JP3140149B2 - 回転式トルクチェッカー - Google Patents

回転式トルクチェッカー

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JP3140149B2
JP3140149B2 JP04055596A JP5559692A JP3140149B2 JP 3140149 B2 JP3140149 B2 JP 3140149B2 JP 04055596 A JP04055596 A JP 04055596A JP 5559692 A JP5559692 A JP 5559692A JP 3140149 B2 JP3140149 B2 JP 3140149B2
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JP
Japan
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torque
checker
case
torque sensor
tightening
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洋 辻
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Tohnichi Mfg Co Ltd
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Tohnichi Mfg Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力式ねじ締付機と共
に回転使用するものであり、被結合体の締付時における
動力式ねじ締付機の締付力を、被結合体の締付と同時に
測定することができる回転式トルクチェッカーに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、動力式ねじ締付機によりボルト、
ナット等の被結合体を締付けるとき、その締付機の締付
力を測定する場合、該動力式ねじ締機により締付た被結
合体を検査用トルクレンチ(目盛り付きデジタル式トル
クレンチ)によって、増し締めや戻しによって、動力式
ねじ締付機による被結合体の締付力の測定を行なってい
るものである。
【0003】さらにこの従来の動力式ねじ締付機による
締付力の測定方法について、図1を基にして説明する
と、動力式ねじ締付機用テストピース1を動力式回転ね
じ締付機2に設けられているソケット3に嵌合して、そ
のねじ締付機2の駆動力によりテストピース1を締付け
し、この締付け完了時において、トルクテスター4内に
組込まれている歪みゲージからの出力信号を基にして締
付力を検出し、さらにこのテストピースの締付力を表示
器5によって表示せしめて動力式ねじ締付機による締付
力の測定を行なっているものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
測定方法では、動力式ねじ締付機により被結合体を締付
けながら被結合体の締付力を測定することができないた
め、被結合体を締付たあとで検査用トルクレンチ(目盛
り付き、デジタルトルクレンチ)によって増し締めや、
戻しによって測定を行なうか、被結合体の締付時に発生
する反力を、歪みゲージによってトルクとして検出して
いるものであった。よって、直接被結合体を締付て被結
合体の締付力を、被結合体の締付作業と同時に測定する
ことが出来ない。又、動力式ねじ締付機の反力によるト
ルク検出方法では被結合体に加える締付トルクではな
く、締付トルクの反力でしか測定することができず測定
作業性が悪いという不具合点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はかかる
従来の不具合点に着目してなされたもので、動力式ねじ
締付機の角ドライブと嵌合できる角穴を設け、その片側
に動力式ねじ締付機用ソケットと嵌合できる角ドライブ
を設け、さらに周面に歪ゲージを添着せしめた歪みゲー
ジを有するトルクセンサ軸と、動力式ねじ締付機の締付
力を表示するための表示器を内蔵する回転式トルクチェ
ッカーを開発し、この回転式トルクチェッカーを動力式
ねじ締付機と共に回転して、被結合体を締付と同時に動
力式ねじ締付機の締付トルクを直接測定できる回転式ト
ルクチェッカーを提供することにある。
【0006】又、回転式トルクチェッカーにて測定した
測定値は、回転式トルクチェッカーに内蔵されて要るマ
イコンによってデータ値として記憶し、必要に応じて表
示せしめることができ、又、回転式トルクチェッカーに
記憶された測定値は、赤外線を用いた通信機構によって
他のFAシステム機器に測定値を転送が出来る回転式ト
ルクチェッカーの提供である。
【0007】
【実施例】以下に本発明を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0008】図2乃至図6において、回転式トルクチェ
ッカー10の構造について説明する。11は、軸方向に
隔設される両側壁11A、11Bを有する円筒形状のケ
ースであって、このケース11内軸方向には、上記両側
壁11A、11Bを貫通するトルクセンサ軸(トーショ
ンバー)12が貫通されており、さらにこの一方の側壁
11Aとトルクセンサ軸12とは一体に結合されてを
り、また他方の側壁11Bとトルクセンサ軸12とは、
非結合状態で保持されている。このトルクセンサ軸12
の、側壁11A側からの突出端には、動力式回転ねじ締
付機13に設けられている角ドライブ14が嵌合される
嵌合穴15が形成されており、またそのトルクセンサ軸
12の他端(側壁11B側からの突出端)には、被結合体
16に嵌合されるソケット17に嵌入される角ドライブ
18が形成されている。前記トルクセンサ軸12の中央
部周面には歪みゲージ19が設けられており、この歪み
ゲージ19は表示制御回路20に接続され、さらにこの
表示制御回路20は、ケース11に設けられている液晶
表示器21に接続されて、ねじ締め時におけるトルクセ
