JP3132862U - マグネット式戸当たり - Google Patents

マグネット式戸当たり Download PDF

Info

Publication number
JP3132862U
JP3132862U JP2007002514U JP2007002514U JP3132862U JP 3132862 U JP3132862 U JP 3132862U JP 2007002514 U JP2007002514 U JP 2007002514U JP 2007002514 U JP2007002514 U JP 2007002514U JP 3132862 U JP3132862 U JP 3132862U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnet
door
magnetic
plate
wide portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007002514U
Other languages
English (en)
Inventor
茂 蛭間
敏勝 仁木
Original Assignee
株式会社アール
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アール filed Critical 株式会社アール
Priority to JP2007002514U priority Critical patent/JP3132862U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3132862U publication Critical patent/JP3132862U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Abstract


【課題】
バリアフリー住宅に適合するマグネット式戸当たり本体部分をつまみやすい形状とするとともに、マグネット埋設部分の面積も十分確保できる形状のマグネット式戸当たりを提供すること。

【解決手段】
マグネット式戸当たり本体と、一定範囲で回動自在の磁性体プレートを有する受け体とからなり、磁性体プレートを、マグネット式戸当たり本体下面に埋設されたマグネットに吸着させ、磁性体プレート先端部をマグネット式戸当たり本体に当接させることにより、ドアをロックするマグネット式戸当たりに次の手段を採用する。
第1に、本体が、取付板部と、下面にマグネットを埋設したノーズ部とからなるものとする。
第2に、該ノーズ部が、先端付近は横方向に幅広部として形成され、該幅広部の下面にマグネットを埋設すると共に、該幅広部から取付板部に向かって作業者の指が入る程度の幅狭部を形成したものとする。

