JP3131245B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3131245B2
JP3131245B2 JP03181123A JP18112391A JP3131245B2 JP 3131245 B2 JP3131245 B2 JP 3131245B2 JP 03181123 A JP03181123 A JP 03181123A JP 18112391 A JP18112391 A JP 18112391A JP 3131245 B2 JP3131245 B2 JP 3131245B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、予め登録されている識
別標識と一致する識別標識を有していないファクシミリ
装置からの受信画像をメモリに記憶すると共に、受信画
像の一部を記録紙に印字することにより、受信したこと
および受信内容を認識でき、かつ、余分な記録紙を削減
することを可能とするファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、特開昭63
−260264号公報や特開昭63−262963号公
報に記載されているように、ダイレクトメールなどの不
要な受信を避けるために、予め登録されている識別標識
を有していないファクシミリ装置からの受信は行わない
閉域通信となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、予め
識別標識が登録されていないファクシミリ装置や通信回
数の少ないファクシミリ装置からの送信についての配慮
がされておらず、特定の識別標識を有しているファクシ
ミリ装置としか通信が行えないという問題点があった。
【0004】そこで、特開平1−77277号公報や特
開平1−185070号公報に記載されているように、
予め登録されている識別標識を有しているファクシミリ
装置からの受信画像は、直ちに記録紙に印字し、それ以
外のファクシミリ装置からの受信画像は、メモリに記憶
しておくことにより、記録紙を節約するファクシミリ装
置が考案されている。
【0005】これらのファクシミリ装置においては、予
め登録されている識別標識を有していないファクシミリ
装置からの受信画像は、送信元のファクシミリ装置の識
別標識および受信画像がメモリに記憶されると共に、送
信元のファクシミリ装置の識別標識や受信画像の内容が
操作パネルに表示され、オペレータは、メモリに記憶さ
れている受信画像を記録紙に印字するか、または、メモ
リに記憶されている受信画像を消去するかを、操作パネ
ルから指示するようになっている。
【0006】一般に、オペレータがファクシミリ装置を
一瞥したときに、記録紙が排出されていれば、直ちに受
信画像の有無を認識できるが、上記従来技術は、オペレ
ータがファクシミリ装置まで出向き、操作パネルを操作
して表示された内容を見なければ、受信画像がメモリに
記憶されているか否かを認識することができない。
【0007】そこで、本発明の目的は、予め登録されて
いる識別標識を有しているファクシミリ装置からの受信
画像は、全て記録紙に印字し、それ以外のファクシミリ
装置からの受信画像は、メモリに記憶し、受信画像の一
部を記録紙に印字することにより、受信したことおよび
受信内容を認識できるようにし、かつ、余分な記録紙を
削減することを可能とするファクシミリ装置を提供する
ことにある。また、本発明の他の目的は、受信画像の一
部を記録紙に印字可能とし記録紙の節約が図れるファク
シミリ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、受信画像を記憶する受信画像記憶手段を
有するファクシミリ装置において、受信画像を記録紙に
印字する記録手段と、1つ以上の識別標識を記憶する識
別標識記憶手段と、送信元のファクシミリ装置の識別標
識と上記識別標識記憶手段に記憶された識別標識とを照
合する照合手段と、上記照合手段による照合の結果、両
者が一致した場合に、受信画像を上記記録手段に供給す
る第1の制御手段と、上記照合手段による照合の結果、
両者が一致しない場合に、受信画像を上記受信画像記憶
手段に格納し、該受信画像の一部を上記記録手段に供給
する第2の制御手段とを設けている。
【0009】さらに、各種入力および指示入力を行うた
めの操作手段と、この操作手段からの所定の指示入力に
