JP3131284U - 和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体。 - Google Patents
和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】お年寄り、子供等の力の弱い病人等にとっても、簡易かつ安全に和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を提供する。
【解決手段】和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を和布団等と略同等の大きさに形成し、包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、和布団等の止着用の細帯を配備し、内側の四隅に、和布団等の止着用の細帯を配備し、細帯に和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の包被体である。
【選択図】図1
【解決手段】和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を和布団等と略同等の大きさに形成し、包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、和布団等の止着用の細帯を配備し、内側の四隅に、和布団等の止着用の細帯を配備し、細帯に和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の包被体である。
【選択図】図1
Description
本考案は、和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体に関する。
従来、和布団等の上に敷く包被体は、通常、長手方向及び/又は幅方向の両端を、包被体を捲り上げ、和布団等の下に折り込むように使用に供されている。ところが、このような包被体の一般的な使用方法であると、折り込み部分において、ズレが生じ、乱れ易く、特に包被体を止着した状態のまま、和布団等を折り畳むと包被体がほとんど和布団等から外れた状態になってしまう等の様々な問題点があった。
さらに、このように包被体を折り込む方法であると、子供やお年寄りの力の弱い病人等にとって、和布団等の大きさが大きい場合、重さが重い場合等においては、困難かつ煩雑な作業であり、この折り込むためにも、時間を要した。
なお、このような包被体に関する考案を調査すると、文献(1)として、特開2001−95663号「布団カバー」がある。この文献(1)は、布団と略同じ大きさの本体包被体の一方端部には合わせ布片を重ね合わせて袋を形成し、布団の一方端を袋に収納し、その他方端を帯状片によって、係止する構成であり、包被体が汚泥した場合に簡単に取外しをして、洗濯することができ、包被体の使用時においても、位置がずれることないという効果を生ずるものである。
次に文献(2)に、実開平1−170170号「ループ付布団カバー」がある。この文献(2)は、布団包被体の四隅中間にループを設け、このループと布団を止着する細帯をプラスチックのS字状の連結部材で連結する構成であり、この連結部材を採用することにより、ループと細帯が離間せず、この両者の結合を迅速かつすみやかに使用できるという効果を生ずるものである。
最後に、文献(3)として、実用新案登録第3107996号「布団カバーのずれ防止装置」がある。この文献(3)は、帯状物の中央部分に結合具として設けられた押圧式ボタンの雌側ボタン部を配備し、この両端部に押圧式ボタンの雄側ボタン部と雌側ボタン部を設けた保持部材と、さらに帯状物の中央部分に上記保持部材の中央部分に備えた結合具と対をなす結合具としての押圧式ボタンの雄側ボタン部を備え、該帯状物の両端部を結合してリング状にした保持部材を用いる構成であり、上記保持部材を布団に装着してある係止用の帯に貫通させ、リング状にして取り付けておく構成である。そして、このリング状の保持部材を布団包被体に取り付けておくことにより、前記保持部材の中央部分にある結合具の着脱操作のみで布団と布団包被体の結合取り外しを行えるようにする効果を生ずるものである。
文献(1)は、布団と略同じ大きさの本体包被体の一方端部には合わせ布片を重ね合わせ縫い付けて、袋を形成するため、縫製するのに、手間がかかること、また布団の大きさ及び/又は厚さに応じて、縫製しなければならないため、布団を変更する場合において、この縫製を解かねばならず、再度煩雑であること、時間がかかること、また、この帯状片で係止するため、装着に不安があること、等の問題点がある。次に、文献(2)は、S字状の連結部材を介して、安定を図るが、この材質の形状上、連結部材は、反転してしまい、長さを確実に調節できないこと、また、このループと布団を止着する細帯を止着する幅が限定されるため、外方向に、この細帯にひっぱられること懸念が生じる。最後に、文献(3)は、この構成が、(2)と類似しているため、結合具により、布団を止着する細帯を止着する幅が限定されるため、外方向に、この細帯にひっぱられ、的確にこの包被体を止着できないこと等の懸念が生じる。さらに、部品点数がたくさんあるので、取り付け又は取り外しに煩雑であるため、時間がかかること、等の問題点が挙げられる。
そして、上記に鑑み本考案は、
(1)お年寄り、子供等の力の弱い病人等にとっても、簡易かつ安全に和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を提供することを意図する。
(2)簡単かつ容易にこの包被体を取付け又は取外しすることができ、煩雑性を解消し、色々な場合において、使用を供することができる包被体を提供することを意図する。
(3)部品点数の減少により、生産コストがかからない、極めて安価で実用的な包被体を提供することを意図する。
(4)この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、細帯に調節部材を介設することにより、和布団等の大きさ、形状に応じて、包被体を交換する必要性もなく、多様性に優れた包被体を提供することを意図する。
(1)お年寄り、子供等の力の弱い病人等にとっても、簡易かつ安全に和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を提供することを意図する。
