JP3138247B2 - 透水性路面構造及びその施工方法 - Google Patents

透水性路面構造及びその施工方法

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JP3138247B2
JP3138247B2 JP09325243A JP32524397A JP3138247B2 JP 3138247 B2 JP3138247 B2 JP 3138247B2 JP 09325243 A JP09325243 A JP 09325243A JP 32524397 A JP32524397 A JP 32524397A JP 3138247 B2 JP3138247 B2 JP 3138247B2
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博雄 玉川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は降雨時の排水性に
優れた道路構造すなわち透水性路面構造及びその施工方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、降雨時の雨水の排水性を有す
る路面構造を形成する技術は存在した。これらの技術で
は、路面に敷設した舗石に砂目地等を介在させることに
より、雨水の地中への浸透を促し、水溜まりのできにく
い歩行感に優れた道路構造を実現することを目的として
いた。しかし、約20ml/h以上の降雨量になると、砂目
地の下に位置する地中部分が雨水を吸収することにより
飽和状態となり、雨水が浸透しなくなって道路表面に水
が溜まり、単に舗石間に砂目地等を施したのみでは、こ
うした状況に対応できなくなるといった問題が生じてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、従
来の路面構造の上記問題点を解決し、大量の降雨時でも
排水性に優れ、加えて長期間使用しても目詰まりの心配
が少なく、路面を舗装するのに好適な透水性を有する路
面構造及びその施工方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は路
床上に敷設した砕石層と、この砕石層の上に形成したコ
ンクリート層と、このコンクリート層の上に形成したモ
ルタル層と、このモルタル層の上に敷設した舗石層と、
該舗石間に形成された砂目地とからなる路面構造におい
て、前記砂目地の下部に砕石層、コンクリート層、モル
タル層に亘って透水性石を埋設してなることを特徴とす
る透水性路面構造である。請求項2記載の発明は路床上
に敷設した砕石層と、この砕石層の上に形成したコンク
リート層と、このコンクリート層の上に形成したモルタ
ル層と、このモルタル層の上に敷設した舗石層とからな
る路面構造において、前記舗石間に舗石間の間隙を保つ
間隙保持材を舗石と一体的に設けたことを特徴とする透
水性路面構造である。請求項3記載の発明は路床上に敷
設した砕石層と、この砕石層の上に形成したコンクリー
ト層と、このコンクリート層の上に形成したモルタル層
と、このモルタル層の上に敷設した舗石層とからなる路
面構造において、前記舗石間に舗石間の間隙を保つ間隙
保持材を舗石と一体的に設け、該間隙保持材の下方に砕
石層、コンクリート層、モルタル層に亘って透水性石を
埋設してなることを特徴とする透水性路面構造である。
請求項4記載の発明は路床上に敷設した砕石層の上に形
成したコンクリート層と、このコンクリート層の上に敷
設した舗石層と、該舗石層間に形成された砂目地とから
なる路面構造において、前記砂目地の下方のコンクリー
ト層に砂目地から砕石層に至る空隙を設け、該空隙の最
上部に面格子を設けてなることを特徴とする透水性路面
構造である。請求項5記載の発明は前記間隙保持材が弾
性或いは衝撃吸収性を有する素材からなり、前記舗石の
任意の側面に間隙保持材を嵌合できる嵌合穴が設けら
れ、この嵌合穴に前記間隙保持材が嵌合されてなること
を特徴とする透水性路面構造である。請求項6記載の発
明は前記間隙保持材が頭付きピン状部材であり、前記舗
石の任意の側面に間隙保持材を嵌合できる嵌合穴が設け
