JP3131000B2 - 溶接缶用表面処理鋼板 - Google Patents

溶接缶用表面処理鋼板

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JP3131000B2
JP3131000B2 JP04035187A JP3518792A JP3131000B2 JP 3131000 B2 JP3131000 B2 JP 3131000B2 JP 04035187 A JP04035187 A JP 04035187A JP 3518792 A JP3518792 A JP 3518792A JP 3131000 B2 JP3131000 B2 JP 3131000B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の食品、飲料及び
その他の充填保存に適した溶接缶用の表面処理鋼板に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】食品、飲料等に使用される容器用の材料
としては、一般にぶりき、テインフリー鋼板があり、
又、最近は、錫めっき量を低減した薄錫めっき鋼板(溶
接性を確保するために、下地に、Niめっきをほどこし
たものもある。)、ニッケルめっき鋼板等も材料コスト
を低減する目的から使用されている。単に、コスト、各
種の品質面からは、テインフリー鋼板は非常に優れた缶
用材料であるが、テインフリー鋼板は溶接できないと言
う非常に大きな欠点があり、現在は接着による製缶か、
もしくは、溶接部の皮膜を研削して溶接製缶している。
従って、テインフリー鋼板の溶接性を改善することは非
常に大きな産業的意味を持っている。
【0003】テインフリー鋼板の溶接性の向上を狙って
種々の試みがなされており、本出願人は特開平2−15
9386号でテインフリー鋼板の優れた特性を確保し
て、溶接性を改善した溶接缶用表面処理鋼板を提供し
た。
【0004】その表面処理鋼板は、鋼板の表面に、錫粒
の占める面積百分率が5〜20%、鋼板の露出部の占め
る面積百分率が95〜80%となるように粒径0.2〜
2.0μの錫粒を散在付着させ、上記錫粒および鋼板露
出部上に30〜150mg/m2 の金属クロム層、その
上層にクロムとして2〜40mg/m2 のクロム水和酸
化物層を形成してなることを特徴とするものである。
【0005】この表面処理鋼板によれば、錫粒の占める
面積百分率が5〜20%で鋼板表面に散在付着する粒径
0.2〜2.0μの錫粒によって接触抵抗が低減され溶
接性が確保できる。また錫粒の占める面積百分率が5〜
20%、鋼板の露出部の占める面積百分率が95〜80
%の下地に30〜150mg/m2 の金属クロム層、そ
の上層にクロムとして2〜40mg/m2 のクロム水和
酸化物層を形成するものであるから、鋼板表面に30〜
150mg/m2 の金属クロム層、その上層にクロムと
して2〜40mg/m2 のクロム水和酸化物層を形成し
たテインフリー鋼板と同等の金属光沢外観、優れた塗装
性、塗料密着性、塗装耐食性を確保できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記テ
インフリー鋼板よりなる溶接缶と、上記表面処理鋼板よ
りなる溶接缶とを厳密に比較すると、上記表面処理鋼板
よりなる溶接缶は下地の錫粒の影響を受けて、缶内容物
によっては、上記テインフリー鋼板よりなる溶接缶より
も僅かに缶内面耐食性が劣ることが判明した。
【0007】即ち、大部分の食品、飲料、塗料、その他
化学製品の内容物については、下地の錫粒はむしろ耐食
性を改善する効果が認められるが、ごく一部の内容物に
ついては錫粒が選択的に腐食することが判明した。この
ような僅かの缶内面耐食性劣化を問題視する需要家もあ
り、溶接製缶した際、上記テインフリー鋼板よりなる溶
接缶と全く同じ缶内面耐食性を確保できる表面処理鋼板
が要求された。
【0008】このような要求に答えて本発明はなされた
ものであり、溶接缶内面となる片面にテインフリー鋼板
と全く同一の耐食性を確保し、溶接缶外面となる他面に
テインフリー鋼板とほぼ同一の特性を確保し、かつ上記
特開平2−159386号で提供した表面処理鋼板と同
等の溶接性を確保した溶接缶用表面処理鋼板を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。
【0010】缶内面となる鋼板表面に50〜150mg
/m2 の金属クロム層、この層上にクロムとして2〜2
0mg/m2 のクロム水和酸化物層を有し、缶外面とな
る鋼板表面に、錫粒の占める面積百分率5〜20%、鋼
板の露出部の占める面積百分率95〜80%で散在付着
する粒径0.5〜3.0μの錫粒、この錫粒および鋼板
露出部上に50〜150mg/m2 の金属クロム層、こ
の層上にクロムとして2〜20mg/m2 のクロム水和
酸化物層を有してなることを特徴とする溶接缶用表面処
理鋼板。
【0011】尚例えば粒径1.5μの錫粒の占める面積
百分率10.99%は、錫量200mg/m2 に相当す
る。
【0012】以下、本発明について詳細に説明する。
【0013】本発明は、缶内面となる鋼板表面上の皮膜
構成をテインフリー鋼板と同じ金属クロム層、クロム水
和酸化物層からなる皮膜構成とし、缶外面となる鋼板表
面上の皮膜構成を鋼板表面に散在付着する錫粒と、金属
クロム層、及びクロム水和酸化物層とからなる皮膜構成
とすること、錫粒の粒径を0.5〜3.0μにするこ
と、且つ、鋼板表面に散在付着する錫粒の占める面積百
分率を5〜20%とすることが重要である。
【0014】特開平2−159386号によれば、0.
