JP3137916B2 - 電力用自動検針システム - Google Patents

電力用自動検針システム

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JP3137916B2
JP3137916B2 JP09031540A JP3154097A JP3137916B2 JP 3137916 B2 JP3137916 B2 JP 3137916B2 JP 09031540 A JP09031540 A JP 09031540A JP 3154097 A JP3154097 A JP 3154097A JP 3137916 B2 JP3137916 B2 JP 3137916B2
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義範 松沢
守 磯
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Toko Electric Corp
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  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、分散したエリアに
設置されている電力計等の検針を自動的に行う自動検針
システムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、契約電力が大口
の工場等の需要家では、いったん、高圧(6.6KV,
22KV等)を主変電所に受電したのち、高圧ケーブル
によりいくつかのエリアの変電所に送電して、各変電所
でさらに低圧に変換して用いている。そのため、使用電
力量の計測は、各エリアごとに設置された電力量計を、
検針員が定期的に読み取って集計する方法がとられてい
る。このように検針員による検針では、同一日時に、広
い範囲に多数設置された電力量計を、限られた人数の検
針員で検針しようとすると、検針員に多大な負担をかけ
ることなる。また、電力量計を目視により読み取り、帳
票等に記載して集計すると、検針員の不注意等のため誤
認、誤記の発生が避けられなかった。そのため、需要家
側でも省力化と検針データの処理の高速化のため検針の
自動化が望まれていた。
【0003】
【課題を解決するための手段】そこで上記課題を解決す
るために、請求項1の発明は、センタ側の主変電所と複
数エリアの変電所との間に敷設されている金属シースを
有する高圧ケーブルを利用し、各エリアごとにエリア内
に設置された電力量計の計量値を通信回線を介して収集
し、その計量値を搬送波に変調して高圧ケーブルの金属
シースへ送り出すとともに、高圧ケーブルの金属シース
を介して各エリアからセンタ側に送られてきた搬送波を
復調して各電力量計の計量値を収集する。
【0004】
【発明の実施の形態】以下、図に沿って本発明の実施形
態を説明する。図1は本発明の実施形態の構成を示す図
である。図において、センタ1側には、図示しないが主
変電所が設置されており、主変電所から分岐された電力
がエリア2,3等へ高圧ケーブル4等を介して送られ
る。この高圧ケーブル4は、銅等の金属シースに被服さ
れており、このシースに搬送波を送りこむことで、エリ
ア2,3等とセンタ1側との通信を可能にしている。エ
リア2,3には、それぞれ電力量計M1,M2、電力量
計M3,M4等が設置されており、これら電力量計M1
〜M4はパルス発信装置付であり、その計量値に応じた
パルスが出力されてそれぞれ検針端末T1〜T4に入力
される。
【0005】検針端末T1〜T4は、電力量計M1〜M
4からのパルス信号を積算し、検針値として記憶すると
ともに、RS−485インターフェースを持ち、メータ
側モデムMD1,MD2からの検針要求に応じて検針情
報を通信回線5,6へ送信する。メータ側モデムMD
1,MD2は、RS−485規格の通信回線5,6から
入力された信号を搬送波に変調して、高圧ケーブル4の
シースへ送り込むとともに、高圧ケーブル4から送られ
てきた搬送波を復調して通信回線5,6を介して、各端
末T1〜T4へ送る。なお、エリア2の検針端末T2に
は、DSM(デマンド・サイト・マネージメント)ユニ
ットが接続されており、DSMユニットのリレーに接続
されたAC100V負荷の電源入/切がセンタ1側から
制御される。
【0006】センタ1側のセンタ側モデムMD3は、高
圧ケーブル4を介してエリア2,3から送られてきた搬
送波を復調し、RS−232C規格の通信回線7を介し
てセンタ装置8へ送るとともに、通信回線7から入力さ
れた信号を搬送波に変調し高圧ケーブル4のシースへ送
り込む。また、センタ1側には、主電力量計等の電力量
計M5〜M7が設置されており、これら電力量計M5〜
M7からは、その計量値に応じたパルスが出力されてそ
れぞれ検針端末T5〜T7に入力される。検針端末T5
〜T7は、電力量計M5〜M7からのパルス信号を積算
し、検針値として記憶するとともに、RS−485イン
ターフェースを持ち、センタ側端末T8からの検針要求
に応じて検針情報を通信回線9へ送信する。
【0007】センタ装置8は、通信回線7を介して入力
されたエリア2,3の電力量計M1〜M4の計量値およ
びセンタ1の電力量計M5〜M7の計量値を記憶すると
ともに、DSMユニット等の機器に対する動作信号を送
出する。また、センタ装置8は、検針データの収集処理
