JP3136263B2 - モジュラープラグ用ガイドプレート - Google Patents
モジュラープラグ用ガイドプレートInfo
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/50—Fixed connections
- H01R12/59—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/65—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal
- H01R12/67—Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures characterised by the terminal insulation penetrating terminals
-
- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/77—Coupling devices for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
- H01R12/777—Coupling parts carrying pins, blades or analogous contacts
-
- H—ELECTRICITY
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R24/00—Two-part coupling devices, or either of their cooperating parts, characterised by their overall structure
- H01R24/60—Contacts spaced along planar side wall transverse to longitudinal axis of engagement
- H01R24/62—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices
- H01R24/64—Sliding engagements with one side only, e.g. modular jack coupling devices for high frequency, e.g. RJ 45
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- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R4/00—Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
- H01R4/24—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands
- H01R4/2404—Connections using contact members penetrating or cutting insulation or cable strands the contact members having teeth, prongs, pins or needles penetrating the insulation
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
- Multi-Conductor Connections (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、モジュラープラグ
に関するものであり、特に、モジュラープラグに使用す
るモジュラープラグ用ガイドプレートに関するものであ
る。
に関するものであり、特に、モジュラープラグに使用す
るモジュラープラグ用ガイドプレートに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】モジュラープラグは、電話機をはじめと
する各種電子機器の通信回線等への接続分離を容易に行
えるようにするために広く使用されてきており、電子機
器からの接続ケーブルをこのモジュラープラグに結線し
易くするために、従来、各種のモジュラープラグ用ガイ
ドプレートが使用されてきている。これらガイドプレー
トは、主として、ケーブルの結線端部の分離された心線
の整線を行うために使用されている。この種のガイドプ
レートを使用するモジュラープラグにおいては、その絶
縁ハウジングには、後端部からそのガイドプレートを挿
入嵌合させうるガイドプレート挿入穴が前端部へと延長
するようにして設けられている。
する各種電子機器の通信回線等への接続分離を容易に行
えるようにするために広く使用されてきており、電子機
器からの接続ケーブルをこのモジュラープラグに結線し
易くするために、従来、各種のモジュラープラグ用ガイ
ドプレートが使用されてきている。これらガイドプレー
トは、主として、ケーブルの結線端部の分離された心線
の整線を行うために使用されている。この種のガイドプ
レートを使用するモジュラープラグにおいては、その絶
縁ハウジングには、後端部からそのガイドプレートを挿
入嵌合させうるガイドプレート挿入穴が前端部へと延長
するようにして設けられている。
【０００３】この種のモジュラープラグへケーブルを結
線するには、ケーブルの結線端部のシースを剥離して、
分離された心線端部をガイドプレートにて整線する。そ
れから、こうしてガイドプレートにて心線端部を整線保
持された状態のケーブル端部をモジュラープラグの絶縁
ハウジングのガイドプレート挿入穴へと挿入していき、
ガイドプレートがガイドプレート挿入穴の前端部まで挿
入された後に、絶縁ハウジングの上方側から接触端子を
押し込むことにより、ガイドプレートにて整線保持され
た各心線へと圧接接続させればよい。
線するには、ケーブルの結線端部のシースを剥離して、
分離された心線端部をガイドプレートにて整線する。そ
れから、こうしてガイドプレートにて心線端部を整線保
持された状態のケーブル端部をモジュラープラグの絶縁
ハウジングのガイドプレート挿入穴へと挿入していき、
ガイドプレートがガイドプレート挿入穴の前端部まで挿
入された後に、絶縁ハウジングの上方側から接触端子を
押し込むことにより、ガイドプレートにて整線保持され
た各心線へと圧接接続させればよい。
【０００４】この種のガイドプレートの従来例として
は、添付図面の図６に斜視図にて略示するようなものが
ある。この図６に示されるように、この従来のモジュラ
