JP3138529U - 動物歩行補助装置及び該装置用水槽 - Google Patents

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哲也 長谷川
勝 譽田
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Abstract

【課題】 本考案は、動物が無縁ベルト上において簡単かつ確実に歩行または走行することができ、ひいては動物の散歩やリハビリに供することが可能な動物歩行補助装置の提供を課題とする。
【解決手段】地面に水平又は略水平に設置される基台1と、基台1の前部において上方に立設される支持部2とからなる。基台1には、動物が乗って歩行又は走行が行われる無縁ベルト103と、無縁ベルト103を回転駆動させる駆動ローラ104と従動ローラ105とを備える。支持部2には、駆動モータ203と、駆動モータ203を制御する制御操作部204と、駆動モータ203の回転駆動を駆動ローラ204に伝動させる伝動部材205とを備える。無縁ベルト102の上方には、上面及び下面が開口された筒状の側面板からなる保護カバー3とが設けられる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、動物の散歩やリハビリにおける歩行や走行を補助する動物歩行補助装置、および該装置に使用する水槽に関するものである。
近年、ペットブームにより犬や猫などの動物を室内で飼う人が増えてきている。特に犬などにおいて室内外で散歩することが健康管理の面において重要になってきている。
そこで動物の歩行や走行を補助するものとして、無縁ベルト上において動物が乗って歩行又は走行する装置が知られている(特許文献1参照)。これによれば無縁ベルトが前方から後方に流れるように駆動すれば、それに従って室内でも動物が歩行または走行することができる。
しかしながら、動物は、人と異なり、無縁ベルトの流れのままに後方に流されたり、あるいは無縁ベルトの左右両側にずれたりするなどして、無縁ベルト上のそのままの位置で歩行または走行することが難しいという問題があった。
ところで、動物の中でもダックスフンド犬などは胴長であることから腰を悪くすることが多い。手術を要する場合も少なくない。手術後にはリハビリのための歩行訓練が必要となるが、上述と同様に無縁ベルト上のそのままの位置で歩行または走行することは難しいという問題があった。
特開2006−129825号公報
本考案は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、動物が無縁ベルト上において簡単かつ確実に歩行または走行することができ、ひいては動物の散歩やリハビリに供することが可能な動物歩行補助装置の提供を課題とする。
本考案は、上記課題を解決するために、動物の歩行または走行を補助するための動物歩行補助装置であって、地面に水平又は略水平に設置される基台と、該基台の前部において上方に立設される支持部と、動物が乗って歩行又は走行が行われる無縁ベルトと、前記基台の前部に設けられ、前記無縁ベルトを回転駆動させる駆動ローラと、前記基台の後部に設けられ、前記駆動ローラに追従して回転する従動ローラと、前記支持部に設けられ、前記駆動ローラを駆動する駆動モータと、前記支持部に設けられ、該駆動モータを制御する制御操作部と、前記駆動モータの回転駆動を前記駆動ローラに伝動させる伝動部材と、前記無縁ベルトの上方に設けられ、上面及び下面が開口された筒状の側面板からなる保護カバーとを備えてなることを特徴とする。
これによれば動物は保護カバーにより胴体や尻部などが側方から支えられるので、無縁ベルト上において簡単かつ確実に歩行することができる。しかも、基台と支持部とを基本構成として、それら基台と支持部に各構成要素が設けられているコンパクトな構成であるため、散歩のために狭い室内等に設置したり、あるいはリハビリのために水槽に収容することも容易である。
また、前記基台と前記支持部とは回動自在に連結され、使用時にはL字状又は略L字状に構成されるとともに、収納時には互いに重なる状態に構成されるものとなされているのが好ましい。これによれば、本装置がさらにコンパクトにまとまるため、簡単かつ省スペースで収納することができ便利である。
また、前記保護カバーは、後部の内部空間が次第に幅小に形成されているのが好ましい。これによれば、保護カバーの後部が動物の尻部に沿うため、動物の尻部の左右へのぶれをより一層防止することができる。
また、前記保護カバーは、前側の側面板の上部に動物の顔を出すための凹部が形成されているのが好ましい。これによれば、動物の顔を凹部から出すことができるため、動物への心理的圧迫を軽減することができるとともに、動物の顔の分だけ前後方向のスペースを確保できる。
また、前記保護カバーは、前側の側面板が前方に傾斜するように形成されているものであってもよい。これによれば保護カバーの前側の側面板が傾斜している分だけ前後方向のスペースを確保できる。