(2)簡単かつ容易にこの包被体を取付け又は取外しすることができ、煩雑性を解消し、色々な場合において、使用を供することができる包被体を提供することを意図する。
(3)部品点数の減少により、生産コストがかからない、極めて安価で実用的な包被体を提供することを意図する。
(4)この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、細帯に調節部材を介設することにより、和布団等の大きさ、形状に応じて、包被体を交換する必要性もなく、多様性に優れた包被体を提供することを意図する。
請求項1の考案は、前述の(1)〜(4)の目的を達成するに最適な調節部材を介設した細帯を包被体の内側の四隅に設けること等を意図する。
請求項1は、和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、この包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、この包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の止着用の包被体である。
請求項2の考案は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なバックルの部材を提供することを意図する。
請求項2は、請求項1に記載のバックル、矜持片等の調節部材において、
このバックルは、前記細帯の一方端にラダーロック挿入片を設け、他方端にこのラダーロック係止片を設け、このラダーロック挿入片をラダーロック係止片に嵌挿することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
このバックルは、前記細帯の一方端にラダーロック挿入片を設け、他方端にこのラダーロック係止片を設け、このラダーロック挿入片をラダーロック係止片に嵌挿することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
請求項3の考案は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な矜持片を提供することを意図する。
請求項3は、請求項1に記載のバックル、矜持片等の調節部材において、
この矜持部材は、前記細帯の一方端に三角形状の係止部材を設け、他方端に爪片を設け、前記三角形状の係止部材にこの爪片を係留することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この矜持部材は、前記細帯の一方端に三角形状の係止部材を設け、他方端に爪片を設け、前記三角形状の係止部材にこの爪片を係留することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
請求項4の考案は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な包被体の位置関係を提供することを意図する。
請求項4は、請求項1に記載の和布団等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さを略均一にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さを略均一にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
請求項5の考案は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な包被体の位置関係を提供することを意図する。
請求項5は、請求項1の記載の和布団等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さで長手方向:幅方向を1:√3の比率にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さで長手方向:幅方向を1:√3の比率にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
請求項1の考案は、和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、この包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、この包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の止着用の包被体である。
従って、請求項1は、
(1)お年寄り、子供等の力の弱い病人等にとっても、簡易かつ安全に和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を提供すること等の特徴を有する。
(2)簡単かつ容易に包被体を取付け又は取外しすることができ、煩雑性を解消し、色々な場合において、使用を供することができる包被体を提供すること等の特徴を有する。
(3)部品点数の減少により、生産コストがかからない、極めて安価で実用的な包被体を提供することすること等の特徴を有する。
(4)この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、細帯に調節部材を介設することにより、和布団等の大きさ、形状に応じて、包被体を交換する必要性もなく、多様性に優れた包被体を提供すること等の特徴を有する。
(1)お年寄り、子供等の力の弱い病人等にとっても、簡易かつ安全に和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体を提供すること等の特徴を有する。
(2)簡単かつ容易に包被体を取付け又は取外しすることができ、煩雑性を解消し、色々な場合において、使用を供することができる包被体を提供すること等の特徴を有する。
(3)部品点数の減少により、生産コストがかからない、極めて安価で実用的な包被体を提供することすること等の特徴を有する。