応じて、上記画像記憶手段に格納されている受信画像を
上記記録手段に供給する第3の制御手段と、上記操作手
段からの所定の指示入力に応じて、上記画像記憶手段に
格納されている受信画像を消去する第4の制御手段と、
上記操作手段から入力された識別標識を、上記識別標識
記憶手段に格納する第5の制御手段とを設けている。
【0010】上記第5の制御手段は、送信時に、上記操
作手段から入力された送信先のファクシミリ装置の識別
標識を、上記識別標識記憶手段に格納するようにするこ
とができる。
【0011】上記第2の制御手段は、受信画像を上記受
信画像記憶手段に格納する際に、該受信画像を識別する
ための符号を付与し、該受信画像の一部と共に、該受信
画像に対応する符号を含む、該受信画像に関する情報
を、上記記録手段に供給するようにしてもよい。
【0012】なお、記録紙としてカット紙を使用した場
合には、上記第2の制御手段が上記記録手段に供給する
受信画像の一部は、カット紙1枚分の受信画像であるよ
うにすることができる。この場合は、さらに、上記第3
の制御手段が上記記録手段に供給する受信画像は、上記
第2の制御手段が上記記録手段に供給した受信画像の一
部を除いた部分としてもよい。
【0013】また、さらに、記録紙の残量を計測する記
録紙計測手段と、受信画像の量を計測する受信画像計測
手段と、上記記録紙計測手段による計測の結果、記録紙
の残量が所定の値になり、かつ、上記照合手段による照
合の結果、送信元のファクシミリ装置の識別標識と上記
識別標識記憶手段に記憶された識別標識とが一致した場
合に、受信画像を上記受信画像記憶手段に供給する第6
の制御手段と、上記記録紙計測手段による計測の結果、
記録紙の残量が所定の値になり、かつ、上記照合手段に
よる照合の結果、送信元のファクシミリ装置の識別標識
と上記識別標識記憶手段に記憶された識別標識とが一致
しない場合に、受信画像を上記受信画像記憶手段に格納
し、上記受信画像計測手段による計測の結果、該受信画
像の量が所定の値になった場合に、強制終了する第7の
制御手段とを設けている。
【0014】なお、この場合は、上記操作手段からの指
示入力に応じて、上記第5の制御手段は、識別標識に優
先度を付与するようにし、上記照合手段は、送信元のフ
ァクシミリ装置の識別標識と高い優先度の識別標識とを
照合するようにしてもよい。また、他の目的を達成する
ため、本発明は、受信画像を記憶する記憶手段を有する
ファクシミリ装置において、受信画像を記録紙に印字す
る記録手段と、上記受信画像を上記記録手段に供給する
第1の制御部と、上記受信画像を上記記憶手段に供給す
る第2の制御部と、上記記憶手段に記憶された上記受信
画像の一部を上記記録手段に供給する第3の制御部とを
含む制御手段とを備える。
【0015】
【作用】オペレータは、上記操作手段により識別標識の
入力を行うと、上記第5の制御手段は、入力された識別
標識を上記識別標識記憶手段に格納する。
【0016】なお、上記第5の制御手段は、送信時に、
上記操作手段から入力された送信先のファクシミリ装置
の識別標識を、上記識別標識記憶手段に格納するように
してもよい。
【0017】そして、画像を受信すると、上記照合手段
は、送信元のファクシミリ装置の識別標識と上記識別標
識記憶手段に記憶された識別標識とを照合し、上記第1
の制御手段は、上記照合手段による照合の結果、両者が
一致した場合に、受信画像を上記記録手段に供給する。
【0018】これにより、予め登録された識別標識を有
するファクシミリ装置からの受信画像は、全て記録紙に
印字することができる。
【0019】また、上記第2の制御手段は、上記照合手
段による照合の結果、両者が一致しない場合に、受信画
像を上記受信画像記憶手段に格納し、該受信画像の一部
を上記記録手段に供給する。
【0020】なお、上記第2の制御手段は、受信画像を
上記受信画像記憶手段に格納する際に、該受信画像を識
別するための符号を付与し、該受信画像の一部と共に、
該受信画像に対応する符号を含む、該受信画像に関する
情報を、上記記録手段に供給するようにしてもよい。
【0021】これにより、予め登録された識別標識を有
していないファクシミリ装置からの受信画像は、一部の
みを記録紙に印字するので、画像を受信したことおよび
その内容を認識することができ、かつ、記録紙を節約す
ることができる。
【0022】そこで、オペレータは、記録紙に印字され
た受信画像の内容を見て、必要か否かに応じて、上記操
作手段により所定の指示入力を行うと、必要ならば、上