られ、この嵌合穴に前記間隙保持材が嵌合されてなるこ
とを特徴とする透水性路面構造である。請求項7記載の
発明は前記間隙保持材が少なくとも吸水率20%以上、
圧縮強度90kg/cm2以上の素材からなる板状部材であ
り、舗石の少なくとも隣合う2側面に貼着されているこ
とを特徴とする透水性路面構造である。請求項8記載の
発明は前記間隙保持材が舗石間を連結する棒状の連結部
材であり、該間隙保持材を嵌合できる嵌合穴が全側面に
設けられ、この嵌合穴に前記間隙保持材が嵌合されるこ
とにより隣接する舗石同士が連結されてなることを特徴
とする透水性路面構造である。請求項9記載の発明は路
床上に砕石を敷設し、この砕石層の所要位置に透水性石
を載設するとともに、この透水性石の周囲に、コンクリ
ート層、モルタル層を、透水性石頂部が露出するように
順次形成し、しかる後、モルタル層の上に舗石を敷設し
舗石間の砂目地を前記透水性石上方に形成することを特
徴とする透水性路面構造の施工方法である。請求項10
記載の発明は路床上に砕石を敷設し、この砕石層の上に
コンクリート層を設け、このコンクリート層の上にモル
タル層を設け、このモルタル層の上に隣合う舗石間の間
隙を保持するための間隙保持材が側面に一体的に設けら
れた舗石を敷設することを特徴とする透水性路面構造の
施工方法である。請求項11記載の発明は路床上に砕石
を敷設し、この砕石層の所要位置に透水性石を載設する
とともに、この透水性石の周囲に、コンクリート層、モ
ルタル層を、透水性石頂部が露出するように順次形成
し、しかる後、モルタル層の上に隣合う舗石間の間隙を
保持するための間隙保持材が側面に一体的に設けられた
舗石を、前記透水性石上方に該間隙保持材が位置するよ
うに敷設することを特徴とする透水性路面構造の施工方
法である。請求項12記載の発明は路床上に砕石を敷設
し、この砕石層上の所要位置に空隙が形成されるように
コンクリート層を設け、この空隙の最上部に面格子を設
け、コンクリート層の上に舗石を敷設し舗石間の砂目地
を前記面格子上方に形成することを特徴とする透水性路
面構造の施工方法である。これらの発明を提供すること
により上記の課題を悉く解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図1乃至
図13に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の第
1実施例に係る透水性路面構造を示す断面図である。図
2はこの発明の第2実施例に係る透水性路面構造を示す
断面図である。図3はこの発明の第3実施例に係る透水
性路面構造を示す断面図である。図4はこの発明の第4
実施例に係る透水性路面構造を示す断面図である。図5
は舗石層の第1実施例に係る構造を示す上面図であり、
図6は舗石層の第1実施例に係る構造を示すA−A線断
面図である。図7は舗石層の第2実施例に係る構造を示
す上面図であり、図8は舗石層の第2実施例に係る構造
を示すB−B線断面図である。図9は舗石層の第3実施
例に係る構造を示す上面図であり、図10は舗石層の第
3実施例に係る構造を示すC−C線断面図である。図1
1は舗石層の第4実施例に係る構造を示す上面図であ
り、図12は舗石層の第4実施例に係る構造を示すD−
D線断面図である。図13は舗石層の第5実施例に係る
構造を示す上面図であり、図14は舗石層の第5実施例
に係る構造を示すE−E線断面図である。
【0006】まず、この発明の第1実施例に係る透水性
路面構造(1)について図1に基づいて説明する。図1
はこの発明の第1実施例に係る透水性路面構造(1)の
断面図である。図1に示した如く、第1実施例の透水性
路面構造(1)は路床(2)上に形成された、砕石層
(3)、透水性石(5)、コンクリート層(6)、モル
タル層(7)、舗石層(8)、砂目地(10)からな
る。透水性石(5)は砕石層(3)の上或いは層の中間
部から、その上のコンクリート層(6)、モルタル層
(7)に亘って埋設されている。砂目地(10)は舗石
(9)間の間隙に、且つ、透水性石(5)の頂部の上方
に設けられている。透水性石(5)には透水性を有し、
