JP3137895B2 - 平面型蛍光灯 - Google Patents

平面型蛍光灯

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JP3137895B2
JP3137895B2 JP08051423A JP5142396A JP3137895B2 JP 3137895 B2 JP3137895 B2 JP 3137895B2 JP 08051423 A JP08051423 A JP 08051423A JP 5142396 A JP5142396 A JP 5142396A JP 3137895 B2 JP3137895 B2 JP 3137895B2
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glass substrate
fluorescent lamp
shield case
flat fluorescent
lead piece
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昭二 吉岡
光哉 尾崎
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は始動時の放電特性を
改良した平面型蛍光灯に関する。
【0002】
【従来の技術】図4〜図6に基づいて従来の平面型蛍光
灯の構造を説明する。ここで、図4は従来の平面型蛍光
灯の分解斜視図、図5は従来の平面型蛍光灯平面図、図
6は従来の平面型蛍光灯をシールドケースに収容した状
態の要部拡大断面図である。
【0003】平面型蛍光灯は、上面ガラス基板1と下面
ガラス基板2を備え、これら上面ガラス基板1と下面ガ
ラス基板2の対向面には蛍光体3,4が塗布され、また
下面ガラス基板2は周縁が枠部となった皿状をなし、一
方の側の枠部には排気管5を差し込む切欠6が形成さ
れ、また前記上面ガラス基板1と前記下面ガラス基板2
との間に形成される空間に一対の電極7,8が対向配置
され、各電極の両端にはリード片7a,7b,8a,8
bが取り付けられている。
【0004】そして、下面ガラス基板2の枠部上面には
凹部9…を形成し、これら凹部に前記リード片7a,7
b,8a,8bを載置し、フリット10で固定するよう
にしている。ここで、従来にあっては図5に示すよう
に、一方の側及び他方の側のいずれでも電源に接続する
ことができるように、全てのリード片をシールドケース
11の切欠き12を介して外側に突出せしめるようにし
ている。
【0005】ここで、シールドケース11は点灯始動時
に初期の放電をし易くし、また点灯時の輝度ムラを押さ
えるために用いられるものである。また、図中13はH
g(水銀)ディスペンサである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したように、従来
にあっては、一方の側及び他方の側のいずれからもリー
ド片7a,7b,8a,8bが突出し、図示例にあって
はリード片7b,8bが使用されていない。一方、シー
ルドケース11内面にはアルミ箔等14が貼着されてい
るので、通電に使用されないリード片7b,8bに対
し、シールドケース11が近接導体としての役割を果た
すため、放電し易くなる。また、シールドケース11
体を金属製としてもよい。
【0007】しかしながら、平面型蛍光灯とシールドケ
ース11との組み付け時には、どうしても組付誤差が生
じることから、リード片とシールドケースとの小さい距
離を一定に保つことは非常に難しい。そのため、平面型
蛍光灯は、放電開始時に放電が安定せず、輝度ムラ等を
生じるという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係る平面型蛍光灯は、蛍光体を塗布した平板状の
上面ガラス基板と、蛍光体を塗布した皿状の下面ガラス
基板と、この下面ガラス基板を収納するシールドケース
と、前記上面ガラス基板と下面ガラス基板との間に形成
される空間に対向配置される一対の電極とを備えた平面
型蛍光灯において、前記一対の電極は夫々両端部にリー
ド片を取り付け、一方の側のリード片はシールドケース
に形成した切欠きを介して外側に突出させ、他方の側の
リード片は前記上面ガラス基板と下面ガラス基板との接
合縁部より内側に位置し、且つ前記他方の側のリード片
の先端部と前記シールドケース側壁とはこれら両者間に
電流が流れる間隔まで近接させた。
【0009】上記構造とすることで他方の側のリード片
は、シールドケースと接触するおそれがないので、この
リード片と対向するシールドケースの側面を切り欠く必
要がなくなる。また、予め他方の側のリード片を上面ガ
ラス基板と下面ガラス基板と接合するので、他方の側
リード片の先端部から接合縁部までの距離を一定に保
つことが容易である。また、接合縁部から他方の側のリ
ード片の先端部までの距離は、0.1〜1.0mmであ
ることが好ましい
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る平面型蛍
光灯の分解斜視図、図2は同平面型蛍光灯をシールドケ
ースに収容する状態を示す斜視図、図3は同平面型蛍光
灯をシールドケースに収容した状態の要部拡大断面図で
あり、従来と同一部分には同一符号を付して、その説明
を省略する。
【0011】本発明にあっては電極7,8の両端に取り
付けられているリード片のうち、通電に使用されるリー