【選択図】 図1

Description

本考案は、マグネット式戸当たりの改良に関する。詳しくは、ドア側に装着されるマグネット式戸当たり本体と、床面に取り付けられ一定範囲で回動自在の磁性体プレートを有する受け体とからなり、磁性体プレートを、マグネット式戸当たり本体下面に吸着させ、磁性体プレート先端部をマグネット式戸当たり本体に当接させることにより、ドアをロックするマグネット式戸当たりの改良に関するものである。
従来より、ドアの開閉によりドアやノブ等が壁またはドア周辺の家具等に衝突し、これらに損傷が生じるのを防ぐために、戸当たりがドア付近の床に設置されていた。これまでの通常の戸当たりは、床面に装着されるプレートから支柱を立設し、上方端部に緩衝体を設けたものであり、更に、ドアを開放状態にしておくために、支柱部の略U字状の止め金具を、ドアの側面に設けられた鉤部に係止するようにしていたものである。
しかしながら、上記のような従来の戸当たりでは、支柱部が常時床から立設されているため、歩行中誤って戸当たりにつまづいてしまうおそれがあり、バリアフリー住宅には不向きなものであった。このためバリアフリー住宅向きの戸当たりとして、特許文献1に示すようなマグネット(磁石)を用いた戸当たりが開発されてきた。
しかし、特許文献1記載のマグネット式戸当たりは、バリアフリーの観点やデザイン上あまり大きくすることはできず、更に、この本体をドアに取り付ける際、ドアの床面近くにビス止めしなければならず、作業がし難く、取付用ドリルやドライバーで指を怪我する危険があった。更に、大きくできないため使用するマグネットの大きさも限定され、ロック力を強化するため外部操作のロック機構を設ける必要等があった。
特開2004−27553号公報
本考案は、バリアフリー住宅に適合するマグネット式戸当たり本体部分をつまみやすい形状とするとともに、マグネット埋設部分の面積も十分確保できる形状のマグネット式戸当たりを提供することを目的とする。
第1の考案は、ドア側に装着されるマグネット式戸当たり本体と、床面に取り付けられ一定範囲で回動自在の磁性体プレートを有する受け体とからなり、磁性体プレートを、マグネット式戸当たり本体下面に埋設されたマグネットに吸着させ、磁性体プレート先端部をマグネット式戸当たり本体に当接させることにより、ドアをロックするマグネット式戸当たりに次の手段を採用する。
第1に、上記本体が、取付板部と、下面にマグネットを埋設したノーズ部とからなるものとする。
第2に、該ノーズ部が、先端付近は横方向に幅広部として形成され、該幅広部の下面にマグネットを埋設すると共に、該幅広部から取付板部に向かって作業者の指が入る程度の幅狭部を形成したものとする。
第2の考案は、第1の考案に、磁性体プレートのマグネットとの吸着面が、消音効果のある消音膜で被覆されたものであることを付加したマグネット式戸当たりである。
第1の考案は、ノーズ部の幅広部から取付板部に向かって作業者の指が入る程度の幅狭部を形成したものであるので、本体の取付作業時において、つまみやすく作業上便利であり、且つ、作業者の指の怪我を防止することもできるものとなった。そのため、ビス止め等を強力に行うことができるものとなった。更に、ノーズ部が、先端付近は横方向に幅広部として形成され、該幅広部の下面にマグネットを埋設するものであるため、つまみ用の幅狭部を形成したとしてもマグネット埋設スペースは十分に確保できるものとなった。
第2の考案は、磁性体プレートのマグネットとの吸着面が、消音効果のある消音膜で被覆されたものであるので、マグネットと磁性体プレートの吸着の際の衝撃音が押さえられ、音の静かなマグネット式戸当たりとなった。
以下、図面に従って、実施例と共に本考案の実施の形態について説明する。図1は、本考案に係るマグネット式戸当たりの斜視図であり、図2は、同使用状態を示す正面側斜視図であり、図3は、同使用状態を示す側面図である。図1乃至3に現れるように、マグネット式戸当たりは、ドア3側に装着される本体1と床4側に装着される受け体2とよりなる。
受け体2は、図4及び図5に示されるように、中央に長窓21が形成された円形プレート24と、該長窓21の一方端(取付状態でドア3と反対側端部)を支点として、一定範囲(図示の実施例では床面に対して約20度の角度が限界として設定されている。)で、回動自在に装着された磁性体プレート22を有する。
尚、磁性体プレート22は、例えば鉄等の磁性体のマグネット15との吸着面が、消音効果のある消音膜(例えば合成樹脂膜)で被覆されたものであることが好ましい。このように被覆することにより、磁性体プレート22がマグネット15に吸着される際の音が静かなものとなり、合成樹脂膜等で被覆された場合には、磁性体として鉄等の錆びやすい素材を用いた場合であっても錆がでにくいものとなる。
実施例での円形プレート24は、厚さ約3ミリメートル、直径約56ミリメートルの亜鉛ダイキャスト製のものが用いられているが、プラスチックであってもよい。錆びにくい素材であることが好ましい。又、磁性体プレート22もほぼ同等の厚さを有している。この結果、床4に取り付けられる受け体2の厚さが約3ミリメートルとなるため、バリアフリー住宅にも適するものとなった。
尚、受け体2の円形プレート24部分に3カ所穿設された穴は、ビス5等止め材により受け体2を床4に固定するための取付穴23である。
本体1は、図2に示されるように左右両側にドア3への取付用穴13が穿設された取付板部11と、取付板部11の取付用穴13の内側からドア3側と反対方向に突出させたノーズ部12を有している。尚、取付用穴13は、図6に示されるようにビス5により装着される。
実施例において取付板部11の横幅(取付状態での水平長尺方向、但し図7乃至8では縦に描かれている。)は、約50ミリメートルで厚さ約4ミリメートルで、ノーズ部12は、取付板部11より約21ミリメートル前方に突出させて一体に形成されている。本体1のボディを構成する素材は、亜鉛ダイキャスト製のものが用いられているが、プラスチックであってもよいことは受け体2の円形プレート24と同様である。
ノーズ部12の下面は、図3及び図9に示されるように、先端側が低く、取付板部11側が高く形成された傾斜面14とされ、該傾斜面14にマグネット15が埋設されている。実施例でのマグネット15は円形のものが利用されている。該傾斜面14は、磁性体プレート22の最大移動範囲に適合したものとされ、実施例では先端に向かって約20度弱の角度で下がる角度とされている。
ノーズ部12は、先端は略円形に形成されているが、図6に示されるように先端部付近は横方向に幅広部16として形成され、該幅広部16から取付板部11に向かって作業者の指が入る程度の幅狭部17を形成してある。尚、幅狭部17はノーズ部12の左右両側を切欠したものであってもよいが、図7及び図9に示されるように切欠部18はノーズ部12を指でつまめる深さまでとし、ノーズ部12下面側は幅広のまま取付板部11まで連接されていてもよい。このように形成することにより、マグネット15の埋設スペースを広くとることができる。
取付板部11のノーズ部12との連設部分には、図8に示すように取付板部11とノーズ部12下面との間に磁性体プレート22の先端が当接し、磁性体プレート22が脱落することなく、磁性体プレート22の進行停止することを可能とする受け凹部26が形成されている。この結果、ドア3に取り付けられた本体1が、受け体2の上方に位置すると、マグネット15が、磁性体プレート22を磁力により引っ張り上げて吸着し、磁性体プレート22の先端が、本体1の受け凹部26に嵌り込み、しっかりとロックされることになる。
以下本考案の取付方法について説明する。
先ず、受け体2の磁性体プレート22を本体1の下面傾斜面のマグネット15に吸着させ、磁性体プレート22を約20度の角度で引き上げた状態にして、受け体2を床4に、本体1をドア3にビス5にて取り付ける。本体1の取付時にはノーズ部12の幅狭部17に指を入れてつまんだ状態でドリルやドライバーを利用して取付作業が行われるので、便利であり、且つ、怪我の防止にもなる。
......マグネット式戸当たりの斜視図 ......使用状態を示す正面側斜視図 ......使用状態を示す側面図 ......マグネット式戸当たりの分解斜視図 ......受け体の平面図 ......ノーズ部を摘んだ状態のマグネット式戸当たりの斜視図 ......マグネット式戸当たり本体の平面図 ......同底面図 ......同側面図
符号の説明
1........本体
2........受け体
3........ドア
4........床
5........ビス
11.......取付板部
12.......ノーズ部
13.......取付用穴
14.......傾斜面
15.......マグネット
16.......幅広部
17.......幅狭部
18.......切欠部
21.......長窓
22.......磁性体プレート
23.......取付穴
24.......円形プレート
26.......受け凹部