記第3の制御手段は、上記画像記憶手段に格納されてい
る受信画像を上記記録手段に供給し、不要ならば、上記
第4の制御手段は、上記画像記憶手段に格納されている
受信画像を消去する。
【0023】なお、記録紙としてカット紙を使用した場
合には、上記第2の制御手段が上記記録手段に供給する
受信画像の一部は、カット紙1枚分の受信画像であるよ
うにすることができるので、さらに、上記第3の制御手
段が上記記録手段に供給する受信画像は、上記第2の制
御手段が上記記録手段に供給した受信画像の一部を除い
た部分とすることができる。すなわち、例えば、受信時
に、1枚目の記録紙のみに受信画像を印字し、必要なら
ば、2枚目以降の記録紙に印字するようにすれば、余分
な記録紙を節約することができる。
【0024】ここで、上記記録紙計測手段による計測の
結果、記録紙の残量が所定の値になると、上記第6の制
御手段は、上記照合手段による照合の結果、両者が一致
した場合でも、受信画像を上記受信画像記憶手段に供給
し、また、上記第7の制御手段は、上記照合手段による
照合の結果、両者が一致しない場合に、受信画像を上記
受信画像記憶手段に格納し、上記受信画像計測手段によ
る計測の結果、該受信画像の量が所定の値になった場合
に、強制終了する。
【0025】これにより、記録紙の残量が少なくなった
場合に、予め登録された識別標識を有しているファクシ
ミリ装置からの受信画像は、全て上記受信画像記憶手段
に格納されるが、予め登録された識別標識を有していな
いファクシミリ装置からの受信画像は、一部のみが上記
受信画像記憶手段に格納されるので、上記受信画像記憶
手段を節約することができる。
【0026】なお、識別標識に優先度を付与するように
した場合は、予め登録された識別標識を有しているファ
クシミリ装置からの受信画像であっても、高い優先度の
識別標識を有しているファクシミリ装置からの受信画像
のみが、全て上記受信画像記憶手段に格納されるように
することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0028】図1は本実施例のファクシミリ装置の構成
を示すブロック図である。
【0029】図1に示すように、本実施例のファクシミ
リ装置は、通信回線を制御する網制御部(NCU)1
と、オペレータからの各種入力や指示入力を可能にする
操作パネル2と、CCITT勧告T30に準拠した手順
信号の授受を行う通信制御部3と、識別標識を格納する
識別標識メモリ4と、受信した識別標識と識別標識メモ
リ4に格納された識別標識とを照合する識別標識照合部
5と、本ファクシミリ装置の全体制御を行う制御部6
と、受信画像を格納する受信画像メモリ7と、印字を行
う記録部8とを備えて構成されている。
【0030】なお、識別標識メモリ4と受信画像メモリ
7とは、1つのメモリを共用する構成となっており、そ
の境界線はフレキシブルに変化するものである。すなわ
ち、識別標識メモリ4に格納されている識別標識の数に
よって、識別標識メモリ4の容量が決まり、残りの容量
が、受信画像メモリ7の容量となる。
【0031】次に、本実施例の動作について説明する。
【0032】図4は本実施例の画像受信動作を示すフロ
ーチャートである。
【0033】まず、NCU1は、他のファクシミリ装置
からの呼があると、回線を接続する(ステップ10)。
続いて、通信制御部3は、CCITT勧告T30に準拠
した手順信号の授受の過程で、送信元のファクシミリ装
置の識別標識を受信する(ステップ11)。
【0034】次に、識別標識照合部5は、受信した識別
標識と識別標識メモリ4に格納されている識別標識とを
照合し(ステップ12)、識別標識照合部5による照合
の結果、受信した識別標識と同じ識別標識が識別標識メ
モリ4に格納されている場合は、制御部6は、受信画像
を全て記録部8に供給し(ステップ13)、記録部8
は、これを記録紙に印字する(ステップ14)。
【0035】また、識別標識照合部5による照合の結
果、受信した識別標識と同じ識別標識が識別標識メモリ
4に格納されていない場合には、制御部6は、受信画像
を記録部8に供給せず、受信画像メモリ7に格納する
(ステップ15)。この際に、受信画像には受付番号が
付与される。そして、受信終了後、制御部6は、受信画
像に付与された受付番号などのメモリ蓄積情報および受
信画像の一部を、記録部8に供給し(ステップ16)、
記録部8は、これらを記録紙に印字する(ステップ1