ド片7a,8aだけがシールドケース11の一方の側面
から突出しており、他方のリード片7b,8bはシール
ドケース11よりも内側にある。
【0012】上面ガラス基板1と下面ガラス基板2とは
縁部にてガラスフリット10等のシール材によって熱溶
着されて密閉される。同時にリード片7a,7b,8
a,8bも下面ガラス基板2の枠部に形成した凹部9内
で固定される。
【0013】この際、通電に利用しない他方のリード片
7b,8bは、上面ガラス基板1と下面ガラス基板2と
の接合縁部より内側に配置される。このとき、接合縁部
からリード片7b,8bの先端部までの距離sを、0.
1〜1mmとするのが好ましい。
【0014】上記実施形態によれば、シールドケース1
1は、この通電に使用しないリード片7b,8bと対応
する部分に切欠を設けることなく、蛍光灯を嵌め込むこ
とができる。そして、この嵌め込み時にリード片7b,
8bの先端部とシールドケース11との間隙を小さくす
ることは容易にできる。
【0015】なお、ガラスフリット10は非導電性材料
で構成されているので、リード片7b,8bの先端部と
シールドケース11との間は電気的に絶縁されている。
【0016】以上において、両電極7,8間に電圧が印
加されると、先ずリード片7a,7b→シールドケース
11→リード片8a,8bの閉回路が形成される。閉回
路が形成されると、電極7,8に電流が流れ、電極7,
8が加熱されて放電空間に放電が起きる。
【0017】そのため、水銀が励起され、紫外線を放出
する。この紫外線は上面ガラス基板1と下面ガラス基板
2内面の蛍光体3,4を照射し、この結果、蛍光体3,
4は全面に亘って均一な輝度で発光する。
【0018】このとき、リード片7b,8bの先端部と
シールドケース11との間隙が小さいので、放電安定性
が高まり、従来構造の蛍光灯に比し、10ボルト程度低
い放電電圧で点灯させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように本発明に係る平面
型蛍光灯によれば、他方の側のリード片は、シールドケ
ースと接触するおそれがないので、このリード片と対向
するシールドケースの側面を切り欠く必要がなくなる。
また、予め他方の側のリード片を上面ガラス基板と下面
ガラス基板とで接合するので、他方の側のリード片の先
端部から接合縁部までの距離を一定に保つことが容易で
ある更に、他方の側のリード片の先端部とシールドケ
ースとの間隙を小さくすることができるので、従来構造
の蛍光灯に比し、10ボルト程度低い放電電圧で点灯さ
せることができ、点灯開始時の放電安定性を高めること
ができ、輝度ムラ等を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る平面型蛍光灯の分解斜視図
【図2】同平面型蛍光灯をシールドケースに収容する状
態を示す斜視図
【図3】同平面型蛍光灯をシールドケースに収容した状
態の要部拡大断面図
【図4】従来の平面型蛍光灯の分解斜視図
【図5】従来の平面型蛍光灯平面図
【図6】従来の平面型蛍光灯をシールドケースに収容し
た状態の要部拡大断面図
【符号の説明】
1…上面ガラス基板、2…下面ガラス基板、3,4…蛍
光体、7,8…電極、7a,8a…一方の側のリード
片、7b,8b…他方の側のリード片。
フロントページの続き (72)発明者 尾崎 光哉 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11 号 日本板硝子株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−208844(JP,A) 特開 平3−88259(JP,A) 実開 昭64−21953(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 61/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光体を塗布した平板状の上面ガラス基
    板と、蛍光体を塗布した皿状の下面ガラス基板と、この
    下面ガラス基板を収納するシールドケースと、前記上面
    ガラス基板と下面ガラス基板との間に形成される空間に
    対向配置される一対の電極とを備えた平面型蛍光灯にお
    いて、 前記一対の電極は夫々両端部にリード片が取り付けら
    れ、一方の側のリード片はシールドケースに形成した切
    欠きを介して外側に突出し、他方の側のリード片は前記
    上面ガラス基板と下面ガラス基板との接合縁部より内側
    に位置し、且つ前記他方の側のリード片の先端部と前記
    シールドケース側壁とはこれら両者間に電流が流れる間
    隔まで近接していることを特徴とする平面型蛍光灯。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の平面型蛍光灯におい
    て、前記接合縁部から前記他方の側のリード片の先端部
    までの距離が0.1〜1.0mmであることを特徴とす
    る平面型蛍光灯
JP08051423A 1996-03-08 1996-03-08 平面型蛍光灯 Expired - Fee Related JP3137895B2 (ja)

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