JP3138031B2 - 冷凍装置 - Google Patents
冷凍装置Info
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- JP3138031B2 JP3138031B2 JP03310938A JP31093891A JP3138031B2 JP 3138031 B2 JP3138031 B2 JP 3138031B2 JP 03310938 A JP03310938 A JP 03310938A JP 31093891 A JP31093891 A JP 31093891A JP 3138031 B2 JP3138031 B2 JP 3138031B2
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- compressor
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- compressors
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2313/00—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for
- F25B2313/025—Compression machines, plants or systems with reversible cycle not otherwise provided for using multiple outdoor units
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2400/00—General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
- F25B2400/07—Details of compressors or related parts
- F25B2400/075—Details of compressors or related parts with parallel compressors
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2700/00—Sensing or detecting of parameters; Sensors therefor
- F25B2700/03—Oil level
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- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、圧縮機を並列に配置し
た冷凍装置に関する。
た冷凍装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、複数個の室内熱交換器（室内ユ
ニット）を並列に配置すると共に、各室内熱交換器につ
ながれる冷媒管に対して、複数個の圧縮機を並列に配置
したビル用のマルチ形空気調和装置は知られている。こ
の種のマルチ形空気調和装置は、装置の大容量システム
化が図れるという利点があるものの、複数個の圧縮機が
並列につながれているため、各圧縮機の運転状態によっ
ては各圧縮機内の潤滑油（以下「油」という。）の量が
アンバランスとなる。
ニット）を並列に配置すると共に、各室内熱交換器につ
ながれる冷媒管に対して、複数個の圧縮機を並列に配置
したビル用のマルチ形空気調和装置は知られている。こ
の種のマルチ形空気調和装置は、装置の大容量システム
化が図れるという利点があるものの、複数個の圧縮機が
並列につながれているため、各圧縮機の運転状態によっ
ては各圧縮機内の潤滑油（以下「油」という。）の量が
アンバランスとなる。
【０００３】このため、出願人は特願平３−１１４１２
５号で油分離器から圧縮機へつながれる油戻し管同志を