ープラグ用ガイドプレート２０は、プラスチック材料等
で一体成形されたもので、後端側から前端側へと抜ける
ようにして、整線保持貫通穴２１が設けられている。整
線保持貫通穴２１のほぼ中間部には、補強梁２２が形成
されている。整線保持貫通穴２１の上方側の壁部には、
モジュラープラグの接触端子をそれぞれ挿通させるため
の接触端子挿入溝２３が設けられており、これら隣接す
る接触端子挿入溝２３の間には、接触端子間を絶縁分離
するための隔離壁２４が作り出されている。
は、添付図面の図６に斜視図にて略示するようなものが
ある。この図６に示されるように、この従来のモジュラ
ープラグ用ガイドプレート２０は、プラスチック材料等
で一体成形されたもので、後端側から前端側へと抜ける
ようにして、整線保持貫通穴２１が設けられている。整
線保持貫通穴２１のほぼ中間部には、補強梁２２が形成
されている。整線保持貫通穴２１の上方側の壁部には、
モジュラープラグの接触端子をそれぞれ挿通させるため
の接触端子挿入溝２３が設けられており、これら隣接す
る接触端子挿入溝２３の間には、接触端子間を絶縁分離
するための隔離壁２４が作り出されている。
【０００５】このようなガイドプレート２０を使用して
モジュラープラグにケーブルを結線するためには、図６
に示されるように、ケーブル１０の結線端部のシース１
１を所定長さだけ切断剥離して、心線１２を露出させ分
離する。こうして分離された心線１２をほぐしながら、
ガイドプレート２０の後端側から、対応する整線保持貫
通穴２１内へと挿入していく。図７は、こうしてガイド
プレート２０によって結線端部の心線１２が整線保持さ
れた状態のケーブル１０を側面図にて示している。次い
で、心線１２を整線保持したガイドプレート２０ を先
にして、ケーブル１０の結線端部を、図８に示すよう
に、モジュラープラグの絶縁ハウジング３０のガイドプ
レート挿入穴３１内へと挿入する。ガイドプレート２０
が、ガイドプレート挿入穴３１の先端の所定位置まで挿
入された後、図８において矢印Ｐで示すように、絶縁ハ
ウジング３０の上方側から各接触端子４０を、絶縁ハウ
ジング３０の各対応する挿入溝３２およびガイドプレー
ト２０の各対応する接触端子挿入溝２３を通して押し込
むことにより、各接触端子がガイドプレート２０の整線
保持貫通穴２１内に整線保持された各対応する心線１２
に対して圧接接続され、最後に、絶縁ハウジング３０の
シースクランプ部３３を操作してケーブル１０のシース
１１をクランプすることにより、ケーブル１０のモジュ
ラープラグへの結線が完了する。
モジュラープラグにケーブルを結線するためには、図６
に示されるように、ケーブル１０の結線端部のシース１
１を所定長さだけ切断剥離して、心線１２を露出させ分
離する。こうして分離された心線１２をほぐしながら、
ガイドプレート２０の後端側から、対応する整線保持貫
通穴２１内へと挿入していく。図７は、こうしてガイド
プレート２０によって結線端部の心線１２が整線保持さ
れた状態のケーブル１０を側面図にて示している。次い
で、心線１２を整線保持したガイドプレート２０ を先
にして、ケーブル１０の結線端部を、図８に示すよう
に、モジュラープラグの絶縁ハウジング３０のガイドプ
レート挿入穴３１内へと挿入する。ガイドプレート２０
が、ガイドプレート挿入穴３１の先端の所定位置まで挿
入された後、図８において矢印Ｐで示すように、絶縁ハ
ウジング３０の上方側から各接触端子４０を、絶縁ハウ
ジング３０の各対応する挿入溝３２およびガイドプレー
ト２０の各対応する接触端子挿入溝２３を通して押し込
むことにより、各接触端子がガイドプレート２０の整線
保持貫通穴２１内に整線保持された各対応する心線１２
に対して圧接接続され、最後に、絶縁ハウジング３０の
シースクランプ部３３を操作してケーブル１０のシース
１１をクランプすることにより、ケーブル１０のモジュ
ラープラグへの結線が完了する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のモジ
ュラープラグ用ガイドプレートによれば、ケーブルのモ
ジュラープラグへの結線作業が比較的に簡単になるので
あるが、それでも、次の点で問題があった。
ュラープラグ用ガイドプレートによれば、ケーブルのモ
ジュラープラグへの結線作業が比較的に簡単になるので
あるが、それでも、次の点で問題があった。
【０００７】第一に、ケーブルのシースを剥離した後、
心線をほぐしながら、整線保持貫通穴へと挿入していか
なければならないので、心線が整線保持貫通穴へうまく
入らないことがあり、作業性が悪いものであった。
心線をほぐしながら、整線保持貫通穴へと挿入していか
なければならないので、心線が整線保持貫通穴へうまく
入らないことがあり、作業性が悪いものであった。
【０００８】第二に、図７によく示されるように、心線
１２の先端部を整線保持したガイドプレート２０と、ケ
ーブル１０のシース１１のシース端１１Ａとの間には、
柔らかい心線１２の部分のみが存在することになり、し
たがって、図７に示した状態で、ケーブル１０の結線端
部を、モジュラープラグの絶縁ハウジング３０のガイド
プレート挿入穴３１の奥まで押し込みきれない心配があ
る。もし、図８に示すように、ガイドプレート２０が絶
縁ハウジング３０内の所定位置まで挿入されない状態
で、接触端子４０を圧接接続しようとする場合には、接
触端子４０の圧接接続部がガイドプレート２０の接触端
子挿入溝２３に対して正しく挿入されず、ガイドプレー
ト２０の前端の上部壁にぶつかってしまって、圧接接続
が上手くいかなくなってしまうことがあった。
１２の先端部を整線保持したガイドプレート２０と、ケ
ーブル１０のシース１１のシース端１１Ａとの間には、
柔らかい心線１２の部分のみが存在することになり、し
たがって、図７に示した状態で、ケーブル１０の結線端
部を、モジュラープラグの絶縁ハウジング３０のガイド
プレート挿入穴３１の奥まで押し込みきれない心配があ
る。もし、図８に示すように、ガイドプレート２０が絶
縁ハウジング３０内の所定位置まで挿入されない状態
で、接触端子４０を圧接接続しようとする場合には、接
触端子４０の圧接接続部がガイドプレート２０の接触端
子挿入溝２３に対して正しく挿入されず、ガイドプレー
ト２０の前端の上部壁にぶつかってしまって、圧接接続
が上手くいかなくなってしまうことがあった。
【０００９】ケーブル１０の結線端部を絶縁ハウジング
３０のガイドプレート挿入穴３１の奥まで押し込み易く
するために、ガイドプレート挿入穴３１との間の隙間を
大きくすればよいが、これであると、隙間のために、ガ
イドプレート２０が絶縁ハウジング３０内の所定位置で
