JP3136849B2 - 色分解プリズム装置 - Google Patents
色分解プリズム装置Info
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- JP3136849B2 JP3136849B2 JP05178983A JP17898393A JP3136849B2 JP 3136849 B2 JP3136849 B2 JP 3136849B2 JP 05178983 A JP05178983 A JP 05178983A JP 17898393 A JP17898393 A JP 17898393A JP 3136849 B2 JP3136849 B2 JP 3136849B2
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- Japan
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- prism
- light
- color separation
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- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカメラ，ビデオム
ービーカメラ等の撮像部に用いられる不要光線を削減し
た色分解プリズム装置に関するものである。
ービーカメラ等の撮像部に用いられる不要光線を削減し
た色分解プリズム装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、色分解プリズム装置は小型のビデ
オムービーカメラ等にも利用されはじめ、高画質・高性
能の代名詞となってきており、ビデオムービーカメラの
市場要望であるより小型・高画質・高性能でローコスト
という事柄が色分解プリズム装置にも強く望まれてきて
いる。
オムービーカメラ等にも利用されはじめ、高画質・高性
能の代名詞となってきており、ビデオムービーカメラの
市場要望であるより小型・高画質・高性能でローコスト
という事柄が色分解プリズム装置にも強く望まれてきて
いる。
【０００３】以下に従来の色分解プリズム装置について
説明する。図２は従来の色分解プリズム装置の構成を示
すものである。図２において、２１はグリーン用固体撮
像素子で、２２はグリーン光受光部である。２３はブル
ー用固体撮像素子で２４はブルー光受光部である。２５
はレッド用固体撮像素子で、２６はレッド光受光部であ
る。２７は第１のプリズムで、グリーン領域の光をグリ
ーン光受光部２２に導いている。２８は第２のプリズム
で、ブルー領域の光をブルー光受光部２４に導いてい
る。２９は第３のプリズムで、レッド領域の光をレッド
光受光部２６に導いている。３０は入射光線の光軸であ
る。３１ａ，３１ｂ，３２ａ，３２ｂは色分解プリズム
装置に入射する有効光線である。３３は第１のノッチで
プリズム２７内の不要光線を遮光している。３４は第２
のノッチで、プリズム２８内の不要光線を遮光してい
る。３５は第３のノッチで、プリズム２９内の不要光線
を遮光している。
説明する。図２は従来の色分解プリズム装置の構成を示
すものである。図２において、２１はグリーン用固体撮
像素子で、２２はグリーン光受光部である。２３はブル
ー用固体撮像素子で２４はブルー光受光部である。２５
はレッド用固体撮像素子で、２６はレッド光受光部であ
る。２７は第１のプリズムで、グリーン領域の光をグリ
ーン光受光部２２に導いている。２８は第２のプリズム
で、ブルー領域の光をブルー光受光部２４に導いてい
る。２９は第３のプリズムで、レッド領域の光をレッド
光受光部２６に導いている。３０は入射光線の光軸であ
る。３１ａ，３１ｂ，３２ａ，３２ｂは色分解プリズム
装置に入射する有効光線である。３３は第１のノッチで
プリズム２７内の不要光線を遮光している。３４は第２
のノッチで、プリズム２８内の不要光線を遮光してい
る。３５は第３のノッチで、プリズム２９内の不要光線
を遮光している。
【０００４】以上の様に構成された色分解プリズム装置
装置について、以下その作用を説明する。まず色分解プ
リズム装置に入射した有効光線を３１、３２はプリズム
２７，プリズム２８，プリズム２９の働きによりグリー
ン受光部２２，ブルー受光部２４，レッド受光部２６に
それぞれ必要な領域の光線のみが導かれる。そして有効
線３１ａ，３１ｂ，３２ａ，３２ｂ以外の不要光線がグ
リーン受光部２２，ブルー受光部２４，レッド受光部２
６に到達しない様にノッチＡ３３，ノッチＢ３４，ノッ
チＣ３５で不要光線の遮光を行なっている。
装置について、以下その作用を説明する。まず色分解プ
リズム装置に入射した有効光線を３１、３２はプリズム
２７，プリズム２８，プリズム２９の働きによりグリー
ン受光部２２，ブルー受光部２４，レッド受光部２６に
それぞれ必要な領域の光線のみが導かれる。そして有効
線３１ａ，３１ｂ，３２ａ，３２ｂ以外の不要光線がグ
リーン受光部２２，ブルー受光部２４，レッド受光部２
６に到達しない様にノッチＡ３３，ノッチＢ３４，ノッ
チＣ３５で不要光線の遮光を行なっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、ノッチ３３，ノッチ３４，ノッチ３５は、
プリズムの基本形状に切り込みを後加工で追加するとい
う問題を有していた。
の構成では、ノッチ３３，ノッチ３４，ノッチ３５は、
プリズムの基本形状に切り込みを後加工で追加するとい
う問題を有していた。
【０００６】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、後加工による光線遮光部の追加を削減したローコス
トの色分解プリズム装置を提供するものである。
で、後加工による光線遮光部の追加を削減したローコス
トの色分解プリズム装置を提供するものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する為に
本発明の色分解プリズム装置は、入射光線を緑、青、赤
の光の３原色に分解する第１、第２、第３のプリズム
と、前記第１、第２、第３のプリズムより射出する光線
を各々電気信号に変換する第１、第２、第３の固体撮像
素子とを備えた色分解プリズム装置であって、入射光線
が入射される方向の順に前記第１、第２、第３のプリズ
ムが相互に接合されて配され、前記第２のプリズムと接
合される第３のプリズムの接合面と隣接する第２のプリ
ズムの側面とで形成される光線遮光部とを備えたもので
ある。
本発明の色分解プリズム装置は、入射光線を緑、青、赤
の光の３原色に分解する第１、第２、第３のプリズム
と、前記第１、第２、第３のプリズムより射出する光線
を各々電気信号に変換する第１、第２、第３の固体撮像