Claims (2)

  1. ドア側に装着されるマグネット式戸当たり本体と、床面に取り付けられ一定範囲で回動自在の磁性体プレートを有する受け体とからなり、磁性体プレートを、マグネット式戸当たり本体下面に埋設されたマグネットに吸着させ、磁性体プレート先端部をマグネット式戸当たり本体に当接させることにより、ドアをロックするマグネット式戸当たりにおいて、
    上記本体が取付板部と、下面にマグネットを埋設したノーズ部とからなり、
    該ノーズ部が、先端付近は横方向に幅広部として形成され、該幅広部の下面にマグネットを埋設すると共に、該幅広部から取付板部に向かって作業者の指が入る程度の幅狭部を形成したものであるマグネット式戸当たり。
  2. 磁性体プレートのマグネットとの吸着面が、消音効果のある消音膜で被覆されたものである請求項1記載のマグネット式戸当たり。
JP2007002514U 2007-04-10 2007-04-10 マグネット式戸当たり Expired - Fee Related JP3132862U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002514U JP3132862U (ja) 2007-04-10 2007-04-10 マグネット式戸当たり

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007002514U JP3132862U (ja) 2007-04-10 2007-04-10 マグネット式戸当たり

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3132862U true JP3132862U (ja) 2007-06-21

Family

ID=43283565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007002514U Expired - Fee Related JP3132862U (ja) 2007-04-10 2007-04-10 マグネット式戸当たり

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3132862U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4960077B2 (ja) 戸当り装置の扉用器具及び戸当り装置
JP3132862U (ja) マグネット式戸当たり
JP4548267B2 (ja) 電磁ロック付き引戸装置
CN105239856A (zh) 门锁装置及具有其的储物箱
JP5462132B2 (ja) 建具
KR20120000469U (ko) 문 자동잠금장치
JP5104199B2 (ja) マグネチックダンパを有する収納パネルガイド装置、マグネチックダンパ、及び超音波診断システム
JP3201673U (ja) 扉止め装置
JP3013313B1 (ja) 錠 前
KR101174279B1 (ko) 문닫힘 방지장치
JP5369343B2 (ja) ケースロック装置
JP2010046100A (ja) 引出しのロック装置
JP2009108649A (ja) ドアストッパ
KR20140101533A (ko) 다기능 안전 도어레버
JP7117003B2 (ja) 上吊り式引戸用下部戸当たり
JP3947516B2 (ja) 戸当り
JP2010112072A (ja) ストライク
JP2007262693A (ja) ドアのガタ付き防止装置
JP4918691B2 (ja) ドアノブ用安全具
JP5260137B2 (ja) 戸当たり
JP2005213800A (ja) ドアストッパー
JP2007297770A (ja) 戸当り
JP3130914U (ja) ロック装置
JP2008133659A (ja) 戸の緩衝装置および戸構造
JP2011144635A (ja) サブロック装置及び引違いサッシ

Legal Events

Date Code Title Description
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees