその比がほぼ等しく、特に10リットル以上の大型のボトルに好適な構造となっている。そして、そのほぼ全長に山部と谷部とが繰り返すよう、周方向の凹リブ15が複数形成されている。
この考案においては、前記各凹リブ15内に該凹リブ15の幅とほぼ等しい縦方向の凸リブ16を所定間隔で複数形成し、さらにこの縦リブ16を首部12および底部14に延長したことを特徴としている。
周方向の凹リブ15は、図1ないし図4に示すように、胴部13の基準面21から内側に凹んだ断面形状を有し、その開口幅22(谷部)は5〜20mm、深さは3〜8mmが好ましい。また各凹リブ15間には、10〜30mmの幅を有する基準面21に沿ったテーブル面17(山部)が形成されている。
そして縦方向の凸リブ16は、凹リブ15内に上下にテーブル面17を連結するよう形成され、胴部13の基準面21からはやや低く形成され、その幅としては5〜25mm、高さが2〜5mm程度が好ましい。
また図において凸リブ16は、胴部13の周方向に所定の間隔で形成した縦方向の線に沿って8本形成されているが、その本数は8本に限定されるものではなく、例えば6本や10本等のように、必要とされる強度等に応じて適宜決定することができる。なおその際の凸リブ16の幅や高さ等は本数に応じて適宜増減することが望ましい。6本のように少ない場合は太くしたり、10本のように多い場合は細くしたりすればよい。
ちなみに、周方向の凹リブ15および縦方向の凸リブ16は、図では凹リブ15が開口幅22およびテーブル面17がいずれも約200mmで、高さが約5mmであり、凸リブ16の幅が約200mm、高さが約3mmとなっている。また周方向の凹リブ15の最上段および最下段においては他の胴部13上の凹リブ15よりも細幅に形成されており、より強度を高めるように配慮されている。
この考案のプラスチック製ボトル1は、上部の首部12側に凹リブ15とほぼ等しい高さの段差18を有し、該段差18にはその底面から突出するよう前記縦方向の凸リブ16を延長して、首部12に向けて放射状となるよう凸リブ16´が形成されている。
18´は段差18の起点に形成した周方向のV字状凹溝である。
さらにこの縦方向の凸リブ16´は底部14にも延長して形成され、底部14の中央に形成した円形の凹部19に集約するよう連結されている。この円形の凹部19は外周の設置面から凹状に形成された底部14からさらに凹状となるよう形成され、しかも凹部19の外周には所定の径の厚肉部20が形成されている。
この考案のプラスチック製ボトル1は、ボトルに高温の液体を充填密封した後、冷却収縮に伴う減圧力によって変形が生じないようにしたものであり、胴部13の基準面21から内側に凹んだ断面形状の凹リブ15と、凹リブ15内に所定間隔で配置した凸リブ16とを有し、かつこの凸リブ16を首部12および底部14に延長したので、従来の凹リブのみのプラスチック製ボトルよりも、極めて剛性、垂直加重強度及び減圧強度を大きくすることができるようになった。
前記口部11は、既存の給水器等に適合するよう口径が約50φで、高さが約80mmであることが望ましい。そしてその高さの上部1/2にネジ部11´が形成してあり、このネジ部11´に蓋31が取り付けられている。
なおこの口部11と首部12との連結部も厚肉に形成されている。
したがってこのプラスチック製ボトル1は、通常の工場等における機械的な給水を可能とし、かつ運搬や長期間の保存のために使用することができるばかりでなく、下向きとなるよう反転して給水器等に装着し、ミネラルウォーター等の飲料水の自動給水の用途にも適宜使用することができる。もちろん、口部11を自動給水用コックを備えた構造とすることも可能である。
この考案のプラスチック製ボトルは、以上のように胴部に高さと直径の比がほぼ等しく、かつそのほぼ全長に山部と谷部とが繰り返すよう周方向の凹リブが複数形成されており、前記各凹リブ内に該凹リブの幅とほぼ等しい縦方向の凸リブを所定間隔で複数形成し、さらにこの縦リブを首部および底部まで延長した構造であるから、特に大型のプラスチック製ボトルに好適に利用することができる
また、そのサイズを問わず、減圧や衝撃への耐久性の必要な液体貯蔵用のプラスチック製ボトルに好適に利用することができる。
この考案のプラスチック製ボトルの一実施例を示す正面図である。 その平面図である。 その底面図である。 図1の中央縦断面図である。
符号の説明
1 プラスチック製ボトル
11 口部
11´ ネジ部
12 首部
13 胴部
14 底部
15 凹リブ
16 凸リブ
16´ 凸リブ
17 テーブル面
18 段差
18´ V字状凹溝
19 凹部
20 厚肉部
21 基準面
22 開口幅
31 蓋

Claims (3)

  1. 口部と、該口部に接続し該口部から下方に向けて拡径する首部と、該首部に接続する胴部と、該胴部に接続して接地部を構成する底部とからなるプラスチック製ボトルであって、前記プラスチック製ボトルの胴部は高さと直径の比がほぼ等しく、かつそのほぼ全長に山部と谷部とが繰り返すよう周方向の凹リブが複数形成されており、前記各凹リブ内に該凹リブの幅とほぼ等しい縦方向の凸リブを所定の間隔で複数形成し、さらにこの縦方向の凸リブを首部および底部に延長したことを特徴とするプラスチック製ボトル。
  2. プラスチック製ボトルが、上部の首部に凹リブとほぼ等しい高さの段差を有し、該段差から突出するよう前記縦方向の凸リブを形成したことを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製ボトル。
  3. 縦方向の凸リブが、その頂部が周方向の凹リブよりも低くなるよう形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のプラスチック製ボトル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009234614A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Coca Cola Co:The プラスチックボトル
JP2016124573A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 株式会社吉野工業所 合成樹脂製丸形壜体
JP2019112096A (ja) * 2017-12-22 2019-07-11 株式会社吉野工業所 角形ボトル

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