JP3136591B2 - カートリッジ - Google Patents

カートリッジ

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JP3136591B2 JP09159055A JP15905597A JP3136591B2 JP 3136591 B2 JP3136591 B2 JP 3136591B2 JP 09159055 A JP09159055 A JP 09159055A JP 15905597 A JP15905597 A JP 15905597A JP 3136591 B2 JP3136591 B2 JP 3136591B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水質改良剤などの
内容物を収容した容器の内部に流体を流通させるカート
リッジに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来この種のカートリ
ッジは、例えばミネラル整水器などに装着されており、
流体である飲料水をカートリッジに流通させることによ
って、カートリッジ内の内容物である水質改良剤に含ま
れるカルシウムなどのミネラル成分を飲料水に溶解さ
せ、水質を改良したいわゆる美味しい水にするものが公
知である。
【0003】ところで、カートリッジ内の内容物に寿命
がある場合、交換可能な構成にしておく必要がある。そ
して、水質改良剤を何時交換したかが容易に分かるよう
に、「使用開始 年 月」などと書かれたシールをカート
リッジに貼り、空欄に使用開始の日付を記入するのが一
般的であった。しかし、実際には、カートリッジにシー
ルを貼り付けること自体を忘れる場合もある。また、水
を取り扱う製品に用いるカートリッジの場合、水性イン
クにより日付を記入してしまうと、濡れたときにインク
が流れ出して、いつから使用し始めたかがわからなくな
ったり、水容器内の水を汚染する虞れを生じていた。
【0004】そこで本発明は、上記問題点に鑑み、カー
トリッジの使用開始時が簡単に記録でき、しかも記録忘
れを防止できるカートリッジを提供することをその第1
の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカートリッジ
は、内部に流体を流通させるカートリッジにおいて、該
カートリッジの容器を樹脂などで形成し、該容器の底部
に貫通孔を少なくとも12個形成し、この貫通孔に1か
ら12の数字を一体に刻印した折り曲げまたは切り離し
可能で、かつ前記貫通孔に略対向させたタグを一体に
成して構成される。
【0006】上記構成によれば、カートリッジの交換に
際しては、新たなカートリッジの容器に形成されるタグ
の中で、使用開始月と同じ数字が刻印されているタグを
折り曲げるか、または切り離す。これによって、カート
リッジの使用開始月が、他の残されたタグに刻印された
数字から、容易に判別できる。また、刻印された数字
は、タグと一体に成形されたものであるため、文字が読
めなくなったり、流体にインクが混入するなどの不具合
を一掃できる。また、使用開始月の記録は、その使用開
始月に対応した数字を刻印したタグを折り曲げるか、ま
たは切り離すだけで簡単に行なうことができ、従来に比
べて記録忘れを著しく少なくできる。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明のカートリッジをミネ
ラル整水器に適用した場合の一実施例について、図1〜
図6を参照して詳細に説明する。同図において、1は飲
料水すなわち水Wを収容する有底筒状の水容器である。
この水容器1は透明の樹脂製で、上部に開口部2を形成
していると共に、前方に突出した注水口3を形成してい
る。また、水容器1の開口部2には、この開口部2を覆
うように循環装置4が着脱自在に取り付けられる。循環
装置4の外殻は、水容器1より上方に露出した上筐体5
と、この上筐体5の下部に組み付けられ、水容器1の上
部に入り込んだ下筐体6とにより構成される。
【0008】上筐体5の前部には、図示しない電源とし
ての電池を収納する電池収納部7が形成される。そし
て、この電池収納部7の上部を覆うように、電池蓋8が
