JP3136438U - 歩行困難者用の多用途移動台 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歩行困難者の日常生活上の移動に当たって介護労力を経済的に低減する。
【解決手段】 車輪付き台1上に固定枠11を取り付け、固定枠に座板12と可動枠16を取り付け、可動枠を座板後側に配置し、可動枠に背板18を取り付け、固定枠前側に足板21を取り付け、水平な座板、背板と足板を寝台に横付け可能にして寝台上の歩行困難者hを背板、座板と足板の上に仰向けに移す構成にし、可動枠を起き上がり可能に、足板を垂れ下げ可能にし、可動枠を椅子の背もたれ位置に起こすと、足板が垂れ下り、椅子の形態になって歩行困難者が座板に腰掛けた姿態になる構成にし、椅子の形態に維持した車輪付き台を移動可能にし、座板を便座に取り替え可能にし、車輪付き台の後面から座板下側に亘って便器挿入用空所を設け、車輪付き台が便器をまたいて便座を便器の上に位置させる構成にし、座板と背板をシャワー用に取り替え可能にした多用途移動台。
【選択図】 図5

Description

本考案は、歩行困難者が日常生活上必要とする移動に用いる移動台に関する。
歩行困難者は、通常、寝台に横たえている。食事時には、食卓の前側に移動する。散歩時には、屋内又は屋外の散歩路を移動する。排便時には、便所に移動し、便器の上側に位置する。入浴時には、浴室に移動し、シャワーヘッドの前側又は浴槽の中に位置する。歩行困難者のこれらの移動を助けて介護者の労力を低減するため、車椅子や昇降装置などの各種の介護補助装置が考案されている。
特許文献1に開示の技術は、入浴時と排便時に用いる手押し車である。特許文献2の技術は、車椅子に変身する寝台である。
実開平7−332号公報 実開平7−43584号公報
寝台上の歩行困難者が日常生活上必要とする移動は、食卓への移動、散歩路上の移動、便器への移動と、シャワーヘッドへの移動である。これらの全ての移動に用いられる移動装置が望まれる。ところが、特許文献1と2の技術は、これらの全ての移動に用いるのには適していない。
寝台上の歩行困難者の食卓への移動、散歩路上の移動、便器への移動と、シャワーヘッドへの移動に用いられる多用途移動台があれば、介護労力を経済的に低減することができる。
歩行困難者用の多用途移動台は、車輪付き台の上に固定枠を水平に前後方向に沿って取り付け、固定枠に座板を取り付け、固定枠に可動枠を水平に前後方向に沿って取り付け、可動枠を座板の後側に配置し、可動枠に背板を取り付け、背板を座板とほぼ同じ高さにし、固定枠の前側に足板を水平に取り付け、足板を座板とほぼ同じ高さにし、座板、背板と足板を寝台に横付け可能にして寝台上の歩行困難者を背板、座板と足板の上に仰向けに移す構成にし、
可動枠を上前側に起き上がり可能にし、足板を下後側に垂れ下げ可能にし、可動枠と足板を連結し、可動枠を椅子の背もたれ位置に起こすと、足板が垂れ下り、椅子の形態になって背板、座板と足板の上の歩行困難者が座板に腰掛けた姿態になる構成にし、可動枠を椅子の背もたれ位置に保持して椅子の形態を維持する機構を設け、背板、座板と足板を椅子の形態に維持した状態で車輪付き台を移動可能にし、
固定枠に取り付けた座板を、便が通過する便座に取り替え可能にし、車輪付き台の後面から座板下側位置に亘って便器挿入用空所を設け、車輪付き台が便器をまたいて便座を便器の上に位置させる構成にし、
固定枠に取り付けた座板と、可動枠に取り付けた背板を、それぞれ、シャワー用の座板、背板に取り替え可能にしている。
この多用途移動台を用いるときには、寝台上の歩行困難者は、寝台に横付けした水平状態の背板、座板と足板の上に仰向けに移す。次に、可動枠を椅子の背もたれ位置に起こして歩行困難者を座板に腰掛けた姿態にし、椅子の形態を維持する。歩行困難者が座板に腰掛けた車輪付き台は、食卓、散歩路、便器、又は、シャワーヘッドに移動する。
便器へ移動するときには、予め、座板を便座に取り替える。シャワーヘッドへ移動するときには、予め、座板と背板をシャワー用の座板、背板に取り替える。
多用途移動台は、寝台上の歩行困難者の食卓への移動、散歩路上の移動、便器への移動と、シャワーヘッドへの移動に用いられる。介護労力を経済的に低減することができる。
実施形態の多用途移動台は、水平にした状態を図1〜図3と図5に、椅子の形態にした状態を図4と図6に示す。