圧縮強度に優れた素材を用いるが、具体的には、インド
ネシア産の多孔質安山岩を好適な素材として例示するこ
とができる。この素材は軽量で、軟らかく、透水性、保
水性、保温性、防音性を有する火成岩系安山岩であり、
その特性の測定値を例示すると、吸水率:23.3%、
圧縮強度:102kg/cm2、比重:1.36、曲げ強度:
58.42kg/cm2、という性質を持つ。吸水率は〔吸水
率=(含水重量−乾燥重量)/乾燥重量〕で定義され
る。なお、少なくとも吸水率20%以上、圧縮強度90
kg/cm2以上を有する素材であれば多孔質セラミックス、
多孔質金属等、他の素材を使用してもよい。大きさとし
ては一例として、横幅100cm,高さ180cm程度
の大きさのものを例示することができるが、コンクリー
ト層(6)、モルタル層(7)の各層の厚さを合わせた
長さよりも長ければ特に限定されない。なお、モルタル
層(7)はモルタル以外にクッションコンクリート、砂
等の衝撃吸収性を有する素材で代用してもよい。
【0007】次いで、第1実施例に係る透水性路面構造
(1)の施工方法について図1に基づいて説明する。ま
ず、路床(2)の上に砕石(4)を敷き詰め砕石層
(3)を形成した後、砕石層(3)上に所要間隔を持っ
て透水性石(5)を載設する。次に、この透水性石
(5)の周囲に、下からコンクリート層(6)、モルタ
ル層(7)を透水性石(5)の頂部が露出するように順
次形成する。しかる後、モルタル層(7)の上部に舗石
(9)を敷設し舗石層(8)を形成する。このとき、舗
石(9)の間隙下方に透水性石(5)が位置するように
して、最後に舗石(9)間の間隙の透水性石(5)上方
に砂目地(10)を設ける。この実施例に係る透水性路
面構造(1)を用いた場合、雨水は、まず砂目地(1
0)を通過し、その後その下にある透水性石(5)を通
過し、モルタル層(7)、コンクリート層(6)で停滞
すること無く、最下層の砕石層(3)まで速やかに達す
ることができ、大量の降雨時でも舗石層(8)表面上に
雨水が溜まるといった事態を回避できるといった効果が
ある。
【0008】次に、この発明の第2実施例に係る透水性
路面構造(1)について図2に基づいて説明する。図2
はこの発明の第2実施例に係る透水性路面構造(1)の
断面図である。図2に示した如く、第2実施例の透水性
路面構造(1)は路床(2)上に、下から順次形成され
た砕石層(3)、コンクリート層(6)、モルタル層
(7)、舗石層(8)、間隙保持材(11)からなる。
この第2実施例において隣接する舗石(9)間には間隙
保持材(11)が舗石(9)と一体的に設けられてお
り、間隙保持材(11)は舗石(9)の側面に水平方向
に間隔を開けて設けられている。なお、モルタル層
(7)はモルタル以外にクッションコンクリート、砂等
の衝撃吸収性を有する素材で代用してもよい。
【0009】次いで、第2実施例に係る透水性路面構造
(1)の施工方法について図2に基づいて説明する。路
床(2)の上に、砕石(4)を敷き詰め砕石層(3)を
形成した後、下からコンクリート層(6)、モルタル層
(7)を順次形成する。しかる後、モルタル層(7)の
上に、隣合う舗石(9)間の間隙を保持するための間隙
保持材(11)が側面に一体的に設けられた舗石(9)
を敷設し、舗石層(8)を形成する。この実施例に係る
透水性路面構造(1)を用いた場合、間隙保持材(1
1)により隣接する舗石(9)に間隙が設けられ、且
つ、間隙保持材(11)は水平方向に間隔を開けて設け
られているため、雨水は間隙保持材(11)の間を速や
かに通過し、大量の降雨時でも舗石層(8)表面上に雨
水が溜まるといった事態を回避できるといった効果があ
る。さらに、舗石(9)間には間隙保持材(11)が介
在しているので、舗石(9)が揺動した場合でも、舗石
(9)同士が衝突して破損することはない。
【0010】次に、この発明の第3実施例に係る透水性
路面構造(1)について図3に基づいて説明する。図3
はこの発明の第3実施例に係る透水性路面構造(1)の
断面図である。図3に示した如く、第3実施例の透水性
路面構造(1)は路床(2)上に形成された、砕石層
(3)、透水性石(5)、コンクリート層(6)、モル
