JP3135620U - 携帯用酸素ボンベ付ゴーグル - Google Patents

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Abstract

【課題】人が陸上で呼吸を行うように鼻から酸素を吸って鼻及び口から二酸化炭素を排出する呼吸方法を水中でも行えるようにする携帯用酸素ボンベ付ゴーグルを提供する。
【解決手段】ゴーグル10と、このゴーグル10に一体的に取り付けられ、少なくとも鼻の周囲が顔面に液密に密着して顔面との間に密閉空間を形成する鼻部カバー12と、上記鼻部カバー12内にホース14を介して酸素を供給する携帯用酸素ボンベ15とを有する構成とした。
【選択図】図1

Description

本考案は水中遊泳を行う際に用いる携帯用酸素ボンベ付ゴーグルに関する。
近年、リゾート地でのレジャー産業においては、水中遊泳が人気を集めている。この水中遊泳とは、一般的にスノーケリングと呼ばれており、ゴーグル(風防、紫外線防止用などのメガネ)とスノーケルとを用いて水面及び水中から水中に生息する生き物を観察して楽しむものである。
この近年の人気により、水中遊泳に求められることは、子供から大人まで多くの人が使用できるように安全かつ安価で簡易的な道具を供給することである。そこで、特許文献1では、スノーケルの一端部を口に銜え、他端部を水面上に出し、この状態を保つことで顔を水面につけた状態でも呼吸をすることができ、これにより水中に生息する生き物の観察をすることができるものが開示されている。
また、この特許文献1では、外気を取り入れる外気取入れ部とこの外気を貯蔵する呼吸室部との間に呼吸室部方向への流通のみを許容する外気取り入れ用逆止弁を設けたスノーケルが開示されている。
そして、このスノーケルとゴーグルとを使用し、使用者がスノーケルの端部を口にくわえ、遊泳中は吸気と吐気をくり返し、潜水中はいったん息を止めて遊泳し息つぎの時にはスノーケルを水面上に出しスノーケルに入っている水を吐き出すしくみになっている。
実公平8−2074号公報
しかしながら、特許文献1では、水中において使用者の体力が低下することで息を吐く力が弱くなっている場合に使用者が誤って水を吸い込んでしまうことが考えられる。
通常、人が呼吸を行う際には、鼻から酸素を吸って鼻及び口から二酸化炭素を排出する。この動作は無意識に繰り返されるものである。しかし、水中でスノーケルを用いる場合には、上述の呼吸法と正反対の呼吸法を意識的に行わなければならない。すなわち、口から空気を吸い、鼻から息を出す呼吸動作を行わなければならない。このためには、訓練が必要となる。よって、通常の呼吸方とは異なるために誤って水を吸い込むおそれがある。
また、特許文献1では、潜水中はいったん息を止めて遊泳し、息つぎの時にはスノーケルを水面上に出しスノーケルに入っている水を吐き出すしくみになっていると上述したが、これが、使用者の体力を消耗させている。
尚、体力を消耗させることでは、水中でのスノーケリングに限らず、例えば、火事場などでも同様なことがいえる。また、火災初期時において避難するときには、煙から目を保護し、視界を確保する簡易装置があれば便利である。
そこで、本考案の課題は、上記実状を鑑みて、通常、人が陸上で呼吸を行う呼吸方法を水中及び通常の呼吸が行えない陸上でも行うことができる携帯用酸素ボンベ付ゴーグルを提供することである。
ゴーグルと、このゴーグルに一体的に取り付けられ、少なくとも鼻の周囲が顔面に液密に密着して顔面との間に密閉空間を形成する鼻部カバーと、上記鼻部カバー内にホースを介して酸素を供給する携帯用酸素ボンベとを有する構成とした。
好ましくは、上記鼻部カバーは、硬質プラスチック又はガラスからなる構成とした。
好ましくは、上記ゴーグルには、長さ調節可能な弾性ベルトが取り付けられている構成とした。
好ましくは、上記鼻部カバーと、上記ホースとを接続する接続手段が設けられている構成とした。
好ましくは、上記鼻部カバーは、鼻及び口の周囲に密閉空間を形成する構成とした。
本考案によれば、人が陸上で呼吸を行うような呼吸方法が水中及び通常の呼吸が行えない陸上でもできることで、水中及び通常の呼吸が行えない陸上でも自然に呼吸をすることが可能となる。すなわち、水中においては初心者でも水中遊泳を楽しむことができ、通常の呼吸が行えない陸上においては、使用者の呼吸を補助することができる。
以下、本考案の実施の形態に係わる携帯用酸素ボンベ付ゴーグルについて、図を参照しながら説明を行う。
図1は、本実施の形態の携帯用酸素ボンベ付ゴーグルを示した斜視図である。図2は、本実施の形態の携帯用酸素ボンベ付ゴーグルを装着した状態を示した図である。図1において、ゴーグル10は、視界を確保して目を覆うレンズ部11と、鼻呼吸を確保して鼻を覆う鼻部カバー12と、頭に装着するためのバンド部13とから構成されている。
鼻部カバー12には、携帯用酸素ボンベ15から酸素を供給するためのホース14を挿入させるジョイント部材16が設けられている。鼻部カバー12の底面部には、ホース14に連通されているジョイント部材16を挿入するための孔が形成されている。この孔に挿入させたジョイント部材16と鼻部カバー12とは接着剤や溶着などにより接着すると良い。尚、この鼻部カバー12は硬質プラスチック又はガラスから形成されると好ましい。