多用途移動台は、車輪付き台1をアルミ合金の棒材で構成している。車輪付き台1は、2本の横棒2を前後方向に沿って配置し、左右に並列している。左右の両横棒2は、前端から後側に寄った位置に横材3を左右方向に沿って掛け渡して固定している。左右の両横棒2の下には、それぞれ、前端と後端に車輪4を取り付けている。両横棒2の上には、それぞれ、横材3の固定位置と後端位置に支柱5、6を立てている。後側の左右の支柱6は、上端に梁7を左右方向に沿って掛け渡して固定している。
前後左右の4本の支柱5、6の上には、長方形状の固定枠11を前後方向に沿って水平に固定している。固定枠11は、左右の側材と前側材を有し、後側材に梁7を兼用している。左右の側材と前側材は、アルミ合金の山形材にし、山形の入り隅の溝を固定枠11の上内側に配置している。固定枠11には、長方形状の座板12を上から嵌め込んで取外し可能に取り付けている。座板12は、前後方向が固定枠11より短く、固定枠11の前側に寄せている。また、座板12は、硬質板の上に弾性緩衝板を積層している。この座板12は、寝台dとほぼ同じ高さにしている。
固定枠11の後部には、可動枠16の前部を嵌め込んでいる。固定枠11の左右の側材には、軸17を左右方向に沿って貫通して取り付け、軸17に可動枠16の前端を貫通している。長方形状の可動枠16は、座板12の後側位置に前後方向に沿って水平に取り付け、後部を固定枠11の後方に突出している。この可動枠16は、軸17を中心として上前側に起き上がり可能にしている。
可動枠16は、左右の側材と前後の側材を有している。前側材は、アルミ合金の平板材にしている。左右の側材と後側材は、アルミ合金の山形材にし、山形の入り隅の溝を可動枠16の上内側に配置している。可動枠16には、長方形状の背板18を上から嵌め込んで取外し可能に取り付けている。背板18は、硬質板の上に弾性緩衝板を積層している。この背板18は、座板12とほぼ同じ高さにしている。
固定枠11の前側には、長方形状の足板21を丁番22で取り付けている。足板21は、水平位置から下後側に垂れ下げ可能にしている。水平位置の足板21は、座板12とほぼ同じ高さにしている。
可動枠16は、前部の下に連結片26を突出し、連結片26の下端に連結棒27の後端を回転可能に連結している。足板21は、後部の下に連結片28を突出し、連結片28の下端に連結棒27の前端を回転可能に連結している。可動枠16と足板21は、連結している。可動枠16を椅子の背もたれ位置に起こすと、足板21が垂れ下り、椅子の形態になる。
可動枠16を椅子の背もたれ位置に保持して椅子の形態を維持する機構を設けている。可動枠16は、裏面側に軸31を左右方向に沿って配置して回転可能に取り付けている。軸31は、両端にそれぞれ支持棒32を回転可能に取り付けている。固定枠11は、左右の側材にそれぞれ切り欠きの係り止め部33を形成している。可動枠16を椅子の背もたれ位置に起こし、左右の支持棒32の下端を左右の係り止め部33に差し込むと、背もたれ位置の可動枠16が後側から支えられる。また、軸31は、両端にそれぞれ折り曲げ棒状の肘掛部材34を取り付けている。肘掛部材34は、端に係り止め凸部35を設けている。固定枠11は、左右の側材の外側にそれぞれ係り止め凹部36を設けている。背もたれ位置の可動枠16を支持棒32で支えた後、左右の肘掛部材34を軸31の周りに回転して椅子の肘掛位置に配置し、左右の肘掛部材34の係り止め凸部35を固定枠11の左右の係り止め凹部36に嵌め込むと、可動枠16が前側から支えられる。可動枠16は、支持棒32と肘掛部材34で背もたれ位置に保持される。
なお、可動枠16は、裏面側に、介護者が掴むハンドル37を取り付けている。
この多用途移動台に寝台d上の歩行困難者hを移すときには、多用途移動台は、図1〜図3に示すように、可動枠16と足板21を水平状態にし、肘掛部材34を可動枠16の下に配置し、寝台dに横付けする。寝台d上の歩行困難者hは、寝台dの側部から多用途移動台の上に横転し、図5に示すように、可動枠16内の背板18、座板12と足板21の上に仰向けに移す。歩行困難者hは、頭部と背中を背板18に、臀部を座板12に、脚部を足板21に載せる。