7)。
【0036】このときの印字内容を図2に示す。なお、
図2に示すように、一般に、受信画像には、受信時間や
発信元などの発信元記録が付加されている。
【0037】このように、本実施例のファクシミリ装置
は、特定のファクシミリ装置からの受信画像は全てを記
録紙に印字するようにし、それ以外のファクシミリ装置
からの受信画像は一部を記録紙に印字するようにしてい
るので、特定のファクシミリ装置からの受信画像ではな
いが必要な受信画像を受信した場合でも、印字された一
部の内容を見ることにより、受信したことを見落とすこ
とがなく、また、送信元が不明な悪戯文書やダイレクト
メールなどは、一部しか記録紙に印字しないので、記録
紙を節約することができる。
【0038】オペレータは、印字された内容を確認し、
必要な内容ならば、操作パネル2から受付番号および印
字の指示を入力し、不要な内容ならば、操作パネル2か
ら受付番号および受信画像メモリ7からの削除の指示を
入力する。
【0039】なお、図2に示した例は、記録紙としてロ
ール紙を使用した例であるが、記録紙としてカット紙を
使用した場合は、図3に示すように、記録紙に印字する
受信画像の一部を1枚目に印字する部分とし、残りの部
分のみを受信画像メモリ7に格納するようにしてもよ
く、このとき、オペレータが印字の指示を入力すると、
2枚目以降が印字されるようにすることができる。この
ようにすれば、受信画像メモリ7を節約することがで
き、また、余分な記録紙を節約することができる。
【0040】また、本実施例は、記録紙の残り枚数が少
なくなると、図5に示すような動作を行うようにするこ
とができる。
【0041】図5は記録紙の残り枚数が少なくなった場
合の本実施例の画像受信動作を示すフローチャートであ
る。
【0042】制御部6は、記録紙の残り枚数が所定の枚
数になったか否かを調べ(ステップ20)、記録紙の残
り枚数が所定の枚数になった場合には、識別標識照合部
5による照合の結果、送信元のファクシミリ装置の識別
標識と同じ識別標識が識別標識メモリ4に格納されてい
る場合でも(ステップ21)、受信画像を記録部8に供
給せず、受信画像メモリ7に格納する(ステップ2
2)。この際に、記録紙の補充を促すアラームを発する
ようにする。
【0043】また、記録紙の残り枚数が所定の枚数にな
った場合は、識別標識照合部5による照合の結果、受信
した識別標識と同じ識別標識が識別標識メモリ4に格納
されていない場合には(ステップ21)、制御部6は、
受信画像が規定枚数分になったか否かを監視し(ステッ
プ23)、規定枚数分になった時点で強制終了する(ス
テップ24)。
【0044】このとき、受信画像メモリ7に格納された
受信画像を認識しやすくするために、記録紙の許す範囲
で、図2または図3に示したように、受信画像の一部を
印字するようにしてもよい。
【0045】さらに、識別標識に優先度を付加するよう
にしてもよく、予め識別標識メモリ4に格納された識別
標識が優先度の高い識別標識であるような識別標識を有
するファクシミリ装置からの受信画像のみを全て受信画
像メモリ7に格納するようにし、予め識別標識メモリ4
に格納された識別標識を有するファクシミリ装置であっ
ても、優先度の低い識別標識であるような識別標識を有
するファクシミリ装置からの受信画像は、規定枚数分に
なった時点で強制終了するようにしてもよい。
【0046】なお、識別標識に優先度を付加する方法に
ついては、後述する。
【0047】このように、本実施例のファクシミリ装置
は、記録紙の残り枚数が少なくなった場合に、特定のフ
ァクシミリ装置以外のファクシミリ装置からの受信画像
の量が規定枚数分になった時点で強制終了しているの
で、送信元が不明な悪戯文書やダイレクトメールなどに
よる受信画像メモリ7の不要な使用を避けることができ
る。
【0048】次に、識別標識メモリ4に識別標識を格納
する方法について説明する。
【0049】識別標識メモリ4に識別標識を格納する際
に、操作パネル2から1つ1つ格納すべき識別標識を入
力するようにしてもよいが、本実施例のファクシミリ装
置は、1度送信したファクシミリ装置の識別標識を自動
的に識別標識メモリ4に格納するようにしている。
【0050】すなわち、送信時に、識別標識照合部5
は、送信先のファクシミリ装置の識別標識と識別標識メ
モリ4に格納されている識別標識とを照合し、識別標識
照合部5による照合の結果、送信先のファクシミリ装置
の識別標識と同じ識別標識が識別標識メモリ4に格納さ