着脱自在に設けられる。また、上筐体5の略中央部に
は、下方に落ち込んだ略円形の凹部9が形成されている
と共に、凹部9の底部には、さらに別々の貫通孔10,11
が穿設される。12は下端が開口した透明なドーム部材で
あり、前記凹部9に着脱自在に取り付けられる。このド
ーム部材12は凹部9に密着状態で装着され、装着時にお
いてその上部が、上筐体5の上面より突出するようにな
っている。さらに、上筐体5の後部上面には操作部13が
設けられており、この操作部13の内部対応位置に、操作
スイッチ(図示せず)などを有する制御回路14が、基板
に実装した状態で取り付けられる。
【0009】下筐体6の略中央部より前方寄りには、上
方に入り込んだ略円形の凹部15が形成される。この凹部
15には、前記貫通孔11の外周を囲んで密着状態に接続さ
れる貫通路16が、さらに上方に突出して設けられてい
る。また、凹部15には、略円筒形状をなす水質改良用の
カートリッジたるミネラルカートリッジ17が着脱自在に
取り付けられる。このミネラルカートリッジ17は、水容
器1内の水Wに対向する底部に、循環した水Wを内容器
1内に戻す複数の貫通孔18を穿設すると共に、前記貫通
路16に対向して上部に開口部19を形成した有底筒状のカ
ートリッジ体20と、該カートリッジ体20の内側から前記
貫通孔18を覆う透水性の不織布21と、カートリッジ体20
内に収納される水質改良剤22と、開口部19を覆う透水性
の不織布23とにより構成される。そして、貫通路16から
送り出された水Wが、カートリッジ体20の開口部19か
ら、このカートリッジ体20の内部にある不織布21,水質
改良剤22,不織布23を通過すると、水質改良剤22に含ま
れたミネラル成分が水Wに溶解して、カートリッジ体20
の貫通孔18から内容器1内の水Wに滴下される構造とな
っている。なお、前記水質改良剤22としては、カルシウ
ム,マグネシウム,ナトリウム,カリウムなどを適量含
んでおり、毒性がなく、水に対して微溶な物質で有れば
適宜使用が可能であり、例えば、珊瑚石や麦飯石などが
一般的である。
【0010】下筐体6の後部には、循環装置4の電動ポ
ンプに相当する揚水部24が略筒状に形成される。この揚
水部24は、水容器1内の水Wを、前記貫通路16に連通す
るドーム部材12内に揚水するためのものである。揚水部
24の外殻をなす枠体25の内部には、上方に向けて突出し
た円筒部26と、円筒部26の上部にあって、中央に貫通孔
27を穿設した板状の保持部28が各々形成される。また、
枠体25の底部には、円筒部26の下端に位置して設けられ
た円形凹部29と、円形凹部29の外周にあって渦巻状の水
流溝30が各々形成されると共に、該水流溝30の終端部か
ら略垂直に立設され、その上端部が前記上筐体5の貫通
孔10に密着状態で接続される揚水管31が形成される。
【0011】前記円筒部26および保持部28の上部には、
ゴム部材からなるオイルシール32が取り付けられてお
り、このオイルシール32の上面に対向して、揚水部24の
駆動源に相当する電動機33が筒状の固定部材34に取り付
けられる。電動機33は、ねじ35により固定部材34を枠体
25に取り付けることで、円筒部26の上端面に接した状態
で固定され、ひいては枠体25に保持される。この際、電
動機33がオイルシール32の上面側を押圧することで、該
オイルシール32が保持部28に密着する。オイルシール32
の構造は、図5に示すように、円筒部26および保持部28
に嵌入する環状部材38と、この環状部材38の中央貫通孔
39側に設けた弾性を有する接触片40とにより構成され
る。この接触片40は下方に傾斜して形成され、前記電動
機33の下方に突出した回転軸42の側面に密着している。
この接触片40の上方にある中央貫通孔39の内部に、潤滑
油Oが充填される。こうして、電動機33の回転軸42がオ
イルシール32の接触片40に密着することで、円筒部26の
内面,保持部28の下面,オイルシール32および回転軸35
によって区画形成された空気室43は、オイルシール32側
の上方が密閉されると共に、下方が開放されて構成され
る。
【0012】前記電動機33の回転軸42は貫通孔27を貫通
しており、その先端側には遠心羽根車に相当するインペ
ラ45が同軸的に取り付けられる。回転軸42が嵌入される