また、前記基台は、左右両側に配置されたサイドバーと、サイドバーに横架された複数の補強バーとを備え、前記保護カバーは、側面板の下端部の所定位置に切り欠きが形成され、該切り欠きが前記基台の補強バーに嵌め込まれることにより基台上に固定されるものであるのが好ましい。これによれば本装置の使用時には保護カバーを補強バーに嵌め込むだけで安定よく基台に固定することができる一方、収納時は保護カバーを補強バーから抜き取るだけで簡単に取り外すことができ非常に便利である。
また、前記駆動モータおよび前記制御操作部は、前記支持部の上部に設けられているものであってもよい。これによればリハビリのために本装置を水槽に収容して使用した場合でも、駆動モータと操作制御部が水槽内の水に濡れることを防止できる。
また、前記制御操作部は、後面に駆動モータの緊急停止を行うための安全停止ボタンが設けられているのが好ましい。これによれば人が動物の横に付いて歩行又は走行を手助けしてる場合、その場所にいながらにして安全停止ボタンを即座に押すことができる。
また、前記基台は、下面後部にアジャスタ機能を有する脚部が設けられているのが好ましい。これによれば脚部のアジャスタを調整することにより基台の傾斜角度を変更し得るため、動物の状態などを合わせて負荷を適宜変更することができる。
また、前記支持部の中間部に回転ローラが設けられ、前記伝動部材は、一端を前記駆動モータに巻架され、かつ他端を前記回転ローラに巻架された第1伝動部材と、一端を前記駆動ローラに巻架され、かつ他端を前記回転ローラに巻架された第2伝動部材とからなり、駆動モータの回転駆動が第1伝動部材、回転ローラおよび第2伝動部材を介して駆動ローラに伝動するものであってもよい。これによれば伝動部材が第1伝動部材と第2伝動部材に分割されるため、本装置を水槽に収容した場合、第2伝動部材のみが水に濡れるだけで、駆動モータまで水が伝わることを防止できる。しかも、駆動モータと駆動ローラとの間の距離が長い場合でも伝動部材が弛むことを軽減して、駆動モータの回転駆動力を駆動ローラに確実に伝動することができる。
また、本考案に係る水槽は、上記記載の動物歩行補助装置を収容するための水槽であって、側面に透明の窓板部材が設けられていることを特徴とする。これによれば水中での動物の歩行状態を側方から正確に観察することができる。したがって、例えば動物病院などで窓板部材を介して水中での動物の歩行状態を撮影して、その撮影状況を動物の飼い主に見せることがなどが可能となる。
本考案によれば動物は保護カバーにより胴体や尻部などが側方から支えられるので、無縁ベルト上において簡単かつ確実に歩行することができる。
しかも、基台と支持部とを基本構成として、それら基台と支持部に各構成要素が設けられているコンパクトな構成であるため、散歩のために狭い室内等に設置したり、あるいはリハビリのために水槽に収容することも容易となる。
次に本考案の一実施形態に係る動物歩行補助装置(以下、本装置という)について図面を参照しつつ説明する。
図1は本装置の側面図、図2は本装置の正面図、図3は本装置の平面図である。
本装置は、図1〜図3に示すように、平面視略矩形状の金属製の基台(1)と、該基台(1)の前部に立設された正面視縦コ字状の金属製の支持部(2)とを備えてなる。
前記基台(1)は、図3に示すように、細長い直方体状の2本のサイドバー(101)(101)が所定間隔を隔てて左右両側に配置されており、両サイドバー(101)(101)を連結するように3本の補強バー(102)が前方から後方にかけて所定間隔をあけて横架され、地面や水槽底面等に水平又は略水平に設置される。
この基台(1)には、動物(P)が乗って歩行又は走行するための無縁ベルト(103)、駆動ローラ(104)および従動ローラ(105)が設けられている。
前記無縁ベルト(103)は、ベルト幅が約300mm、巻架状態で長さ約700mmの伸縮可能なゴム製からなり、駆動ローラ(104)および従動ローラ(105)に巻架されて両ローラ(104)(105)間を無縁状態に回転駆動するようになっている。動物(P)は無縁ベルト(103)の上側の部分に乗って、無縁ベルト(103)の回転駆動に従って歩行または走行することができる。
前記駆動ローラ(104)は、直径50mm、長さ約350mmの金属製からなり、基台(1)の前部において両端部を両サイドバー(101)(101)の先端部に回動自在に連結されている。この駆動ローラ(104)は、後述の駆動モータから伝動ベルトを介して伝動されてきた回転駆動力に従って自軸回転し、それに巻架された無縁ベルト(103)を所定速度にて回転駆動させる。
前記従動ローラ(105)は、前記駆動ローラ(104)と同大同形の金属製からなり、基台(1)の前部において両端部をサイドバー(101)の後端部に回動自在に連結されている。この従動ローラ(105)は、駆動ローラ(104)に追従して自軸回転し、それに巻架された無縁ベルト(103)の回転駆動を支えている。
また、基台(1)におけるサイドバー(101)の従動ローラ(105)の後方には調整ネジ(106)が設けられており、この調整ネジ(106)を回転調整することにより従動ローラ(105)が前後に位置を変更し、無縁ベルト(103)のベルト圧を変更するようになっている。
また、前記基台(1)のサイドバー(101)の下面後部にはアジャスタ機能を有する脚部(107)が左右に設けられている。これによれば脚部(107)のアジャスタを調整することにより基台(1)の傾斜角度(例えば3度の範囲内が好ましい)を変更し得るため、動物(P)の状態などを合わせて負荷を適宜変更することができる。なお、図1において、基台(1)の傾斜角度を変更した一例を一点鎖線にて示している。
なお、(108)はサイドバー(101)に設けられた取手部材であり、本装置の折り畳み時、収納時、あるいはリハビリ用水槽への収容時に把持して使用するものとなされている。
前記基台(1)の上方には、透明の合成樹脂製の保護カバー(3)が設けられている。この保護カバー(3)は、上面および下面がそれぞれ開口された直方体状の筒状体となされ、前後左右に4枚の側面板(301)〜(304)から構成されている。
保護カバー(3)の設置構造としては、保護カバー(3)の左右両側の側面板(302)(303)の下端部にそれぞれ3個ずつの切り欠き部(305)が形成されており、それら切り欠き部(305)を前記補強バー(102)に嵌め込むことにより基台(1)上に固定されている。このような設置構造により本装置の使用時には保護カバー(3)を補強バー(102)に嵌め込むだけで安定よく基台(1)に固定することができる一方、収納時は保護カバー(3)を補強バー(102)から抜き取るだけで簡単に取り外すことができ非常に便利である。
また、本実施形態では、前側の側面板(301)の上部において凹部(306)が形成されている。これによれば、動物(P)の顔を凹部(306)から出すことができるため、動物(P)への心理的圧迫を軽減することができる。また、動物(P)の顔の分だけ前後方向のスペースを確保できる。
また、前記保護カバー(3)の後部付近には、中間部から後部にかけて次第に内部空間が幅小に形成される構造となるように2枚の支承板(307)(307)が所定角度をなして設けられている。これによれば保護カバーの後部の支承板(307)(307)が動物(P)の尻部に沿うようになるため、動物(P)の尻部の左右へのぶれをより一層防止することができる。なお、上記構造とするために2枚の支承板(307)(307)を用いたが、保護カバー(3)自体を間部から後部にかけて次第に内部空間が幅小に形成される構造としてもよい。
前記支持部(2)は、所定間隔を隔てて両側に配置された細長い直方体状の2本のアームバー(201)(201)と、両アームバー(201)(201)を連結するように上部に設けられた1本のラインバー(202)とを備えてなる。
また、この支持部(2)には、無縁ベルト(103)を回転駆動するための駆動モータ(203)、操作制御部(204)、および伝動部材(205)が設けられている。
前記駆動モータ(203)は、前記アームバー(201)の上部に設けられ、伝動部材(205)を介して駆動モータ(203)の回転駆動力を駆動ローラ(104)に伝動するようになっている。
前記操作制御部(204)は、前記ラインバー(202)に設けられ、駆動モータ(203)を電気的に接続されている。操作制御部(204)の前面には駆動スイッチや必要に応じてスピードメータやタイマーが設けられ、駆動スイッチを押すと駆動モータ(203)が駆動するようになっている。
このように駆動モータ(203)および操作制御部(204)の支持部(2)の上部に設ける構造とすることにより、リハビリのために本装置を水槽に収容して使用した場合でも、駆動モータ(203)と操作制御部(204)が水槽内の水に濡れることを防止できる。
なお、前記操作制御部(204)の後面には駆動モータ(203)の緊急停止を行うための安全停止ボタンが設けられている。これによれば人が動物(P)の横に付いて歩行又は走行を手助けしてる場合、その場所にいながらにして安全停止ボタンを即座に押すことができる。
前記伝動部材(204)は、アームバー(201)の長さ方向に沿って配置されており、カバー(206)により被覆されている。
本実施形態では、アームバー(201)の中央部において回転ローラ(207)が設けられており、伝動部材(204)が第1伝動部材(205a)と第2伝動部材(205b)とに分割されている。
そして、第1伝動部材(205a)は、一端を前記駆動モータ(203)に巻架され、かつ他端を前記回転ローラ(207)に巻架されている。第2伝動部材(205b)は、一端を前記駆動ローラ(104)に巻架され、かつ他端を前記回転ローラ(207)に巻架されている。