位置決めされない状態で、接触位置４０を圧接接続しよ
うとする場合には、圧接接続が上手くいかなくなってし
まう。
３０のガイドプレート挿入穴３１の奥まで押し込み易く
するために、ガイドプレート挿入穴３１との間の隙間を
大きくすればよいが、これであると、隙間のために、ガ
イドプレート２０が絶縁ハウジング３０内の所定位置で
位置決めされない状態で、接触位置４０を圧接接続しよ
うとする場合には、圧接接続が上手くいかなくなってし
まう。
【００１０】また、通常、絶縁ハウジング３０内に形成
されているガイドプレート挿入穴３１は、図８の概略断
面図に示されるように、その導入部分の高さは、ケーブ
ル１０のシース１１を受け入れることができるように比
較的に高くされており、接触端子４０による圧接接続を
行うために整線を行っているガイドプレート２０が最終
的に配置される奥部分３１Ａの高さは、ガイドプレート
２０の高さと略同程度で比較的に低いものとされてい
る。したがって、絶縁ハウジング３０のガイドプレート
挿入穴３１の導入部分と奥部分３１Ａとの間には、ガイ
ドプレート挿入穴３１の天井壁面から垂下する垂直壁部
３１Ｂが形成されている。このため、次のような問題が
生じがちであった。すなわち、図７に示したようにガイ
ドプレート２０にて心線１２を整線した状態のケーブル
１０の結線端部を絶縁ハウジング３０のガイドプレート
挿入穴３１の導入部分へ挿入していくとき、ガイドプレ
ート２０の高さは、ガイドプレート挿入穴３１の導入部
分の高さに比べて相当低いので、ガイドプレート２０
は、ガイドプレート挿入穴３１の底面から、どうしても
浮上り気味となる。すると、ガイドプレート２０の前端
が、ガイドプレート挿入穴３１の奥に位置している垂直
壁部３１Ｂに当接してしまって、ガイドプレート２０
は、ガイドプレート挿入穴３１の奥部分３１Ａへと正し
く嵌合され得なくなってしまう。これでは、接触端子４
０の正しい圧接結線は不可能となってしまう。
されているガイドプレート挿入穴３１は、図８の概略断
面図に示されるように、その導入部分の高さは、ケーブ
ル１０のシース１１を受け入れることができるように比
較的に高くされており、接触端子４０による圧接接続を
行うために整線を行っているガイドプレート２０が最終
的に配置される奥部分３１Ａの高さは、ガイドプレート
２０の高さと略同程度で比較的に低いものとされてい
る。したがって、絶縁ハウジング３０のガイドプレート
挿入穴３１の導入部分と奥部分３１Ａとの間には、ガイ
ドプレート挿入穴３１の天井壁面から垂下する垂直壁部
３１Ｂが形成されている。このため、次のような問題が
生じがちであった。すなわち、図７に示したようにガイ
ドプレート２０にて心線１２を整線した状態のケーブル
１０の結線端部を絶縁ハウジング３０のガイドプレート
挿入穴３１の導入部分へ挿入していくとき、ガイドプレ
ート２０の高さは、ガイドプレート挿入穴３１の導入部
分の高さに比べて相当低いので、ガイドプレート２０
は、ガイドプレート挿入穴３１の底面から、どうしても
浮上り気味となる。すると、ガイドプレート２０の前端
が、ガイドプレート挿入穴３１の奥に位置している垂直
壁部３１Ｂに当接してしまって、ガイドプレート２０
は、ガイドプレート挿入穴３１の奥部分３１Ａへと正し
く嵌合され得なくなってしまう。これでは、接触端子４
０の正しい圧接結線は不可能となってしまう。
【００１１】第三に、図７に示すＬ寸法、すなわち、シ
ース端１１Ａから心線１２の先端までの長さを、正確に
定める手段がないので、ねらった周波数特性を出し難か
った。例えば、１００ＭＨｚの高周波信号での使用時に
は、ツイストペアケーブルを使って結線して所定のクロ
ストーク特性を出すこと等が要求されているが、従来の
ガイドプレートの構造では、ケーブル心線の先端のほぐ
し部分（分離部分）を出来るだけ短くしたり、所定の長
さに固定することが難しく、所定の周波数特性を出せな
いことがあった。
ース端１１Ａから心線１２の先端までの長さを、正確に
定める手段がないので、ねらった周波数特性を出し難か
った。例えば、１００ＭＨｚの高周波信号での使用時に
は、ツイストペアケーブルを使って結線して所定のクロ
ストーク特性を出すこと等が要求されているが、従来の
ガイドプレートの構造では、ケーブル心線の先端のほぐ
し部分（分離部分）を出来るだけ短くしたり、所定の長
さに固定することが難しく、所定の周波数特性を出せな
いことがあった。
【００１２】第四に、整線保持貫通穴２１の内径が完全
に固定されてしまっているので、そこへ挿入できるケー
ブル心線のサイズも固定化されてしまっており、若干異
なるサイズの心線でも結線できないという事態が発生し
ていた。換言するならば、従来のガイドプレートの構造
では、結線できる心線のサイズに融通性がなかった。
に固定されてしまっているので、そこへ挿入できるケー
ブル心線のサイズも固定化されてしまっており、若干異
なるサイズの心線でも結線できないという事態が発生し
ていた。換言するならば、従来のガイドプレートの構造
では、結線できる心線のサイズに融通性がなかった。
【００１３】本発明の目的は、前述したような従来の技
術の問題点を解消しうるようなモジュラープラグ用ガイ
ドプレートを提供することである。
術の問題点を解消しうるようなモジュラープラグ用ガイ
ドプレートを提供することである。
【００１４】本発明によれば、結線すべきケーブルを後
端部から挿入し、該ケーブルの各心線を前端部に配列す
る複数の接触端子の各々に対して圧接接続しうるように
した絶縁ハウジングを備えたモジュラープラグにおい
て、前記ケーブルの結線端部の分離された心線の整線を
行うために使用されるモジュラープラグ用ガイドプレー
トは、前記絶縁ハウジングの前記後端部から前記前端部
へと延長するようにして形成されたガイドプレート挿入
穴へと挿入嵌合させられる外形を有した全体として方形
管状体とされており、該方形管状体は、前端側の整線部
と、後端側のさそい込み部とに区分けされており、前記
整線部は、前記整線すべき心線を互いに密着させて平行
且つ一列に配列させた状態にて嵌合保持する整線保持貫
通穴と、上方側から前記整線保持貫通穴へと前記接触端
子の各々を挿通させてそこに保持された各対応する心線
に対して圧接接続させうるように配列された複数の接触
端子挿入溝とを有しており、前記さそい込み部は、前記
整線部の前記整線保持貫通穴の底部および両側部にそれ
ぞれ連接する底部壁および両側部壁を少なくとも有して
おり、前記ケーブルの結線端部の分離された心線を前記
さそい込み部へと後端側から挿入する時、前記心線は前
記底部壁および両側部壁の間に閉じ込められた形にて、