連接管でつないで、この油戻し管及び／又は連接管には
弁を設けて、必要に応じてこの弁を開放して圧縮機にお
ける油量がアンバランスとならないようにすることを提
案した。
５号で油分離器から圧縮機へつながれる油戻し管同志を
連接管でつないで、この油戻し管及び／又は連接管には
弁を設けて、必要に応じてこの弁を開放して圧縮機にお
ける油量がアンバランスとならないようにすることを提
案した。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】この提案によれば、油
分離器につながれた油戻し油は１本でしかもこの油分離
器の下部につながれていた。このため上述した弁を開放
して一方の圧縮機へ油を戻している場合は油分離器内に
油が溜まりにくい。このように一方の圧縮機へ油を戻し
ている最中に他方の圧縮機へも油を戻そうとしても油分
離器内には前述したとおり油が溜っていないため、短時
間に他方の圧縮機へも油を戻すことはむずかしかった。
分離器につながれた油戻し油は１本でしかもこの油分離
器の下部につながれていた。このため上述した弁を開放
して一方の圧縮機へ油を戻している場合は油分離器内に
油が溜まりにくい。このように一方の圧縮機へ油を戻し
ている最中に他方の圧縮機へも油を戻そうとしても油分
離器内には前述したとおり油が溜っていないため、短時
間に他方の圧縮機へも油を戻すことはむずかしかった。
【０００５】本発明は短時間で油が不足している圧縮機
へ油を供給させることを目的としたものである。
へ油を供給させることを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は並列につながれた圧縮機の夫々に油分離器
を設け、これら夫々の油分離器の上部と下部とにつなが
れた油戻し管を並列に夫々の圧縮機へ接続すると共に、
下部油戻し管同志を連接管でつなぎこの下部油戻し管及
び／又は連接管にはこれら圧縮機内の油量が所定値以下
になった場合に開放される弁を設けるようにしたもので
ある。
に、本発明は並列につながれた圧縮機の夫々に油分離器
を設け、これら夫々の油分離器の上部と下部とにつなが
れた油戻し管を並列に夫々の圧縮機へ接続すると共に、
下部油戻し管同志を連接管でつなぎこの下部油戻し管及
び／又は連接管にはこれら圧縮機内の油量が所定値以下
になった場合に開放される弁を設けるようにしたもので
ある。
【０００７】
【作用】通常時は油分離器につながれた上部油戻し管を
介して、圧縮機へ油を戻すようにして、常に油分離器内
には一定量の油を確保しておく。そして、圧縮機内の油
量が所定値以下になった場合は弁を開放して、油分離器
に確保しておいた油を短時間で油が不足している圧縮機
へ流す。
介して、圧縮機へ油を戻すようにして、常に油分離器内
には一定量の油を確保しておく。そして、圧縮機内の油
量が所定値以下になった場合は弁を開放して、油分離器
に確保しておいた油を短時間で油が不足している圧縮機
へ流す。
【０００８】
【実施例】図１において、Ａ，Ｂは室外ユニットを示
し、Ｃ，Ｄは室内ユニットを示している。室外ユニット
Ａは、アキュームレータ１ａと、スクロール又はレシプ
ロ形の圧縮機２ａと、油分離器３ａと、四方弁４ａと、
室外熱交換器５ａと、室外電動式膨脹弁６ａとで構成さ
れている。上述の圧縮機２ａと室外ユニットＢの圧縮機
２ｂとは、負荷に応じて能力が変えられる（圧縮機内の
電動機の回転数が変えられる）能力可変型のものであ
る。
し、Ｃ，Ｄは室内ユニットを示している。室外ユニット
Ａは、アキュームレータ１ａと、スクロール又はレシプ
ロ形の圧縮機２ａと、油分離器３ａと、四方弁４ａと、
室外熱交換器５ａと、室外電動式膨脹弁６ａとで構成さ
れている。上述の圧縮機２ａと室外ユニットＢの圧縮機
２ｂとは、負荷に応じて能力が変えられる（圧縮機内の
電動機の回転数が変えられる）能力可変型のものであ
る。
【０００９】室外ユニットＢについては、室外ユニット