これによれば伝動部材(205)が第1伝動部材(205a)と第2伝動部材(205b)に分割されるため、本装置を水槽に収容した場合、第2伝動部材(205)のみが水に濡れるだけで、駆動モータ(203)まで水が伝わることを防止できる。特に第2伝動部材(205)が非金属製のベルト等からなる場合には、第2伝動部材(205)が水により錆びることがなく、メンテナンスがより一層容易となる。
しかも、駆動モータ(203)と駆動ローラ(104)との間の距離が長い場合でも伝動部材(205)が弛むことを軽減して、駆動モータ(203)の回転駆動力を駆動ローラ(104)に確実に伝動することができる。
前記基台(1)と前記支持部(2)材とは回動自在に連結され、使用時にはL字状に構成されるとともに、収納時には互いに重なる状態に構成される。これにより本装置がコンパクトにまとまるため、簡単かつ省スペースで収納することができ便利である。
特に本実施形態のように、基台(1)よりも支持部(2)の幅が広く形成されるとともに、駆動モータ(203)や操作制御部(204)が支承部材のアームバー(201)よりも前方にずれた位置に配置されることにより、本装置と基台(1)を完全に重ね合わせるようにして折り畳むことができる。
なお、(4)は、基台(1)と支持部(2)材を使用時にL字状に形成した場合の補強部材であり、収納時にはこの補強部材を取り外した上で本装置を折り畳むようになっている。
次の本装置の使用方法について図4を参照しつつ説明する。
まず、動物(P)(本実施形態では犬)を本装置の保護カバー(3)内において無縁ベルト(103)の上側に載置するようにして収容する。
そして、この状態で操作制御部(204)の駆動スイッチを押すと、駆動モータ(203)が回転駆動し、その回転駆動力が伝動部材(205)を介して駆動モータ(203)に伝達される。
そして、駆動モータ(203)の回転駆動に従って無縁ベルト(103)が所定速度および方向に回転し、それに追従するように従動ローラ(105)も回転する。
このように無縁ベルト(103)が駆動ローラ(104)および従動ローラ(105)間を無縁状態に回転すると、無縁ベルト(103)の上面が前方から後方に流れるため、無縁ベルト(103)に乗っている犬もその流れにしたがって歩行または走行することができる。
このとき犬は左右にふれそうになった場合、保護カバー(3)の左右両側の側面板(302)(303)が犬の胴体を支承し、後方に流されそうになった場合、保護カバー(3)の後側の側面板(304)が犬の尻部を支承するため、無縁ベルト(103)上において簡単かつ確実に歩行することができる。
しかも、基台(1)と支持部(2)とを基本構成として、それら基台(1)と支持部(2)に各構成要素が設けられているコンパクトな構成であるため、散歩のために狭い室内等に設置したり、あるいはリハビリのために水槽に収容することも可能となる。
図5は、本考案の他の実施形態に係る動物(P)歩行補助装置の側面図である。
なお、図5では、保護カバー(3)の特徴を出すために、無縁ベルト(103)、駆動ローラ(104)、および従動ローラ(105)などの構成要素の図示は省略するものとする。
この実施形態では、保護カバー(3)における前側の側面板(301)が前方に傾斜するように形成されている。これによれば保護カバー(3)の前側の側面板(301)が傾斜している分だけ前後方向のスペースを確保できる。
図6は、本装置を収容するための水槽を示す斜視図である。
この水槽(5)は、主に動物(P)のリハビリの際に使用されるものであり、上面開口の水槽本体部(51)と、該本体部(501)の下部に設けられた4本の脚部(502)と、各脚部(502)の下端部に設けられたキャスター部(503)と、水槽本体部(501)の前後に設けられた取手部(504)とから構成される。そして、水槽本体部(501)の左側側面(本装置の左側に対応)には透明のガラス製又は合成樹脂製の窓板部材(505)が設けられている。
本装置を通常の水槽に入れた場合、水槽の上方から水中での動物(P)の歩行状態を見ることになるが、歩行に際して水槽内の水面が波立つために、実際には水中での動物(P)の歩行状態を正確に観察することが難しい。
そこで、図6に示すように、水槽本体部(51)の左側側面に透明のガラス製または合成樹脂製の窓板部材(55)を設けることにより、水中での動物(P)の歩行状態を側方から正確に観察することができる。したがって、例えば動物(P)病院などで窓板部材(55)を介して水中での動物(P)の歩行状態を撮影して、その撮影状況を動物(P)の飼い主に見せることがなどが可能となる。
本装置の側面図である。 本装置の正面図である。 本装置の平面図である。 本装置の使用状態を示す斜視図である。 他の実施形態に係る本装置の側面図である。 本装置に使用する水槽の斜視図である。
符号の説明
1・・・基台
101・・・サイドバー
102・・・補強バー
103・・・無縁ベルト