このように形成されることで、水中における圧力の変化により収縮したり劣化するのを防ぐことが可能となる。この鼻部カバー12が顔面に液密に密着されて顔面との間に密閉空間が形成されている。
そして、この密閉空間に携帯用酸素ボンベ15からの酸素が供給されているため、使用者は水中においても鼻呼吸を行うことができる。すなわち、鼻から酸素を吸い、口から外部に息を吹き出せばよい。
また、バンド部13には、長さ調節可能な弾性ベルトを用いると良い。使用者がゴーグル10を装着する際には、適宜な長さに調節することで、レンズ部11及び鼻部カバー12をより密接に装着することが可能となる。また、ホース14は携帯用酸素ボンベ15の噴射弁17に接続させてなるものであり、例えば、ゴムチューブなどを用いると良い。
これにより、潜水中でも息がくるしくなった時には、携帯用酸素ボンベ15の噴射弁17を押せばホース14を通って直接鼻に酸素が供給され、使用者が陸上の呼吸法と同じように自然に息つぎが可能になる。そしてマウスピースを口に銜える必要がないので直接口
から息を吐くことが可能となる。
このように、鼻部カバー12に酸素を供給することで、吸うときは鼻から空気を取り入れることができ、吐くときは口にスノーケルを銜えていないため、口から吐くことができる。つまり、通常において人が陸上で息をするように鼻から吸って口から吐く呼吸法ができる。
また、この方法を用いれば、使用者は連続して潜水遊泳をすることが可能となる。よって、使用者は潜ったり、出たりといった動作を繰り返すことがなくなるため、従来の方法よりも体力を消耗しないで水中遊泳を楽しむことができる。特に海女などの素潜り漁をしている人が用いた場合には潜ったり、出たりといった動作を繰り返すことがなくなるため、効率のよい漁ができる。
尚、本実施の形態では、水中における使用方法について説明したが、これに限らず、例えば、通常の呼吸が行えない陸上(火事場など)でも使用可能である。このような場合にもレンズ部11で目を保護することで視界を確保することで避難路を目視することができ、鼻部カバー12で鼻を覆い、この鼻部カバー12に携帯用酸素ボンベ15から酸素を供給することで使用者の呼吸を補助することができる。
尚、この携帯用酸素ボンベ15の容量は形状及び容量を限定されず、使用者に適した形状及び容量のものを用いることが可能である。例えば、市販されている携帯用酸素ボンベは様々な形状及び容量のものが存在するが、本実施の形態では、市販されているものの殆どを用いることが可能である。つまり、使用者にとっては安価で入手できるので入手しやすい。また、ダイビングのような重装備やライセンスの必要がないので、子供から大人まで万人が使用することができる。
また、本実施の形態では、鼻部カバー12が鼻の周囲に覆っている場合について説明したが、これに限らない。例えば、鼻及び口の周囲から覆って、鼻及び口から酸素を吸えるようにしてもよい。これにより、全く訓練を受けていない者や子供にとっても簡単に使うことができる。
本実施の形態よれば、鼻部カバー12の内部に酸素を供給するようにすることで、通常、人が陸上で呼吸を行うような呼吸方法が水中及び通常の呼吸が行えない陸上においても可能となる。また、水中及び通常の呼吸が行えない陸上でも自然に呼吸をすることが可能となり、水中では、水難事故の誘発を防止することができ、通常の呼吸が行えない陸上では、使用者の呼吸を補助することができる。
携帯用酸素ボンベ付ゴーグルを示した斜視図 携帯用酸素ボンベ付ゴーグルを装着した状態を示した図
符号の説明
10 ゴーグル
11 レンズ部
12 鼻部カバー
13 バンド部
14 ホース
15 携帯酸素ボンベ
16 ジョイント部材
17 噴射弁

Claims (5)

  1. ゴーグルと、
    該ゴーグルに一体的に取り付けられ、少なくとも鼻の周囲が顔面に液密又は気密に密着して顔面との間に密閉空間を形成する鼻部カバーと、
    前記鼻部カバー内にホースを介して酸素を供給する携帯用酸素ボンベと、を有する、
    ことを特徴とする携帯用酸素ボンベ付ゴーグル。
  2. 前記鼻部カバーは、硬質プラスチック又はガラスからなる、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯用酸素ボンベ付ゴーグル。
  3. 前記ゴーグルには、長さ調節可能な弾性ベルトが取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯用酸素ボンベ付ゴーグル。
  4. 前記鼻部カバーと前記ホースとを接続する接続手段が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯用酸素ボンベ付ゴーグル。
  5. 前記鼻部カバーは、鼻及び口の周囲に密閉空間を形成してなる、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯用酸素ボンベ付ゴーグル。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017036015A (ja) * 2015-08-14 2017-02-16 英外 ▲濱▼田 吸水防止式水中マスク
CN109969117A (zh) * 2019-04-28 2019-07-05 攀枝花学院 汽车落水自救逃生装置

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