タル層(7)、舗石層(8)、間隙保持材(11)から
なる。透水性石(5)は砕石層(3)の上或いは層の中
間部から、その上のコンクリート層(6)、モルタル層
(7)に亘って埋設されている。間隙保持材(11)は
舗石(9)間の間隙に、且つ、透水性石(5)の頂部の
上方に設けられている。透水性石(5)は第1実施例と
同様インドネシア産多孔質安山岩が好適に用いられる。
大きさとしては、一例として、横幅100cm,高さ1
80cm程度の大きさのものを例示することができる
が、コンクリート層(6)、モルタル層(7)の各層の
厚さを合わせた長さよりも長ければ特に限定されない。
なお、モルタル層(7)はモルタル以外にクッションコ
ンクリート、砂等の衝撃吸収性を有する素材で代用して
もよい。
【0011】次いで、第3実施例に係る透水性路面構造
(1)の施工方法について図3に基づいて説明する。ま
ず、路床(2)の上に砕石(4)を敷き詰め砕石層
(3)を形成した後、砕石層(3)上に所要間隔を持っ
て透水性石(5)を載設する。次に、この透水性石
(5)の周囲に、下からコンクリート層(6)、モルタ
ル層(7)を順次形成する。しかる後、モルタル層
(7)の上部に舗石(9)を敷設し舗石層(8)を形成
する。このとき、舗石(9)の間隙下方に透水性石
(5)が位置するようにして、隣合う舗石(9)間の間
隙を保持するための間隙保持材(11)が側面に一体的
に設けられた舗石(9)を敷設する。この実施例に係る
透水性路面構造(1)を用いた場合、雨水は、まず間隙
保持材(11)の間を通過し、その後その下にある透水
性石(5)を通過し、モルタル層(7)、コンクリート
層(6)で停滞すること無く、最下層の砕石層(3)ま
で速やかに達することができ、大量の降雨時でも舗石層
(8)表面上に雨水が溜まるといった事態を回避できる
といった効果がある。さらに、舗石(9)間には間隙保
持材(11)が介在しているので、舗石(9)が揺動し
た場合でも、舗石(9)同士が衝突して破損することは
ない。
【0012】次に、この発明の第4実施例に係る透水性
路面構造(1)について図4に基づいて説明する。図4
はこの発明の第4実施例に係る透水性路面構造(1)の
断面図である。図4に示した如く、第4実施例の透水性
路面構造(1)は路床(2)上に形成された、砕石層
(3)、コンクリート層(6)、空隙(12)、面格子
(13)、舗石層(8)、砂目地(10)からなる。空
隙(12)はコンクリート層(6)を貫通して設けら
れ、砂目地(10)は舗石(9)間の間隙に、且つ、面
格子(13)の上方に設けられている。
【0013】次いで、第4実施例に係る透水性路面構造
(1)の施工方法について図4に基づいて説明する。ま
ず、路床(2)の上に砕石(4)を敷き詰め砕石層
(3)を形成した後、砕石層(3)上に所要間隔を持っ
て空隙(12)が形成されるようにコンクリート層
(6)を形成する。コンクリート層(6)には後で面格
子を載設したときに、表面が面一になるように凹状段部
(21)を設けておき、この凹状段部(21)に面格子
(13)を載置する。しかる後、コンクリート層(6)
の上部に舗石(9)を敷設し舗石層(8)を形成する。
このとき、舗石(9)の間隙下方に面格子(13)が位
置するようにして、最後に舗石(9)間の間隙に砂目地
(10)を設ける。この実施例に係る透水性路面構造
(1)を用いた場合、雨水は、まず砂目地(10)を通
過し、その後その下にある面格子(13)、さらに空隙
(12)を通過し、コンクリート層(6)で停滞するこ
と無く、最下層の砕石層(3)まで速やかに達すること
ができ、大量の降雨時でも舗石層(8)表面上に雨水が
溜まるといった事態を回避できるといった効果がある。
【0014】次に、舗石層(8)の第1実施例に係る構
造を図5及び図6に基づいて説明する。図5は舗石層
(8)の第1実施例に係る構造を示す上面図である。図
6は舗石層(8)の第1実施例に係る構造を示すA−A
線断面図である。舗石層(8)は舗石(9)及び砂目地
(10)からなる。舗石(9)は表面(15)、裏面
(16)及び側面(17)を有する部材であり、材質は
特に限定されず、コンクリート、天然石、煉瓦等、通常