Ａと同じであるので、説明は省略する。室内ユニットＣ
は、室内熱交換器７ｃと、室内電動式膨張弁８ｃとで構
成されている。
Ａと同じであるので、説明は省略する。室内ユニットＣ
は、室内熱交換器７ｃと、室内電動式膨張弁８ｃとで構
成されている。
【００１０】室内ユニットＤについては、室内ユニット
Ｃと同じであるので、説明は省略する。これらは管路
９，１０を介して接続され、冷凍サイクルを構成してい
る。尚、空調負荷の増減に応じてこれら室内ユニット
Ｃ，Ｄの台数や室外ユニットＡ，Ｂの台数を増減させる
ことにより、空調負荷に最適な冷凍装置を構成できるこ
とは言うまでもない。
Ｃと同じであるので、説明は省略する。これらは管路
９，１０を介して接続され、冷凍サイクルを構成してい
る。尚、空調負荷の増減に応じてこれら室内ユニット
Ｃ，Ｄの台数や室外ユニットＡ，Ｂの台数を増減させる
ことにより、空調負荷に最適な冷凍装置を構成できるこ
とは言うまでもない。
【００１１】次に室外ユニットＡの油戻し回路について
説明する。１１ａは油分離器３ａの上部につながれた上
部油戻し管で、圧縮機２ａにつながれている。１２ａは
油分離器３ａの下部につながれた下部油戻し管で、これ
も圧縮機２ａにつながれている。従って２つの油戻し管
１１ａ，１２ａが並列に圧縮機２ａにつながれている。
１３ａ，１４ａは上部油戻し管１１ａ並びに下部油戻し
管１２ａにつながれた減圧素子で、減圧素子１３ａの抵
抗値の方が減圧素子１４ａの抵抗値よりも大きく設定さ
れている。又、下部油戻し管１２ａには弁１５ａ，１６
ａが組み込まれ、これらの弁１５ａ，１６ａの開閉動作
は制御器１７ａによって決められる。１８ａ，１９ａは
圧縮機内の上下に設けられた２つの油面検出センサで、
これら検出センサ１８ａ，１９ａからの出力が制御器１
７ａに入力される。そして、これらセンサ１８ａ，１９
ａからの出力に応じて弁１５ａ，１６ａは開閉制御され
る。その制御は後述する。又、室外ユニットＢの油戻し
回路については、室外ユニットＡの油戻し回路と同一で
あるため説明を省略する。
説明する。１１ａは油分離器３ａの上部につながれた上
部油戻し管で、圧縮機２ａにつながれている。１２ａは
油分離器３ａの下部につながれた下部油戻し管で、これ
も圧縮機２ａにつながれている。従って２つの油戻し管
１１ａ，１２ａが並列に圧縮機２ａにつながれている。
１３ａ，１４ａは上部油戻し管１１ａ並びに下部油戻し
管１２ａにつながれた減圧素子で、減圧素子１３ａの抵
抗値の方が減圧素子１４ａの抵抗値よりも大きく設定さ
れている。又、下部油戻し管１２ａには弁１５ａ，１６
ａが組み込まれ、これらの弁１５ａ，１６ａの開閉動作
は制御器１７ａによって決められる。１８ａ，１９ａは
圧縮機内の上下に設けられた２つの油面検出センサで、
これら検出センサ１８ａ，１９ａからの出力が制御器１
７ａに入力される。そして、これらセンサ１８ａ，１９
ａからの出力に応じて弁１５ａ，１６ａは開閉制御され
る。その制御は後述する。又、室外ユニットＢの油戻し
回路については、室外ユニットＡの油戻し回路と同一で
あるため説明を省略する。
【００１２】２０は連接管で、両室外ユニットＡ，Ｂの
下部油戻し管同志１２ａ，１２ｂをつなぐものである。
そして、両室外ユニットＡ，Ｂの圧縮機２ａ，２ｂ内の
油量の状態によって、夫々の弁１５ａ，１６ａ，１５
ｂ，１６ｂは下表のとおり開閉制御される。
下部油戻し管同志１２ａ，１２ｂをつなぐものである。
そして、両室外ユニットＡ，Ｂの圧縮機２ａ，２ｂ内の
油量の状態によって、夫々の弁１５ａ，１６ａ，１５
ｂ，１６ｂは下表のとおり開閉制御される。
【００１３】尚、これら４つの弁１５ａ，１６ａ，１５
ｂ，１６ｂの代りに下部油戻し管１２ａ，１２ｂと連接
管２０との接続部２３に三方弁等を設けたり、あるいは
連接管２０にも弁を設けるようにしても良い。
ｂ，１６ｂの代りに下部油戻し管１２ａ，１２ｂと連接
管２０との接続部２３に三方弁等を設けたり、あるいは