前記整線部の前記整線保持穴内へと挿入されて整線保持
されるようになっており、前記ガイドプレート挿入穴
は、前記整線部を受け入れる奥部分と前記さそい込み部
を受け入れる導入部分とを有しており、前記奥部分と前
記導入部分との間には、垂直壁部が形成されており、前
記さそい込み部の前記両側部壁の高さは、前記ガイドプ
レート挿入穴の前記導入部分の高さと略同じとされてお
り、前記ケーブルの結線端部の分離された心線をさそい
込み、前記両側部壁は、該ガイドプレートが前記ガイド
プレート挿入穴にそって正しい位置をとりながら挿入さ
れるようにするための案内部として作用すると共に、前
記両側部壁の前端面が、前記垂直壁部に当接して位置決
めストッパの作用を果たすようにしたことを特徴とす
る。
端部から挿入し、該ケーブルの各心線を前端部に配列す
る複数の接触端子の各々に対して圧接接続しうるように
した絶縁ハウジングを備えたモジュラープラグにおい
て、前記ケーブルの結線端部の分離された心線の整線を
行うために使用されるモジュラープラグ用ガイドプレー
トは、前記絶縁ハウジングの前記後端部から前記前端部
へと延長するようにして形成されたガイドプレート挿入
穴へと挿入嵌合させられる外形を有した全体として方形
管状体とされており、該方形管状体は、前端側の整線部
と、後端側のさそい込み部とに区分けされており、前記
整線部は、前記整線すべき心線を互いに密着させて平行
且つ一列に配列させた状態にて嵌合保持する整線保持貫
通穴と、上方側から前記整線保持貫通穴へと前記接触端
子の各々を挿通させてそこに保持された各対応する心線
に対して圧接接続させうるように配列された複数の接触
端子挿入溝とを有しており、前記さそい込み部は、前記
整線部の前記整線保持貫通穴の底部および両側部にそれ
ぞれ連接する底部壁および両側部壁を少なくとも有して
おり、前記ケーブルの結線端部の分離された心線を前記
さそい込み部へと後端側から挿入する時、前記心線は前
記底部壁および両側部壁の間に閉じ込められた形にて、
前記整線部の前記整線保持穴内へと挿入されて整線保持
されるようになっており、前記ガイドプレート挿入穴
は、前記整線部を受け入れる奥部分と前記さそい込み部
を受け入れる導入部分とを有しており、前記奥部分と前
記導入部分との間には、垂直壁部が形成されており、前
記さそい込み部の前記両側部壁の高さは、前記ガイドプ
レート挿入穴の前記導入部分の高さと略同じとされてお
り、前記ケーブルの結線端部の分離された心線をさそい
込み、前記両側部壁は、該ガイドプレートが前記ガイド
プレート挿入穴にそって正しい位置をとりながら挿入さ
れるようにするための案内部として作用すると共に、前
記両側部壁の前端面が、前記垂直壁部に当接して位置決
めストッパの作用を果たすようにしたことを特徴とす
る。
【００１５】本発明の一つの実施の形態によれば、前記
さそい込み部の前記底部壁の後端は、前記ケーブルのシ
ース端を当接させることにより、前記シース端の前記心
線の先端に対する位置決めを行えるようにされる。
さそい込み部の前記底部壁の後端は、前記ケーブルのシ
ース端を当接させることにより、前記シース端の前記心
線の先端に対する位置決めを行えるようにされる。
【００１６】本発明の別の実施の形態によれば、前記さ
そい込み部の前記底部壁には、前記ケーブルの分離した
各心線を前記整線部の前記整線保持貫通穴へとさそい込
み易くするためのさそい込みガイドが設けられる。
そい込み部の前記底部壁には、前記ケーブルの分離した
各心線を前記整線部の前記整線保持貫通穴へとさそい込
み易くするためのさそい込みガイドが設けられる。
【００１７】本発明のさらに別の実施の形態によれば、
前記整線部の前記接触端子挿入溝の各々の前端は、開放
されていて、前記整線保持貫通穴の上方側の壁部が複数
の片持ち梁状の隔離壁とされている。
前記整線部の前記接触端子挿入溝の各々の前端は、開放
されていて、前記整線保持貫通穴の上方側の壁部が複数
の片持ち梁状の隔離壁とされている。
【００１８】
【００１９】
【発明の実施の形態】次に、添付図面の、特に図１から
図５を参照して、本発明の実施例について、本発明をよ
り詳細に説明する。
図５を参照して、本発明の実施例について、本発明をよ
り詳細に説明する。
【００２０】図１は、本発明の一実施例としてのモジュ
ラープラグ用ガイドプレートを含むモジュラープラグの
分解部品配列斜視図である。この図１に示されるよう
に、このモジュラープラグ１００は、絶縁ハウジング１
１０と、複数の接触端子１２０と、ガイドプレート１３
０とを備えている。絶縁ハウジング１１０および各接触
端子１２０の詳細構造については、大部分において、従
来よく知られた構造のものでよいので、ここでは、詳述
しない。本発明の一実施例としてのガイドプレート１３
０は、後述するような構造を有しており、丸ケーブル１
０の結線端部のシース１１を剥離して分離された心線１
２を整線保持した状態で、モジュラープラグ１００の絶
縁ハウジング１１０内へと挿入され、各接触端子１２０
と各心線１２との圧接接続を容易に正確に行わせるため
のものである。
ラープラグ用ガイドプレートを含むモジュラープラグの
分解部品配列斜視図である。この図１に示されるよう
に、このモジュラープラグ１００は、絶縁ハウジング１
１０と、複数の接触端子１２０と、ガイドプレート１３
０とを備えている。絶縁ハウジング１１０および各接触
端子１２０の詳細構造については、大部分において、従
来よく知られた構造のものでよいので、ここでは、詳述
しない。本発明の一実施例としてのガイドプレート１３
０は、後述するような構造を有しており、丸ケーブル１
０の結線端部のシース１１を剥離して分離された心線１
２を整線保持した状態で、モジュラープラグ１００の絶
縁ハウジング１１０内へと挿入され、各接触端子１２０
と各心線１２との圧接接続を容易に正確に行わせるため
のものである。
【００２１】図２は、図１に示したガイドプレート１３
０を反対側から見て示す拡大斜視図である。これら図１
および図２に示されるように、この実施例のガイドプレ
ート１３０は、例えば、透明なプラスチック材料で一体
的に成形されたもので、図５によく示されているよう
に、モジュラープラグ１００の絶縁ハウジング１１０の
後端部から前端部へと延長するようにして形成されたガ
イドプレート挿入穴１１１へと挿入嵌合させられる外形
を有した全体として方形管状体とされている。
０を反対側から見て示す拡大斜視図である。これら図１
および図２に示されるように、この実施例のガイドプレ
ート１３０は、例えば、透明なプラスチック材料で一体
的に成形されたもので、図５によく示されているよう
に、モジュラープラグ１００の絶縁ハウジング１１０の
