JP3137316U - すり鉢及び調理器具 - Google Patents

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智和 足立
良泰 藤岡
貴之 金澤
宏行 林
正尚 宮島
弘幸 大橋
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清水 孝郎
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Abstract

【課題】被粉砕物がすり鉢内の上方部分に移動しても被粉砕物を容易に擂りつぶすことができ、効率の良い擂りつぶしができるすり鉢及び調理器具を提供する。
【解決手段】すり鉢1において、上部に入口3がある略球状のすり鉢1であって、内面下方に被粉砕物5を擂りつぶすおろし目部2と、このおろし目部2の上方に上記すり鉢1の中心軸6側に傾斜している傾斜返し部4とを備えた。
【選択図】図2

Description

この考案はすり鉢自体の構造及びすり鉢と組み合わせた調理器具に関する。
従来のすり鉢は、いわゆるすり鉢状になっており、円錐を逆にしたような形であって、下方がすぼまり、上方に行くほど径が大きくなっている(特許文献1)。
特開2000−139745号公報
従来のすり鉢は上記のように構成されていたので、すり鉢の底部にごま等の被粉砕物を入れて擂りつぶすとき、すりこ木の回転に伴い、すり鉢の内側における斜め部分に被粉砕物が移動して、その部分で被粉砕物を潰そうとすると、さらに被粉砕物が上方へ移動してしまい、すりこ木で被粉砕物を効率良く擂りつぶすことが困難になるという問題があった。
また、そのような問題が生じないように、斜めの部分を減らすと、擂りつぶすためのおろし目部を形成する部分が減ってしまい、効率的なすり鉢が得られないという問題があった。
この考案は、上記のような問題点に着目してなされたもので、被粉砕物がすり鉢内の上方部分に移動しても被粉砕物を容易に効率良く擂りつぶすことができるすり鉢及び調理器具を提供するものである。
この考案に係るすり鉢は、上部に入口がある略球状のすり鉢であって、内面に被粉砕物を擂りつぶすおろし目部と、このおろし目部上方に形成され、すり鉢の中心軸側に傾斜している傾斜返し部とを備えたことを特徴とする。
この考案に係る調理器具は、すり鉢と、上部に入口があり、下部に上記すり鉢と結合し得る出口があって、上記すり鉢の中心軸側に傾斜している傾斜返し部とを備えたものである。
この考案に係るすり鉢は、すり鉢の底面や側面で擂りつぶされた被粉砕物が徐々に上方へ上って行くとき、上方に設けた傾斜返し部により、被粉砕物を底面に向けて落下させ、再びすりこ木で容易に擂ることができ、効率良く、木目細やかな粉砕物を得ることができる。
また、この考案に係る調理器具は、傾斜返し部により、被粉砕物が上方へ上って行っても自重で落下することができ、効率良く被粉砕物を擂りつぶすことができる。
上方に移動した被粉砕物を容易に落下させる目的を、すり鉢の形状や別部材の設置により傾斜返し部という構成で実現した。
以下、この考案に係るすり鉢の実施例1について図面を参照して説明する。
図1は実施例1のすり鉢の斜視図である。
図1において、1は略球状のすり鉢、2はすり鉢1の内部に設けられた被粉砕物を擂りつぶすためのおろし目部、3は被粉砕物を上部から挿入できる入口である。
この実施例1のすり鉢1では、おろし目部2がすり鉢1の底部からすり鉢1の上方の湾曲した部分まで形成されている。
したがって、被粉砕物を挿入できる入口3は従来のすり鉢よりも比較的狭くなっているが、被粉砕物をすりこ木で擂りつぶしていても、すり鉢1から被粉砕物がこぼれ難いと共に、以下に説明するように特有な作用効果がある。
図2はすり鉢1内での被粉砕物の作用を示す断面図である。
