JP3135660U - カッターナイフ - Google Patents
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Abstract
【課題】机上や台上で切断しにくい対象物や場合に対し、これに対応することを目的とし、通常のカッターナイフとしても使えるようにする。
【解決手段】カッターナイフの刃の砥ぎを片面側の片刃とし、その2枚の刃の砥ぎが無い背面同士をX字型に着接組み合わせ、相対する2枚の片刃が交差する部位にて両刃が構築される構造で、これを軸架構成によって切り込み角を可変できるカッターナイフ。
【選択図】図1
【解決手段】カッターナイフの刃の砥ぎを片面側の片刃とし、その2枚の刃の砥ぎが無い背面同士をX字型に着接組み合わせ、相対する2枚の片刃が交差する部位にて両刃が構築される構造で、これを軸架構成によって切り込み角を可変できるカッターナイフ。
【選択図】図1
Description
本考案は、カッターナイフに関するものである。
現在、市場には多種多様なカッターナイフが出回っている。
机上や台上で切断しにくい対象物や場合に対し、これに対応することを目的とし、通常のカッターナイフとしても使えるもの。
本考案は、カッターナイフの刃の砥ぎを片面側の片刃とし、その2枚の刃の砥ぎが無い側面同士をX字型に着接組み合わせ、それを軸架した構成で使用するものである。
相対する方向から切り込むことにより、筒状物や球体にも対応できるもので、机上や台上で無くても切断でき、曲線切りも構造上容易で切断対象物の種類及び応用範囲が広がるもので、さらには軸架構成を嵌脱すれば、通常のカッターナイフとして使用できる。
片刃の2枚の刃の刃先が交差する部位で両刃を構築し、押し切ることにより切断対象物を切り裂く。
切断対象物の素材や状態により切断しにくい場合、本体握り柄の取っ手を操作する事により、構築された両刃が偏角及び切断作用点の移行等、刃先に様々な変化が生じ、切断が可能となるものである。
以下、添付図面に基づいて実施例を説明する。1は刃で、2はその砥ぎ部で片刃としている。
上記1の刃2枚を対とし、砥ぎが入って無い側面同士がX字型に着接するよう、軸4にて軸架された構成で、当該着接部の相対する片刃同士が交差する部位が、両刃を構築することにより切断対象物を切り裂くものである。
また、上記の如く構成された切断部の切り裂き角度は、軸4にて鋭角から鈍角に可変できるものである。
8,9は本体握り柄で、軸4にて軸架された2枚の刃が着接回動する範囲は、その妨げにならない形状とし、それぞれに指掛け10や取っ手11を設けている。
握り柄8、9上部と握り柄内に挿着固定されたホルダー12の上部には、長手方向に同一の切れ込み13を設け、それに軸受部材5を挿通し、折曲突片6にて脱落を防ぎ、軸受部材5が握り柄上を長手方向に摺動する構成としている。
伸縮部材7は、切断に使用する前方の刃のぐらつきや反りを抑える為のもので、刃の上部長手方向先端部まで覆った安全なものとし、先端鉤3と折曲ガイド14、咬合突片15を設け、その伸縮部材7の端末上部に軸受部材5を一体削成し、ホルダー12に内設した構成としている。
ホルダー12の上部先端には咬合切り込み16を設け、伸縮部材7が最縮時、先端鉤3の端末部及び咬合突片15と咬合し、ホルダー12と一体化させ、刃からの荷重に対応するものとしている。
また、伸縮部材7の最伸時には、先端鉤3と折曲ガイド14にて対応するものとしている。
本体握り柄8,9の軸架には、軸螺子17にて螺合する構成としているが、別の構造を採用しても構わないものとする。
上記構成にて伸縮する伸縮部材や刃は、固定螺子ダイヤル18にて締着し、摺動部の間隙も封着、固定するものとしている。
上述の如く構成されたカッターナイフは、親指を握り柄9の指掛け10に、他の指を握り柄8の取っ手11に架け、押し切る。或いは、カッターナイフ本体の向きを逆に握り、引き切る。
また、切断状況や曲線切り、切断対象物等に応じて握り柄8の取っ手11を操作し、切断部の刃先の角度を随時可変させながら切り裂くものである。
本考案のカッターナイフは、軸4にて嵌脱し、伸縮部材5を最縮すれば、通常のカッターナイフのように使用できるものとしている。
また、本体握り柄8の取っ手11も嵌脱できる構造にすれば、より握り良いものとなる。
1 刃
2 砥ぎ部
3 先端鉤
4 軸
5 軸受部材
6 折曲突片
7 伸縮部材
8 本体握り柄
9 本体握り柄
10 指掛け
11 取っ手
12 ホルダー
13 切れ込み
14 折曲ガイド
15 咬合突片
16 咬合切り込み
17 軸螺子
18 固定螺子ダイヤル
2 砥ぎ部
3 先端鉤
4 軸
5 軸受部材
6 折曲突片
7 伸縮部材
8 本体握り柄
9 本体握り柄
10 指掛け
11 取っ手
12 ホルダー
13 切れ込み
14 折曲ガイド
15 咬合突片
16 咬合切り込み
17 軸螺子
18 固定螺子ダイヤル
Claims (3)
- 刃の砥ぎを片面側の片刃とし、その2枚の刃の砥ぎが無い側面同士をX字型に着接組み合わせ、刃先が交差する部位が両刃の状態を構築し、切断し得るように構成したことを特徴とするカッターナイフ。
- 前記X字型に組み合わした刃を着接回動し得るよう軸架させ、2枚の刃の刃先が構築する切り裂き角度を、可変し得るように構成したことを特徴とするカッターナイフ。
- 前記特徴の軸架構造を嵌脱し得るように構成し、通常のカッターナイフとしても使用できることを特徴とするカッターナイフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003460U JP3135660U (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | カッターナイフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003460U JP3135660U (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | カッターナイフ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3135660U true JP3135660U (ja) | 2007-09-27 |
Family
ID=43286146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003460U Expired - Fee Related JP3135660U (ja) | 2007-04-11 | 2007-04-11 | カッターナイフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135660U (ja) |
-
2007
- 2007-04-11 JP JP2007003460U patent/JP3135660U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070614 |
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R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
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