JP3139928U - サドルの案内溝を塞ぐことなくコンテナ内に切れ端を落下させる設計を備えた旋盤 - Google Patents

サドルの案内溝を塞ぐことなくコンテナ内に切れ端を落下させる設計を備えた旋盤 Download PDF

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Abstract

【課題】サドルの案内溝を塞ぐことなくコンテナ内に切れ端を落下させる設計を備えた旋盤の提供。
【解決手段】旋盤は前進するコンテナを有するベッド10にある面板15、面板の前側表面にあるバイト20、面板の上部にあるアーム30部、アーム部の下側にあるサドル31、サドルを移動させるためのアーム部の開口部にある第1モータ32、ベッドの前端部にあるコンテナ、サドルの下側にあるスライド部35、スライド部を移動させるためのバイトの前側表面にある第2モータ36、スライド部の下側に設けられ、ハウジング41を含むチャックアッセンブリ、ハウジングの前端部に設けられ、ハウジングの後端部から突き出たドライブシャフト43を有する第3モータ、並びにドライブモータの端部に設けられるチャック44を含む。
【選択図】図1

Description

本考案は旋盤用切削品の送り出し装置に係り、特に、切れ端を下にあるコンテナに直接落下させるよう設計された旋盤に関するものである。この旋盤により、旋盤の機械加工中に生じた切れ端がサドルの案内溝を塞げなくなる。
旋盤とは、木材、金属、またはこれらに類する物体を掴み、バイトの先端に押し付け、そして急速に回転させることで物体を切削する機械である。この機械加工で生じた切れ端はサドルの凹形溝内に落下する。これらの切れ端が溜まると、サドルの案内溝を塞ぐことがありうる。そのため、作業者が切れ端を定期的に取り除くことが必要となるが、これは時間を消耗する労働集約型のプロセスである。更に、作業員が切れ端を取り除く場合は、鋭利なバイトを越えて溝内までに手を伸ばさなければならないので、かなり危険な作業でもある。そのため、これについての改良処置が求められている。
旋盤から取り除かれる切れ端に関しては、先行特許でも多くの提案がなされてきた。例えば特許文献1は、旋盤からの切れ端排出の装置と方法が開示されている。
米国特許第6,539,827号明細書
本考案の目的は、機械加工時に生じた切れ端がサドルの案内溝を塞がずに、下にあるコンテナ内に落下できる設計を備えた旋盤を提供することである。
ここでの切れ端は、旋盤の金属切削加工時に取り除かれる欠片、切り屑、並びに他の金属粒と定義する。
請求項1の考案は、前進するコンテナを含むベッドと、
ベッドに設けられる面板と、
面板の前側表面に設けられるバイトと、
面板の上部に付けられるL型アームと、
アームの水平部の下側に設けられるサドルと、
サドルを移動させるアームの開口部に設けられる第1モータと、
ベッドの前端部に配されるコンテナと、
サドルの下側に配されるスライド部と、
スライド部を移動させるバイトの前側表面に設けられる第2モータと、
スライド部の下側に設けられ、ハウジングを含むチャックアッセンブリと、ハウジングの前端部に設けられる解除装置と、解除装置の前端部に設けられる第3モータと、ハウジングの後端部から突き出て、第3モータのドライブシャフトと、ドライブシャフトの端部に設けられるチャック、及び第3モータが操作不能の位置にある場合に、ライブシャフトが位置決めを行うための位置決め用部材とを含み、
機械加工時において、チャックに掴まれる内部の加工対象物は当該コンテナの上部に配置されるため、加工された切れ端が当該サドルの案内溝、加工対象物、並びにバイトを塞ぐことなく、コンテナ内に直接落下するよう調整されることを特徴とする旋盤としている。
請求項2の考案は、請求項1記載の旋盤において、第1及び第2モータはそれぞれサーボモータであることを特徴とする旋盤としている。
請求項3の考案は、請求項1記載の旋盤において、加工対象物はバイトに対する前後移動、または横方向移動のどちらかが調整され、またバイトは加工対象物に対して横方向移動か上下方向移動のどちらかが調整されることを特徴とする旋盤としている。
本考案は、機械加工時に生じた切れ端がサドルの案内溝を塞がずに、下にあるコンテナ内に落下できる設計を備えた旋盤を提供することである。ここでの切れ端は、旋盤の金属切削加工時に取り除かれる欠片、切り屑、並びに他の金属粒と定義する。
図1から図4に示したのは、本考案に基づいた適切な旋盤実施例である。当該旋盤は床面に設置されたベッド10に設けられた面板15を含む。バイト20は該面板15の前部表面に設けられる。L型部のアーム30は該面板15の上部に付けられる。第1サーボモータ32は、当該アーム30の先端部に設けられる。
当該ベッド10の前端部近くには空間16が形成される。コンテナ(図示なし)は当該空間16に設けられ、後述の通りに切れ端の回収に用いられる。
サドル31は、第1サーボモータ32に隣接したアーム30の水平面の下側に設けられる。当該第1サーボモータ32は、機械加工時に当該サドル31を稼動させることができる。スライド部35はサドル31の下側に設けられる。第2サーボモータ36は当該バイト20の前側表面に設けられ、機械加工時に該スライド部35を動かすよう調整される。
チャックアッセンブリ40はスライド部35の下側に設けられ、ハウジング41、当該ハウジング41の前端部に設けられた解除装置45、当該解除装置45の前端部に設けられたメインモータ42、当該ハウジング41の後端部から突き出て、当該メインモータ35のドライブシャフト43、当該ドライブシャフト43の先端部に設けられたチャック44、並びに当該メインモータ42が操作不能状態になった場合に、当該ドライブシャフト43が位置決めを行うための位置決め用部材46 を含む。当該チャック(44)は当該解除装置45の稼動により、加工対象物(図示なし)締め付けの有無を調整する。
本考案の機械加工は以下に詳述する通りである。操作者の操作時において、当該チャック44は高速で回転し、当該バイト20により加工対象物を所望の形状に切削できるよう、当該サドル31と当該スライド部35が共に移動する。なお、機械加工時においては、当該チャック44に締め付けられた加工対象物は、常に当該空間16の上面に配置される。そのため、加工で生じた切れ端は当該サドル31の案内溝、当該加工対象物、並びに当該バイト20を塞ぐことなく、当該空間16にあるコンテナ内に直接落下するのである。その結果、操作者は当該案内溝に切れ端が溜ってしまう(即ち、屑溜り)ことを憂慮せずにすむ。
機械加工中、加工対象物は当該バイト20に対してX軸に沿って移動する(即ち前後移動)か、またはY軸に沿って移動する(即ち横方向移動)ように調整され、そして当該バイト20は加工対象物に対して、Y軸に沿って移動する(即ち横方向移動)か、またはZ軸に沿って移動する(即ち上下移動)ように調整されることに留意されたい。
本考案に基づいた旋盤の適切な実施例を示す分解図である。 本考案に基づいた組立済みの旋盤を示す透視図である。 本考案に基づいた組立済みの旋盤を示す別の透視図を、前から見ている様子である。 図2に示す旋盤の側面図である。
符号の説明
10 ベッド
15 面板
20 バイト
30 アーム
32 第1サーボモータ
16 空間
31 サドル
35 スライド部
36 第2サーボモータ
40 チャックアッセンブリ
41 ハウジング
45 解除装置
42 メインモータ
43 ドライブシャフト
44 チャック
46 位置決め用部材