れていない場合には、識別標識メモリ4に格納する。
【0051】このように、本実施例のファクシミリ装置
は、1度送信したファクシミリ装置の識別標識を自動的
に識別標識メモリ4に格納しているので、煩わしい登録
作業を低減させることができる。また、送信を行えば行
うほど、識別標識メモリ4に格納される識別標識の数が
増え、メモリ受信を行わない確率を高くすることができ
る。なお、本実施例においては、識別標識メモリ4と受
信画像メモリ7とが1つのメモリを共用する構成となっ
ているので、識別標識メモリ4に格納される識別標識の
数が増えると、受信画像メモリ7の容量が減るが、その
分メモリ受信を行う確率が減るので、メモリを効率よく
使用することができる。
【0052】また、識別標識に優先度を付加する際に、
高い優先度とする識別標識は、短縮ダイヤルやワンタッ
チダイヤルに登録されたファクシミリ装置の識別標識と
することができる。また、送信時に、送信先のファクシ
ミリ装置の識別標識を入力後、操作パネル2から、高い
優先度とする旨の指示をするようにしてもよい。
【0053】このようにして識別標識メモリ4に格納さ
れた識別標識は、操作パネル2に表示され、表示された
識別標識の中から、自由に削除することも可能である。
【0054】また、表示された識別標識の中から、送信
先のファクシミリ装置を選択すれば、自動的に選択され
た識別標識に発信するようにしてもよい。
【0055】次に、識別標識メモリ4に格納された識別
標識を他のファクシミリ装置の識別標識メモリ4にコピ
ーする方法について説明する。
【0056】まず、操作パネル2からの指示により、記
録部8は、識別標識メモリ4に格納された識別標識を記
録紙に印字する。そして、この識別標識が印字された記
録紙を、他のファクシミリ装置の読み取り系にセット
し、操作パネル2からの指示により、自動的に読み取っ
て、識別標識メモリ4に格納する。
【0057】これにより、あるファクシミリ装置の識別
標識メモリ4に格納された識別標識を、他のファクシミ
リ装置でも使用することができるので、ファクシミリ装
置を買い替えたり買い足した場合に、識別標識を登録し
なおす手間がはぶける。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め登録されている識別標識を有しているファクシミリ
装置からの受信画像は、全て記録紙に印字し、それ以外
のファクシミリ装置からの受信画像は、メモリ受信し、
受信画像の一部を記録紙に印字することにより、受信し
たことおよび受信内容を認識できるようにし、かつ、余
分な記録紙を削減することができるという効果がある。
また、本発明によれば、受信画像の一部を記録紙に印字
することによって、その受信画像による情報の重要性等
を判断でき、受信画像すべての印字を解消でき、記録紙
の節約が図れる。また、このとき、受信画像を記憶蓄積
しておくことにより、必要に応じて受信画像のすべてを
印字可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のファクシミリ装置の構成を示すブロ
ック図。
【図2】本実施例におけるメモリ受信時の受信画像出力
フォーマットの例を示す説明図。
【図3】本実施例におけるメモリ受信時の受信画像出力
フォーマットの例を示す説明図。
【図4】本実施例の画像受信動作を示すフローチャー
ト。
【図5】記録紙の残り枚数が少なくなった場合の本実施
例の画像受信動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…網制御部(NCU)、2…操作パネル、3…通信制
御部、4…識別標識メモリ、5…識別標識照合部、6…
制御部、7…受信画像メモリ、8…記録部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/32 H04N 1/00 106 H04N 1/21

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信画像を記憶する受信画像記憶手段を有
    するファクシミリ装置において、 受信画像を記録紙に印字する記録手段と、 1つ以上の識別標識を記憶する識別標識記憶手段と、 送信元のファクシミリ装置の識別標識と上記識別標識記
    憶手段に記憶された識別標識とを照合する照合手段と、 上記照合手段による照合の結果、両者が一致した場合
    に、受信画像を上記記録手段に供給する第1の制御手段