インペラ45の軸部46は、前記貫通孔27よりも僅かに径小
であり、回転軸42にインペラ45の軸部46を取り付けたと
きに、軸部46の基端部が貫通孔27内に位置する。前記枠
体25の底部には、前記円形凹部29に対向する円形凹部49
と、前記水流溝30に対向する水流溝50が各々形成された
カバー部材51が、密着状態で取り付けられる。このカバ
ー部材51の略中心部には、前記インペラ45の下端に対向
して吸水口53が開口形成される。そして、インペラ45
は、円形凹部29と円形凹部49とにより囲まれた水流室54
に、吸水口53から浸入する内容器1内の水Wにより没し
た状態で設けられる。水流室54は、枠体25の底部にあっ
て、水流溝30と水流溝50とにより囲まれた部分にも及ん
でおり、この水流室54の一側に形成した揚水口55が、前
記揚水管31の下端に連通している。そして、電動機33の
回転軸42およびインペラ45の軸部46の外周には、枠体25
とオイルシール32とにより上方を密閉し、水流室54に連
通して下方を開放した空気室43が形成される。
【0013】前記水容器1の側面には、この水容器1内
に収容する水Wの上限水位および下限水位を示す上限水
位線61および下限水位線62が各々形成される(図3,4
参照)。上限水位線61は、循環装置4を水容器1の開口
部2に取り付けたときに、ミネラルカートリッジ17内の
水質改良剤22の最下部よりも下方で、かつ、前記空気室
43の上端部よりも下方に形成される。また、下限水位線
62は、インペラ45の下端部よりも上方に形成される。こ
れにより、水容器1内の水Wは、循環装置4の使用時に
おいて、上限水位線61と下限水位線62との間にその水面
W´が位置するようになる。なお、本実施例で示した上
限水位線61および下限水位線62に代わり、フロートセン
サなどを用いて、水Wの水位が所定範囲外にある場合
は、ブザーやパイロットランプなどにより報知する構成
としてもよい。
【0014】ここで、前記ミネラルカートリッジ17の構
成を、図1,図2および図6に基づきさらに詳述する。
図1および図2において、不織布21,23および水質改良
剤22を収納する容器としてのカートリッジ体20は、その
底部に合計21個の貫通孔18を有している。このなか
で、カートリッジ体20の底部外周に穿設された12個の
貫通孔18には、折曲げ可能な標識片すなわちタグ71が各
々形成されている。タグ71は、貫通孔18に略対向して形
成され、その表面に1から12の各数字を刻印した刻印
部72と、この刻印部72の一側とカートリッジ体20との間
を連結する薄肉部73とからなり、カートリッジ体20と一
体に形成される。前記刻印部72に刻印された各数字は、
印刷されたものではなく、カートリッジ体20をモールド
成形する際に一体に形成されたものである。また、タグ
71は貫通孔18のどの位置に形成されていてもよい。要は
1年の12か月に対応して、1から12の数字が各々刻
印された12個のタグ71が凸状あるいは凹状に一体形成
されていればよい。また、本実施例のタグ71は、薄肉部
73を折り曲げると、カートリッジ体20から容易に切り離
せるようになっているが、タグ71を必ずしも離脱させる
必要はない。但し、タグ71を折り曲げるとカートリッジ
体20から離脱できるほうが、使用中にタグ71が内容器1
内に落下する虞れがなく、安全である。また、通常は、
ミネラルカートリッジ17の使用開始月に対応した数字の
タグ71を離脱させるので、他の残ったタグ71から使用開
始月が容易に判別できるように、タグ71に刻印した数字
は、ある程度の規則性をもたせることが好ましい。その
点、本実施例ではタグ71に刻印した数字が時計回りに並
んでいるので、ミネラルカートリッジ17の使用開始月を
極めて容易に判別できる。
【0015】図6は、ミネラルカートリッジ17の別の変
形例を示している。この変形例では、貫通孔18は12個
形成されており、全ての貫通孔18に対応して、先程のタ
グ71がカートリッジ体20と一体に形成されている。この
場合も、タグ71に刻印した数字が規則性をもって整然と
並んでいる。なお、これらの各図には示していないが、
貫通孔18を丸孔ではなく長孔に形成してもよい。また、
タグ71の形状も貫通孔18に対応して適宜変更してよい。