後端部から前端部へと延長するようにして形成されたガ
イドプレート挿入穴１１１へと挿入嵌合させられる外形
を有した全体として方形管状体とされている。
【００２２】この方形管状体は、前端側の整線部１３６
と、後端側のさそい込み部１３１とに区分けされてい
る。整線部１３６は、整線すべき心線１２を互いに密着
させて平行且つ一列に配列させた状態にて嵌合保持する
整線保持貫通穴１３７と、上方側から整線保持貫通穴１
３７へと接触端子１２０の各々を挿通させてそこに保持
された各対応する心線１２に対して圧接接続させうるよ
うに配列された複数の接触端子挿入溝１３８とを有して
いる。この実施例においては、接触端子挿入溝１３８の
各々の前端は、開放されていて、整線保持貫通穴１３７
の上方側の壁部が複数の片持ち梁状の隔離壁１３９とさ
れている。
と、後端側のさそい込み部１３１とに区分けされてい
る。整線部１３６は、整線すべき心線１２を互いに密着
させて平行且つ一列に配列させた状態にて嵌合保持する
整線保持貫通穴１３７と、上方側から整線保持貫通穴１
３７へと接触端子１２０の各々を挿通させてそこに保持
された各対応する心線１２に対して圧接接続させうるよ
うに配列された複数の接触端子挿入溝１３８とを有して
いる。この実施例においては、接触端子挿入溝１３８の
各々の前端は、開放されていて、整線保持貫通穴１３７
の上方側の壁部が複数の片持ち梁状の隔離壁１３９とさ
れている。
【００２３】さそい込み部１３１は、整線部１３６の整
線保持貫通穴１３７の底部および両側部にそれぞれ連接
する底部壁１３２および両側部壁１３３および１３４、
並びに、前面壁１３５によって定められている。この実
施例においては、前面壁１３５の下端部に形成した波形
面１３５Ａと、底部壁１３２に形成したさそい込みガイ
ド１３５Ｂとによって、整線部１３６の整線保持貫通穴
１３７へと通ずるさそい込みスペースが作り出されてい
る。このようなさそい込み部１３１の構造によれば、ケ
ーブル１０の結線端部の分離された心線１２をさそい込
み部１３１へと後端側から挿入する時、心線１２は、底
部壁１３２および両側部壁１３３および１３４の間に閉
じ込められた形にて、波形面１３５Ａとさそい込みガイ
ド１３５Ｂとによって与えられたさそい込みスペースの
方へと送られて、整線部１３６の整線保持貫通穴１３７
内へと導入されていき、そこで、互いに密着させて平行
且つ一列に配列させた状態にて整線保持される。また、
この実施例では、さそい込み部１３１の底部壁１３２の
後端は、ケーブル１０のシース１１のシース端１１Ａを
当接させることにより、シース端１１Ａの各心線１２の
先端に対する位置決めを行えるようなものとされてい
る。
線保持貫通穴１３７の底部および両側部にそれぞれ連接
する底部壁１３２および両側部壁１３３および１３４、
並びに、前面壁１３５によって定められている。この実
施例においては、前面壁１３５の下端部に形成した波形
面１３５Ａと、底部壁１３２に形成したさそい込みガイ
ド１３５Ｂとによって、整線部１３６の整線保持貫通穴
１３７へと通ずるさそい込みスペースが作り出されてい
る。このようなさそい込み部１３１の構造によれば、ケ
ーブル１０の結線端部の分離された心線１２をさそい込
み部１３１へと後端側から挿入する時、心線１２は、底
部壁１３２および両側部壁１３３および１３４の間に閉
じ込められた形にて、波形面１３５Ａとさそい込みガイ
ド１３５Ｂとによって与えられたさそい込みスペースの
方へと送られて、整線部１３６の整線保持貫通穴１３７
内へと導入されていき、そこで、互いに密着させて平行
且つ一列に配列させた状態にて整線保持される。また、
この実施例では、さそい込み部１３１の底部壁１３２の
後端は、ケーブル１０のシース１１のシース端１１Ａを
当接させることにより、シース端１１Ａの各心線１２の
先端に対する位置決めを行えるようなものとされてい
る。
【００２４】この実施例においては、両側部壁１３３お
よび１３４の高さは、絶縁ハウジング１１０のガイドプ
レート挿入穴１１１の導入部分の高さと略同じ高さとさ
れていて、後述するように案内部としても作用しうるよ
うなものとされている。一方、整線部１３６の高さは、
絶縁ハウジング１１０のガイドプレート挿入穴１１１の
奥部分１１１Ａ（図５参照）の高さと略同じ高さとされ
ている。この実施例では、案内部をさそい込み部１３１
の両側部壁１３３および１３４にて与える構成としてい
るが、この案内部は、整線部１３６の方に設ける構成と
することもできる。
よび１３４の高さは、絶縁ハウジング１１０のガイドプ
レート挿入穴１１１の導入部分の高さと略同じ高さとさ
れていて、後述するように案内部としても作用しうるよ
うなものとされている。一方、整線部１３６の高さは、
絶縁ハウジング１１０のガイドプレート挿入穴１１１の
奥部分１１１Ａ（図５参照）の高さと略同じ高さとされ
ている。この実施例では、案内部をさそい込み部１３１
の両側部壁１３３および１３４にて与える構成としてい
るが、この案内部は、整線部１３６の方に設ける構成と
することもできる。
【００２５】次に、このようなガイドプレート１３０を
用いて、モジュラープラグ１００の絶縁ハウジング１１
０に対して、丸ケーブル１０を結線する手順の一例につ
いて説明する。先ず、図１に示されているように、丸ケ
ーブル１０の結線端部のシース１１を、ある長さに亘っ
て切断剥離して、心線１２を露出させ、バラバラに分離
させる。ここで、シース１１を取り除く長さは、ガイド
プレート１３０の長さ寸法Ｌ（図３参照）よりある程度
長くしておく。
用いて、モジュラープラグ１００の絶縁ハウジング１１
０に対して、丸ケーブル１０を結線する手順の一例につ
いて説明する。先ず、図１に示されているように、丸ケ
ーブル１０の結線端部のシース１１を、ある長さに亘っ
て切断剥離して、心線１２を露出させ、バラバラに分離
させる。ここで、シース１１を取り除く長さは、ガイド
プレート１３０の長さ寸法Ｌ（図３参照）よりある程度
長くしておく。
【００２６】そして、こうして分離された心線１２に対
して所定の配線を行って後、ガイドプレート１３０の後
端側から、底部壁１３２および両側部壁１３３によって
作りだされたさそい込み部１３１内へと、各心線１２の
端部を押し込むようにして、ガイドプレート１３０を丸
ケーブル１０の結線端部へと装着させるようにする。こ
のとき、各心線１２の先端は、底部壁１３２に設けられ
たさそい込みガイド１３５Ｂによって案内されて、それ
ぞれ対応する波形面１３５Ａとさそい込みガイドとによ
って与えられたさそい込みスペース内へと自動的に導入
されていく。図３に矢印で示すように、シース１１のシ