    と、 上記照合手段による照合の結果、両者が一致しない場合
    に、受信画像を上記受信画像記憶手段に格納し、該受信
    画像の一部を上記記録手段に供給する第2の制御手段
    記録紙の残量を計測する記録紙計測手段と、 受信画像の量を計測する受信画像計測手段と、 上記記録紙計測手段による計測の結果、記録紙の残量が
    所定の値になり、かつ、上記照合手段による照合の結
    果、送信元のファクシミリ装置の識別標識と上記識別標
    識記憶手段に記憶された識別標識とが一致した場合に、
    受信画像を上記受信画像記憶手段に供給する第6の制御
    手段と、 上記記録紙計測手段による計測の結果、記録紙の残量が
    所定の値になり、かつ、上記照合手段による照合の結
    果、送信元のファクシミリ装置の識別標識と上記識別標
    識記憶手段に記憶された識別標識とが一致しない場合
    に、受信画像を上記受信画像記憶手段に格納し、上記受
    信画像計測手段による計測の結果、該受信画像の量が所
    定の値になった場合に、強制終了する第7の制御手段
    と、 を設けたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のファクシミリ装置におい
    て、 上記第2の制御手段は、受信画像を上記受信画像記憶手
    段に格納する際に、該受信画像を識別するための符号を
    付与し、該受信画像の一部と共に、該受信画像に対応す
    る符号を含む、該受信画像に関する情報を、上記記録手
    段に供給することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のファクシミリ装置
    において、 記録紙としてカット紙を使用しており、 上記第2の制御手段が上記記録手段に供給する受信画像
    の一部は、カット紙1枚分の受信画像であることを特徴
    とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】請求項1,2または3記載のファクシミリ
    装置において、 各種入力および指示入力を行うための操作手段と、 この操作手段からの所定の指示入力に応じて、上記画像
    記憶手段に格納されている受信画像を上記記録手段に供
    給する第3の制御手段と、 上記操作手段からの所定の指示入力に応じて、上記画像
    記憶手段に格納されている受信画像を消去する第4の制
    御手段と、 上記操作手段から入力された識別標識を、上記識別標識
    記憶手段に格納する第5の制御手段とを設けたことを特
    徴とするファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のファクシミリ装置におい
    て、 上記第5の制御手段は、送信時に、上記操作手段から入
    力された送信先のファクシミリ装置の識別標識を、上記
    識別標識記憶手段に格納することを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  6. 【請求項6】請求項4または5記載のファクシミリ装置
    において、 上記第5の制御手段は、上記操作手段からの指示入力に
    応じて、上記識別標識に優先度を付与し、 上記照合手段は、送信元のファクシミリ装置の識別標識
    と高い優先度の識別標識とを照合し、 記録紙の残量を計測する記録紙計測手段と、受信画像の
    量を計測する受信画像計測手段と、 上記記録紙計測手段による計測の結果、記録紙の残量が
    所定の値になり、かつ 、上記照合手段による照合の結
    果、両者が一致した場合に、受信画像を上記受信画像記
    憶手段に供給する第6の制御手段と、 上記記録紙計測手段による計測の結果、記録紙の残量が
    所定の値になり、かつ、上記照合手段による照合の結
    果、両者が一致しない場合に、受信画像を上記受信画像
    記憶手段に格納し、上記受信画像計測手段による計測の
    結果、該受信画像の量が所定の値になった場合に、強制
    終了する第7の制御手段と を設けたことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
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