【0016】次に、上記構成につきその作用を説明す
る。使用に際しては、上限水位線61と下限水位線62の範
囲内に水面W´が達するように、水容器1内に水Wを投
入し、循環装置4を開口部2に取り付ける。すると、水
容器1内の水Wは揚水部24の吸水口53から水流室54に浸
入し、インペラ45はその一部若しくは全部が水没する。
同時に、ミネラルカートリッジ17内の水質改良剤22は、
水容器1内の水Wの水面W´よりも上方に位置し、水W
に触れない隔離された状態となる。
【0017】この状態で、操作部13を操作して電動機33
を駆動すると、電動機33の回転軸42と同軸にインペラ45
が回転し、水流室54内に浸入した水Wが、インペラ45の
遠心力により、揚水口55から揚水管31を通って、貫通孔
10から凹部9に取り付けたドーム部材12内に、目視でき
る状態で吐出される。そして、このドーム部材12に達し
た水Wは、貫通孔11および貫通路16を通過して、その下
方にあるミネラルカートリッジ17内に流入し、ここで水
質改良剤22に含まれたミネラル成分が水Wに微量溶解し
て、貫通孔18から水容器1内に戻って循環する。なお、
電動機33は、必要以上の水循環を避けるために、所定時
間駆動すると自動的に停止する。また、このとき、空気
室43内の空気には、インペラ45の回転に伴って、揚水部
24の揚水能力に応じた圧力が、空気室43の下方から加わ
る。このため、空気室43の上方を密閉するオイルシール
32の接触片40が押圧されて、電動機33の回転軸42に密着
し、グリースなどの潤滑油Oの空気室43内への侵入を防
止する。
【0018】操作部13を操作してから所定時間が経過す
ると、電動機33は停止し、揚水部24による水Wの循環は
停止する。このため、ミネラルカートリッジ17には水W
が供給されなくなる。そして、ミネラルカートリッジ17
内の水質改良剤22が、水容器1内の水Wの水面W´より
も上方に位置するため、水質改良剤22が水Wと接するこ
とがなく、ミネラル成分の水Wへの溶解は抑制される。
【0019】また、水質改良剤22の交換に際しては、交
換の必要なミネラルカートリッジ17を循環装置4よりそ
のまま取り外す。そして、新たなミネラルカートリッジ
17のカートリッジ本体20に形成されるタグ71の中で、使
用開始月と同じ数字が刻印されているタグ71を、薄肉部
73より手で折曲げて切り離し、このミネラルカートリッ
ジ17を循環装置4の下部に装着する。これによって、新
たに装着したミネラルカートリッジ17の使用開始月が、
他の残されたタグ71に刻印された数字から、容易に判別
できる。また、次の水質改良剤22の交換時期も、おおよ
そ知ることができる。刻印部72に刻印された数字は、タ
グ71と一体に成形されたものであるため、従来のよう
に、文字が読めなくなったり、水容器1内の水にインク
が混入するなどの不具合を一掃できる。また、水質改良
剤22の使用開始月の記録は、その使用開始月に対応した
数字を刻印したタグ71を折り曲げるだけで簡単に行なう
ことができ、従来に比べて記録忘れを著しく少なくでき
る。
【0020】以上のように、本実施例では、循環装置4
に設けた揚水部24を駆動して、水容器1内の水Wを循環
させている間、この循環する水Wはミネラルカートリッ
ジ17内を通過し、水質改良剤のミネラル成分が溶解す
る。一方、揚水部24が停止すると、水容器1内の水Wの
循環も停止するが、このときミネラルカートリッジ17内
の水質改良剤22の最下部は、水容器1内の水面W´より
も上方に位置しているため、水質改良剤22は水容器1内
の水Wから隔離された状態となる。このため、水容器1
内の水Wのミネラル成分を所望の濃度にすることがで
き、必要以上にミネラル成分の濃度が上昇することを防
止できる。また、ミネラルカートリッジ17を循環装置4
より着脱するだけで、水質改良剤22の交換を簡単に行う
ことができる。
【0021】つまり、水容器1と、この水容器1の開口
部2に取り付けられる循環装置4と、循環装置4に設け
られる電動ポンプたる揚水部24と、循環装置4に取り付
けられ内部に水質改良剤22を収納するミネラルカートリ
ッジ17とを備え、循環装置4により循環される水容器1
内の水Wをミネラルカートリッジ17内に通過させて、水