ース端１１Ａがガイドプレート１３０のさそい込み部１
３１の底部壁１３２の後端に当接させられるまで、さら
に丸ケーブル１０をガイドプレート１３０の方へと押し
込むようにすれば、各心線１２は、整線部１３６のそれ
ぞれ対応する整線保持貫通穴１３７内へと挿入され、そ
れらの先端部を整線保持貫通穴１３７の前端側へと突き
出させられるようにされる。
して所定の配線を行って後、ガイドプレート１３０の後
端側から、底部壁１３２および両側部壁１３３によって
作りだされたさそい込み部１３１内へと、各心線１２の
端部を押し込むようにして、ガイドプレート１３０を丸
ケーブル１０の結線端部へと装着させるようにする。こ
のとき、各心線１２の先端は、底部壁１３２に設けられ
たさそい込みガイド１３５Ｂによって案内されて、それ
ぞれ対応する波形面１３５Ａとさそい込みガイドとによ
って与えられたさそい込みスペース内へと自動的に導入
されていく。図３に矢印で示すように、シース１１のシ
ース端１１Ａがガイドプレート１３０のさそい込み部１
３１の底部壁１３２の後端に当接させられるまで、さら
に丸ケーブル１０をガイドプレート１３０の方へと押し
込むようにすれば、各心線１２は、整線部１３６のそれ
ぞれ対応する整線保持貫通穴１３７内へと挿入され、そ
れらの先端部を整線保持貫通穴１３７の前端側へと突き
出させられるようにされる。
【００２７】その後、図３に参照符号Ｃで示すように、
ガイドプレート１３０の整線保持貫通穴１３７から前方
へと突出した各心線１２の先端部１２Ａをカットする。
これにより、ケーブル１０のシース端１１Ａから突出す
る心線１２の長さは、ガイドプレート１３０の長さであ
る寸法Ｌと同じとされ、ガイドプレート１３０の長さ寸
法を所定値に設計しておくことにより、常に、シース端
１１Ａから心線１２の先端までの距離を所望値とするこ
とができる。
ガイドプレート１３０の整線保持貫通穴１３７から前方
へと突出した各心線１２の先端部１２Ａをカットする。
これにより、ケーブル１０のシース端１１Ａから突出す
る心線１２の長さは、ガイドプレート１３０の長さであ
る寸法Ｌと同じとされ、ガイドプレート１３０の長さ寸
法を所定値に設計しておくことにより、常に、シース端
１１Ａから心線１２の先端までの距離を所望値とするこ
とができる。
【００２８】図４は、図３のＡ−Ａ線断面図であり、こ
の図４によく示されるように、ケーブル１０の各心線１
２の端部は、ガイドプレート１３０の整線部１３６の整
線保持貫通穴１３７内に整線保持されている。この整線
保持状態においては、各心線１２は、整線保持貫通穴１
３７の底部側の各対応する波形面と天井側の各対応する
片持ち梁状の隔離壁１３９の下面の波形面部分１３９Ａ
との間に挟持された形とされている。そして、この整線
保持状態において、各接触端子挿入溝１３８の中心が、
各対応する心線１２の中心と整列した状態とされてい
る。この場合において、各隔離壁１３９は、各接触端子
挿入溝１３８の前端側が開放されていて、片持ち梁状と
されていて、上下方向において若干の弾性偏倚が可能な
ものとされているので、ケーブル１０の各心線１２の直
径が、整線保持貫通穴１３７の径よりも若干大きくて
も、図４に矢印にて示すように、各隔離壁１３９が上方
へと弾性的に偏倚することにより、これを受け入れるこ
とができるようなものとされている。
の図４によく示されるように、ケーブル１０の各心線１
２の端部は、ガイドプレート１３０の整線部１３６の整
線保持貫通穴１３７内に整線保持されている。この整線
保持状態においては、各心線１２は、整線保持貫通穴１
３７の底部側の各対応する波形面と天井側の各対応する
片持ち梁状の隔離壁１３９の下面の波形面部分１３９Ａ
との間に挟持された形とされている。そして、この整線
保持状態において、各接触端子挿入溝１３８の中心が、
各対応する心線１２の中心と整列した状態とされてい
る。この場合において、各隔離壁１３９は、各接触端子
挿入溝１３８の前端側が開放されていて、片持ち梁状と
されていて、上下方向において若干の弾性偏倚が可能な
ものとされているので、ケーブル１０の各心線１２の直
径が、整線保持貫通穴１３７の径よりも若干大きくて
も、図４に矢印にて示すように、各隔離壁１３９が上方
へと弾性的に偏倚することにより、これを受け入れるこ
とができるようなものとされている。
【００２９】こうして、ガイドプレート１３０を用いて
結線端部の心線１２を整線保持された丸ケーブル１０
を、モジュラープラグ１００の絶縁ハウジング１１０の
ガイドプレート挿入穴１１１内へと後端側から挿入して
いく。ガイドプレート１３０のさそい込み部１３１の両
側部壁１３３および１３４の高さは、前述したように、
絶縁ハウジング１１０のガイドプレート挿入穴１１１の
導入部分の高さと略同じであるので、ガイドプレート１
３０がガイドプレート挿入穴１１１にそって正しい位置
をとりながら挿入されるようにするための案内部として
作用する。したがって、図５の概略断面図に示すよう
に、丸ケーブル１０の先端に装着されたガイドプレート
１３０の整線部１３６の前端が、絶縁ハウジング１１０
のガイドプレート挿入穴１１１の奥部分１１１Ａへと間
違いなく挿入されるようになる。このとき、ガイドプレ
ート１３０のさそい込み部１３１の両側部壁１３３およ
び１３４の前端面が、ガイドプレート挿入穴１１１の導
入部分と奥部分１１１Ａとの間に形成された垂直壁部１
１１Ｂに当接して、位置決めストッパの作用を果たすこ
ともできる。こうして、絶縁ハウジング１１０に形成さ
れた複数の挿入溝１１２は、ガイドプレート挿入穴１１
１に挿入されたガイドプレート１３０の各対応する接触
端子挿入溝１３８と整列する。したがって、これら各挿
入溝１１２を通して各接触端子１２０を、絶縁ハウジン
グ１１０の上方から押し込むようにすれば、各接触端子
１２０の下端圧接部が各接触端子挿入溝１３８を通して
各心線１２に対して圧接接続されることになる。最後
に、シースクランプ部１１３を上方から加圧することに
より、丸ケーブル１０がクランプされ、結線を完了す
る。
結線端部の心線１２を整線保持された丸ケーブル１０
を、モジュラープラグ１００の絶縁ハウジング１１０の
ガイドプレート挿入穴１１１内へと後端側から挿入して
いく。ガイドプレート１３０のさそい込み部１３１の両
側部壁１３３および１３４の高さは、前述したように、
絶縁ハウジング１１０のガイドプレート挿入穴１１１の
導入部分の高さと略同じであるので、ガイドプレート１
３０がガイドプレート挿入穴１１１にそって正しい位置
をとりながら挿入されるようにするための案内部として
作用する。したがって、図５の概略断面図に示すよう