104・・・駆動ローラ
105・・・従動ローラ
106・・・調整ネジ
107・・・脚部
108・・・取手
2・・・支持部
201・・・アームバー
202・・・ラインバー
203・・・駆動モータ
204・・・操作制御部
205・・・伝動部材
206・・・カバー
207・・・回転ローラ
3・・・保護カバー
301〜304・・・側面板
305・・・切り欠き部
306・・・凹部
307・・・支承板
4・・・補強部材
5・・・水槽
501・・・水槽本体部
502・・・脚部
503・・・キャスター部
504・・・取手部
505・・・窓板部材

Claims (11)

  1. 動物の歩行または走行を補助するための動物歩行補助装置であって、
    地面に水平又は略水平に設置される基台と、
    該基台の前部において上方に立設される支持部と、
    動物が乗って歩行又は走行が行われる無縁ベルトと、
    前記基台の前部に設けられ、前記無縁ベルトを回転駆動させる駆動ローラと、
    前記基台の後部に設けられ、前記駆動ローラに追従して回転する従動ローラと、
    前記支持部に設けられ、前記駆動ローラを駆動する駆動モータと、
    前記支持部に設けられ、該駆動モータを制御する制御操作部と、
    前記駆動モータの回転駆動を前記駆動ローラに伝動させる伝動部材と、
    前記無縁ベルトの上方に設けられ、上面及び下面が開口された筒状の側面板からなる保護カバーとを備えてなることを特徴とする動物歩行補助装置。
  2. 前記基台と前記支持部とは回動自在に連結され、使用時にはL字状又は略L字状に構成されるとともに、収納時には互いに重なる状態に構成されるものとなされている請求項1に記載の動物歩行補助装置。
  3. 前記保護カバーは、後部の内部空間が次第に幅小に形成されている請求項1または請求項2に記載の動物歩行補助装置。
  4. 前記保護カバーは、前側の側面板の上部に動物の顔を出すための凹部が形成されている請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  5. 前記保護カバーは、前側の側面板が前方に傾斜するように形成されている請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  6. 前記基台は、左右両側に配置されたサイドバーと、サイドバーに横架された複数の補強バーとを備え、
    前記保護カバーは、側面板の下端部の所定位置に切り欠きが形成され、該切り欠きが前記基台の補強バーに嵌め込まれることにより基台上に固定されるものである請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  7. 前記駆動モータおよび前記制御操作部は、前記支持部の上部に設けられている請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  8. 前記制御操作部は、後面に駆動モータの緊急停止を行うための安全停止ボタンが設けられている請求項1から請求項7のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  9. 前記基台は、下面後部にアジャスタ機能を有する脚部が設けられている請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  10. 前記支持部の中間部に回転ローラが設けられ、
    前記伝動部材は、一端を前記駆動モータに巻架され、かつ他端を前記回転ローラに巻架された第1伝動部材と、一端を前記駆動ローラに巻架され、かつ他端を前記回転ローラに巻架された第2伝動部材とからなり、
    駆動モータの回転駆動が第1伝動部材、回転ローラおよび第2伝動部材を介して駆動ローラに伝動するものである請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の動物歩行補助装置。
  11. 請求項1ないし請求項10に記載の動物歩行補助装置を収容するための水槽であって、側面に透明の窓板部材が設けられていることを特徴とする動物歩行補助装置用水槽。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010035455A (ja) * 2008-08-01 2010-02-18 Tokyo Menitsukusu:Kk ペット用リハビリ装置
JP2016202752A (ja) * 2015-04-27 2016-12-08 株式会社ジャパンアクアテック トレッドミルおよび水中歩行訓練装置
KR20210144272A (ko) * 2020-05-22 2021-11-30 (주)가온솔루션 동물용 수중 재활치료 기기

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