2〜2.0μ径の錫粒を、鋼板表面に錫粒の占める面積
百分率が5〜20%となるように散在付着させれば、溶
接性が付与出来るとしているが、これは両面に錫粒が散
在付着する場合であり、片面をテインフリー鋼板と全く
同じ皮膜構成とした場合は、充分なる溶接性が確保出来
なかった。この点について、本発明者等は、鋭意検討し
た結果、先ず、錫粒の粒径を0.5μ以上、好ましく
は、1.0μ以上とすること、次いで錫粒の占める面積
百分率ついては、5%以上とすることで、良好な溶接性
が確保出来ることを見出した。
【0015】両面に錫粒が散在付着する場合は、0.2
μ程度の小さい粒径の錫粒が、錫粒の占める面積百分率
で5%以上あれば、必要最小限の溶接性が付与出来る
が、本発明の如く、片面のみに錫粒を散在付着する場合
は、錫粒の粒径、錫粒の占める面積百分率が上記の範囲
にないと溶接性が確保されない。
【0016】次に、錫粒の占める面積百分率の上限につ
いて説明する、本発明者等が調査した結果によれば、錫
粒の占める面積百部率が20%を越えると、外観的に白
くなり、外観上、テインフリー鋼板と異なったものとな
る。従って錫粒の占める面積百分率が20%以下とする
必要がある。
【0017】次に錫粒の粒径の上限について説明する。
錫粒の占める面積百分率が5〜20%の範囲内で同一の
場合、錫粒の粒径は大きい程、溶接性は良好であるが、
錫粒の粒径が大きくなると鋼板下地と錫粒との密着性が
劣化し、表面外観が均一で、且つ錫粒分布の良好な表面
処理鋼板が得られない。この為、錫粒の粒径は、3.0
μ以下にする必要があり、好ましくは2.0μ以下にす
る必要がある。
【0018】次に金属クロム量、クロム水和酸化物量の
限定理由について説明する。
【0019】金属クロムの量を50〜150mg/m2
としたのは、下限は塗装耐食性が確保できないからであ
り、上限は、溶接性が劣化するからである。
【0020】又、クロム水和酸化物の量を、2〜20m
g/m2 に限定したのは、下限以下では、塗料密着性が
確保出来ないからであり、上限以上では、溶接性が確保
出来ないからである。
【0021】以下実施例に基づいて詳しく説明する。
【0022】
【実施例】通常の方法によって冷間圧延、連続焼鈍、及
び調質圧延された厚さ0.23mmの低炭素冷延鋼板
に、通常の脱脂(NaOH50g/l、60℃、電流密
度10A/dm2 で0.5秒の陰極電解処理)、通常の
酸洗(H2 SO4 50g/l、室温、電流密度10A/
dm2 で0.5秒の陰極電解処理)を行う。次いで、下
記錫めっき条件で鋼板の片面のみに錫粒を析出させた
後、下記クロムめっき条件で両面にクロムめっきを行っ
た。得られた表面処理鋼板について下記の評価項目につ
いて評価した結果を表1に示す。
【0023】1.錫めっき条件 (1)浴条件 Sn2+ 2〜30g/l 遊離酸濃度(硫酸換算) 10〜30g/l [酸としてはフェノールスルホン酸を使用した。] 浴温度 45℃ (2)電解条件 電流密度 3〜20A/dm2 2.クロムメッキ (1)浴条件 CrO3 100g/l H2 SO4 1.2g/l 浴温度 50℃ (2)メッキ条件 電流密度 50A/dm2 電気量 20〜100C/dm2 3.評価項目 (1)色調の評価(L値) 自動測色色度計(スガ試験機(株)AU−CH−1)を
使用してJISZ8701に基づいて測定した。色が明
るい程L値が大きくなる。
【0024】(2)塗装耐食性 供試材にエポキシフェノール系塗料(関西ペイント
(株)SJ−6256)を塗装焼付(塗膜量50mg/
dm2 )後、塗膜にナイフでクロスカットを入れた後
1.5%NaCl、1.5%クエン酸溶液(40℃)に
4日間浸漬、その後クロスカット部のテープ剥離テスト
を実施して評価(5(良)← →1(不良)) (3)脱錫腐食性 供試材にエポキシフェノール系塗料(桜宮化学(株)S
K−2305)を塗装焼付(塗膜量50mg/dm2