(4)この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、細帯に調節部材を介設することにより、和布団等の大きさ、形状に応じて、包被体を交換する必要性もなく、多様性に優れた包被体を提供すること等の特徴を有する。
請求項2の考案は、請求項1に記載のバックル、矜持片等の調節部材において、
このバックルは、前記細帯の一方端にラダーロック挿入片を設け、他方端にこのラダーロック係止片を設け、このラダーロック挿入片をラダーロック係止片に嵌挿することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
このバックルは、前記細帯の一方端にラダーロック挿入片を設け、他方端にこのラダーロック係止片を設け、このラダーロック挿入片をラダーロック係止片に嵌挿することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適なバックルの部材を提供することを意図すること等の特徴を有する。
請求項3の考案は、請求項1に記載のバックル、矜持片等の調節部材において、
この矜持部材は、前記細帯の一方端に三角形状の係止部材を設け、他方端に爪片を設け、前記三角形状の係止部材にこの爪片を係留することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この矜持部材は、前記細帯の一方端に三角形状の係止部材を設け、他方端に爪片を設け、前記三角形状の係止部材にこの爪片を係留することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体である。
従って、請求項3は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な矜持片の部材を提供することを意図すること等の特徴を有する。
請求項4は、請求項1に記載の和布団等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さを略均一にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さを略均一にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
従って、請求項4は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な包被体の位置関係を提供すること等の特徴を有する。
請求項5は、請求項1の記載の和布団等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さで長手方向:幅方向を1:√3の比率にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さで長手方向:幅方向を1:√3の比率にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体である。
請求項5の考案は、請求項1の目的を達成すること、この目的を達成するのに最適な包被体の位置関係を提供すること等の特徴を有する。
本考案は、考案であり、実施するための最良の形態を図面を基に説明する。
図1は本考案の一例を示した平面図、図2は図1の他の一例を示した平面図、図3−1は図1、図2で使用した調節部材を示し、この調節部材が連結されている状態を示した拡大平面図、図3−2は図3−1と同様の調節部材であり、この調節部材が開放されている状態を示した拡大平面図、図4はさらに他の一例を示した平面図、図4−1は図4で使用した調節部材の拡大正面図、図4−2は図4で使用した調節部材の拡大平面図、図5−1はさらに他の調節部材を示し、この調節部材が連結されている状態を示した拡大平面図、
図5−2はと同様の調節部材であり、この調節部材が開放されている状態を示した拡大平面図、である。
図5−2はと同様の調節部材であり、この調節部材が開放されている状態を示した拡大平面図、である。
本考案の一例を説明する。図1に示されているように、正方形状、長方形状等の方形状の和布団、ベッドにおける和布団等であり、この例においては、例えば、和布団1とする。この和布団1に装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体2があり、この包被体2は、和布団1と同様な大きさが望ましい。この包被体2の四隅2aに、それぞれ和布団1を止着用の細帯3が、掛け渡されている。この細帯3は、バックル5、矜持片6等の調節部材4が介設している。この調節部材4を介し、和布団1の大きさ、形状に応じて、この包被体2が前記和布団1において、確実に止着することができる構成が採用されている。そして、この調節部材4は、これら以外にも、和布団1に掛け渡すために細帯3の長さ調節ができる部材であるならば、限定されない。
この和布団1を確実に止着するための包被体2の四隅2aに設けた細帯3は、この包被体2の四隅2aで、略45°の角度で掛け渡される。この45°の角度で掛け渡すことで、この四隅2aと細帯3が、直角二等辺三角形を形成する構成となる。この構成を採用することより、前記四隅2aに確実に和布団1を止着することができ、また、この細帯3を包被体2に縫製する際においても、作業者が、包被体2の長手方向及び幅方向の長さに関係なく、また、細帯3の全長に応じて、包被体2の取付け位置を任意に決めることができ、細帯3を包被体2に縫製することが極めて簡易になると考えられる。
そして、この他の一例として、図2に示されているように、包被体2の四隅2aに細帯3を掛け渡す際において、例えば、包被体2の長手方向から掛け渡される細帯3は30°とし、この幅方向から掛け渡される細帯3は60°とするようにし、この細帯3に囲われた四隅2aが90°とするようにし、長手方向:幅方向を1:√3の比率にし、この四隅2aと細帯3が、直角三角形を形成する構成とする。この構成を採用することにより、包被体2の形状が例えば、長手方向が長く、幅方向が短い場合等において、細帯3により和布団1を止着する面積が大きく、さらに、四隅2aが90°を形成するので、安定して止着することができ、和布団1が長手方向及び/又は幅方向に揺動することもなくなる。なお、この角度にて、細帯3を掛け渡す方法は、あくまでも一例であり、包被体2と、包被体2の四隅2aと細帯3で形成される三角形の形状・特性、この細帯3により止着される和布団1の形状、大きさ等を考慮して、掛け渡せばよい。なお、前記の三角形は、四隅2aが、90°になるような形が望ましい。