に、丸ケーブル１０の先端に装着されたガイドプレート
１３０の整線部１３６の前端が、絶縁ハウジング１１０
のガイドプレート挿入穴１１１の奥部分１１１Ａへと間
違いなく挿入されるようになる。このとき、ガイドプレ
ート１３０のさそい込み部１３１の両側部壁１３３およ
び１３４の前端面が、ガイドプレート挿入穴１１１の導
入部分と奥部分１１１Ａとの間に形成された垂直壁部１
１１Ｂに当接して、位置決めストッパの作用を果たすこ
ともできる。こうして、絶縁ハウジング１１０に形成さ
れた複数の挿入溝１１２は、ガイドプレート挿入穴１１
１に挿入されたガイドプレート１３０の各対応する接触
端子挿入溝１３８と整列する。したがって、これら各挿
入溝１１２を通して各接触端子１２０を、絶縁ハウジン
グ１１０の上方から押し込むようにすれば、各接触端子
１２０の下端圧接部が各接触端子挿入溝１３８を通して
各心線１２に対して圧接接続されることになる。最後
に、シースクランプ部１１３を上方から加圧することに
より、丸ケーブル１０がクランプされ、結線を完了す
る。
【００３０】
【発明の効果】整線部とさそい込み部とを一体として有
したガイドプレートにて、ケーブルの分離した心線を自
動的に整線保持することができるので、整線のための作
業が非常に簡単化され、ケーブルのモジュラープラグへ
の結線作業が簡単化される。
したガイドプレートにて、ケーブルの分離した心線を自
動的に整線保持することができるので、整線のための作
業が非常に簡単化され、ケーブルのモジュラープラグへ
の結線作業が簡単化される。
【００３１】ケーブルのシース端をガイドプレートの端
部に対して当接させる構造とすることができ、これによ
り、ケーブルの結線端部に装着したガイドプレートをモ
ジュラープラグのガイドプレート挿入穴の奥まで正しく
挿入させることができ、接触端子の圧接接続を正しく行
うことができる。
部に対して当接させる構造とすることができ、これによ
り、ケーブルの結線端部に装着したガイドプレートをモ
ジュラープラグのガイドプレート挿入穴の奥まで正しく
挿入させることができ、接触端子の圧接接続を正しく行
うことができる。
【００３２】ガイドプレートの長さ寸法を所定の長さと
しておくことにより、シース端から心線先端までの長さ
を正しく設定することができ、所定のクロストーク特性
等の高周波特性を計算上正しく出すことができる。
しておくことにより、シース端から心線先端までの長さ
を正しく設定することができ、所定のクロストーク特性
等の高周波特性を計算上正しく出すことができる。
【００３３】ガイドプレートの整線部の接触端子挿入溝
の前端側を開放させて、各隔離壁を片持ち梁状とする構
造とすることにより、結線すべきケーブルの心線の径が
若干大きくなっても、これら心線を受け入れて正しく整
線保持することが可能となり、したがって、多種類のサ
イズのケーブル心線に共用することも可能となる。その
上、ガイドプレートの整線部の接触端子挿入溝の前端側
を開放させた構造とすると、モジュラープラグの絶縁ハ
ウジングのガイドプレート挿入穴の奥まで正しく挿入さ
れず、若干手前にガイドプレートが配置されたような場
合でも、接触端子の圧接接続を支障なく行うことができ
る。何故ならば、接触端子の圧接部の下端がガイドプレ
ートの整線部の接触端子挿入溝の前端側の壁部に当接し
てしまうようなことは絶対に起こり得ないからである。
の前端側を開放させて、各隔離壁を片持ち梁状とする構
造とすることにより、結線すべきケーブルの心線の径が
若干大きくなっても、これら心線を受け入れて正しく整
線保持することが可能となり、したがって、多種類のサ
イズのケーブル心線に共用することも可能となる。その
上、ガイドプレートの整線部の接触端子挿入溝の前端側
を開放させた構造とすると、モジュラープラグの絶縁ハ
ウジングのガイドプレート挿入穴の奥まで正しく挿入さ
れず、若干手前にガイドプレートが配置されたような場
合でも、接触端子の圧接接続を支障なく行うことができ
る。何故ならば、接触端子の圧接部の下端がガイドプレ
ートの整線部の接触端子挿入溝の前端側の壁部に当接し
てしまうようなことは絶対に起こり得ないからである。
【００３４】ガイドプレートは、整線部とさそい込み部
との形状が異なるため、前後を間違えてモジュラープラ
グの絶縁ハウジング内に組み込むようなことを未然に防
ぐことができる。
との形状が異なるため、前後を間違えてモジュラープラ
グの絶縁ハウジング内に組み込むようなことを未然に防
ぐことができる。
【図１】本発明の一実施例としてのモジュラープラグ用
ガイドプレートを含むモジュラープラグの分解部品配列
斜視図である。
ガイドプレートを含むモジュラープラグの分解部品配列
斜視図である。
【図２】図１に示したガイドプレートを反対側から見て
示す拡大斜視図である。
示す拡大斜視図である。
【図３】本発明のガイドプレートにてケーブルの心線を
整線保持する作業を説明するための概略図である。
整線保持する作業を説明するための概略図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線断面図である。
【図５】本発明のガイドプレートにてケーブルをモジュ
ラープラグの絶縁ハウジングに結線する作業を説明する
ための概略断面図である。
ラープラグの絶縁ハウジングに結線する作業を説明する
ための概略断面図である。
【図６】ガイドプレートの従来例を示す斜視図である。
【図７】図６のガイドプレートにてケーブルの心線を整
線保持した状態を示す概略図である。
線保持した状態を示す概略図である。
【図８】図７に示すようにして心線を整線保持された状
態のケーブルをモジュラープラグの絶縁ハウジングのガ
イドプレート挿入穴内へと挿入した状態を示す概略断面
図である。
態のケーブルをモジュラープラグの絶縁ハウジングのガ
イドプレート挿入穴内へと挿入した状態を示す概略断面
図である。
１０ 丸ケーブル １１ シース １１Ａ シース端 １２ 心線 １００ モジュラープラグ １１０ 絶縁ハウジング １１１ ガイドプレート挿入穴 １１２ 挿入溝 １１３ シースクランプ部 １２０ 接触端子 １３０ ガイドプレート １３１ さそい込み部 １３２ 底部壁 １３３ 側壁部 １３４ 側壁部 １３５ 前面壁 １３５Ａ 波形面 １３５Ｂ さそい込みガイド １３６ 整線部 １３７ 整線保持貫通穴 １３８ 接触端子挿入溝 １３９ 隔離壁 １３９Ａ 波形面部分
Claims (4)
- 【請求項１】 結線すべきケーブルを後端部から挿入
し、該ケーブルの各心線を前端部に配列する複数の接触
端子の各々に対して圧接接続しうるようにした絶縁ハウ
ジングを備えたモジュラープラグにおいて、前記ケーブ