後、缶蓋に加工し、2.0%チオシアン酸、5.0%硫
酸の溶液に、1週間浸漬し、塗膜下の腐食状況を評価
(5(良)← →1(不良)) (4)接触抵抗 供試材を先ず、210℃×30分の熱処理を行った後、
50mm平方に切断、この試料2枚を錫粒有り面と錫粒
無し面とを重ね合わせ、電極径4.5mmφの電極間に
挟む、次いでこの電極間に70kgfの加圧を加え、接
触抵抗を測定した。(電極間に流した電流は1000m
A)300μΩ以下なら合格(溶接性良) (5)錫メッキ粒の評価 供試材を走査型電子顕微鏡で、倍率5000〜1000
0倍で観察し代表的な錫粒の大きさを測定した。
【0025】(6)錫粒の占める面積百分率(錫面積百
分率)
【0026】
【表1】
【0027】表1の実施例1〜12および従来例1〜2
の比較より、缶内面となる鋼板表面に50〜150mg
/m2 の金属クロム層、この層上にクロムとして2〜2
0mg/m2 のクロム水和酸化物層を有し、缶外面とな
る鋼板表面に、錫粒の占める面積百分率5〜20%、鋼
板の露出部の占める面積百分率95〜80%で散在付着
する粒径0.5〜3.0μの錫粒、この錫粒および鋼板
露出部上に50〜150mg/m2 の金属クロム層、こ
の層上にクロムとして2〜20mg/m2 のクロム水和
酸化物層を有してなる表面処理鋼板は、缶内面となる鋼
板表面にテインフリー鋼板と全く同一の耐食性を確保
し、缶外面となる鋼板表面にテインフリー鋼板とほぼ同
等の外観特性を確保し、かつ両面に錫粒を散在付着させ
た表面処理鋼板と同等の溶接性を確保できることが明ら
かである。また比較例1〜7より、錫粒の占める面積百
分率が本発明の下限値、上限値を外れたもの(比較例
1,2)、金属クロム層のクロム量が本発明の下限値、
上限値を外れたもの(比較例3,4)、クロム水和酸化
物層のクロム量が本発明の下限値、上限値を外れたもの
(比較例5,6)、錫粒の粒径が本発明の下限値を外れ
たもの(比較例7)は塗装耐食性または外観特性または
溶接性のいずれかの特性に欠けることが明らかである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の溶接缶用表面処理
鋼板によれば、溶接部を研削することなく溶接製缶する
ことができると共に、製缶に際して錫粒が散在付着する
上記鋼板面側を缶外面とすることにより、缶外面がテイ
ンフリー鋼板とほぼ同一の特性を有し、缶内面がテイン
フリー鋼板と全く同一の耐食性を有する溶接缶を得るこ
とができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−159386(JP,A) 特開 平2−282498(JP,A) 特開 平4−128386(JP,A) 特開 平4−247897(JP,A) 特開 昭62−124296(JP,A) 特開 昭60−67677(JP,A) 特開 昭56−44793(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C25D 11/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 缶内面となる鋼板表面に50〜150m
    g/m2 の金属クロム層、この層上にクロムとして2〜
    20mg/m2 のクロム水和酸化物層を有し、缶外面と
    なる鋼板表面に、錫粒の占める面積百分率5〜20%、
    鋼板の露出部の占める面積百分率95〜80%で散在付
    着する粒径0.5〜3.0μの錫粒、この錫粒および鋼
    板露出部上に50〜150mg/m2 の金属クロム層、
    この層上にクロムとして2〜20mg/m2 のクロム水
    和酸化物層を有してなることを特徴とする溶接缶用表面
    処理鋼板。
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