図中、4はすり鉢1のおろし目部2の上方に形成した傾斜返し部、5は被粉砕物、6はすり鉢1の中心軸である。傾斜返し部4は、すり鉢1の中心軸6側に傾斜した形状になっており、おろし目部の上方に形成されている。
図2を用いて、すり鉢1内部での被粉砕物5を擂る作用について説明する。
まず、すり鉢1を使用する場合、すりこ木(図示せず)を回転させてすり鉢1内の被粉砕物5を擂りつぶす。このとき、被粉砕物5がすり鉢1内で移動するが、そのうち一部の被粉砕物5は上方へも移動する。
被粉砕物5は、すりこ木の回転に伴い、十分に擂られていない状態であっても上方に上がって行き傾斜返し部4までたどり着く。しかし、傾斜返し部4は傾斜がすり鉢1の中心軸6側に傾斜しているため、被粉砕物5の接着力と重力とのバランスが崩れ、位置エネルギーを維持することができず、ついに被粉砕物5が傾斜返し部4に滞留することができなくなり、落下することになる。
落下すれば、再びすり鉢1の底部ですりこ木により被粉砕物5が擂りこまれ、このような動作を繰り返すことにより効率的に擂りつぶされ、被粉砕物5が速やかに粉砕される。
なお、すり鉢は球状でなく、たまごのように楕円形状であってもよい。
また、傾斜返し部4の表面はテフロン加工処理など接着性が少ないように表面処理をすることが好ましい。さらに、傾斜返し部自体におろし目部を設けても良い。
図3は傾斜返し部の他の実施例を示す側面図である。
図3において、10は上面に入口を有し、側面が略放物線状の円弧を描いている傾斜返し部、11は傾斜返し部10とは別体の円錐型のすり鉢である。この構成においても、被粉砕物が上方に上がって行った場合でも傾斜返し部10によりその上昇が阻止され、速やかに落下し、再び擂りつぶされることになり、効率が上がる。
なお、この実施例2においては、すり鉢11と傾斜返し部10との結合手段としては、嵌合させるため溝を設けることや鋸歯形状で嵌め合わせるなどの構造にしても良い。
また、実施例2の形態では、従来のようにすり鉢11のみで使用することもできる利点がある。
さらに、すり鉢11と傾斜返し部10とが別体であるため、すり鉢11におろし目部を設け易いので製造しやすく、清掃もしやすい。
さらにまた、この傾斜返し部を小刻みに振動させる振動装置を外側に取り付けることも落下促進のため,好ましい形態である。
図4は、他の実施例を示す傾斜返し部とすり鉢の断面図である。図4において、20は中空環状の傾斜返し部材、21は従来例と同様なすり鉢、22はおろし目部である。
傾斜返し部材20はおろし目部22の上辺近傍にかぶせるように配置する。
この実施例3においても、上方に上がってきた被粉砕物を傾斜返し部材20により更に上がるのを阻止すると共に、被粉砕物を落下させ再び底部で擂りつぶすことができる。
なお、実施例1、実施例2及び実施例3のように落下させるには傾斜返し部の表面は、被粉砕物が接着し難いように表面処理を施すと良い。表面処理はテフロン加工処理等の接着が小さい物質が好ましい。また、傾斜返し部は実施例1に図示した入口部分の傾斜角度をさらに大きく中心軸に回り込むような形状にしても良い。
実施例1のすり鉢の斜視図である。 実施例1の断面図である。 実施例2の側面図である。 実施例3の断面図である。
符号の説明
1 すり鉢
2 おろし目部
3 入口
4 傾斜返し部
5 被粉砕物
10 傾斜返し部
11 すり鉢
20 傾斜返し部
21 すり鉢
22 おろし目部

Claims (2)

  1. 上部に入口がある略球状のすり鉢であって、内面に被粉砕物を擂りつぶすおろし目部と、このおろし目部上方に形成された上記すり鉢の中心軸側に傾斜している傾斜返し部とを備えたことを特徴とするすり鉢。
  2. すり鉢と、上部に入口があり下部に上記すり鉢と結合し得る出口を有し、上記すり鉢の中心軸側に傾斜している傾斜返し部とを備えた調理器具。
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