質改良剤22のミネラル成分を溶解させるミネラル整水器
において、ミネラルカートリッジ17内の水質改良剤22の
最下部が水容器1内の水面W´よりも上方に位置するよ
うに構成すれば、所望のミネラル成分の濃度を得ること
が可能になり、しかも、水質改良剤22の交換を簡単に行
なえるようになる。
【0022】また、本実施例では、内部に流体すなわち
水Wを流通させるカートリッジたるミネラルカートリッ
ジ17において、水質改良剤22を収納する容器たるカート
リッジ本体20の底部に、循環した水Wの貫通孔18を12
個形成し、この貫通孔18に1から12の数字を一体に刻
印した折曲げ可能なタグ71を形成して、ミネラルカート
リッジ17を構成している。この場合、ミネラルカートリ
ッジ17の交換に際しては、新たなミネラルカートリッジ
17のカートリッジ本体20に形成されるタグ71の中で、使
用開始月と同じ数字が刻印されているタグ71を折り、こ
のミネラルカートリッジ17を循環装置4の下部に装着す
る。これによって、新たに装着したミネラルカートリッ
ジ17の使用開始月が、他の残されたタグ71に刻印された
数字から、容易に判別できる。また、刻印された数字
は、タグ71と一体に成形されたものであるため、文字が
読めなくなったり、水容器1内の水にインクが混入する
などの不具合を一掃できる。また、使用開始月の記録
は、その使用開始月に対応した数字を刻印したタグ71を
折り曲げるだけで簡単に行なうことができ、従来に比べ
て記録忘れを著しく少なくできる。なお、この場合、タ
グ71はカートリッジ本体20から切り離せなくても、折り
曲げ可能であればよい。
【0023】以上本発明を添付図面に基づき説明してき
たが、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
本発明の思想を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能
である。例えば、カートリッジを本実施例のようなミネ
ラル整水器以外に用いてもよい。また、実施例では流体
として水を用いたが、気体や水以外の液体に対しても種
々に適用可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明のカートリッジは、内部に流体を
流通させるカートリッジにおいて、該カートリッジの容
器を樹脂などで形成し、該容器の底部に貫通孔を少なく
とも12個形成し、この貫通孔に1から12の数字を一
体に刻印した折り曲げまたは切り離し可能で、かつ前記
貫通孔に略対向させたタグを一体に形成して構成され、
カートリッジの使用開始時が簡単に記録でき、しかも記
録忘れを防止できるカートリッジを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すミネラルカートリッジ
の底面図である。
【図2】同上図1のA−A線断面図である。
【図3】同上ミネラル整水器全体の断面図である。
【図4】同上循環装置周辺の断面図である。
【図5】同上オイルシール周辺の断面図である。
【図6】別の変形例を示すミネラルカートリッジの底面
図である。
【符号の説明】
17 ミネラルカートリッジ(カートリッジ) 18 貫通孔 20 カートリッジ本体(容器) 71 タグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小檜山 篤 新潟県西蒲原郡巻町巻甲3075番地1 リ ーブル201号 (56)参考文献 実開 昭52−56599(JP,U) 実開 昭56−5169(JP,U) 実開 昭60−96068(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に流体を流通させるカートリッジ
    において、該カートリッジの容器を樹脂などで形成し、
    該容器の底部に貫通孔を少なくとも12個形成し、この
    貫通孔に1から12の数字を一体に刻印した折り曲げま
    たは切り離し可能で、かつ前記貫通孔に略対向させた
    グを一体に形成して構成されることを特徴とするカート
    リッジ。
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