装置として機能するとともに、検針データの各種帳票出
力、グラフ等の表示、負荷制御を行う。
【0008】図2は、図1のシステム構成における信号
伝送の関係を階層的に示した図である。図中のエリアア
ドレスはメータ側モデムの認識番号であり、アドレスは
検針端末の認識番号である。このシステムの具体的な規
模は、表1に示すとおりである。
【0009】
【表1】
【0010】表1に示されるように、このシステムで
は、1エリアに電力量計を最大32個まで接続すること
が可能であり、そのエリアを最大16まで対応可能であ
ることから、センタ装置は最大512個の電力量計の管
理が可能となる。
【0011】また、モデム間の通信仕様は、表2のよう
に構成されている。
【0012】
【表2】
【0013】図3は、図1のシステム内で送受信される
アドレス送信用の通信フレームおよびパルス数送信用の
通信フレームの構成を示す図である。図示されるように
1フレームは22ビットにより構成されている。
【0014】図4は、図1のシステム内におけるデータ
送受信のタイミングを示す図である。図示されるよう
に、センタ装置が指令を送信してから検針結果を得るま
でに、最大670msの時間を要する。
【0015】上述した本発明の実施形態のシステムで
は、次のような特徴を有する。 (1)伝送路に関しては、主に配電線搬送方式とRS−
485方式を採用し、配電線搬送方式は高圧ケーブルの
シースを伝送路に利用しているため、新たに伝送路を施
設する必要がない。また、RS−485方式はマルチド
ロップに機器の接続ができるため、安価にシステムを構
築することが可能となる。 (2)本システムの通信機器にはCPUを搭載せず、ハ
ード構成で通信制御を行っている。そのため、ソフトの
解析等による伝送遅延がない。
【0016】(3)伝送速度は100bpsとしたが、
検針端末は100bps,4800bpsの切替えを可
能とし、配電線搬送方式を使用しない場合は、4800
bpsの伝送を可能にする。 (4)本システムは自動検針機能を備え、予め検針日時
を登録しておくことで、その指定日時に全てのエリアに
ついて自動的に検針を行うことを可能にした。
【0017】(5)本システムは、センタ側から各エリ
アに設置されている電源の負荷制御機能を持ったDSM
ユニットの入/切制御を行うことができる。 (6)本システムはデマンド機能を備えており、設定値
を超過する危険が生じた場合は警報を発する。 (7)センタ装置の画面表示機能として、電力量計の乗
率、CT比等の検針条件を把握する一覧表示や、低圧、
高圧の分岐、機器設置箇所がわかる系統図、平面図の表
示を可能にした。また、エリアごとの接地抵抗値やトラ
ンス容量等の管理情報も表示可能にした。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、分散
されているエリアに設置されている各電力量計の計量値
を高圧ケーブルの金属シースを介してセンタに収集する
ことで、分散設置されている電力量計の計量値を自動収
集することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す図である。
【図2】図1のシステム構成における信号伝送の関係を
階層的に示した図である。
【図3】図1のシステム内で送受信される通信フレーム
の構成を示す図である。
【図4】図1のシステム内におけるデータ送受信のタイ
ミングを示す図である。
【符号の説明】
1 センタ 2,3 エリア 4 高圧ケーブル 5〜7 通信回線 8 センタ装置 9 通信回線 M1〜M7 電力量計 MD1,MD2 メータ側モデム MD3 センタ側モデム T1〜T7 検針端末 T8 センタ側端末
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−11522(JP,A) 特開 昭50−94955(JP,A) 特開 平3−138574(JP,A) 実開 平4−21018(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 11/00 - 11/66 G01R 21/00 - 22/04 H04Q 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属シースを有するとともにセンタ側の
    主変電所と複数エリアの変電所との間に敷設された高圧
    ケーブルと、 各エリアごとにエリア内に設置された電力量計の計量値
    を通信回線を介して収集し、その計量値を搬送波に変調
    して高圧ケーブルの金属シースへ送り出す計量値データ
    送信装置と、 高圧ケーブルの金属シースを介して各エリアからセンタ
    側に送られてきた搬送波を復調して各電力量計の計量値
    を収集する計量値データ受信装置と、 を備えたことを特徴とする電力用自動検針システム。
JP09031540A 1997-02-17 1997-02-17 電力用自動検針システム Expired - Fee Related JP3137916B2 (ja)

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JP4992256B2 (ja) * 2006-03-14 2012-08-08 三菱化学株式会社 オンライン診断システム及び方法

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