連接管２０にも弁を設けるようにしても良い。
【００１４】
【表１】
【００１５】この表で、油量の欄において「通常」とは
センサ１８ａ，１９ａ，１８ｂ，１９ｂがいずれも作動
しない状態であり、「減」とはセンサ１８ａ，１８ｂが
作動して油量が所定量よりも減少した状態であり、「極
減」とはセンサ１８ａ，１９ａ，１８ｂ，１９ｂいずれ
も作動して油量が極めて減少した状態である。
センサ１８ａ，１９ａ，１８ｂ，１９ｂがいずれも作動
しない状態であり、「減」とはセンサ１８ａ，１８ｂが
作動して油量が所定量よりも減少した状態であり、「極
減」とはセンサ１８ａ，１９ａ，１８ｂ，１９ｂいずれ
も作動して油量が極めて減少した状態である。
【００１６】次に、本実施例の作用を説明する。
【００１７】四方弁４ａ，４ｂが、図１に実線で示す状
態であると、冷媒は、同図中に矢印で示すように流れ
る。室外電動式膨脹弁６ａ，６ｂは略全開で、室内電動
式膨脹弁８ｃ，８ｄは負荷に応じて開度調整される。こ
の場合、２台の室外ユニットＡ，Ｂは同時に運転され、
室外熱交換器５ａ，５ｂは凝縮器として作用し、室内熱
交換器７ｃ，７ｄは蒸発器として作用する。即ち、室内
熱交換器７ｃ，７ｄからは冷風が送出され、冷房運転が
行なわれる。
態であると、冷媒は、同図中に矢印で示すように流れ
る。室外電動式膨脹弁６ａ，６ｂは略全開で、室内電動
式膨脹弁８ｃ，８ｄは負荷に応じて開度調整される。こ
の場合、２台の室外ユニットＡ，Ｂは同時に運転され、
室外熱交換器５ａ，５ｂは凝縮器として作用し、室内熱
交換器７ｃ，７ｄは蒸発器として作用する。即ち、室内
熱交換器７ｃ，７ｄからは冷風が送出され、冷房運転が
行なわれる。
【００１８】四方弁４ａ，４ｂが、図１に点線で示すよ
うに切替わると、冷媒は、同図中で矢印と反対の方向に
流れる。室内電動式膨脹弁８ｃ，８ｄ、及び室外電動式
膨脹弁６ａ，６ｂは負荷に応じて開度調整される。この
場合、２台の室外ユニットＡ，Ｂは同時に運転され、２
台の室外熱交換器５ａ，５ｂは蒸発器として作用し、室
内熱交換器７ｃ，７ｄは凝縮器として作用する。即ち、
室内熱交換器７ｃ，７ｄからは温風が送出され、暖房運
転が行なわれる。
うに切替わると、冷媒は、同図中で矢印と反対の方向に
流れる。室内電動式膨脹弁８ｃ，８ｄ、及び室外電動式
膨脹弁６ａ，６ｂは負荷に応じて開度調整される。この
場合、２台の室外ユニットＡ，Ｂは同時に運転され、２
台の室外熱交換器５ａ，５ｂは蒸発器として作用し、室
内熱交換器７ｃ，７ｄは凝縮器として作用する。即ち、
室内熱交換器７ｃ，７ｄからは温風が送出され、暖房運
転が行なわれる。
【００１９】これら冷房又は暖房のいずれかの運転状態
にある場合には、表の（イ）で示すように弁１５ａ，１
６ａ、及び弁１５ｂ，１６ｂが閉状態にあるので、上記
油分離器３ａ，３ｂにより分離された油の量の位置が上
部油戻し管１１ａ，１１ｂの位置よりも上回った分だけ
の油量が、同図中に点線で示すように、上部油戻し管１
１ａ，１１ｂを通して常にスクロール又はレシプロ形の
圧縮機２ａ，２ｂに戻される。
にある場合には、表の（イ）で示すように弁１５ａ，１
６ａ、及び弁１５ｂ，１６ｂが閉状態にあるので、上記
油分離器３ａ，３ｂにより分離された油の量の位置が上
部油戻し管１１ａ，１１ｂの位置よりも上回った分だけ
の油量が、同図中に点線で示すように、上部油戻し管１
１ａ，１１ｂを通して常にスクロール又はレシプロ形の
圧縮機２ａ，２ｂに戻される。
【００２０】ところで、冷房又は暖房負荷の一時的な低
下等に伴って、例えば一方の圧縮機２ａの能力が低下
（回転数が低下）すると、この一方の圧縮機２ａに戻る
油量が、他方の圧縮機２ｂに戻る油量よりも低下して、
センサ１８ａのみが作動して弁１５ａ，１６ａ，１５
ｂ，１６ｂの開閉状態は表の（ロ）で示す状態となる。
すなわち、一方の圧縮機２ａ内の油量が所定値以下とな
ったため、この一方の圧縮機２ａへは下部油戻し管１２
ａを介して、他方の圧縮機２ｂへは上部油戻し管１３ｂ