舗石(9)に利用される材質であればよく、これは後述
する、舗石層(8)の第2乃至第5実施例でも同様であ
る。この実施例に係る舗石層(8)を路面構造に用いた
場合、砂目地(10)を介して雨水等が通過するので、
透水性に優れた舗石層(8)を形成することができる。
この実施例に係る舗石層(8)を使用する場合、雨水の
浸透を助けるために砂目地(10)の下方には図1に示
す如く透水性石(5)が配置される。
【0015】次に、舗石層(8)の第2実施例に係る構
造を図7及び図8に基づいて説明する。図7は舗石層
(8)の第2実施例に係る構造を示す上面図である。図
8は舗石層(8)の第2実施例に係る構造を示すB−B
線断面図である。舗石層(8)は舗石(9)及び間隙保
持材(11)からなる。間隙保持材(11)は弾性或い
は衝撃吸収性を有する素材からなり、任意の側面に複数
箇所設けられた嵌合穴(14)にその一端を嵌合できる
ようになっている。間隙保持材(11)の素材も特に限
定されずニトリルゴム、シリコーンゴム等の弾性素材や
発泡ウレタン等衝撃吸収性を有する素材であればよい。
この実施例に係る舗石(9)を使用する際は、敷設する
石が全てこの実施例に係る舗石(9)である必要はな
く、通常の舗装用の石と或いは後述する他の舗石層
(8)の実施例に係る舗石(9)と組み合わせて例えば
市松模様状に敷設してもよく、これは後述する他の舗石
層(8)の実施例でも同様である。この実施例に係る舗
石層(8)を路面構造に用いた場合、嵌合穴(14)が
水平方向に間隔を開けて設けられているため、嵌合され
た間隙保持材(11)の間隔は雨水等が通過できる程度
となり、透水性に優れた舗石層(8)を形成することが
できる。さらに、舗石(9)が揺動した場合でも、舗石
(9)同士が衝突せず舗石(9)が破損することはな
い。
【0016】次に、舗石層(8)の第3実施例に係る構
造を図9及び図10に基づいて説明する。図9は舗石層
(8)の第3実施例に係る構造を示す上面図である。図
10は舗石層(8)の第3実施例に係る構造を示すC−
C線断面図である。舗石層(8)は舗石(9)及び間隙
保持材(11)からなる。間隙保持材(11)は頭付き
ピンの形状をしており、胴部が略円柱形であって舗石
(9)の嵌合穴(14)に嵌合される嵌合部(18)、
頭部が嵌合穴(14)から露出することにより舗石
(9)間の間隙を保持する間隙保持部(19)とされて
いる。なお、間隙保持材(11)の形状は、舗石(9)
から露出する間隙保持部(19)と舗石(9)の嵌合穴
(14)に嵌合される嵌合部(18)を有している限り
特に限定されない。素材は耐衝撃性と耐食性に優れた素
材であれば特に限定されず、ステンレス等の金属材料を
使用することが望ましいが、ゴム等の弾性素材でもよ
い。この実施例に係る舗石層(8)を路面構造に用いた
場合、図9に示す如く嵌合穴(14)が水平方向に間隔
を開けて設けられているため、嵌合された間隙保持材
(11)の間隔は雨水等が通過できる程度となり、透水
性に優れた舗石層(8)を形成することができる。さら
に、舗石(9)が揺動した場合でも、舗石(9)同士が
衝突せず舗石(9)が破損することはない。
【0017】次に、舗石層(8)の第4実施例に係る構
造を図11及び図12に基づいて説明する。図11は舗
石層(8)の第2実施例に係る構造を示す上面図であ
る。図12は舗石層(8)の第2実施例に係る構造を示
すD−D線断面図である。舗石層(8)は舗石(9)及
び間隙保持材(11)からなる。形状は側面(17)に
後述する間隙保持材(11)を貼着可能であれば、特に
限定されない。間隙保持材(11)は透水性を有し、圧
縮強度に優れた素材からなる板状部材が使用される。こ
の素材については第1実施例で透水性石(5)に用いた
インドネシア産の多孔質安山岩を好適な素材として例示
することができる。なお、少なくとも吸水率20%以
上、圧縮強度90kg/cm2以上を有する素材であれば多孔
質セラミックス、多孔質金属等、他の素材を使用しても
よい。また厚さは5mm乃至10mmのものが好適に使用さ
れるが、用いられる舗石(9)の大きさ、形状に合わせ
て適宜変更すればよい。間隙保持材(11)はエポキシ