次に、図6に示すように、可動枠16を椅子の背もたれ位置に起こし、支持棒32の下端を係り止め部33に差し込み、肘掛部材34を椅子の肘掛位置に配置し、係り止め凸部35を係り止め凹部36に嵌め込む。すると、可動枠16が椅子の背もたれ位置に保持されて椅子の形態が維持される。歩行困難者hは、座板12に腰掛けた姿態になる。
歩行困難者hが座板12に腰掛けた多用途移動台は、押して移動し、食事室、散歩路、便所や浴室などへ向かう。食事時には、多用途移動台は、図7に示すように、食事室の食卓tの前側に移動する。散歩時には、歩行困難者hが腰掛けた多用途移動台は、屋内又は屋外の散歩路を移動する。
排便時には、多用途移動台は、歩行困難者hを載せる前に、固定枠11内の座板12を、便が通過する孔を設けた便座41に取り替える。この多用途移動台は、歩行困難者hが座板12に腰掛けた状態で便所に移動する。そして、多用途移動台は、便器bの前側位置から後退させ、図8に示すように、床面上の便器bをまたいて便座41を便器bの上に位置させる。この多用途移動台は、車輪付き台1の後面から座板12又は便座41の下側位置に亘って門形断面形状にし、便器bを挿入する空所を設けている。
入浴時には、多用途移動台は、歩行困難者hを載せる前に、固定枠11内の座板12と可動枠16内の背板18を、それぞれ、シャワーの湯水で変質しない耐水性のあるシャワー用の座板42、背板43に取り替える。それらには、簾の子板が例示される。この多用途移動台は、歩行困難者hがシャワー用の座板42、背板43に腰掛けた状態で浴室に移動する。そして、多用途移動台は、図9に示すように、浴室のシャワーヘッドsの前側に位置させる。
本考案の実施形態における歩行困難者用多用途移動台の側面図。 同多用途移動台の平面図。 図1のA−A線断面図。 同多用途移動台を椅子の形態にした状態の側面図。 図3のB−B線断面、縦断側面の図であり、歩行困難者を仰向けに載せた状態の図。 同多用途移動台を椅子の形態にして歩行困難者を腰掛け姿態にした状態の縦断側面図。 歩行困難者を腰掛け姿態にして食卓に移動した状態の縦断側面図。 歩行困難者を腰掛け姿態にして便器に移動した状態の縦断側面図。 歩行困難者を腰掛け姿態にして浴室のシャワーヘッドに移動した状態の縦断側面図。
符号の説明
1 車輪付き台
2 左右の横棒
3 横材
4 前後左右の車輪
5 前側の左右の支柱
6 後側の左右の支柱
7 梁
11 固定枠
12 座板
16 可動枠
17 軸
18 背板
21 足板
22 丁番
26 可動枠の連結片
27 連結棒
28 足板の連結片
31 軸
32 支持棒
33 固定枠の切り欠きの係り止め部
34 肘掛部材
35 肘掛部材の係り止め凸部
36 固定枠の係り止め凹部
37 ハンドル
41 便座
42 シャワー用の座板
43 シャワー用の背板
d 寝台
h 歩行困難者
t 食卓
b 便器
s シャワーヘッド

Claims (1)

  1. 車輪付き台の上に固定枠を水平に前後方向に沿って取り付け、固定枠に座板を取り付け、固定枠に可動枠を水平に前後方向に沿って取り付け、可動枠を座板の後側に配置し、可動枠に背板を取り付け、背板を座板とほぼ同じ高さにし、固定枠の前側に足板を水平に取り付け、足板を座板とほぼ同じ高さにし、座板、背板と足板を寝台に横付け可能にして寝台上の歩行困難者を背板、座板と足板の上に仰向けに移す構成にし、
    可動枠を上前側に起き上がり可能にし、足板を下後側に垂れ下げ可能にし、可動枠と足板を連結し、可動枠を椅子の背もたれ位置に起こすと、足板が垂れ下り、椅子の形態になって背板、座板と足板の上の歩行困難者が座板に腰掛けた姿態になる構成にし、可動枠を椅子の背もたれ位置に保持して椅子の形態を維持する機構を設け、背板、座板と足板を椅子の形態に維持した状態で車輪付き台を移動可能にし、
    固定枠に取り付けた座板を、便が通過する便座に取り替え可能にし、車輪付き台の後面から座板下側位置に亘って便器挿入用空所を設け、車輪付き台が便器をまたいて便座を便器の上に位置させる構成にし、
    固定枠に取り付けた座板と、可動枠に取り付けた背板を、それぞれ、シャワー用の座板、背板に取り替え可能にしていることを特徴とする歩行困難者用の多用途移動台。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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