を介して油が夫々の圧縮機２ａ，２ｂへ戻される。
下等に伴って、例えば一方の圧縮機２ａの能力が低下
（回転数が低下）すると、この一方の圧縮機２ａに戻る
油量が、他方の圧縮機２ｂに戻る油量よりも低下して、
センサ１８ａのみが作動して弁１５ａ，１６ａ，１５
ｂ，１６ｂの開閉状態は表の（ロ）で示す状態となる。
すなわち、一方の圧縮機２ａ内の油量が所定値以下とな
ったため、この一方の圧縮機２ａへは下部油戻し管１２
ａを介して、他方の圧縮機２ｂへは上部油戻し管１３ｂ
を介して油が夫々の圧縮機２ａ，２ｂへ戻される。
【００２１】ここで一方の油分離器３ａにおける油面２
１は上部油戻し管１１ａの位置よりも多少低下した位置
となっており、図１の斜線部分の状態で油２２が溜って
いる。従って、溜っていた油２２は下部油戻し管１２ａ
を介して速やかに一方の圧縮機２ａへ戻される。又、下
部油戻し管１２ａの減圧素子１４ａの抵抗値は上部油戻
し管１１ｂの減圧素子１３ｂの抵抗値よりも小さく設定
されているため、油量が減少している一方の圧縮機２ａ
に多量の油量が戻されて２つの圧縮機２ａ，２ｂの油量
がアンバランスにならないようにしている。又、他方の
圧縮機２ｂの油量が所定量以下に減少した場合は表の
（ハ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，１５ｂ，１６ｂ
の開閉動作を行ない、他方の油分離器３ｂに溜っていた
油を下部油戻し管１２ｂを介して他方の圧縮機２ｂへ速
やかに戻すようにしている。
１は上部油戻し管１１ａの位置よりも多少低下した位置
となっており、図１の斜線部分の状態で油２２が溜って
いる。従って、溜っていた油２２は下部油戻し管１２ａ
を介して速やかに一方の圧縮機２ａへ戻される。又、下
部油戻し管１２ａの減圧素子１４ａの抵抗値は上部油戻
し管１１ｂの減圧素子１３ｂの抵抗値よりも小さく設定
されているため、油量が減少している一方の圧縮機２ａ
に多量の油量が戻されて２つの圧縮機２ａ，２ｂの油量
がアンバランスにならないようにしている。又、他方の
圧縮機２ｂの油量が所定量以下に減少した場合は表の
（ハ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，１５ｂ，１６ｂ
の開閉動作を行ない、他方の油分離器３ｂに溜っていた
油を下部油戻し管１２ｂを介して他方の圧縮機２ｂへ速
やかに戻すようにしている。
【００２２】又、両圧縮機２ａ，２ｂとも油量が減少し
た場合は表の（ニ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，１
５ｂ，１６ｂの開閉動作を行ない、夫々の油分離器３
ａ，３ｂ内の油を夫々下部油戻し管１２ａ，１２ｂを介
して夫々の圧縮機２ａ，２ｂへ戻す。
た場合は表の（ニ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，１
５ｂ，１６ｂの開閉動作を行ない、夫々の油分離器３
ａ，３ｂ内の油を夫々下部油戻し管１２ａ，１２ｂを介
して夫々の圧縮機２ａ，２ｂへ戻す。
【００２３】又、運転開始時等に例えば一方の圧縮機２
ａ内の油の寝込み量（油が冷媒中に混合している量）が
多いと、運転開始時に吐出される冷媒と共に油も吐出さ
れて、一方の圧縮機２ａ内の油量が極めて減少（２つの
センサ１８ａ，１９ａがいずれも作動）する。この場合
は表の（ヘ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，１５ｂ，
１６ｂの開閉制御を行ない、一方の圧縮機２ａへは連接
管２０を介して他方の油分離器３ｂ内の油を導びくよう
にしている。又、他方の圧縮機２ｂの油量が極めて減少
した場合は表の（ホ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，
１５ｂ，１６ｂの開閉制御を行ない連接管２０を介して
