JP3139215U - 壁面緑化装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 設置及び維持コストを低減できる壁面緑化装置を提供する。
【解決手段】 建物1の壁面に複数段の足場2を架設する。通し穴2cを備えたフレーム2bは建物1の壁面とは反対側に位置するように架設する。次に、対向する縦方向のフレーム2bの通し穴にネット3の紐材を通して結び付け、各フレーム2b間にネット3を張設する。次に、プランター4を対向するフレーム2b間の位置に取り付け、足場2は残置する。その後、プランター4の植物Pがネット3に絡みながら上方へ生長し、建物1の壁面を覆うように足場2自体が緑化される。従って、設置後に足場2を撤去する必要がなく、メンテナンスの際も残置した足場2を利用することで、足場2の仮設・撤去を不要にできる。
【選択図】図3

Description

本考案は、建物の壁面を緑化する壁面緑化装置に関する。
従来、建物の壁面を緑化する方法としては、建物の壁面に作業用の足場を仮設し、植物を植え付けたプランターと植物を絡ませるネット等を壁面に対して設置作業し、その後足場を撤去する方法がある。しかし、この方法は作業後に足場を撤去する手間を要し、また、メンテナンスの際はその都度足場を仮設・撤去しなければならず、設置及び維持コストがかかる問題があった。
これに対し、作業に足場を使用しない壁面緑化方法が特許文献1で提案されている。この技術は、格子状に組まれたPC鋼線に植物を植え付けた多数のプランターを取り付け、このPC鋼線を建物の屋上から壁面を覆うように吊下して地上に固定し、足場の仮設・撤去を不要にして設置コストを低減できるようにしたことを特徴としている。しかし、前記技術ではメンテナンス時にその都度足場を仮設・撤去しなければならず、依然維持コストがかかる問題があった。
特開2002−272274号公報
本考案が解決しようとする課題は、従来のこれらの問題点を解消し、設置及び維持コストを低減できる壁面緑化装置を提供することにある。
かかる課題を解決した本考案の構成は、
1) 足場板とフレームで構成される複数段の足場を建物の壁面に沿って架設し、建物の壁面とは反対側のフレーム間にネットを張設し、足場又はネットの所定位置に植物を植え付けた複数の栽培器を設置し、同栽培器の植物を前記ネットに絡ませながら上方へ生長させて建物の壁面を覆うように緑化できるようにした、壁面緑化装置
2) 栽培器が、その両端部に足場のフレームを把持するクランプと、クランプを栽培器に対して横方向へスライド可能に取り付ける取付具とを備えたものである、前記1)記載の壁面緑化装置
3) 建物の壁面とは反対側のフレームの側面にネットを結び付けるための紐材を通す通し穴を複数形成した、前記1)又は2)記載の壁面緑化装置
にある。
本考案によれば、架設した足場のネットに植物を絡ませながら生長させて足場自体を緑化するから、設置後に足場を撤去する必要がなく、設置コストを低減できる。また、メンテナンスの際は残置している足場を作業用に利用して任意の箇所をメンテナンス作業できるから、その都度足場を仮設・撤去する必要がなく、維持コストも低減できる。
本考案の栽培器としては、土壌を充填したプランターや育苗ポット等が用いられ、プランターではその両端部に足場のフレームを把持するクランプと、クランプをプランターに対して横方向へスライド可能に取り付ける取付具とを備え、足場のフレームの間隔に合わせて位置を調整できるようにする。足場の壁面とは反対側のフレームの側面にネットを結び付けるための紐材を通す通し穴を複数形成し、ネットを脱落なく確実に張設できるようにする。植物としては、ネットに絡みながら上方へ生長する生長の速いゴーヤやアサガオ等のツル性の植物が用いられる。また、栽培器に水や液肥等を供給する手段を別途設けてもよい。以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は実施例の壁面緑化装置の側面図、図2は実施例の壁面緑化装置の正面図、図3は実施例のプランター(栽培器)の取り付け状態を示す説明図、図4は実施例のネットの張設を示す説明図である。図中、1は建物、2は足場、2aは足場板、2bはフレーム、2cは通し穴、2dはアンカー、3はネット、3aは紐材、4はプランター(栽培器)、4aはクランプ、4bは取付具、5は土壌、Pは植物である。
本実施例の足場2は、足場板2aとその足場板2aを固定する複数本のフレーム2bとフレーム2bを建物1の壁面に固定するアンカー2dとで構成される。建物1の壁面とは反対側に設置される縦方向のフレーム2bの側部にはネット3を張設するための紐材3aを通す多数の通し穴2cを形成している。ネット3はポリエステル樹脂等の耐久性に優れ且つ弾性を有する材料を用い、植物Pが絡みやすい間隔の格子状に形成する。
プランター4はプラスチック製で、その両端部に足場2のフレーム2bを把持するクランプ4aと、クランプ4aをプランター4に対してスライド可能に取り付ける取付具4bとを備えている。プランター4には土壌5及び必要に応じて養分を充填しておき、これに植物Pの種子又は苗を植え付けておく。
以下、本実施例の壁面緑化装置の設置について説明する。
1)建物1の壁面に複数段の足場2を架設する。通し穴2cを備えたフレーム2bは建物1の壁面とは反対側に位置するように架設する。
2)対向する縦方向のフレーム2bの通し穴2cに紐材3aを通してネット3を結び付け、各フレーム2b間にネット3を張設する。
3)プランター4を対向するフレーム2b間の位置に取り付ける。クランプ4aの位置は取付具4bをフレーム2bの間隔に合わせて左右へスライドさせて調整する。プランター4は各段又は複数段おきに取り付ける。プランター4はフレーム2bの内側(足場板2a側)に取り付けてもよい。
4)架設した足場2は全て残置する。
その後、プランター4の植物Pがネット3に絡みながら上方へ生長し、足場2の外側(建物1の壁面とは反対側)が建物1を覆うように緑化される。メンテナンス時は残置した足場2を利用して任意の箇所をメンテナンスする。
本考案の壁面緑化装置は、電力需要の最も多い期間だけ遮熱して高層階の建物の蓄熱を低減する季節限定の温暖化防止策に有用である。
実施例の壁面緑化装置の側面図である。 実施例の壁面緑化装置の正面図である。 実施例のプランター(栽培器)の取り付け状態を示す説明図である。 実施例のネットの張設を示す説明図である。
符号の説明
1 建物
2 足場
2a 足場板
2b フレーム
2c 通し穴
2d アンカー
3 ネット
3a 紐材
4 プランター(栽培器)
4a クランプ
4b 取付具
5 土壌
P 植物

Claims (3)

  1. 足場板とフレームで構成される複数段の足場を建物の壁面に沿って架設し、建物の壁面とは反対側のフレーム間にネットを張設し、足場又はネットの所定位置に植物を植え付けた複数の栽培器を設置し、同栽培器の植物を前記ネットに絡ませながら上方へ生長させて建物の壁面を覆うように緑化できるようにした、壁面緑化装置。
  2. 栽培器が、その両端部に足場のフレームを把持するクランプと、クランプを栽培器に対して横方向へスライド可能に取り付ける取付具とを備えたものである、請求項1記載の壁面緑化装置。
  3. 建物の壁面とは反対側のフレームの側面にネットを結び付けるための紐材を通す通し穴を複数形成した、請求項1又は2記載の壁面緑化装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012177279A (ja) * 2011-02-28 2012-09-13 Toda Constr Co Ltd 緑化手摺ユニット及び建物の緑化方法
KR101449374B1 (ko) * 2014-03-25 2014-10-13 에코앤바이오 주식회사 벽면 녹화용 플랜터 설치장치

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