ルの結線端部の分離された心線の整線を行うために使用
されるモジュラープラグ用ガイドプレートであって、前
記絶縁ハウジングの前記後端部から前記前端部へと延長
するようにして形成されたガイドプレート挿入穴へと挿
入嵌合させられる外形を有した全体として方形管状体と
されており、該方形管状体は、前端側の整線部と、後端
側のさそい込み部とに区分けされており、前記整線部
は、前記整線すべき心線を互いに密着させて平行且つ一
列に配列させた状態にて嵌合保持する整線保持貫通穴
と、上方側から前記整線保持貫通穴へと前記接触端子の
各々を挿通させてそこに保持された各対応する心線に対
して圧接接続させうるように配列された複数の接触端子
挿入溝とを有しており、前記さそい込み部は、前記整線
部の前記整線保持貫通穴の底部および両側部にそれぞれ
連接する底部壁および両側部壁を少なくとも有してお
り、前記ケーブルの結線端部の分離された心線を前記さ
そい込み部へと後端側から挿入する時、前記心線は前記
底部壁および両側部壁の間に閉じ込められた形にて、前
記整線部の前記整線保持穴内へと挿入されて整線保持さ
れるようになっており、前記ガイドプレート挿入穴は、
前記整線部を受け入れる奥部分と前記さそい込み部を受
け入れる導入部分とを有しており、前記奥部分と前記導
入部分との間には、垂直壁部が形成されており、前記さ
そい込み部の前記両側部壁の高さは、前記ガイドプレー
ト挿入穴の前記導入部分の高さと略同じとされており、
前記ケーブルの結線端部の分離された心線をさそい込
み、前記両側部壁は、該ガイドプレートが前記ガイドプ
レート挿入穴にそって正しい位置をとりながら挿入され
るようにするための案内部として作用すると共に、前記
両側部壁の前端面が、前記垂直壁部に当接して位置決め
ストッパの作用を果たすようにしたことを特徴とするモ
ジュラープラグ用ガイドプレート。 - 【請求項２】 前記さそい込み部の前記底部壁の後端
は、前記ケーブルのシース端を当接させることにより、
前記シース端の前記心線の先端に対する位置決めを行え
るようにされた請求項１に記載のモジュラープラグ用ガ
イドプレート。 - 【請求項３】 前記さそい込み部の前記底部壁には、前
記ケーブルの分離した各心線を前記整線部の前記整線保
持貫通穴へとさそい込み易くするためのさそい込みガイ
ドが設けられている請求項１または２に記載のモジュラ
ープラグ用ガイドプレート。 - 【請求項４】 前記整線部の前記接触端子挿入溝の各々
の前端は、開放されていて、前記整線保持貫通穴の上方
側の壁部が複数の片持ち梁状の隔離壁とされている請求
項１または２または３に記載のモジュラープラグ用ガイ
ドプレート。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08010610A JP3136263B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | モジュラープラグ用ガイドプレート |
| US08/783,448 US5830005A (en) | 1996-01-25 | 1997-01-16 | Modular plug guide plate |
| EP97650002A EP0786834B1 (en) | 1996-01-25 | 1997-01-17 | Modular plug guide plate |
| DE69700814T DE69700814T2 (de) | 1996-01-25 | 1997-01-17 | Führungsplatte für modularen Stecker |
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08010610A JP3136263B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | モジュラープラグ用ガイドプレート |
| US08/783,448 US5830005A (en) | 1996-01-25 | 1997-01-16 | Modular plug guide plate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09204943A JPH09204943A (ja) | 1997-08-05 |
| JP3136263B2 true JP3136263B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=26345909
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08010610A Expired - Fee Related JP3136263B2 (ja) | 1996-01-25 | 1996-01-25 | モジュラープラグ用ガイドプレート |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5830005A (ja) |
| EP (1) | EP0786834B1 (ja) |
| JP (1) | JP3136263B2 (ja) |
Families Citing this family (40)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5951330A (en) * | 1997-09-03 | 1999-09-14 | Lucent Technologies Inc. | Alignment apparatus for use in the jack interface housing of a communication plug |
| US5971812A (en) * | 1997-11-25 | 1999-10-26 | The Whitaker Corporation | Modular plug having a circuit board |
| EP0932225A1 (de) * | 1998-01-26 | 1999-07-28 | Fridolin Alois Frech | Marhpoliger Stecker |
| IL138569A0 (en) * | 1998-03-20 | 2001-10-31 | Stewart Connector Systems Inc | Modular electrical plug-cable and assembly including the same |
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