Claims (3)

  1. 前進するコンテナを含むベッドと、
    ベッドに設けられる面板と、
    面板の前側表面に設けられるバイトと、
    面板の上部に付けられるL型アームと、
    アームの水平部の下側に設けられるサドルと、
    サドルを移動させるアームの開口部に設けられる第1モータと、
    ベッドの前端部に配されるコンテナと、
    サドルの下側に配されるスライド部と、
    スライド部を移動させるバイトの前側表面に設けられる第2モータと、
    スライド部の下側に設けられ、ハウジングを含むチャックアッセンブリと、ハウジングの前端部に設けられる解除装置と、解除装置の前端部に設けられる第3モータと、ハウジングの後端部から突き出て、第3モータのドライブシャフトと、ドライブシャフトの端部に設けられるチャック、及び第3モータが操作不能の位置にある場合に、ライブシャフトが位置決めを行うための位置決め用部材とを含み、
    機械加工時において、チャックに掴まれる内部の加工対象物は当該コンテナの上部に配置されるため、加工された切れ端が当該サドルの案内溝、加工対象物、並びにバイトを塞ぐことなく、コンテナ内に直接落下するよう調整されることを特徴とする旋盤。
  2. 請求項1記載の旋盤において、第1及び第2モータはそれぞれサーボモータであることを特徴とする旋盤。
  3. 請求項1記載の旋盤において、加工対象物はバイトに対する前後移動、または横方向移動のどちらかが調整され、またバイトは加工対象物に対して横方向移動か上下方向移動のどちらかが調整されることを特徴とする旋盤。
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