一方の油分離器３ａ内の油を他方の圧縮機２ｂへ導び
く。
ａ内の油の寝込み量（油が冷媒中に混合している量）が
多いと、運転開始時に吐出される冷媒と共に油も吐出さ
れて、一方の圧縮機２ａ内の油量が極めて減少（２つの
センサ１８ａ，１９ａがいずれも作動）する。この場合
は表の（ヘ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，１５ｂ，
１６ｂの開閉制御を行ない、一方の圧縮機２ａへは連接
管２０を介して他方の油分離器３ｂ内の油を導びくよう
にしている。又、他方の圧縮機２ｂの油量が極めて減少
した場合は表の（ホ）で示すように弁１５ａ，１６ａ，
１５ｂ，１６ｂの開閉制御を行ない連接管２０を介して
一方の油分離器３ａ内の油を他方の圧縮機２ｂへ導び
く。
【００２４】上述した冷凍装置の油戻し回路を中心に図
示すれば図２のようになる。ここで下部油戻し管１２
ａ，１２ｂにはいずれも減圧素子１３ａ，１３ｂが設け
られているため、この下部油戻し管１２ａ，１２ｂや連
接管２０内の冷媒圧力は、圧縮機２ａ，２ｂの吐出管３
０ａ，３０ｂ内の冷媒圧力より低下している。このよう
にすることにより、吐出冷媒圧力が圧縮機２ａ，２ｂに
おいて異なったとしても、この下部油戻し管１２ａ，１
２ｂや連接管２０内は常に低圧となっているためこの管
内に油を流入しやすくしている。
示すれば図２のようになる。ここで下部油戻し管１２
ａ，１２ｂにはいずれも減圧素子１３ａ，１３ｂが設け
られているため、この下部油戻し管１２ａ，１２ｂや連
接管２０内の冷媒圧力は、圧縮機２ａ，２ｂの吐出管３
０ａ，３０ｂ内の冷媒圧力より低下している。このよう
にすることにより、吐出冷媒圧力が圧縮機２ａ，２ｂに
おいて異なったとしても、この下部油戻し管１２ａ，１
２ｂや連接管２０内は常に低圧となっているためこの管
内に油を流入しやすくしている。
【００２５】これに対し、図３で示すように下部油戻し
管４０ａ，４０ｂの油分離器４１ａ，４１ｂ側に減圧素
子がないと、この連接管４２内の冷媒圧力は圧縮機４３
ａ，４３ｂの吐出管４４ａ，４４ｂ内の冷媒圧力と略均
一となる。従って、例えば一方の圧縮機４３ａの冷媒吐
出圧力が他方の圧縮機４３ｂの冷媒圧力よりも高く、且
つ連接管４２を介して他方の油分離器４１ｂ内の油を一
方の圧縮機４３ａへ戻そう（実線矢印）としても、冷媒
は冷媒圧力の高い吐出管４４ａから冷媒圧力の低い吐出
管４４ｂへ流れよう（破線矢印）として確実に油を戻す
ことができないことがあった。
管４０ａ，４０ｂの油分離器４１ａ，４１ｂ側に減圧素
子がないと、この連接管４２内の冷媒圧力は圧縮機４３
ａ，４３ｂの吐出管４４ａ，４４ｂ内の冷媒圧力と略均
一となる。従って、例えば一方の圧縮機４３ａの冷媒吐
出圧力が他方の圧縮機４３ｂの冷媒圧力よりも高く、且
つ連接管４２を介して他方の油分離器４１ｂ内の油を一
方の圧縮機４３ａへ戻そう（実線矢印）としても、冷媒
は冷媒圧力の高い吐出管４４ａから冷媒圧力の低い吐出
管４４ｂへ流れよう（破線矢印）として確実に油を戻す
ことができないことがあった。
【００２６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は並列接続さ
れた圧縮機の夫々に油分離器を設け、これら油分離器の
上部と下部に夫々つながれた油戻し管を並列に夫々の圧
縮機へ接続すると共に、下部油戻し管同志を連接管でつ
なぎ、この下部油戻し管及び／又は連接管には、これら
圧縮機内の油量が所定値以下になった場合に開放される
弁を設けるようにしたので、これら弁の開放時には油分
離器内に溜められていた油が速やかに圧縮機へ戻され、
油量のバランスを短時間で適正に保つことができる。
れた圧縮機の夫々に油分離器を設け、これら油分離器の
上部と下部に夫々つながれた油戻し管を並列に夫々の圧
縮機へ接続すると共に、下部油戻し管同志を連接管でつ
なぎ、この下部油戻し管及び／又は連接管には、これら
圧縮機内の油量が所定値以下になった場合に開放される