樹脂等の接着剤により舗石(9)の側面(17)に貼着
される。この実施例に係る舗石層(8)を路面構造に用
いた場合、間隙保持材(11)が透水性を有しているた
め、雨水等はこの間隙保持材(11)を通過して地中に
流れ込むことが可能となり、透水性に優れた路面構造を
形成できる。さらに、舗石(9)が揺動した場合でも、
舗石(9)同士が衝突せず舗石(9)が破損することは
ない。
【0018】次に、舗石層(8)の第5実施例に係る構
造を図13及び図14に基づいて説明する。図13は舗
石層(8)の第5実施例に係る構造を示す上面図であ
る。図14は舗石層(8)の第5実施例に係る構造を示
すE−E線断面図である。連結部材(20)は円柱形棒
状であって、長さは嵌合穴(14)の深さの2倍の長さ
を超える長さとされている。これは隣合う舗石(9)同
士を連結部材(20)により連結した際に、舗石(9)
間に間隙を設けるためである。また、素材は特に限定さ
れず、例えば、ステンレス等の金属材料を使用すること
ができる。形状においても特に限定されず、例えば、角
柱状やパイプ状のものでもよい。この実施例に係る舗石
層(8)を路面構造に用いた場合、図13に示す如く嵌
合穴(14)が水平方向に間隔を開けて設けられている
ため、嵌合された連結部材(20)の間隔は雨水等が通
過できる程度となり、透水性に優れた舗石層(8)を形
成することができる。さらに、舗石(9)が揺動した場
合でも、舗石(9)同士が衝突せず舗石(9)が破損す
ることはない。しかも、連結部材(20)により舗石
(9)同士の連結が強固なものとなる。
【0017】
【発明の効果】請求項1記載の発明は路床上に敷設した
砕石層と、この砕石層の上に形成したコンクリート層
と、このコンクリート層の上に形成したモルタル層と、
このモルタル層の上に敷設した舗石層と、該舗石間に形
成された砂目地とからなる路面構造において、前記砂目
地の下方に砕石層、コンクリート層、モルタル層に亘っ
て透水性石を埋設してなることを特徴とする透水性路面
構造であり、請求項2記載の発明は路床上に敷設した砕
石層と、この砕石層の上に形成したコンクリート層と、
このコンクリート層の上に形成したモルタル層と、この
モルタル層の上に敷設した舗石層とからなる路面構造に
おいて、前記舗石間に舗石間の間隙を保つ間隙保持材を
舗石と一体的に設けたことを特徴とする透水性路面構造
であり、請求項3記載の発明は路床上に敷設した砕石層
と、この砕石層の上に形成したコンクリート層と、この
コンクリート層の上に形成したモルタル層と、このモル
タル層の上に敷設した舗石層とからなる路面構造におい
て、前記舗石間に舗石間の間隙を保つ間隙保持材を舗石
と一体的に設け、該間隙保持材の下方に砕石層、コンク
リート層、モルタル層に亘って透水性石を埋設してなる
ことを特徴とする透水性路面構造であり、請求項4記載
の発明は路床上に敷設した砕石層の上に形成したコンク
リート層と、このコンクリート層の上に敷設した舗石層
と、該舗石層間に形成された砂目地とからなる路面構造
において、前記砂目地の下方のコンクリート層に砂目地
から砕石層に至る空隙を設け、該空隙の最上部に面格子
を設けてなることを特徴とする透水性路面構造であり、
請求項5記載の発明は前記間隙保持材が弾性或いは衝撃
吸収性を有する素材からなり、前記舗石の任意の側面に
間隙保持材を嵌合できる嵌合穴が設けられ、この嵌合穴
に前記間隙保持材が嵌合されてなることを特徴とする透
水性路面構造であり、請求項6記載の発明は前記間隙保
持材が頭付きピン状部材であり、前記舗石の任意の側面
に間隙保持材を嵌合できる嵌合穴が設けられ、この嵌合
穴に前記間隙保持材が嵌合されてなることを特徴とする
透水性路面構造であり、請求項7記載の発明は前記間隙
保持材が少なくとも吸水率20%以上、圧縮強度90kg
/cm2以上の素材からなる板状部材であり、舗石の少なく
とも隣合う2側面に貼着されていることを特徴とする透
水性路面構造であり、請求項8記載の発明は前記間隙保
持材が舗石間を連結する棒状の連結部材であり、該間隙
保持材を嵌合できる嵌合穴が全側面に設けられこの嵌合
穴に前記間隙保持材が嵌合されることにより隣接する舗
石同士が連結されてなることを特徴とする透水性路面構