素子とを備えた色分解プリズム装置であって、入射光線
が入射される方向の順に前記第１、第２、第３のプリズ
ムが相互に接合されて配され、前記第２のプリズムと接
合される第３のプリズムの接合面と隣接する第２のプリ
ズムの側面とで形成される光線遮光部とを備えたもので
ある。
【０００８】
【作用】この構成によって、後加工にもよらずとも、後
加工により設けられていた光線遮光部と同性能の光線遮
光部をコストを低減した状態で形成することができる。
加工により設けられていた光線遮光部と同性能の光線遮
光部をコストを低減した状態で形成することができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１０】図１において、１はグリーン用固体撮像素
子で、２はグリーン光受光部である。３はブルー用固体
撮像素子で、４はブルー光受光部である。５はレッド用
固体撮像素子で、６はレッド光受光部である。７は第１
のプリズムで、グリーン領域の光をグリーン光受光部２
に導いている。８は第２のプリズムで、ブルー領域の光
をブルー光受光部４に導いている。９は第３のプリズム
で、レッド領域の光をレッド光受光部６に導いている。
１０は入射光線の光軸である。１１，１２は色分解プリ
ズム装置に入射する有効光線である。１３は第１のノッ
チでプリズム７内の不要光線を遮光している。１４は第
２のノッチで、プリズム８，プリズム９内の不要光線を
遮光している。
子で、２はグリーン光受光部である。３はブルー用固体
撮像素子で、４はブルー光受光部である。５はレッド用
固体撮像素子で、６はレッド光受光部である。７は第１
のプリズムで、グリーン領域の光をグリーン光受光部２
に導いている。８は第２のプリズムで、ブルー領域の光
をブルー光受光部４に導いている。９は第３のプリズム
で、レッド領域の光をレッド光受光部６に導いている。
１０は入射光線の光軸である。１１，１２は色分解プリ
ズム装置に入射する有効光線である。１３は第１のノッ
チでプリズム７内の不要光線を遮光している。１４は第
２のノッチで、プリズム８，プリズム９内の不要光線を
遮光している。
【００１１】以上の様に本実施例によれば、プリズム８
の外形とプリズム８，プリズム９の接合面で形成された
光線遮光部であるノッチ１４を設けることにより不要光
線をブルー受光部４及びレッド受光部５に到達しない様
に遮光することができ、コストの低減をはかることがで
きる。この時、ノッチ１４を形成するプリズム８の外形
部分は、前記外形部分の光線反射によるゴースト・フレ
アをさける為、ブルー光受光部４より遠ざける方向で設
定する必要がある。
の外形とプリズム８，プリズム９の接合面で形成された
光線遮光部であるノッチ１４を設けることにより不要光
線をブルー受光部４及びレッド受光部５に到達しない様
に遮光することができ、コストの低減をはかることがで
きる。この時、ノッチ１４を形成するプリズム８の外形
部分は、前記外形部分の光線反射によるゴースト・フレ
アをさける為、ブルー光受光部４より遠ざける方向で設
定する必要がある。
【００１２】
【発明の効果】以上の様に本発明は、プリズム相互間の
接合面とプリズムの外形形状により不要光線を削減する
為の光線遮光部を形成させていることにより、プリズム
に後加工による光線遮光部の追加を削減したローコスト
のすぐれた色分解プリズム装置を実現できるものであ
る。
接合面とプリズムの外形形状により不要光線を削減する
為の光線遮光部を形成させていることにより、プリズム
に後加工による光線遮光部の追加を削減したローコスト
のすぐれた色分解プリズム装置を実現できるものであ
る。
【図１】本発明の一実施例における色分解プリズム装置
の概略図
の概略図
【図２】従来の色分解プリズム装置の概略図
１ グリーン用固体撮像素子 ２ グリーン光受光部 ３ ブルー用固体撮像素子 ４ ブルー光受光部 ５ レッド用固体撮像素子 ６ レッド光受光部 ７ プリズム ８ プリズム ９ プリズム １０ 光軸 １１ 有効光線 １２ 有効光線 １３ ノッチ １４ ノッチ
Claims (1)
- 【請求項１】 入射光線を緑、青、赤の光の３原色に分
解する第１、第２、第３のプリズムと、前記第１、第
２、第３のプリズムより射出する光線を各々電気信号に
変換する第１、第２、第３の固体撮像素子とを備えた色
分解プリズム装置であって、入射光線が入射される方向
の順に前記第１、第２、第３のプリズムが相互に接合さ
れて配され、前記第２のプリズムと接合される第３のプ
リズムの接合面と隣接する第２のプリズムの側面とで形
成される光線遮光部とを備えたことを特徴とする色分解
プリズム装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05178983A JP3136849B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 色分解プリズム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05178983A JP3136849B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 色分解プリズム装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0735909A JPH0735909A (ja) | 1995-02-07 |
| JP3136849B2 true JP3136849B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16058068
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05178983A Expired - Fee Related JP3136849B2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 色分解プリズム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3136849B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP05178983A patent/JP3136849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0735909A (ja) | 1995-02-07 |
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Legal Events
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