次に、調節部材4のバックル5について、説明する。図3−1、図3−2に示すように、このバックル5は、細帯3の一方端30aにラダーロック挿入片50を設け、他方端30bにこのラダーロック係止片51を設けてあり、ラダーロック挿入片50の後方には、細帯3を折り返すためのリング500が一体形成されている。つまり、このリング500により、細帯3の長さこの和布団1の大きさ、形状に応じ調節し、ラダーロック挿入片50をラダーロック係止片51に嵌挿する。それは、このラダーロック挿入片50は、この幅方向を矜持し、押圧することにより、ラダーロック係止片51に嵌挿されるような幅に圧縮されるので、このラダーロック係止片51にラダーロック挿入片50を嵌挿し、ラダーロック挿入片50を開放することによって、ラダーロック係止片51に確実に係止できる。
そして、この他の例として、図4、図4−1、図4−2について使用したバックル5について説明する。2本の細帯3を介設してある。1本の細帯3aは、四隅2aを基点とすると、この基点からAの長さだけ長手方向に離間した位置Bから配備してあり、そして、他の1本の細帯3bは、この基点からAの長さだけ幅方向に離間した位置Cから配備している。そして、この細帯3aは、1本の細帯3aの略中心にリング55を貫通して、折り返されており、Bの位置で戻るように配置されている。そして、他の1本の細帯3bは、前記リング55にて折り返され、この折り返された他の1本の細帯3bは、他の1本の細帯3bに介設された調節リング56まで戻り、この調節リング56を貫通して配置してある。この調節リング56に貫通してある他の1本の細帯3bにより、長さ調節を行う。なお、この調節リング56は、リング55と相互に連繋してあるので、お年寄り、子供等の力の弱い病人等でも簡易かつ確実に長さを調節できる効果を有する。
次に、この図5−1、図5−2について使用した矜持片6について説明する。この矜持片6は、細帯3の一方端30aに三角形状の係止部材60を設け、他方端30bに爪片61を設けてあり、爪片61の後方には、細帯3を折り返すためのリング500が一体形成されている。つまり、このリング500により、前述したバックル5と同様な構成となる。そして、この爪片61を三角形状の係止部材60に係止することにより、細帯3が簡易に係止することができる。なお、この構成であると、取付け又は取外しが極めて容易であると、考えられる。なお、この係止部材60及び/又は爪片61の形状は、限定されず、この両方が、相互に係止できる構成であれば、この構成は限定されない。
1 和布団
2 包被体
2a 四隅
3 細帯
3a 1本の細帯
3b 他の1本の細帯
30a 一方端
30b 他方端
4 調節部材
5 バックル
50 ラダーロック挿入片
51 ラダーロック係止片
55 リング
56 調節リング
500 リング
6 矜持片
60 係止部材
61 爪片
A 長さ
B 長手方向における位置
C 幅方向における位置
2 包被体
2a 四隅
3 細帯
3a 1本の細帯
3b 他の1本の細帯
30a 一方端
30b 他方端
4 調節部材
5 バックル
50 ラダーロック挿入片
51 ラダーロック係止片
55 リング
56 調節リング
500 リング
6 矜持片
60 係止部材
61 爪片
A 長さ
B 長手方向における位置
C 幅方向における位置
Claims (5)
- 和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記和布団等の厚さ、大きさ等の形状に応じて、この包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする長さ調節ができるバックル、矜持片等の調節部材を介設したことを構成とした和布団等の止着用の包被体。
- 請求項1に記載のバックル、矜持片等の調節部材において、
このバックルは、前記細帯の一方端にラダーロック挿入片を設け、他方端にこのラダーロック係止片を設け、このラダーロック挿入片をラダーロック係止片に嵌挿することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体。
- 請求項1に記載のバックル、矜持片等の調節部材において、
この矜持部材は、前記細帯の一方端に三角形状の係止部材を設け、他方端に爪片を設け、前記三角形状の係止部材にこの爪片を係留することにより、細帯の長さ調節を行う構成とした和布団等の止着用の包被体。
- 請求項1に記載の和布団等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さを略均一にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体。
- 請求項1の記載の和布団等の包被体において、
この包被体を前記和布団等と略同等の大きさに形成し、この包被体の和布団等を止着する内側の四隅に、前記和布団等の止着用の細帯を配備し、
この細帯に前記調節部材を介して、この和布団等の長手方向と幅方向における四隅の一方から止着する長さで長手方向:幅方向を1:√3の比率にし、前記包被体を確実に止着及び/又は係脱可能にする構成とした和布団等の止着用の包被体。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000899U JP3131284U (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体。 |
JP2007000946U JP3131965U (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-16 | 和布団等に脱着される包被体。 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007000899U JP3131284U (ja) | 2007-02-15 | 2007-02-15 | 和布団、ベッドに装着するマット、タオルケット、袋状カバー等の包被体。 |
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