JP3130117U

JP3130117U - ドアアーム

Info

Publication number: JP3130117U
Application number: JP2006010761U
Authority: JP
Inventors: 良二永井
Original assignee: 良二永井
Priority date: 2006-12-07
Filing date: 2006-12-07
Publication date: 2007-03-15
Anticipated expiration: 2016-12-07

Abstract

【課題】従来、建具や家具あるいは配電盤など本体と、付設するドアとの開閉角度の上限は、本体とドアに取り付けた屈曲可能なドアアームの開閉角度が全開した状態としていた。従って、その開閉角度の調整は、取り付け部にスライド機構を別に必要れとし、その調整も面倒であった。本考案は、ドアアームの構造を単純化するとともに、本体とドアとの開閉角度の調整を簡便にすることを課題とする。
【解決手段】本体取付部に回動自在に取り付けたアームに、ドア取付具に回動自在に取り付けた円柱状の回動摺動具を摺動自在に設けたうえ、アームの末端にバネ状のストッパーを固設する。
【選択図】図１

Description

本考案は、建具や家具、あるいは配電盤その他の開閉物などのドアに取り付ける、ストッパー付きアームに関する。

従来は、左右に位置調整可能な本体取り付け部を必要とする、屈曲可能なアームにストッパーを設けた構造となっていた。

従来、建具や家具あるいは配電盤その他の開閉物など本体と、付設するドアとの開閉角度の上限は、本体とドアに取り付けた屈曲可能なドアアームの開閉角度が全開した状態で、ストッパーが働くようにしていた。従って、その開閉角度の調整は、本体に取り付け位置を左右に移動させることで行なう必要があった。そのため、取り付け部にスライド機構が必要で、その調整も面倒であった。本考案は、ドアアームの構造を単純化するとともに、本体とドアとの開閉角度の調整を簡便にすることを課題とする。

本体取付部に回動自在に取り付けたアームに、ドア取付具に回動自在に取り付けた円柱状の回動摺動具を摺動自在に設けたうえ、アームの末端にバネ状に嵌着するストッパーを固設する。

本考案の効果について説明すると、先ず、本体とドアとの開閉角度が、丸棒状のアームを摺動自在に移動する、ドア取り付け具に回動自在に取り付けた円柱状の回動摺動具によって行なわれるため、従来の屈曲するドアアームより構造が単純化され、動きもスムーズで耐久性も良くなった。

また、ドアの開きは、その末端に設けたバネ状に嵌着するストッパーによって、柔らかく受け止められ軽く保持される。

次に、ドアアームの取り付けは、図示のように、本体の所定個所に本体取付板を鉛直状態に配置し、水平方向から螺着するため、取り付けが簡単となった。また、ドアの開閉角度の調整は、アーム自体に設けたナット５の螺子回転による伸縮機構によって容易に可能である。従来品は、一般に、本体の水平部分となっている裏面に取り付けることを想定されており、下方向より上向きに螺着する必要があった。また、ドアの開閉角度の調整は、その取り付け位置を左右にスライドさせるため、取り付けのための付属品も必要であり、構造的に複雑で取り付けや調整が面倒であった。

本考案を実施するための最良の形態について、図１によって説明する。

取付穴１を設けた本体取付板２に回動軸受け３を直立して固設し、回動軸受け３による回動によって、伸縮可能な棒状のアーム４を、水平方向に回動可能に取り付ける。尚、アーム４の伸縮は、図示のように、ナット５の螺子回転によって行なう。

取付穴１を設けたドア取付具６に、回動可能な円柱状の回動摺動具７を取り付ける。回動摺動具７には、摺動穴８を設け、アーム４を通して摺動自在に移動を可能にする。そして、アーム４のの末端には、回動摺動具７をバネ状に嵌着するストッパー９を固設する。

本考案の実施例を示す斜視図。従来品の一例を示す斜視図。

符号の説明

１取付穴
２本体取付板
３回動軸受け
４アーム
５ナット
６ドア取付具
７回動軸
８摺動穴
９ストッパー

Claims

本体取付部に回動自在に取り付けたアームに、ドア取付具に回動自在に取り付けた回動摺動具を摺動自在に設けたうえ、アームの末端にバネ状の嵌着具を固設したことを特徴とするドアアーム。