造であり、請求項9記載の発明は路床上に砕石を敷設
し、この砕石層の所要位置に透水性石を載設するととも
に、この透水性石の周囲に、コンクリート層、モルタル
層を、透水性石頂部が露出するように順次形成し、しか
る後、モルタル層の上に舗石を敷設し舗石間の砂目地を
前記透水性石上方に形成することを特徴とする透水性路
面構造の施工方法であり、請求項10記載の発明は路床
上に砕石を敷設し、この砕石層の上にコンクリート層を
設け、このコンクリート層の上にモルタル層を設け、こ
のモルタル層の上に隣合う舗石間の間隙を保持するため
の間隙保持材が側面に一体的に設けられた舗石を敷設す
ることを特徴とする透水性路面構造の施工方法であり、
請求項11記載の発明は路床上に砕石を敷設し、この砕
石層の所要位置に透水性石を載設するとともに、この透
水性石の周囲に、コンクリート層、モルタル層を、透水
性石頂部が露出するように順次形成し、しかる後、モル
タル層の上に、隣合う舗石間の間隙を保持するための間
隙保持材が側面に一体的に設けられた舗石を前記透水性
石上方に形成することを特徴とする透水性路面構造の施
工方法であり、請求項12記載の発明は路床上に砕石を
敷設し、この砕石層上の所要位置に空隙が形成されるよ
うにコンクリート層を設け、この空隙の最上部に面格子
を設け、コンクリート層の上に舗石を敷設し舗石間の砂
目地を前記面格子上方に形成することを特徴とする透水
性路面構造の施工方法であるから以下のような優れた効
果を奏する。すなわち、これらの発明は大量の降雨時で
も排水性に優れ、加えて長時間使用しても目詰まりの心
配が少なく、路面を舗装するのに好適な透水性を有する
透水性路面構造を提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図 1】この発明の第1実施例に係る透水性路面構造
を示す断面図である。
【図 2】この発明の第2実施例に係る透水性路面構造
を示す断面図である。
【図 3】この発明の第3実施例に係る透水性路面構造
を示す断面図である。
【図 4】この発明の第4実施例に係る透水性路面構造
を示す断面図である。
【図 5】この発明の舗石層の第1実施例に係る構造を
示す上面図である。
【図 6】この発明の舗石層の第1実施例に係る構造を
示すA−A線断面図である。
【図 7】この発明の舗石層の第2実施例に係る構造を
示す上面図である。
【図 8】この発明の舗石層の第2実施例に係る構造を
示すB−B線断面図である。
【図 9】この発明の舗石層の第3実施例に係る構造を
示す上面図である。
【図10】この発明の舗石層の第3実施例に係る構造を
示すC−C線断面図である。
【図11】この発明の舗石層の第4実施例に係る構造を
示す上面図である。
【図12】この発明の舗石層の第4実施例に係る構造を
示すD−D線断面図である。
【図13】この発明の舗石層の第5実施例に係る構造を
示す上面図である。
【図14】この発明の舗石層の第5実施例に係る構造を
示すE−E線断面図である。
【符号の説明】
1・・・・・透水性路面構造 2・・・・・路床 3・・・・・砕石層 4・・・・・砕石 5・・・・・透水性石 6・・・・・コンクリート層 7・・・・・モルタル層 8・・・・・舗石層 9・・・・・舗石 10・・・・砂目地 11・・・・間隙保持材 12・・・・空隙 13・・・・面格子 14・・・・嵌合穴 20・・・・連結部材

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路床上に敷設した砕石層と、この砕石
    層の上に形成したコンクリート層と、このコンクリート
    層の上に形成したモルタル層と、このモルタル層の上に
    敷設した舗石層と、該舗石間に形成された砂目地とから
    なる路面構造において、前記砂目地の下方に砕石層、コ
    ンクリート層、モルタル層に亘って透水性石を埋設して
    なることを特徴とする透水性路面構造。
  2. 【請求項2】 路床上に敷設した砕石層と、この砕石
    層の上に形成したコンクリート層と、このコンクリート
    層の上に形成したモルタル層と、このモルタル層の上に