ンサー軸12の歪み値が、この液晶表示器21を介し
て、ケースの外部から目視確認できるものである。また
この液晶表示器21に表示された歪み値は表示制御回路
20に設けられている記憶手段によって逐次記録される
ものであって、例えば多数個の被結合体(ねじ)を順次
締付けるとき、それら被結合体の締付時における順番
と、そのときの締付値(測定値)が順次自動記憶される
ものである。なおそのケース内には表示制御回路20及
び表示器を駆動せしめるための電池が内装されている。
【0009】本実施例よりなる回転式トルクチェッカー
10は上記のように構成されているもので、次にその作
用について述べるとこの回転式トルクチェッカー10の
嵌合穴15内に動力式回転ねじ締機13の角ドライブ1
4を嵌着させ、さらにその回転式トルクチェッカー10
の角ドライブ18にソケット17を嵌着結合させる。
【0010】次いでそのソケット17を、被結合体(ね
じ)16に嵌合せしめた後に、動力式回転ねじ締付機1
3を駆動すれば、この動力式回転ねじ締付機13の回転
力が回転式トルクチェッカー10及びソケット17を介
して被結合体16に伝達され、その結果被結合体16の
締付が完了される。
【0011】この締付完了時においては、その締付けに
要した締付力が、回転式トルクチェッカー10のトルク
センサ軸12の歪みによって検出され、被結合体16の
対応番号と、その締付力の値が回転式トルクチェッカー
10内の液晶表示板21に表示されると同時にその対応
番号と締付値が、記憶(記録)される。そして同様にし
て他の被結合体16の締付けを順次行なうことにより、
その都度の被結合体16の番号及び締付値の表示と、記
憶が順次蓄積されるものである。この蓄積数は記憶手段
の容量によるが、例えば100個までの被結合体の締付
値を記録させておくことができる。またこの記憶手段に
蓄積された測定値は、この回転式トルクチェッカー10
より発する赤外線を用いて他のFAシステム機器に転送
することもできる。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明は、一端に、動力式
ねじ締付機の角ドライブに嵌合される嵌合穴を形成し、
他端に、被結合体に係合される角ドライブを形成してな
るトルクセンサ軸を、隔設される両側壁を有する円筒形
上のケースの上記両側壁を貫通させ、そのトルクセンサ
軸の一端貫通部は、上記一方の側壁と一体に結合させ、
該トルクセンサ軸の他端貫通部は、他方の側壁に対して
非結合状態で保持させ、さらに上記トルクセンサ軸二
は、上記ケース内に位置される歪みゲージを取付け、さ
らに上記ケース内には、各被結合体の対応番号と、それ
ら被結合体の番号に対応する被結合体の締結トルク値
を、記録及び表示する表示制御回路と、その表示値をケ
ースの外部から目視できる液晶表示器を具備せしめた回
転式トルクチェッカーであるから、これによれば、該回
転式トルクチェッカーを、締結トルク検出機構及びその
表示機構を有しない既存の動力式ねじ締付機と被結合体
との間に介在使用せしめることで、その動力式ねじ締付
機により締結される被締結体の締結トルク値を、その締
結作業者が、上記トルクチェッカーに具備されている表
示器を介して作業者の手元で目視確認することができる
ために、締結トルク値の管理及び把握が容易である。
【0013】またこの回転式トルクチェッカーによれ
ば、例えば締付作業毎の被結合体の対応番号と、その対
応番号と対応するそれぞれの締付値が順次記録されるこ
とから、例えば表示器による表示値の目視認識を失して
しまった場合でもその表示値の再確認が可能であり締付
トルクのデータ管理等がきわめて容易に行なえるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の構造説明図。
【図2】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの正面
図。
【図3】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの右側
面図。
【図4】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの左側
面図。
【図5】本発明実施例の回転式トルクチェッカーの内部
構造説明図。
【図6】本発明実施例のチエッカー使用状態を示した説
明図。
【発明の説明】
10…回転式トルクチェッカー 11…ケース 12…トルクセンサ軸 13…動力式回転ねじ
締付機 14…角ドライブ 15…嵌合穴 16…被結合体 17…ソケット 18…角ドライブ 19…歪みゲージ 20…表示制御回路 21液晶表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 3/00 - 5/24 B23P 19/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に、動力式ねじ締付機の角ドライブ
    に嵌合される嵌合穴を形成し、他端に、被結合体に係合
    される角ドライブを形成してなるトルクセンサ軸を、隔
    設される両側壁を有する円筒形上のケースの上記両側壁
    を貫通させ、そのトルクセンサ軸の一端貫通部は、上記
    一方の側壁と一体に結合させ、該トルクセンサ軸の他端
    貫通部は、他方の側壁に対して非結合状態で保持させ、
    さらに上記トルクセンサ軸二は、上記ケース内に位置さ
    れる歪みゲージを取付け、さらに上記ケース内には、各
    被結合体の対応番号と、それら被結合体の番号に対応す
    る被結合体の締結トルク値を、記録及び表示する表示制
    御回路と、その表示値をケースの外部から目視できる液
    晶表示器を具備せしめたことを特徴とする回転式トルク
    チェッカー。
JP04055596A 1992-03-13 1992-03-13 回転式トルクチェッカー Expired - Lifetime JP3140149B2 (ja)

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