弁を設けるようにしたので、これら弁の開放時には油分
離器内に溜められていた油が速やかに圧縮機へ戻され、
油量のバランスを短時間で適正に保つことができる。
【図１】本発明の実施例を示す冷凍装置の冷媒回路図で
ある。
ある。
【図２】図１に示した冷媒回路中の油戻し回路を中心に
した説明図である。
した説明図である。
【図３】従来の油戻し回路を中心にした説明図である。
２ａ，２ｂ 圧縮機 ３ａ，３ｂ 油分離器 １１ａ，１１ｂ，１２ａ，１２ｂ 油戻し管 １５ａ，１５ｂ，１６ａ，１６ｂ 弁 ２０ 連接管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F25B 1/00 387 F25B 13/00
Claims (1)
- 【請求項１】 複数台の圧縮機を並列に接続すると共
に、これら複数台の圧縮機の夫々に油分離器を設け、負
荷に応じてこれら圧縮機を同時及び個別に運転制御する
冷凍装置において、これら夫々の油分離器の上部と下部
とから導びかれた油戻し管を並列に夫々の圧縮機へ接続
すると共に、前記下部油戻し管同志を連接管でつなぎ、
この下部油戻し管及び／又は連接管には、これら圧縮機
内の油量が所定値以下になった場合に開放される弁を設
けたことを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03310938A JP3138031B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03310938A JP3138031B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 冷凍装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05141808A JPH05141808A (ja) | 1993-06-08 |
| JP3138031B2 true JP3138031B2 (ja) | 2001-02-26 |
Family
ID=18011198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03310938A Expired - Lifetime JP3138031B2 (ja) | 1991-11-26 | 1991-11-26 | 冷凍装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3138031B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3717608B2 (ja) * | 1996-10-22 | 2005-11-16 | 三洋電機株式会社 | 空気調和装置 |
| JP4300804B2 (ja) * | 2002-06-11 | 2009-07-22 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機構の均油回路、冷凍装置の熱源ユニット及びそれを備えた冷凍装置 |
| KR20080032870A (ko) | 2006-10-11 | 2008-04-16 | 엘지전자 주식회사 | 멀티형 공기조화기의 압축기 오일 회수장치 및오일회수방법 |
| JP6634590B2 (ja) * | 2015-12-14 | 2020-01-22 | パナソニックＩｐマネジメント株式会社 | 空気調和装置 |
-
1991
- 1991-11-26 JP JP03310938A patent/JP3138031B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05141808A (ja) | 1993-06-08 |
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