    敷設した舗石層とからなる路面構造において、前記舗石
    間に舗石間の間隙を保つ間隙保持材を舗石と一体的に設
    けたことを特徴とする透水性路面構造。
  3. 【請求項3】 路床上に敷設した砕石層と、この砕石
    層の上に形成したコンクリート層と、このコンクリート
    層の上に形成したモルタル層と、このモルタル層の上に
    敷設した舗石層とからなる路面構造において、前記舗石
    間に舗石間の間隙を保つ間隙保持材を舗石と一体的に設
    け、該間隙保持材の下方に砕石層、コンクリート層、モ
    ルタル層に亘って透水性石を埋設してなることを特徴と
    する透水性路面構造。
  4. 【請求項4】 路床上に敷設した砕石層の上に形成し
    たコンクリート層と、このコンクリート層の上に敷設し
    た舗石層と、該舗石層間に形成された砂目地とからなる
    路面構造において、前記砂目地の下方のコンクリート層
    に砂目地から砕石層に至る空隙を設け、該空隙の最上部
    に面格子を設けてなることを特徴とする透水性路面構
    造。
  5. 【請求項5】 前記間隙保持材が弾性或いは衝撃吸収
    性を有する素材からなり、前記舗石の任意の側面に間隙
    保持材を嵌合できる嵌合穴が設けられ、この嵌合穴に該
    間隙保持材が嵌合されてなることを特徴とする請求項2
    又は3記載の透水性路面構造。
  6. 【請求項6】 前記間隙保持材が頭付きピン状部材で
    あり、前記舗石の任意の側面に間隙保持材を嵌合できる
    嵌合穴が設けられ、この嵌合穴に前記間隙保持材が嵌合
    されてなることを特徴とする請求項2又は3記載の透水
    性路面構造。
  7. 【請求項7】 前記間隙保持材が少なくとも吸水率2
    0%以上、圧縮強度90kg/cm2以上の素材からなる板状
    部材であり、舗石の少なくとも隣合う2側面に貼着され
    ていることを特徴とする請求項2又は3記載の透水性路
    面構造。
  8. 【請求項8】 前記間隙保持材が舗石間を連結する棒
    状の連結部材であり、該間隙保持材を嵌合できる嵌合穴
    が全側面に設けられこの嵌合穴に前記間隙保持材が嵌合
    されることにより隣接する舗石同士が連結されてなるこ
    とを特徴とする請求項2又は3記載の透水性路面構造。
  9. 【請求項9】 路床上に砕石を敷設し、この砕石層の
    所要位置に透水性石を載設するとともに、この透水性石
    の周囲に、コンクリート層、モルタル層を、透水性石頂
    部が露出するように順次形成し、しかる後、モルタル層
    の上に舗石を敷設し舗石間の砂目地を前記透水性石上方
    に形成することを特徴とする透水性路面構造の施工方
    法。
  10. 【請求項10】 路床上に砕石を敷設し、この砕石層
    の上にコンクリート層を設け、このコンクリート層の上
    にモルタル層を設け、このモルタル層の上に隣合う舗石
    間の間隙を保持するための間隙保持材が側面に一体的に
    設けられた舗石を敷設することを特徴とする透水性路面
    構造の施工方法。
  11. 【請求項11】 路床上に砕石を敷設し、この砕石層
    の所要位置に透水性石を載設するとともに、この透水性
    石の周囲に、コンクリート層、モルタル層を、透水性石
    頂部が露出するように順次形成し、しかる後、モルタル
    層の上に隣合う舗石間の間隙を保持するための間隙保持
    材が側面に一体的に設けられた舗石を前記透水性石上方
    に該間隙保持材が位置するように敷設することを特徴と
    する透水性路面構造の施工方法。
  12. 【請求項12】 路床上に砕石を敷設し、この砕石層
    上の所要位置に空隙が形成されるようにコンクリート層
    を設け、この空隙の最上部に面格子を設け、コンクリー
    ト層の上に舗石を敷設し舗石間の砂目地を前記面格子上
    方に形成することを特徴とする透水性路面構造の施工方
    法。
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